RAV4ハイブリッドの特徴とは?グレードの違いや走行性能を見てみよう
トヨタ RAV4は、人気の高いクロスオーバーSUVです。一般的なガソリンエンジンとともに、ハイブリッドタイプもラインアップされています。「RAV4ハイブリッドにはどのような特徴があるの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、RAV4ハイブリッドの特徴や、グレードごとの違いについて解説します。2022年10月時点の最新中古車相場など、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
2.トヨタRAV4のハイブリッドとガソリン車の走行性能の違い
5.RAV4ハイブリッドの中古車をお探しならネクステージへ!
・RAV4ハイブリッドのグレード構成はすべてE-Four。ガソリン車と合わせても4WDが中心のラインアップ!
・RAV4ハイブリッドはグレードによって外観イメージや特徴が異なる。オフロード感を出したいなら「Adventure」がおすすめ!
・RAV4ハイブリッドの中古車を探しているならネクステージまで。幅広い在庫からお気に入りの1台を探せる!
トヨタRAV4はどのような車?
トヨタRAV4は、発売から25年以上の歴史を持つクロスオーバーSUVです。現行5代目は、2019-2020年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。RAV4は現行モデルに至るまでどのような歴史を歩んできたのでしょうか。この項目では、トヨタRAV4の各世代の特徴と近年の情報を見ていきましょう。
(参考:『RAV4(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタの人気SUV RAV4は5代目
RAV4は、日本未導入モデル(4代目)を含めて現行で5代目です。現行に至るまで何回ものフルモデルチェンジが実施されているため、世代によりボディタイプや機能が異なります。以下に各世代の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
世代 |
特徴 |
初代 RAV4 (1994年発売) |
コンパクトな都市型SUVとして大ヒットしました。 オフロードの走破性も魅力です。 |
2代目 (2000年発売) |
ボディが一回り大きくなり、パワートレインも強化されました。見た目はやや無難な印象に変わっています。 |
3代目 (2007年発売) |
先代まで3ドアと5ドアが用意されていましたが、ここで5ドアに一本化しています。 先代から全長と全幅がさらに大きくなり、ホイールベースも延びました。 |
4代目 (2013年発売) |
2016年・2017年の世界SUV販売台数1位。北米の需要に合わせてボディサイズが大型化しました。 しかし日本には導入されませんでした。 |
5代目 (2019年発売) |
日本で再発売されました。 「SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD」をコンセプトとした優れた走行性能と快適性が魅力。 |
欧州では新型RAV4が発表された
最新情報として、欧州で2021年9月14日に新型RAV4ハイブリッド アドベンチャーの発表がありました。ハイブリッド仕様ですが、日本ではガソリン車の「Adventure」のみです。
基本的なデザインは日本のAdventureと類似していますが、プロジェクタータイプのLEDヘッドランプやLEDフロントフォグランプ、マットグレー塗装の19インチアルミホイールなど、より機能的でワイルドな車になりました。
日本への導入予定はまだありません。しかし、2019年のモデルチェンジから2年以上経過していることを考慮すると、近い将来販売されることを期待していいでしょう。
(2021年10月時点の情報です)
グレード構成は4WDが中心
以下に、現行モデルのグレードと新車価格を一覧でまとめました。駆動方式が2種類用意されていますが、ラインアップは4WD(E-four)が主となっています。
駆動方式 |
エンジンタイプ |
グレード |
新車価格 |
4WD(E-four) |
プラグインハイブリッド |
Z |
563万3,000円
|
ハイブリッド |
特別仕様車 Adventure“OFFROAD package Ⅱ” |
388万4,000円 |
|
Adventure |
430万3,000円 |
||
HYBRID G |
430万4,000円 |
||
HYBRID X |
379万1,000円 |
||
ガソリン |
特別仕様車 Adventure“OFFROAD package Ⅱ” |
388万4,000円 |
|
Adventure |
368万4,000円 |
||
G“Z package” |
383万6,000円 |
||
G |
366万6,000円 |
||
X 4WD |
316万9,000円 |
||
2WD |
ハイブリッド |
HYBRID X |
353万8,000円 |
ガソリン |
X |
293万8,000円 |
(2022年10月時点の情報です)
グレード構成にはハイブリッドとガソリンが存在します。上記の表を見れば、エンジンタイプにより数十万円ほどの価格差があることが分かるでしょう。
購入するグレードを選択する際、価格以外のエンジンタイプによる違いが気になる方も多いのではないでしょうか。以降の項目から燃費や走行性、税金などの違いを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
トヨタRAV4のハイブリッドとガソリン車の走行性能の違い
RAV4は、ハイブリッド・ガソリンとも優れた走行性能が実現されました。しかし、エンジンの種類やシステムが異なるため、種類ごとに出力値も変わります。それぞれどのような特徴があるのか、この項目で見ていきましょう。
ハイブリッド車の走行性能
RAV4のハイブリッド車は直列4気筒のA25A-FXS型2.5L ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドシステムを搭載しています。詳細なエンジンスペックは以下の通りです。
エンジン最高出力 |
131kW(178PS)/5,700rpm |
エンジン最大トルク |
221N・m(22.5kgf・m)/3,600~5,200rpm |
フロントモーター最高出力 |
88kW(120PS) |
フロントモーター最大トルク |
202N・m(20.6kgf・m) |
リヤモーター最高出力 |
40kW(54PS) |
リヤモーター最大トルク |
121N・m(12.3kgf・m) |
高い燃焼効率と高出力を併せ持つ、ダイナミックフォースエンジンをフロント・リヤに設置されたモーターがアシストします。このようなハイブリッドシステムの小型・軽量・高効率化技術により、優れた動力性能と低燃費が実現されました。
アクセルを踏んですぐに高出力を発揮してくれるため、パワフルで余裕のある走りを実感できるでしょう。
ガソリン車の走行性能
一方のガソリン車は、直列4気筒のM20A-FKS型2.0L ダイナミックフォースエンジンを搭載しています。エンジンスペックは以下の通りです。
エンジン最高出力 |
126kW(171PS)/6,600rpm |
エンジン最大トルク |
207N・m(21.1kgf・m)/4,800rpm |
RAV4のガソリン車の動力性能はハイブリッドに劣りますが、トランスミッションにギヤ機構付無段変速機を採用しています。これにより、発進から高速域までダイレクトな走りを実現しました。マニュアルのような操作も可能なため、スポーティな走りを楽しめるでしょう。
> RAV4ハイブリッドとガソリン車の違いについて関連する記事はこちら!
