2022年以降のモデルチェンジ予想まとめ!乗り換えのタイミングを検討しよう
2020年、2021年と各社はコロナ禍での販売に苦心しました。そのなかでも、さらなる進化のためにモデルチェンジが予想されている車種もあります。トヨタをはじめとする国内メーカーは2022年以降に新型車を続々と投入すると考えられているため、2022年のメーカー動向から目が離せません。
この記事では、トヨタや国内メーカーの販売傾向とモデルチェンジ予想を紹介すると共に歴代モデルの中古車情報についてもお伝えしていきます。
※目次※
・2020年は軽自動車の需要が高まり、今後も人気は続くと考えられています。
・2022年以降は各社、人気車種のモデルチェンジが予想されています。
・人気歴代モデルの値段が下がることが予想されるため、それらの中古車情報が分かります。
2022年以降のモデルチェンジの傾向とは?
コロナ禍の2020年の各メーカーの国内販売車種の傾向とは、どういったものがあったのでしょうか。2020年の国内需要を見ていくことで、各国内メーカーの傾向をうかがい知ることができます。
ここでは2020年の国内販売車種を見ていくと共に、今後の国内メーカーの傾向やモデルチェンジ予想について確認していきましょう。
2020年は軽自動車の国内需要が増えている
2020年の国内販売車種の傾向として軽自動車の国内需要が増えています。軽自動車の2020年の販売台数は1,331,064台となっており、コロナ渦であった2020年の前年比でも90%もの売り上げを見せました。
また2020年の10月は前年比124.3%、11月は107.2%、12月は116.7%といずれも前年比を上回っており、軽自動車の販売台数が好調なことが伺えます。また2021年に入ってからも1月には前年比107.3%と売り上げを伸ばしているため、現在も軽自動車の国内需要は高いと言えるでしょう。
(参考:『軽四輪車 新車販売台数の年度別・車種別推移|一般社団法人 全国軽自動車協会連合会』)
近年の国内メーカーの状況
軽自動車の国内需要が増えていることにより、国内メーカーの傾向にも影響がでています。ダイハツでは2020年軽自動車の売り上げは1月に116.3%を超えると、その後も前年比110%を超える高い売り上げを10月まで維持することに成功しました。
一方トヨタの自動車販売台数も好調で、1月から12月の自動車の販売台数は1,450,953台となっており、コロナ渦にもかかわらずこちらも前年比93.5%と需要の高さが伺えます。自動車の需要は未だ好調なため、SUVやEVだけでなく軽自動車からも目が離せません。
2022年以降のモデルチェンジ情報の一覧
2022年以降(2021年冬含む)にモデルチェンジが予想されている車種を以下にまとめました。2022年も人気車種のモデルチェンジが目白押しで期待がふくらみます。
2021年冬 |
三菱:デリカD:5 スズキ:ラパン |
2022年1月 |
トヨタ:ノア |
2022年下期 |
トヨタ:アルファード 日産:セレナ |
2022年(未定) |
ホンダ:ステップワゴン トヨタ:ランドクルーザープラド マツダ:Mazda6 ホンダ:CR-V マツダ:CX-5 |
2023年(未定) |
日産:GT-R |
2021年の自動車メーカーのモデルチェンジ内容
コロナ禍を生き残るために2022年には各社様々な新型車を発表するのではないかと言われています。ここからはトヨタやホンダ、日産、マツダ、スバルの2022年の新型車と販売傾向について紹介していきます。
トヨタ
コロナ禍であってもそれなりに販売台数を維持していたトヨタは、2020年後半の好調な売り上げにより前半の損失をカバーすることに成功したと言われており、その結果からトヨタは厳しいコロナ渦の2020年を耐えきったと言えます。
そんなトヨタは2022年1月にノア、2022年下期にはアルファードのモデルチェンジがそれぞれ予想されています。また、2022年中にランドクルーザープラドの新型も投入されるという噂もあります。
(2021年10月時点での情報です)
ホンダ
ホンダはステップワゴンを生産するホンダ埼玉製作所・狭山工場を2021年度中に閉鎖すると発表。「ステップワゴン」は2021年中にも生産し、これを機にモデルチェンジされると予想されています。また、人気のSUV「CR-V」の新型も2022年度中の発表が期待されています。
ホンダは「2030年の四輪車販売の3分の2を電動車とする」と明言していることから、今後のメーカー傾向は電気自動車(EV)を中心とした販売を中心に行っていくと見ていいでしょう。
(2021年10月時点での情報です)
日産
日産はセレナとGT-Rのフルモデルチェンジが噂されているほか、日産とアライアンス関係にある三菱とプラットフォームを共有した「兄弟車」も増えていくと考えられています。
またそれらの計画の中から毎年新車を導入することや、電気自動車、最新運転技術におけるリーダーの継続が描かれていることから、日産のメーカー傾向はEV販売の強化や、多くの新型車を投入していくことだと言えます。
