プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

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プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

「プリウスのシフトレバーが使いにくいと聞いたことがある」「親がプリウスを購入予定だが操作ミスをしないか心配」という考えを持っている人も多いのではないでしょうか。

 

プリウスのシフトレバーは従来の車と違い中立性レバーとなっており、シフトを変えても位置が中央から変わりません。現在どの位置にシフトが入っているか分かりにくく、D(ドライブ)に入っていると気づかずにアクセルを踏んでしまう可能性もあります。

 

ご自身でプリウスの購入を検討していたり、両親に購入予定があったりするのであれば、操作ミスを防ぐためにも、事前にシフトレバーについて理解しておく必要があるでしょう。

この記事では、プリウスのシフトレバーの仕組みや操作ミスを防ぐためのポイントを解説しています。プリウスの購入を検討している方は、参考にしてみてください。

 

※目次※

1.プリウスのシフトレバーの特徴

2.プリウスのシフトレバーが分かりにくい理由3選

3.トヨタがプリウスに電制式シフトレバーを採用したのはなぜ?

4.操作ミスが原因で事故が起こりやすい状況5選

5.操作ミスを無くすための対策4選

6.なぜプリウスは電制式シフトレバー?使いこなすコツとは

7.なぜ違う?プリウスと他のハイブリッド車・EV車のシフトレバーの比較

8.2022年発売の5代目プリウスが新シフトレバーを採用したのはなぜ?

9.まとめ

 

■POINT

・プリウスのシフトレバーは分かりにくいと感じる場合があり、事故に繋がる可能性が高いので注意が必要                          

・シフトレバーの操作ミスをしてしまいやすい状況があるので、事前に確認しておくことで事故を防ぐ

・プリウスに乗り換えるのであればシフトレバーの仕組みを知ったり、試乗したりして慣れておき操作ミス対策をする必要がある

 

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プリウスのシフトレバーの特徴

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスのシフトレバーは、他の車とは違う仕組みになっています。特に中立ポジションは操作感が従来の車とは違うので、違和感を覚える方も多いでしょう。

乗り換え前の車と同じように操作をしてしまうと、ミスをして事故にしてしまう可能性もあります。

 

操作ミスをしないためにも、プリウスのシフトレバーの特徴である中立ポジションやシフトについて事前に確認しておきましょう。

 

【特徴1】中立ポジション

プリウスには中立ポジションの電子式シフトレバーが採用されています。中立ポジションとは、どのようにシフトを動かしても中央の位置に戻る仕組みのことです。

 

従来の車ではシフトレバーをD(ドライブ)やP(パーキング)に入れると、そのシフトの位置で固定されることがほとんどです。その点、プリウスではレバーを動かしてシフトを変えても中央の位置に戻る仕様となっています。

 

【特徴2】5種類のシフト

プリウスのシフトレバーには以下の5つのシフトがあります。

 

・D(ドライブ)

・N(ニュートラル)

・R(リア)

・B(ブレーキ)

・P(パーキング)

 

これらのギアをどの位置に入れても、中央のN(ニュートラル)の位置に戻る仕組みです。

 

B(ブレーキ)はエンジンブレーキを表しています。また、車種によってはP(パーキング)のギアが無く、スイッチで駐車に切り替える場合もあります。

 

現在どのギアに入っているかは前方のモニターで確認が可能です。シフトレバーを直接見なくても、シフトがどの位置にあるか確認できます。

 

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プリウスのシフトレバーが分かりにくい理由3選

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスのシフトレバーは従来の車と仕様が異なるので、分かりにくく違和感を覚えてしまう方も多いでしょう。実際にプリウスで誤発進してしまい、コンビニに突っ込んでしまう事故も起きています。

 

プリウスのシフトレバーが分かりにくいと感じてしまう原因を紹介するので、あらかじめ事前に確認しておきましょう。購入前に把握しておけば実際に運転する際の操作ミスを防げます。

 

【理由1】中立ポジションでどのギアに入っているか分かりにくい

プリウスのシフトレバーは中立ポジションとなっており、レバーを見ただけでは現在どのシフトに入っているのか分かりません。

 

他車を始めとした従来のシフトレバーであれば、シフトを替えたらその位置で固定されます。N(ニュートラル)やP(パーキング)など、どこのシフトに入っているか一目瞭然です。

 

ただ、中立ポジションのシフトレバーでは、レバーを見ただけでは現在のシフトが分からないので、ディスプレイを見て確認する必要があります。

 