トヨタ RAV4ハイブリッドの特徴
この記事を読んでいる人のなかには、トヨタ RAV4ハイブリッドがどのような特徴を持っているのか、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、トヨタ RAV4ハイブリットのグレード構成・新車価格・ボディサイズ・エクステリア・車内空間・安全性能について詳しく解説します。まずは、RAV4ハイブリッドの基本情報を整理しておきましょう。
グレード構成と新車価格
グレード構成と新車価格は、以下の表の通りです。
特別仕様車 Adventure“OFFROAD package Ⅱ” |
388万4,000円 |
Adventure |
430万3,000円 |
HYBRID G |
430万4,000円 |
HYBRID X |
379万1,000円 |
HYBRID X(2WD) |
353万8,000円 |
先ほども少し触れたように、ハイブリッド中心のラインアップとなっています。
ボディサイズ
トヨタRAV4ハイブリッドのボディサイズは、以下のようにAdventureとその他のグレードで異なります。いずれも迫力のあるボディですが、特にOFFROAD packageはサイズも大きく地上高も高めに設計されているため、より屈強な印象を感じられるでしょう。
グレード |
ボディサイズ |
特別仕様車 Adventure“OFFROAD packageⅡ”、Adventure |
全長4,610mm×全幅1,865mm×全高1,690mm |
その他 |
全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mm |
エクステリア
フロントマスクもグレードによって異なります。フロントマスクはオフロードを意識した「Adventure」と、都会的な「G/X」の2種類です。ボディカラーはMONOTONEが8色、TWOTONEが5色ラインアップされています。
“OFFROAD packageⅡ”は特徴的な専用装備が魅力です。リアの「OFFROAD ADVENTURE」ロゴマークやグレーメタリック塗装のスキッドプレート、マッドブラック塗装のタイヤなど、よりオフロード車らしいアグレッシブな印象を感じられるでしょう。これらはAdventureグレードにもオプションで装着可能です。特別仕様車では、3色のボディカラーが設定されています。
車内空間
トヨタRAV4の室内寸法は、全グレード共通で「室内長1,890mm×室内幅1,515mm×室内高1,230mm」です。ゆとりのある空間で快適に過ごせるでしょう。内装色はブラックやグレーの落ち着いた色合いが基本です。Adventureに限ってはオーキッドブラウンを指定可能で、所々にアクセントカラーが施されています。
ハイブリッド車のメーカーオプションでは、アクセサリーコンセントを取り付けることも可能です。これにより、非常時に電力供給ができます。
安全性能
安全性能は全グレードで充実した内容です。ミリ波レーダーと単眼カメラで夜間の歩行者や昼間の自転車も検知できる「プリクラッシュセーフティ」、隣を走る車両が死角に入るとインジケーターを点灯する「ブラインドスポットモニター」など、さまざまな予防安全機能が搭載されています。
前後席に設定されて合計7つのSRSエアバッグや歩行者障害軽減ボディなど、万一の事故の際にも配慮した設計です。
RAV4ハイブリッドを買うならどのグレードが良いの?
