エスティマ50系のマイナーチェンジごとの違いを徹底比較!

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エスティマ50系のマイナーチェンジごとの違いを徹底比較!

エスティマ50系のマイナーチェンジごとの違いを徹底比較!

トヨタのエスティマは、その長い歴史の中で多くの進化を遂げてきた代表的なミニバンです。特に50系は前期・中期・後期に分かれており、その時期によって特徴に違いがあります。

この記事では、エスティマの歴史と50系のマイナーチェンジごとの違い、グレードの特徴などを紹介します。エスティマ50系への買い替えを検討中の方にとって役立つ情報をお届けしますので、ご参考になれば幸いです。

 

※目次※

1.50系のエスティマは3代目モデルのこと

2.エスティマ50系は3度のマイナーチェンジ歴がある

3.エスティマ50系の最終モデルの特徴

4.エスティマ50系のグレード展開

5.エスティマ50系の中古車相場

6.まとめ

 

▼POINT

・50系のエスティマは3代目モデルのことを指し、初代は10系、2代目は30系である。

・エスティマ50系は3度のマイナーチェンジを経験している。

・エスティマ50系はマイナーチェンジごとにデザインが変更となり、高級感が増している。

 

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50系のエスティマは3代目モデルのこと

エスティマ50系のマイナーチェンジごとの違いを徹底比較!

エスティマは登場から生産終了を迎えるまでの間に、2度のフルモデルチェンジが行われ、3代目モデルまで登場しています。そして50系は、エスティマの最終モデルである3代目モデルのことです。まずはエスティマの歴史について紹介します。

 

初代(10系)は1990年に登場した

初代エスティマは、1990年に「天才タマゴ」というキャッチコピーとともに市場に登場しました。これは、卵形をテーマにデザインされた独創的なミニバンで、アンダーフロア・ミドシップ・エンジンレイアウトが採用されるなど、画期的な設計が特徴です。

 

エンジンは2,438ccの直列4気筒135馬力のもので、後にスーパーチャージャー付きの160馬力のバージョンも追加されています。

 

この初代モデルはその特異なデザインと機能から、日本国内だけでなくアメリカやヨーロッパでも「プレビア」という名前で販売されていました。

 

由来は「尊敬すべき」

トヨタ車には、すべての車種に名前の由来があります。「エスティマ」は「estimable(尊敬すべき)」という言葉に由来しています。また、エスティマの各グレード名も、それぞれトヨタのコンセプトをイメージした英語を使用しているそうです。

 

例えば、「エスティマ ルシーダ」のルシーダは「星座の中で一番明るい星」という意味があります。また「エスティマ L」のLには「Liberty(自由)」と「Luxury(ぜい沢)」の意味が込められています。

 

2000年に2代目(30系)へフルモデルチェンジ

2000年1月に登場した2代目エスティマ(30系)は、初代モデルから大幅な改良が施されました。このフルモデルチェンジでは、「エスティマ」「エスティマ エミーナ」「エスティマ ルシーダ」が統合されています。

 

新しいデザインの核となる変更点は、エンジンの搭載位置でした。初代では床下のミドシップにあったエンジンが、一般的なフロントに移されました。この変更はより多彩なエンジンの選択が可能となり、2代目エスティマにはV型6気筒エンジンが搭載されたため、その性能が大幅に向上しています。

 

さらに、室内空間の快適さを求めてホイールベースの延長と低床化が図られ、乗員全員にとってゆとりある空間となりました。

 

3代目(50系)は2006年に発売となった

2006年1月、エスティマは新たなステージへと進化を遂げ、3代目となる50系が発売されました。このモデルはフロント部分のプラットフォームが「RAV4」と共通で、リアは専用設計が採用されています。

 

新しいエンジンの選択肢として、3.5L V型6気筒エンジンと、パワーアップした2.4L 直列4気筒エンジンの2種類が提供され、より多様なニーズに応えることが可能となりました。

 