(2021年10月時点での情報です)
マツダ
2022年、マツダはMAZDA6 とCX-5のフルモデルチェンジが予想されています。
次期MAZDA6は、流麗なクーペスタイルになると予想されています。また、CX-5のモデルチェンジはすでに北米や欧州市場で発表されました日本仕様はまだ不明ながら、北米や欧州市場と同じデザインとなる予定です。
マツダは2030年までに13モデルを電動化、25%をEVにすると発表しているため、プラグインハイブリッド化されるモデルの発表もほぼ確実とされています。
(2021年10月時点での情報です)
スバル
スバルは2021年8月に新型WRX S4/WRX STIと「BRZ」の日本仕様車をリリース。しました。
2022年にはトヨタと共同開発された「bZ4X(EV)」の発売を予定しており、メーカー傾向として長期経営計画で触れられたように、今後はSUVやEVに力を入れていくとされるされています。
(2021年10月時点での情報です)
2022年以降にモデルチェンジが予想される車
車のモデルチェンジは数年ごとにおこなわれており、前回のモデルチェンジから経過した年数や生産体制の変更などからある程度予測できます。ここでは2021年冬から2022年にモデルチェンジが予想されている車種を紹介します。
三菱:デリカD:5
2021年5月に三菱がリリースした決算発表において、「今後、電動化をさらに加速させる」といった内容がアナウンスされていたことなどから、新型デリカD:5は全車PHEV化(プラグインハイブリッド化)されると予想されています。
三菱は日産とアライアンス関係となりプラットフォームを共有した「兄弟車」が存在します。新型デリカD:5も日産のいずれかの車と兄弟車となる可能性があります。
なかでも、いまだモデルチェンジの話がない日産のLクラスミニバンやエルグランドとの兄弟関係になることも考えられます。
ホンダ:ステップワゴン
ステップワゴンを生産するホンダ埼玉製作所・狭山工場が2021年度中に閉鎖されると発表されたことを受け、「ステップワゴン」が2021年中にも生産を終えるのでは、という噂もあります。
現行型の5代目ステップワゴンの登場は2015年。その前の世代の4代目はおよそ6年でフルモデルチェンジを実施していますので、同じサイクルで考えるならば2022年以降はいつ新型に切り替わってもおかしくはない状況にあるといえます。ステップワゴンは販売面でも苦戦中している状況のため、生産拠点の移管を機にフルモデルチェンジも十分考えられます。
トヨタ:ノア
トヨタのノアは来年1月に新型にモデルチェンジが計画されています。販売チャンネルの統合に伴い、いわゆる「兄弟車」の一本化を進めるトヨタ。現行型ではノア、ヴォクシー、エスクァイアと3モデルを用意しているが、モデルチェンジする新型はノアに統一される方向です
しかし、よりスポーティなテイストのヴォクシーも人気が高いことから、ノアに統一しながらもカスタムモデルが設定され、新型ノアは2つのモデルが用意されると予想されています。
トヨタ:ランドクルーザープラド
トヨタのランドクルーザープラドは、2009年に現行150系(4代目)が登場してから12年が経過しています。直近では2017年に規模の大きいマイナーチェンジを実施していますが、そこからも4年経っておりフルモデルチェンジのうわさが絶えません。
ランドクルーザーシリーズの最高峰モデルである「ランドクルーザー」が2021年夏にフルモデルチェンジを実施し、ランドクルーザー300に生まれ変わりました。そのため「次はいよいよ“プラド”のフルモデルチェンジだ」と期待されています。
トヨタ:アルファード
国内で販売台数トップ10に入り続けている高級ミニバンのアルファード。幅広いユーザー層に支持されているアルファードは、2022年下期にもモデルチェンジを迎えて4代目に切り替わります。
期待されるのはコンポーネントのアップデートで、車づくりの構造改革「TNGA(Toyota New Global Architecture)」世代のユニットが新採用されます。
パワートレインではガソリン車、ハイブリッド仕様ともに熱効率が改善され、大排気量グレード用にラインナップされている3.5L V6は、2.4L直4ターボに置き換えられてダウンサイジングが図られると予想されています。
日産:セレナ
日産セレナは、2018年、2019年と2年連続でミニバン銘柄の人気No.1を獲得した人気モデル。そんな日産セレナ現行型の登場は2016年8月。デビューから5年が経過したため、そろそろ次のフルモデルチェンジが噂されています。
ライバル車であるのトヨタのノアやホンダのステップワゴンがフルモデルチェンジするとの噂が流れる中、日産セレナも早ければ2022年後半にフルモデルチェンジする方向で現在開発が急ピッチで行われているようです。
マツダ:Mazda6
MAZDA6現行モデルは2012年のデビューから9年が経過。そのため、フルモデルチェンジは近いと見られ、2022年内のデビューが期待されています。