【理由2】シフトレバーを操作した感覚が従来のレバーと違う

プリウスのシフトレバーは操作した感覚が従来のレバーとは異なるので、違和感を覚えることも多いでしょう。

 

従来はレバーを掴んでガチャガチャと動かしてシフトを変え、変更後の位置で固定されます。シフトを変える際は、変更後の位置から再度動かし始めます。

 

ただ、プリウスのレバーはシフトを変えても中立ポジションに戻るので、毎回中央の位置からシフトを動かす操作が必要です。

 

初めてプリウスのシフトレバーを動かす人は、常にN(ニュートラル)の位置にレバーがあると感じることも少なくないでしょう。

 

【理由3】目視でディスプレイを確認する必要がある

目視でディスプレイを直接確認する必要があるのも、分かりにくくなってしまう部分です。

中立ポジションのシフトレバーが採用されているプリウスでは、前方のディスプレイで現在のシフトを確認します。

 

シフトレバーの位置を直接見ることで現在のシフトを確認していると、プリウスに乗り換えた際に違和感がある可能性があります。

 

シフトレバーを直接見ながらの運転は危険なので、ディスプレイを見ながら運転をするようにしましょう。

 

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トヨタがプリウスに電制式シフトレバーを採用したのはなぜ?

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

トヨタは、なぜ電制式シフトレバーを採用したのか、気になっている人もいるかもしれません。ここでは、公式見解と開発背景、電制式シフトレバーの技術的メリットを見ていきましょう。

 

また、燃費や走行性能にどのような影響を与えているのか、併せて解説します。

 

なぜプリウスは電制式シフトレバー?トヨタの公式見解と開発背景

トヨタがプリウスに電制式シフトレバーを採用した背景には、環境性能と運転の楽しさを両立させる狙いがありました。2代目プリウスの開発では、ハイブリッド車の世界的普及を目指し、「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」というコンセプトを掲げています。

 

この目標達成のため、新世代トヨタハイブリッドシステム「THS II」が開発され、電制式シフトレバーとの連動により、世界最高レベルの低燃費35.5km/Lを達成しました。さらに、ゲームコントローラーのように、指先だけで操れる操作性も実現しています。

 

環境性能だけでなく、車本来の魅力である所有する喜びや運転する楽しさを追求し、それらを高次元で融合させることで、時代をリードする革新的な一台を生み出すことができました。

 

なぜプリウスは電制式シフトレバーなのか?技術的メリットとは

電制式シフトレバーは、プリウスの革新的な特徴として多くの利点をもたらしました。小型化によって車内スペースを効率的に活用でき、デザインの自由度も大幅に向上しています。

 

Pポジションを独立したボタンにすることで、他のポジションとの混同を防ぎ、ドライバーが車を離れる際には自動でPポジションに切り替わるのも特徴です。さらに、駐車支援システムでは、車両が自動でシフトチェンジを行うことで、運転負担を軽減できます。

 

このような先進的な技術により、デザイン性や安全性、そして運転支援機能の実現など、幅広い価値を提供できるのがメリットといえるでしょう。

 

プリウスが電制式シフトレバーなのはなぜ?燃費向上と走行性能への影響

プリウスの電制式シフトレバーは、従来の機械式と比べて瞬時かつ正確なギア変更を実現し、エンジンとモーターの協調制御をより精密に行えるようになりました。その結果、加速時や減速時のエネルギー効率が向上し、燃費の改善にもつながっています。

 

機械的な連結が不要になることで、車両全体の重量が軽減され、走行性能の向上も実現しました。電子制御によって、最適なギア比を常時選択できるため、スムーズな加速と安定した走りを体感できます。

 

電制式シフトレバーは、プリウスの心臓部であるハイブリッドシステムの性能を、最大限に引き出す役割を担っているわけです。

 

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操作ミスが原因で事故が起こりやすい状況5選

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスを始めとしたハイブリッドカーに乗り換えると、今まで乗っていた車と異なる部分が多いです。長期間使っていた車に慣れてしまっている人は、仕様が違う部分に違和感を覚えてしまい、操作ミスに繋がる可能性もあります。

 

操作ミスが原因で事故が起こりやすい状況を解説するので、プリウスを購入・乗車する前に確認して、事故を起こさないようにしましょう。

 

【状況1】ガソリン車からプリウスに乗り換え

ガソリン車からプリウスなどのハイブリッドカーに乗り換えると、以下のような仕様の変更点があるので、操作ミスに繋がりやすいです。

 

