カローラツーリングと他シリーズを比較!4モデルの違いを徹底解説
カローラツーリングは、人気の高いカローラシリーズのひとつとして注目を集めています。セダン・スポーツ・クロスと並ぶ4つのボディタイプの中で、いかなる特徴を持ち、どのような人におすすめなのでしょうか。
ワゴンタイプならではの魅力や、他モデルとの違いを知ることで、自分に最適なカローラを見つけられるかもしれません。この記事では、カローラツーリングを中心に、カローラシリーズの各モデルを徹底比較し、それぞれの特徴や魅力を詳しく解説していきます。
※目次※
1.カローラツーリングとは?シリーズで異なる4つのボディタイプを比較
3.カローラツーリングと他シリーズの価格帯比較!グレード別の特徴も
4.カローラツーリングや他シリーズの安全性能と先進装備の比較
5.カローラツーリングと他シリーズのファミリーカーとしての適性比較
6.カローラツーリングや他シリーズの維持費と長期保有の視点からの比較
・カローラシリーズは4つのボディタイプがあり、それぞれ特徴が異なる。
・カローラシリーズはそれぞれに異なる価格が設定され、2WD・4WDやハイブリッド・ガソリンなどの選択肢がある。
・3人~4人家族の日常使いにはツーリング、経済性重視ならセダン、スポーティーな走りを楽しみたい人にはスポーツ、アウトドア志向の人にはクロスが適している。
カローラツーリングとは?シリーズで異なる4つのボディタイプを比較
国民的車として愛され続けてきたカローラが、4つの個性的なモデルで新たな魅力を見せています。スタイリッシュなセダンから実用的なワゴン、スポーティーなハッチバック、力強いSUVまで、多彩なラインアップからライフスタイルにぴったりの一台を選べるのが魅力です。
(参考:『カローラツーリング(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
カローラセダンの特徴と魅力
カローラセダンは、スポーティーさと洗練さを兼ね備えたモデルです。TNGAプラットフォームの採用により、優れた重量バランスと車両安定性を実現しています。
パワートレインは1.8Lハイブリッドと1.5Lダイナミックフォースエンジンの2種類を用意し、燃費と走行性能を両立しました。最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載し、最小回転半径5.0m(W×Bは5.3m)の取り回しの良さも特徴です。
室内は開放感と上質感を両立し、全ての乗員に快適な空間を提供します。
カローラツーリングの魅力とワゴンの利点
カローラツーリングは、実用性と快適性を兼ね備えたワゴンモデルです。荷室容量は通常時392L、最大802Lまで拡大可能で、6:4分割可倒式リヤシートにより多様な積載に対応します。
次世代ハイブリッドシステムと進化した足回りにより、スムーズな加速と上質な乗り心地を実現しました。最小回転半径5.0m(W×Bは5.3m)で、日常的な取り回しも容易です。
伸びやかでダイナミックなデザインと開放的な室内空間が、ワゴンならではの魅力を高めています。
カローラスポーツの特徴とスポーティーさ
TNGAプラットフォームを採用したカローラスポーツは、低重心と高剛性ボディにより優れた操縦安定性を実現します。独自のサスペンション設定で、機敏なハンドリングと快適な乗り心地を両立しました。
パワートレインは、1.8Lハイブリッドと2.0Lダイナミックフォースエンジンから選択可能です。両方とも力強い加速と低燃費を実現し、空力性能の最適化により走行安定性も向上しています。
カローラクロスのSUV的魅力と特徴
カローラクロスは、SUVらしいたくましさと上質感を融合させたモデルです。クラス屈指の487L荷室容量と、後席の広いレッグスペースが特徴となっています。
TNGAプラットフォームにより安定した走りを実現し、最小回転半径5.2mで取り回しも容易です。高いアイポイントと標準搭載の「Toyota Safety Sense」により、安全性も確保しています。
日常使いからレジャーまで幅広く活躍する、実用的なSUVとして人気です。
カローラツーリングを含む4つのボディタイプの比較表
以下、カローラシリーズ各モデルの主要諸元をまとめた表を確認しましょう。
モデル |
ボディタイプ |
全長×全幅×全高(mm) |
燃費(km/L) |
特徴 |
カローラ |
セダン |
4,495×1,745×1,435 |
18.1~30.2 |
コンパクトで燃費が良い |