加えて、3列目シートを床下収納式に変更するなど、室内空間の実用性も向上しています。2006年には、エンジンとモーターによる合計出力が190PSとなるハイブリッド仕様も加わりました。

 

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エスティマ50系は3度のマイナーチェンジ歴がある

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3代目エスティマである50系には、2006年に登場してから3度のマイナーチェンジ歴があります。ここでは50系の登場から最終モデルに至るまでの時期ごとの変化を見てみましょう。

(参考:『エスティマ(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

3代目発売時の外観

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3代目へフルモデルチェンジが行われ、2006年から2008年にかけて生産されたエスティマは従来から大きく変わり、特にヘッドランプのデザインが印象的です。涙目を思わせる形状は、先代との違いを強調しています。

 

フロントマスクにはダイナミックなキャラクターラインが採用され、存在感を引き立てています。

 

1度目のマイナーチェンジ後

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2008年に発売されたエスティマはさらなる進化を遂げ、より個性を強調した外観が採用されています。このマイナーチェンジで大きく変更となったのはフロントグリルやバンパー、ヘッドランプやリヤコンビネーションランプ、アルミホイールなどの要素です。

 

また、内装には新採用としてユーカリ木目調のパネルやレザーパッケージなど、より上質な室内を演出する要素が採用されています。

 

2度目のマイナーチェンジ後

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2012年に発売されたエスティマは、より高級でスポーティーな印象を受ける内外装へ変更が行われました。GグレードやXグレードのアルミホイールが新しいデザインになった他、アエラスに専用18インチアルミホイールを採用するなどの工夫が施されています。

 

フロントグリルやバンパーなどのデザインも変更されており、新色としてアイスチタニウムマイカメタリックやグレイッシュブルーマイカメタリックが登場しました。

 

3度目のマイナーチェンジ後

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2016年に登場したエスティマはフロントフェイスには新しいデザインが採用され、よりダイナミックでモダンなデザインへと進化を遂げました。

 

エンジンフードやラジエーターグリル、デイライト機能付きのLEDアクセサリーランプなどにより先進的かつ上品さを強調し、全体として精悍な印象を与えるスタイルとなっています。

 

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エスティマ50系の最終モデルの特徴

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最終モデルとなったのは、2016年に行われたマイナーチェンジ後のエスティマ50系です。ここでは、最後のマイナーチェンジでどのようなモデルへ変更となったのかについて詳しく見てみましょう。

 

フロントデザインの一新

2016年に発売されたエスティマのエクステリアは、グリルは下部が大きく開口したデザインとなり、ダイナミックさを増しています。加えて新しいバンパーデザインが全体の一体感を強化し、エスティマならではのエレガンスを演出している印象となりました。

 

サイドビューにおいては、流れるようなキャラクターラインがボディ全体に施され、スポーティーさと上品さが際立つデザインとなっています。

 

操作性や安全性の大幅な向上

このマイナーチェンジで変更となったのはデザイン面だけではありません。このモデルではさまざまな先進技術が採用されたため操作性と安全性の両面で大きく向上し、ドライバーと乗員に安心感と快適な運転体験を提供するモデルとなりました。

 

操作性に関しては、新たに設計されたインターフェースとドライバーアシスト機能が導入されています。センターコンソールには、操作しやすいタッチスクリーンが配置されました。これにより、ナビゲーションシステムやオーディオ操作などが直感的に行えるようになっています。

 

安全性については、トヨタセーフティセンスCが標準装備されました。これは、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームなど、複数の先進安全技術を含んでいます。

 

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エスティマ50系のグレード展開

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エスティマ50系の最終モデルは、4つのグレードが展開されています。グレードの選択肢は「アエラス」「アエラスプレミアム」「アエラススマート」「アエラスプレミアム-G」です。ここでは、各グレードの特徴を紹介します。

 

アエラス

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エスティマ50系の「アエラス」グレードは、リーズナブルながらも充実した装備が魅力です。2WDガソリン車では最も低価格で、特に大人数の移動に最適な8人乗りの選択肢があるのがポイントと言えるでしょう。

 