・エンジンやシフトをスイッチで切り替える

・シフトレバーが中立ポジション

 

エンジンの指導やP(パーキング)へのシフトチェンジなどをスイッチで行う場合があります。直接的に事故に繋がるとは言い切れませんが、操作に違和感を覚える可能性はあります。

 

また、シフトレバーが中立ポジションで中央に戻ってしまうので、D(ドライブ)に入っていても、レバーを見ただけではN(ニュートラル)に入っているように見えてしまいます。

 

ガソリン車に長く乗っていたのであれば、乗り換え時に注意が必要です。

 

【状況2】MT車からプリウスへ乗り換え

MT車からプリウスに乗り換えた際にも注意が必要です。シフトレバーを動かしてシフトを入れ替えながら運転していた状態から、少数のシフトやスイッチを使って運転することになるので、違和感を覚えることが多いでしょう。

 

クラッチが無くなったり、レバー操作が少なくなったりして、運転環境が大きく変わってしまいます。MT車の運転が長い方がAT車に乗り換える際は、十分注意して運転しましょう。

 

【状況3】長年使っていた車からプリウスに乗り換え

長年使っていた車からプリウスに乗り換えた際も運転に気をつけましょう。シフトレバーの操作などの運転動作が体に染み付いていて、運転の癖がなかなか取れない可能性もあります。

 

無意識のうちに前の車の運転動作を行ってしまう可能性も否定できません。車を乗り換える際は、まずは新しい車に慣れるところから始めましょう。

 

【状況4】プリウスに不慣れな人が運転

プリウスに不慣れな人が運転する際も事故に繋がる可能性があります。例えば、所有者の代わりに運転するなど、突然プリウスを扱う場合は要注意です。

 

普段使っている車がプリウスと全く仕様が違う可能性があり、シフトレバー操作ミスを起こす場合があります。家族が所有しているプリウスに乗る可能性があるのであれば、操作の練習をしておきましょう。

 

【状況5】高齢者の方が運転

高齢者の方がプリウスを運転する際にも注意しましょう。シフトレバーの位置ではシフトがどの位置にあるか分からず、急発進による事故を起こしてしまう場合があります。

 

判断能力が低下してしまっていると、ギアがD(ドライブ)に入っていると気づかずにアクセルを踏んでしまう可能性があり、急発進してしまうと非常に危険です。

 

プリウスは販売台数が多いので、高齢者の方が乗っていることも多いです。祖父母がプリウスに乗っている場合は、正しく操作できているか確認しましょう。

 

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操作ミスを無くすための対策4選

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスの購入を検討しているのであれば、操作ミスを防ぐために対策を取る必要があります。

 

高齢者の方が、操作ミスで誤発進してしまい、交通事故を起こしたり、コンビニに突っ込んでしまったりする事件が実際に起きています。

 

新しくプリウスを購入する場合は、細心の注意を払わなければなりません。自身や家族が事故を起こさないためにも、対策方法を解説します。

 

【対策1】慣れるまでは1人で運転させない

高齢者や運転に不慣れな人がプリウスを所持するのであれば、慣れるまでは誰かと一緒に車に乗ることをおすすめします。

 

特に先ほど紹介したように、家族が長く使っていた車やMT車から乗り換える際には助手席に同乗して、運転の補助をしてあげましょう。

 

シフトレバーの操作感やシフトチェンジでミスをしていないかチェックし、問題なく運転ができるようにしてあげれば、事故を防げます。

 

【対策2】試乗して事前にシフトレバーの感覚を知っておく

プリウスを購入する前に、試乗してシフトレバーの感覚を知っておきましょう。購入前にプリウスのシフトレバーに少しでも慣れておけば、操作ミスをしてしまう可能性を減らすことができます。

 

車を購入する際に試乗ができることがほとんどなので、実際に何度か試乗させてもらいましょう。試乗の際も不安であれば、運転に慣れている方が同乗してもらうのがおすすめです。

 

【対策3】販売店舗で相談する

プリウスを購入する際には、販売店舗の担当者に相談しましょう。数多くの購入者の悩み相談に乗っているので、操作ミス対策についての相談にも乗ってくれます。

 

・購入者の年齢

・前に乗っていた車

・購入後に気をつけるポイント

 

など気になる点があれば、何でも相談しましょう。大きな買い物になるので、疑問点を全て解消してからの購入をおすすめします。

 

【対策4】急アクセル時加速抑制機能をつける

急アクセル時加速抑制機能をつけて、誤発進を防止しましょう。急アクセル時加速抑制機能とは、後付けで取り付けられるセンサーで以下の機能があります。

 