次期MAZDA6は、流麗なクーペスタイルが特徴的な「マツダ ビジョン クーペ」に基づいたデザインになると予想されています。
また、マツダは2030年までに13モデルを電動化、25%をEVにすると発表しているため、次期MAZDA6のプラグインハイブリッド化はほぼ確実とされています。
ホンダ:CR-V
次期新型CR-Vは早ければ2022年内に発売される見込みです。2021年8月12日、ホンダのSUV「CR-V」の開発車両がドイツ国内の公道で目撃されました。
車両はカモフラージュで覆われているものの、開発は最終段階に近づいていると見られ生産モデルに近づいているものと思われます。
2021年4月19日の上海モーターショーでは、中国において5年以内に10車種のEVを投入すると発表しており、完全EVとなって登場する可能性もあるでしょう。
スズキ:ラパン
スズキは、愛らしさと両側スライドドアが自慢のワゴンRスマイルを2021年秋にリリースし、次期ラパンはそれに続くニューモデルとして、2021年度中に現れると噂されています。
現行ラパンが、2015年6月に発売されてから6年が経過。ジムニーとエブリイを除いて、スズキの軽量プラットフォームの「ハーテクト」が行き渡ったことで、第2ラウンドが始まります。
次期ラパンは、癒し系のネオレトロを核にしたコンセプトは受け継がれると予想されています。
日産:GT-R
次期型GT-Rの発売は2023年と予想されています。これまでの「マイルドハイブリッド搭載」の情報を覆し、ガソリンターボエンジンのまま開発が続けられているという噂。
2022年からは騒音規制も厳しくなるため、GT-Rのようなスーパースポーツモデルには厳しい状況になるものの、販売戦略上、型式変更をともなう「フルモデルチェンジ」となるR36型と銘打って登場すると予想されています。
マツダ:CX-5
マツダ CX-5は2022年度にもフルモデルチェンジされる見込みのマツダ CX-5ですが、現行モデルはまもなくマイナーチェンジが実施されます。おそらく現行モデル最後の改良となると予想され、北米や欧州市場で発表されました
日本仕様はまだ不明ながら、北米や欧州市場と同じデザインとなる予定。今回の改良では内装には大きな変更はありませんが、シートを再設計するなど、細かな改良が加えられています。
マツダは全モデルを毎年改良しており、CX-5に関しては2022年度にも新型モデルが登場すると予想されています。
モデルチェンジ後の車に乗り換える時のポイント
トヨタや各メーカーとも新型車の発表を控えているため、今後のラインナップ次第では新型モデルの乗り換えを検討している人も中にはいるのではないでしょうか。
ここでは、新型モデルに買い替える時のポイントをメリット・デメリットを交えて紹介していきます。
メリット
新型モデルに買い替える時のポイントにはアップグレードされた性能や優れた快適性、また新しいデザインを逸早く楽しむことができるといったメリットがあります。車両によっては新型モデルが発売されたばかりの時期には、あまり街で同じ車両を見かけることがないため、先取りした感覚も楽しむことができるでしょう。
また、買取を考える場合は比較的高く買取って貰える可能性が高いため、乗り換えを考える場合はこちらもメリットとなります。
デメリット
新型モデルの買い替えにおけるデメリットはリコール、値段です。特にリコールは車両によって頻繁に発生する可能性があるため、その都度ディーラーの元へ足を運ぶ手間が発生する恐れがあります。
また、モデルチェンジ後は車両人気が高く相場の値崩れも期待が持てません。場合によってはオプションに金額を掛けられないため、旧車両よりも控えめな装備になる可能性もあります。
モデルチェンジ前の車はお手頃価格で手に入る!
トヨタの新型モデルも魅力的ですが、新型モデルが登場したことでトヨタの人気歴代モデルも魅力的な価格で買い求めることが期待できます。
ここからは「ヤリスクロス」や「ライズ」「ハリアー」などの比較的お手軽価格で入手することができる人気歴代モデルについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ヤリスクロス
人気の歴代モデル「ヤリスクロス」はスタイリッシュなSUVです。洗練されたフォルムは街乗りに適し、機能性の高い内装は様々なシーンで活躍することができるでしょう。ゆったりとしたラゲッジスペースの要領は約390L、シートアレンジも多彩でアウトドアでも活躍することができます。
中古相場は約237万円から319万円です。全体的に車体カラーはホワイトパールクリスタルシャインが目立ちますが、ブラックマイカもそれなりに出回っています。比較的走行距離は短い車両が多く状態の良い車両を見かけることができるため、好みに合った車両が探しやすいでしょう。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『ヤリスクロス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRヤリスクロスの中古車