カローラツーリング |
ワゴン |
4,495×1,745×1,460 |
17.8~29.5 |
広い荷室と実用性 |
カローラスポーツ |
ハッチバック |
4,375×1,790×1,460 |
17.2~30.0 |
スポーティーな走り |
カローラクロス |
SUV |
4,490×1,825×1,620 |
16.6~26.4 |
SUVらしい存在感 |
それぞれのモデルが異なる特徴を持ち、用途やライフスタイルに応じた選択が可能です。
カローラツーリングの詳細スペック比較
カローラツーリングは、広々とした室内と洗練されたスタイリングを兼ね備えた一台です。他のカローラシリーズとは一味違う魅力を持つワゴンタイプの実力を、エンジン性能から室内空間まで徹底的に解説します。
他シリーズとの比較が気になるカローラツーリングの車体サイズ・室内空間
カローラツーリングは、最小回転半径5.0m(W×Bは5.3m)の扱いやすさと広々とした室内空間を兼ね備えています。W×Bグレードには上質なスポーティーシートを標準装備し、シートヒーターやステアリングヒーター、ナノイーXなどの充実した快適装備も魅力です。
荷室スペースは、通常時392L・最大802Lまで拡大可能で、6:4分割可倒式リヤシートにより多様な積載に対応します。2WD車には高さ調節可能なリバーシブルデッキボードを採用し、効率的な荷物収納を実現しました。
他シリーズとの比較が気になるカローラツーリングのエンジン・燃費性能
カローラツーリングは1.8Lハイブリッドと1.5Lガソリンのエンジンラインアップを用意しています。2WDハイブリッド車のWLTCモード燃費は27.3km/L~29.5km/Lと高効率で、ガソリン車は17.8km/L~19.1km/Lを達成しました。
特に新型1.8Lハイブリッドシステムは、力強い加速と優れた低燃費を両立し、セダンには劣るものの、ワゴンボディとしては優れた性能を発揮します。
他シリーズとの比較が気になるカローラツーリングの走行性能・乗り心地
TNGAプラットフォームを採用したカローラツーリングは、優れた重量バランスと車両安定性を実現しています。
サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤはハイブリッド車でダブルウィッシュボーン式、ガソリン車でトーションビーム式を採用しているのが特徴です。
低重心設計により横揺れを抑制し、コーナリング時の安定性と快適な乗り心地を両立しました。高剛性ボディと吸音材の最適配置による静粛性も確保し、走行モードセレクトで状況に応じた走りを選択できます。
カローラツーリングと他シリーズの価格帯比較!グレード別の特徴も
カローラシリーズは、さまざまな価格帯から選択可能です。セダンからSUVまで、4つのモデルそれぞれに際立つ個性があります。グレード選びも幅広く、予算と理想のカーライフに合わせて、ぴったりの一台を選びましょう。
カローラツーリング含むカローラシリーズ各モデルの価格帯比較
カローラシリーズの4モデルは、それぞれ異なる価格帯で展開されています。
モデル |
価格帯 |
カローラセダン |
202万8,600円~333万8,300円 |
カローラツーリング |
210万8,600円~338万8,300円 |
カローラスポーツ |
221万円~297万8,100円 |
カローラクロス |
218万4,000円~345万9,000円 |
カローラセダンは最も手頃な価格帯で、カローラツーリングはワゴンタイプの実用性を求める人に適しています。カローラスポーツはスポーティーな走りを重視する人向けで、カローラクロスはSUVの魅力を求める人に人気です。
カローラツーリングのグレード別特徴比較
カローラツーリングは、エントリーモデルのXから上位グレードのW×Bまで、多様なラインアップを展開しています。
手頃な価格のXグレードには、快適な走行に必要な基本装備が搭載され、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。上位グレードのW×Bは、スポーティーな外観と高級感のある内装に加え、優れた走行性能を備えています。
それぞれ、ハイブリッドモデルの主な特徴は以下の通りです。
・優れた燃費性能
・静かで快適な走行
・環境に配慮した走り
さらに、雪道・悪路でも安心な4WDモデルも用意されており、LEDヘッドランプや大型ディスプレイオーディオなどの先進装備も充実しています。