標準装備としてBi-Beam LEDヘッドランプや本革巻きステアリングを備えています。このグレードは、手頃な価格でのファミリーカーを希望する方にぴったりです。

 

アエラスプレミアム

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アエラスプレミアムはエスティマ50系の中間グレードとして、ベースモデルのアエラスから進化した装備を備えています。このグレードは、エクステリアにはメッキされたアウトサイドドアハンドルを採用し、より高級感を演出しているのが特徴です。

 

さらに、走行時の安定性を高めるパフォーマンスダンパーも搭載しています。インテリアには、トリコットと合成皮革を組み合わせた高級感溢れるシートを使用し、ガソリン車ではドライバーシートが電動調節可能です。

 

アエラススマート

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アエラススマートは、高級感や実用性を求めるドライバーにおすすめのグレードです。このグレードは7人乗りで、E-Fourという電気式4輪駆動を搭載しています。

 

内装はブラックを基調とし、シートカラーはホワイトやベージュから選べるため、明るい雰囲気の空間を演出できるでしょう。合成皮革のシートは、フロントシートに昇温降温抑制機能が付いており、夏も冬も快適な室内を保てます。

 

アエラスプレミアム-G

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アエラスプレミアム-Gは、エスティマのグレードの中で最上級の装備を持ちます。このグレードはE-Fourを採用した7人乗り仕様で、高級感が漂うインテリアです。

 

特に目を引くのはヌバック調ファブリックと合成皮革を組み合わせたシートで、視覚的にも触感的にも贅沢な仕様です。運転席と助手席には快適温熱シートを備え、寒冷時にも暖かさを感じられます。

 

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エスティマ50系の中古車相場

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これからエスティマ50系の購入をお考えの方は、中古車相場の傾向が気になるのではないでしょうか。ここでは、ネクステージで販売中の車両価格を基に、エスティマ50系の中古車相場を紹介します。

 

2006年~2015年モデルの中古車相場

エスティマ50系が登場した2006年から、最終モデルになる前の時期である2015年モデルまでの中古車相場を見てみましょう。ここではネクステージで販売中の車両価格を基に、最安値と最高値を調べました。

最安値(2006年式・走行距離10万km)

支払総額61万8,000円

最高値(2015年式・走行距離5万2,000km)

支払総額199万9,000円

※slide →

(2024年11月時点の情報です)

 

このように、50系の初期型であれば100万円以下の価格でも見つかります。年式が新しくなると走行距離が10万kmを超えても100万円以上の価格となっており、例えば2014年式・走行距離10万7,000kmのアエラスプレミアムエディションは支払総額129万9,000円となっていました。

 

2016年以降のモデルの中古車相場

では、エスティマ50系の最終モデルである2016年以降の年式になると、どのくらいの中古車価格で流通しているのでしょうか。上記の中古車相場と同様の条件で、最安値と最高値を調べてみましょう。

最安値(2016年式・走行距離10万5,000km)

支払総額154万9,000円

最高値(2016年式・走行距離6万1,000km)

支払総額299万9,000円

※slide →

(2024年11月時点の情報です)

 

最終モデルになると、200万円以上の価格が付いている車両が数多く見つかるようになります。年式は2016年と2017年、ボディカラーはホワイトやブラックといった人気色が多い印象です。

 

PRエスティマの最新在庫情報

※価格は支払総額

 

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まとめ

エスティマ50系のマイナーチェンジごとの違いを徹底比較!

エスティマ50系は販売されていた時期によって内外装が異なるため、中古車探しをするときは年式に注目して候補車を選びたいところです。最終モデルになるにつれて、高級感や性能が高まっています。

 

一方でマイナーチェンジ前のモデルは中古車の車両価格が100万円以下でも見つかるため、低予算を目指す方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。年式が古くなると自動車税種別割が高くなるなどのデメリットもあるため、慎重に判断しながらお買い得な1台を探すことが大切です。

 

・ライタープロフィール

エスティマ50系のマイナーチェンジごとの違いを徹底比較!

福沢知留

フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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