RAV4ハイブリッドのグレードは、「HYBRID X」「HYBRID G(E-Four)」「HYBRID Adventure(E-Four)」の3つです。グレードごとに外観イメージや特徴が異なります。
自分に合った車を選ぶためには、それぞれのグレードの特徴を整理しておくのが重要です。ここでは、RAV4ハイブリッドのグレードの特徴を解説します。
HYBRID X
HYBRID Xは、RAV4ハイブリッドのエントリーグレードとなっており、コストパフォーマンスのよさが大きな特徴です。フロントグリルやバンパーはブラックで統一されており、シンプルかつ飽きのこないデザインになっています。
ネクステージでは、HYBRID Xの中古車を339万9,000円~399万円で取り揃えています(2022年10月時点)。ほかのグレードと比較しても、価格帯が低いので、購入費用を抑えたい方におすすめです。
HYBRID G(E-Four)
HYBRID G(E-Fourは)、都会的な見た目や、市街地・高速道路での使用をメインとする方におすすめのグレードです。ハイブリッドシステムと独自の4WDシステムは、走破性と安定性、燃費に優れています。
都会的な見た目はXグレードも同様です。ただしGグレードにすれば、パノラミックビューモニターや本革巻きのステアリングヒーター、ステアリングヒーターが付きます。HYBRID G(E-Four)の中古車価格は359万9,000円~459万9,000円で、流通量も豊富です。
(2022年10月時点の情報です)
HYBRID Adventure(E-Four)
HYBRID Adventure(E-Four)は、SUVとしての魅力をプラスしたグレードです。例えばホイールの塗装はマットグレーとなっており、力強い仕上がりになっています。
またフロントグリルやフロントバンパーも専用装備になっており、外観イメージがほかのグレードとは大きく異なります。「一風変わった車に乗りたい」という方におすすめです。
ネクステージでは、HYBRID Adventure(E-Four)の中古車を459万7,000円~489万7,000円で取り揃えています(2022年10月時点)。
> RAV4ハイブリッドのグレードについてさらに知りたい方はこちら!
RAV4ハイブリッドの中古車をお探しならネクステージへ!
RAV4ハイブリッドの中古車を探している場合は、購入後のトラブルを避けるためにも、なるべく信頼できる大手業者を選びましょう。
ネクステージは、SUV専門店を展開しているなど、在庫量に強みを有しています。また各種保証も充実しており、スムーズなサポートが可能です。最後に、ネクステージのサービスを紹介します。
SUV専門『SUV LAND』を展開
ネクステージは全国に200店舗以上を展開しており、グループ総在庫数約3万台を揃えているのが大きな特徴です。SUVの圧倒的な品揃えを誇る『SUV LAND』を展開しているため、ご希望のグレードを見つけやすくなっています。
中古車購入でよくあるのが、遠方の店舗に気になる在庫があるケースです。ネクステージでは、他店舗にある在庫も、最寄りの店舗にお取り寄せができます。Webサイトでも在庫検索ができ、そのまま見積もり依頼も可能なので、ぜひご利用ください。
PRRAV4の最新在庫状況
充実したサービスサポート
ネクステージは、ご購入いただいた車を長くお使いいただけるよう、メンテナンスバック「サービスサポート」をご用意しています。保証項目は、33機構318項目です。
有償のサービスにはなりますが、期間中の無料点検やオイル交換、トラブル時のロードサービスなど幅広い特典をご利用可能いただけます。
サービスサポートご加入の条件や料金については、車種・年式・走行距離によって異なりますので、事前にお問い合わせください。
まとめ
トヨタのRAV4ハイブリッドは、燃費性能と走行性能を両立しており、快適なドライビングが期待できます。グレードによって特徴が大きく異なるのも魅力的です。例えばオフロード感を強めたい場合は、今回紹介した「Adventure」がよいでしょう。
中古車を購入する際は、ぜひネクステージをご利用ください。公式Webサイトから在庫を検索でき、詳細ページからのお問い合わせも可能です。店舗に行けない方にとっても、利用しやすい環境になっております。
よくある質問
Q.ラブフォーハイブリッドはレギュラーガソリンですか?
A.トヨタのRAV4ハイブリッドは、経済性と環境性能を両立させるため、無鉛レギュラーガソリンを使用するように設計されています。高性能なハイブリッドシステムと一般的なレギュラーガソリンの使用により、経済的で環境に配慮した走りを体感できるでしょう。
Q.RAV4ハイブリッドは リッター何キロ走行する?
A.RAV4ハイブリッドの燃費性能は、WLTCモードで測定した場合、1Lあたり約20.3km~21.4kmです。この数値は、市街地、郊外、高速道路での走行を想定した平均的な使用条件下で算出されています。 実際の燃費は、運転スタイルや道路状況、気象条件などにより変動しますが、RAV4ハイブリッドは、同クラスの車両の中でも優れた燃費性能を体感できるでしょう。
Q.トヨタRAV4プラグインハイブリッドの発売日はいつですか?
A.RAV4のプラグインハイブリッドモデルである「RAV4 PHV」は、2020年6月8日に発売されました。このモデルは、RAV4シリーズの最上級グレードに位置付けており、先進のプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。 当初は「G」「G"Z"」「BLACK TONE」の3グレードで展開されましたが、2022年10月4日には、同じくプラグインハイブリッドシステムを搭載した「RAV4 Z」が発売されました。
Q.トヨタRAV4ハイブリッドのエンジン型式は?
A.トヨタRAV4ハイブリッドに搭載されているエンジンの型式は「A25A-FXS」です。これは2.5Lの直列4気筒エンジンで、ハイブリッドシステムと組み合わせています。 高効率な動力性能と低燃費を両立させるために最適化されており、アトキンソンサイクルを採用しているのが特徴です。