カローラツーリングや他シリーズの安全性能と先進装備の比較
カローラシリーズは、最新の安全技術と快適装備を搭載しています。カローラツーリングも、大切な家族の安全を守る先進の運転支援システムが充実しているのが魅力です。ここでは、安全性能の特徴や快適装備の違いなどを見ていきましょう。
カローラツーリングと他シリーズの「Toyota Safety Sense」搭載状況比較
カローラシリーズ全モデルには、先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせることで、高い認識性能と信頼性を実現しました。
【主な安全機能】
・衝突回避支援「プリクラッシュセーフティ」
・車線逸脱防止「レーントレーシングアシスト」
・夜間視認性向上「オートマチックハイビーム」
さらに、長距離ドライブをサポートする「レーダークルーズコントロール」や「ロードサインアシスト」も搭載されており、運転時の負担を軽減します。なお、グレードによって搭載機能や性能が異なるため、選択時には詳細な確認が必要です。
カローラツーリングの快適装備の比較と特徴
W×Bグレードには、レザテックと合成皮革を組み合わせたスポーティーシート、シートヒーター、ステアリングヒーターが標準装備されます。
全グレードに搭載されるオートエアコンとUSB端子に加え、W×BグレードとGグレードではセンターコンソールボックス背面にもUSB端子をオプションで追加できます。また、エアクリーンモニターやナノイーXによって、車内の空気環境も快適に保たれるでしょう。
ハイブリッド車では、非常時給電システム付きアクセサリーコンセントをオプション選択できるため、さらなる利便性を得られます。
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カローラツーリングと他シリーズのファミリーカーとしての適性比較
カローラシリーズは、モデルごとに異なる魅力を備えています。荷室の広さや使い勝手など、家族目線での評価ポイントはさまざまです。カローラツーリングを軸に、各モデルの特徴や性能を比較検証していきましょう。
カローラツーリングと他シリーズの荷室スペースと使い勝手の比較
カローラツーリングの荷室は、通常時で392L、後部座席を倒したフラットモードでは最大802Lもの大容量です。5人乗車時でもゴルフバッグ4個を積載でき、高さ調整可能なリバーシブルデッキボード(2WD)によって、多様な荷物に対応できます。
セダンモデルのカローラは、429Lのラゲージ容量を確保し、ゴルフバッグ3個まで収納が可能です。一方、SUVモデルのカローラクロスは、クラストップレベルとなる487L(5人乗車時)の荷室を備えており、日常使いから旅行まで幅広いシーンで活躍します。
カローラツーリングと他シリーズのチャイルドシートの取り付けやすさ比較
カローラシリーズ全モデルには、リヤ左右席にISOFIX対応チャイルドシート固定専用バーと、トップテザーアンカーを標準装備しており、安全かつ確実な取り付けを実現しています。
カローラツーリングは、広々とした室内空間により、チャイルドシートの取り付けがスムーズです。また、カローラクロスは高めの着座位置によって、子どもの乗せ降ろしがしやすいでしょう。
なお、実際の使用感は車種によって異なるため、可能であれば購入前に実車でチャイルドシートの装着テストをすることをおすすめします。
カローラツーリングと他シリーズの家族旅行での使い勝手と快適性比較
カローラシリーズの各モデルは、家族旅行に適した特徴を備えています。カローラツーリングは、広々とした室内空間と大容量ラゲージにより、長距離移動でも快適な旅行を楽しめるでしょう。
SUVタイプのカローラクロスは、高い着座位置による良好な視界と余裕ある室内空間が魅力です。また、カローラセダンは優れた燃費性能で経済的な旅行を実現し、カローラスポーツは走行性能の高さで運転の楽しさを提供します。
全モデルに搭載される先進安全装備により、家族での長距離ドライブも快適に楽しめるでしょう。
カローラツーリングや他シリーズの維持費と長期保有の視点からの比較
カローラシリーズの所有コストは、モデルによって少々異なります。燃費性能や維持費の実態、メンテナンス費用の比較など、長期保有を見据えた検討ポイントを見ていきましょう。経済性の観点から、各モデルの特徴を解説します。
カローラツーリングや他シリーズの年間燃料費の比較