ハイブリッドG
衝突軽減 純正ディスプレイオーディオ bluetooth 全周囲カメラ ETC ブラインドスポット レーダークルーズ フルセグTV オートハイビーム クリアランスソナー スマートキー オートエアコン

X
セーフティセンス 禁煙車 純正ディスプレイオーディオ レーダークルーズ 寒冷地仕様 バックカメラ ETC Bluetooth 車線逸脱警報 モードセレクト オートブレーキホールド 電動サイドブレーキ

X
4WD 寒冷地仕様 純正ナビ付ディスプレイオーディオ 衝突軽減 バックカメラ ドラレコ ETC Bluetooth レーダークルーズ ステアリングスイッチ オートエアコン プッシュスタート 禁煙車

ハイブリッドZ
禁煙車 純正8型ディスプレイ バックカメラ セーフティセンス レーダークルーズ インテリジェントクリアランスソナー ETC AppleCarPlay 半革シート シートヒーター パワーシート

Z
禁煙車 純正8インチディスプレイ 全周囲カメラ トヨタセーフティセンス ブラインドスポットモニター レーダークルーズ シートヒーター LEDヘッドライト 純正18インチアルミ パワーシート ETC

ハイブリッドZ
4WD 純正8型ナビ 全周囲カメラ 衝突軽減 寒冷地仕様 レーダークルーズ デジタルインナーミラー ブラインドスポットモニター ステアリングヒーター クリアランスソナー Bluetooth ETC

G
セーフティセンス 禁煙車 純正8型ディスプレイオーディオ レーダークルーズ 寒冷地仕様 バックカメラ ETC Bluetooth 車線逸脱警報 オートブレーキホールド スマートキー

X
4WD 禁煙車 衝突軽減 寒冷地仕様 純正ナビ バックカメラ レーダークルーズコントロール ETC Bluetoooth オートマチックハイビーム ダウンヒルアシストコントロール USB
もっと見る >
ライズ
ライズはコンパクトSUVになります。特徴はクラストップレベルのラゲッジスペース(369L)や機能的なシートアレンジ、低燃費ながらパワフルな走りです。
ペダルの踏み間違えには急発進を抑制し、クルマだけでなく歩行者との衝突を回避するサポートなどの安全装備があります。中古相場は約150万円から260万円です。ヤリスクロス同様車体カラーは全体的にホワイト系のシャイニングホワイトパールが目立ちます。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『ライズ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ハリアー
たくましくエレガントなフォルムを持つハリアーは「ダイナミックトルクコントロール4WD」や滑りやすい路面でもスムーズに4WDへと切り替わる「E‐Four」など走行性能や快適性、安全装備などに優れた車両です。
中古相場は約50万円から545万円と幅広い相場となっています。ハリアーのボディーカラーはブラック系のプレシャスブラックパールやブラックが多く揃っていますが、ホワイト系も多く出回っているためボディーカラーは豊富です。
また、オプションが充実している車両も多く、条件にあった車両や装備を選べます。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
2021年冬、そして2022年以降も人気車種のフルモデルチェンジが期待されており、車選びの楽しみも増えることでしょう。
同時に、多く新型車が登場すると言われる2022年は、これまで手の届かなかった人気の歴代モデルを入手するチャンスであるとも言えそうです。
特ににSUVは新型車が多く出るため、トヨタだけでなく他の国内メーカーでも狙い目です。しかし、人気の高い歴代モデルは中古車であってもそれなりに高額なため、販売店は慎重に選びましょう。
ネクステージでは豊富な在庫と高品質が強みです。また、保証やアフターサービスもニーズに合わせてお選びいただけます。販売のみならず、買取にも力を入れていますので、購入・買い替えをお考えの際はぜひネクステージにご相談ください。