・進行方向3メートルに物がある際の急加速を抑制

・交代時に時速5km以上の急加速を抑制

・時速30km以下の低速運転時の急加速を抑制

 

前や後ろに障害物などがある際に、間違えてアクセルを踏んでしまった際の急加速を抑制し、衝突事故を防ぎます。

 

また、駐車場などを低速走行している際に誤って加速してしまった際にも、急加速せずに緩やかに加速し、事故を防ぐことが可能です。

 

急アクセル時加速抑制機能は2種類あり、値段は以下の通りです。

・踏み間違い加速抑制システムⅡ:3万8,500円

・踏み間違い加速抑制システム:5万6,100円

 

料金の高い方の踏み間違い加速抑制システムⅡのみ、低速運転時の急加速を抑制するシステムが付属しています。

あくまで加速を抑制する機能なので、最後はブレーキをドライバー自身で踏む必要があります。過信しすぎないようにしましょう。

なぜプリウスは電制式シフトレバー?使いこなすコツとは

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスの電制式シフトレバーを安全に使いこなすには、日常的な運転から長距離ドライブまで、適切な操作方法を理解することが重要です。

 

また、定期的なメンテナンスも欠かせません。ここでは、プリウスのシフトレバーを効果的に使用するためのコツを紹介します。

 

なぜなのか気になるプリウスの電制式シフトレバーの、操作時の確認ポイント

プリウスのシフトレバー操作時には、いくつかの重要な確認事項があります。シフトレバーは操作後に元の位置に戻るため、レバーの位置ではなく、メーターの表示で正しいギアポジションを確認することが重要です。

 

Nに入れる場合は、レバーを右に1秒〜2秒保持し、「N」表示を確認します。ただし、Nではハイブリッドバッテリーが充電されない点に、注意が必要です。

 

Bは、長い下り坂でエンジンブレーキを使用したい場合に活用します。Dの状態でレバーを下に動かし、「B」表示が点灯したことを確かめましょう。これらの確認を習慣付けることで、安全な運転につながります。

 

なぜなのか気になるプリウスの電制式シフトレバーの、日常的な運転での注意点とテクニック

プリウスの日常運転では、シフトレバーの独特な操作感に慣れることが大切です。Pへの切り替えは、ブレーキを踏みながら「パーキングスイッチ」を押し、メーターで確認できます。

 

停車時はバッテリー上がり防止のため、Nではなく、Dのままにしておくのがおすすめです。下り坂ではBを活用することで、エンジンブレーキを効かせ、フットブレーキの負担を軽減できるでしょう。

 

流線型のボディ形状による車両感覚の把握には、時間が必要かもしれません。後方視界や右折時のAピラーの死角に注意を払い、必要に応じてバックモニター付きモデルの選択も検討しましょう。

 

なぜなのか気になるプリウスの電制式シフトレバーの、長距離ドライブ時の快適な使用方法

長距離ドライブでは、Bの効果的な活用が肝心です。下り坂でBを使用することにより、エンジンブレーキを効かせながらバッテリー充電も行え、フットブレーキの摩耗を抑えられます。

 

高速道路走行時は、先進的な運転支援機能を活用することで、疲労軽減につながるでしょう。走行シーンに応じて、「ノーマル」「パワー」「エコドライブ」の3つのドライブモードを、使い分けることも有効です。

 

長距離走行には、燃費と操作性のバランスが取れた「ノーマルモード」が適しています。なお、エンジン走行領域が増えるため、市街地走行時と比べて静粛性が低下する点は留意しましょう。

 

なぜなのか気になるプリウスの電制式シフトレバーは、定期的なメンテナンスが重要

電制式シフトレバーの定期的なメンテナンスは、プリウスの安全性と性能維持に欠かせません。シフトレバーの動作確認や清掃を、月に一度程度行うことで、不具合を早期に発見できます。特に、レバー周辺の異物や汚れは、誤作動の原因となるため注意が必要です。

 

また、シフトレバーの電子制御システムは、車両全体の診断時にチェックされます。定期点検時には、ディーラーでシステムの総合的な診断を受けるのがおすすめです。

 

さらに、シフトレバーの操作に違和感を感じた場合は、すぐにディーラーで点検を受けましょう。適切なメンテナンスにより、プリウスの電制式シフトレバーは長期間安全に使用できます。

 

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なぜ違う?プリウスと他のハイブリッド車・EV車のシフトレバーの比較