カローラツーリングの2WDハイブリッドモデルは、WLTCモードで27.3km/L~29.5km/Lという優れた燃費性能を達成しており、年間走行距離1万km・ガソリン価格160円/Lと仮定した場合、ガソリン代は約5.4万円~5.9万円に抑えられます。
ガソリンモデルは17.8km/L~19.1km/Lの燃費で、同条件では年間約8.4万円〜9万円です。カローラセダンやカローラスポーツも同程度の燃費性能を示しますが、SUVタイプのカローラクロスは車体の特性上、やや燃費が低めとなっています。
なお、年間維持費には自動車税や保険料、定期的なメンテナンス費用なども含まれることは留意しておきましょう。
カローラツーリングや他シリーズのメンテナンス費用の比較
カローラツーリングは、定期点検・消耗品交換の頻度が一般的であり、維持管理がしやすい特徴があります。スポーティーな走行性能を持つカローラスポーツは、タイヤやブレーキパッドの交換頻度が比較的高くなる傾向です。
SUVモデルのカローラクロスでは、足回りのメンテナンスに注意が必要となります。また、ハイブリッドモデルを選択する場合は、バッテリーの寿命や交換費用も考慮しておきましょう。
定期的なメンテナンスとトヨタ純正パーツの使用により、どのモデルも長期保有に適した信頼性を発揮します。
カローラツーリングや他シリーズの耐久性・信頼性の評価比較
カローラシリーズは、TNGAプラットフォームの採用により、高剛性ボディと優れた衝突安全性を実現しています。エンジンやトランスミッションなどの基幹部品は、長年の技術改良で高い信頼性を獲得しました。
ハイブリッドモデルのバッテリーは、耐久性が大幅に向上し、長期使用を想定した設計です。また、定期点検項目の最適化により、所有コストの低減にも配慮されています。
日常的な使用から長距離ドライブまで、幅広いシーンで活躍する性能を備えており、長期保有にも適したモデルといえるでしょう。
カローラツーリングと他シリーズのおすすめな人の比較
カローラシリーズ4モデルは、それぞれ異なる特徴を持ち、多彩なニーズに応えています。カローラツーリングを軸に、各モデルの特性と使用シーンを詳しく比較していきましょう。実際の試乗を通して、自分に最適なモデルを見つけることが大切です。
カローラツーリングが最適な家族構成と使用シーン
カローラツーリングは、3人〜4人家族の日常使いに最適な車両です。392L~802Lの大容量ラゲージルームと広々とした室内空間により、買い物から旅行まで幅広いシーンで活躍します。
コンパクトなボディと、5.0mの最小回転半径で、都市部での取り回しも容易です。また、ハイブリッド車・ガソリン車ともに、優れた燃費性能を実現しており、家計への負担も抑えやすいでしょう。
カローラツーリング以外!他のカローラモデルが適している人の特徴比較
カローラシリーズの各モデルは、異なるライフスタイルに対応する特徴を備えています。経済性を重視するならコンパクトで燃費に優れたカローラセダン、スポーティーな走りを楽しみたい人にはカローラスポーツがおすすめです。
SUVタイプのカローラクロスは、高い視点と優れた走破性により、アウトドア志向の人や悪路走行の機会が多い人に適しています。また、セダンが最も燃費性能に優れる一方、クロスは地上高を生かした走行性能が魅力です。
カローラツーリングの試乗の重要性と比較のポイント
カローラシリーズの比較では、カタログやWebサイトでは分からない実際の使用感を確認するためにも、試乗が欠かせません。室内の広さや荷物の積み下ろしのしやすさ、シートアレンジの柔軟性などを確認しましょう。
走行性能では、加速感や静粛性、取り回しのしやすさに注目し、運転支援システムやインフォテインメントシステムの使いやすさも重要な比較ポイントとなります。また、家族全員での試乗を通じて、それぞれの視点からの評価を集めるのもおすすめです。
まとめ
カローラシリーズは、多様なライフスタイルに対応する4つの個性的なモデルを展開しています。ワゴンタイプのカローラツーリングは広い荷室と実用性、セダンは優れた燃費性能、スポーツは走りの楽しさ、クロスはSUVならではの高い視点と走破性など、それぞれの異なる魅力が特徴です。
価格帯や燃費性能、安全装備に加え、長期保有時のメンテナンス費用も考慮に入れた上で、実車での試乗を通じて最適なモデルを選択することをおすすめします。
▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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