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスのシフトレバーは、形状や操作方法が多くの車種とは異なる設計となっています。ここでは、プリウスのシフトレバーと他の主要ハイブリッド車のシフトレバー形状を比較し、EV車のシフトレバー操作との違いを見ていきましょう。

 

さらに、各自動車メーカーが採用している誤操作防止対策についても紹介します。

 

なぜ違う?プリウスと主要ハイブリッド車のシフトレバー形状比較

コンパクトカーやSUVでは、一般的にオーソドックスな形状のレバー式が採用されていますが、プリウスは小型スイッチのような形状を採用しています。

 

他のハイブリッド車の場合、トヨタ「ヤリス」はシンプルなデザイン、ホンダ「フィット」は現行型でオーソドックスなタイプに戻りました。日産「ノート」は、操作性と高級感が向上した大型の角形に変更されています。

 

SUVでは、トヨタ「ハリアー」が従来型のレバーを採用し、ホンダ「CR-V」はボタン式です。ミニバンでは、トヨタ「アルファード」が高級感のある大型ゲート式、日産「セレナ」やホンダ「ステップワゴン」は車種によって異なる形状を採用しています。

 

なぜ違う?プリウスとEV車のシフトレバー操作の違い

プリウスのシフトレバー操作は、EV車とは異なる特徴があります。多くのEV車では、ボタン式やダイヤル式のシフトセレクターが採用されていますが、プリウスは小型のスイッチ型です。

 

EV車の場合、通常「D」「R」「N」の3つのポジションのみで、「P」はボタン操作で行います。一方、プリウスは「P」「R」「N」「D」「B」の5つのポジションがあり、より細かい操作が可能です。

 

また、EV車では回生ブレーキの強さを調整するパドルシフトが付いていることが多いのに対し、プリウスでは「B」を使用して回生ブレーキの強さを調整します。

 

ハイブリッド車であるプリウスは、エンジンとモーターを併用するためより複雑な制御が必要なことから、独自のシフトレバー設計となっているようです。

 

プリウスの電制式シフトレバーはなぜか誤操作が多い!各メーカーの誤操作防止対策

各自動車メーカーは、シフトレバーの誤操作防止に向けてさまざまな対策を講じています。

 

例えば、トヨタ自動車は「踏み間違い加速抑制システム」を導入し、ブレーキとアクセルペダルの踏み間違いによる事故防止に努めているでしょう。このシステムは、壁を検知して警告を発し、急発進した場合は加速を抑制します。

 

また、SUBARUは、「アイサイト」という先進安全技術を搭載し、ステレオカメラを使用して運転支援を行っているようです。 アイサイトは、プリクラッシュブレーキや誤発進抑制制御など、多様な安全機能を提供しています。

 

ホンダの「Honda SENSING」や日産の「プロパイロット」なども同様に、シフトレバーの誤操作防止の対策として機能しており、同時に総合的な運転支援を目指しているといえるでしょう。

 

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2022年発売の5代目プリウスが新シフトレバーを採用したのはなぜ?

2022年に発売された5代目新型プリウスでは、従来の電制式シフトレバーから大きな変更が加えられました。

 

新たに採用されたのは、センターコンソール上に配置されたシフトスイッチです。このシフトスイッチを操作することで、P・R・N・Dの各ポジションに切り替えられます。

 

この変更により、運転に集中しやすいコックピットが実現されました。シフトレバーがなくなったスペースを有効活用し、収納スペースが拡大されています。

 

また、誤操作防止のための工夫も凝らされており、走行中に誤ってPやRに入れてしまわないよう、操作方向の制限や警告機能が搭載されているようです。

 

新型プリウスは、このシフトスイッチの採用により、操作性と安全性を両立させながら、先進的なコックピットデザインを実現しています。従来のシフトレバーとは異なる操作感覚に戸惑う人もいるかもしれませんが、慣れれば直感的な操作が可能になるでしょう。

まとめ

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

プリウスはシフトレバーが従来の仕様が異なるので、分かりにくさを感じる可能性があります。長く使っていた車をプリウスに乗り換えた際に、シフトレバーの操作を誤ってしまって事故を起こしてしまうこともあります。事故を防ぐために購入前に試乗したり、販売員に相談したりして事前にレバーを確認しておきましょう。

 

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▼ライタープロフィール

プリウスのシフトレバーがわかりにくい理由4選と操作ミス対策方法3選

鈴木祐貴

車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。

現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。

バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。

 

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