インプレッサWRXとは?スバルWRXまでの流れを振り返る
インプレッサWRXは、スバルによって開発された高性能スポーツセダンです。初代から何度かマイナーチェンジを重ね、多くのモデルが発売されました。
コンパクトなボディとパワーのある走行性能から多くの人に愛されてきたインプレッサWRXですが、その歴史やスバルWRXとなるまでの流れが気になる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、インプレッサWRXの歴史と魅力を紹介します。後継となるスバルWRXや現在の販売価格なども解説するため、ぜひ車選びの参考にしてください。
※目次※
3.2代目インプレッサWRXは発売時期でヘッドライトが変わる
・インプレッサWRXはスバルの高性能スポーツモデルで、セダン・ワゴン・ハッチバックがある。
・現行モデルはWRX S4のみ。インプレッサWRXは3代目まであり、以降はスバルWRXに引き継がれる。
・インプレッサWRXの中古車を探すなら、在庫と取引実績の豊富なネクステージがおすすめ。
インプレッサWRXとは?
インプレッサWRXは「インプレッシブ・スポーツセダン」をコンセプトに、走行性能を高めたスポーツセダンとして開発されました。その後インプレッサWRXシリーズはいくつかのグレードが登場し、現在はインプレッサを外した車名に変更されています。
ここでは、インプレッサWRXの概要を性能と車名変更に分けて確認しましょう。
インプレッサシリーズの高性能スポーツモデル
インプレッサWRXは、1992年に登場したスポーツセダン「インプレッサシリーズ」のひとつです。インプレッサWRXはパワーとサウンドに優れた「EJ20ターボエンジン」を搭載し、振動が少なく安定した走りを実現しています。
5ナンバーサイズとコンパクトで、扱いやすいサイズ感も魅力のひとつです。小柄なボディに「レガシィ RS」同様のエンジンが搭載され、最高出力240PS/6,000rpm、最大トルク31.0kgm/5,000rpmを発揮しました。
(参考:『インプレッサWRX(スバル)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車のネクステージ』)
現在はインプレッサを外した車名へ変更されている
インプレッサWRXは初代から3代目までとなっており、現行のWRX S4を含め、3代目以降のモデルは「インプレッサ」の名を外した「WRX」シリーズとなっています。
WRX S4は、2014年に発表されたWRXシリーズの現行モデルです。2.4LハイパフォーマンスDITエンジンとスポーツリニアトロニックを組み合わせ、高い動力性能と優れた環境性能を実現させました。
また、思いのままに運転できるようシャシーとボディ、サスペンションも強化されています。
インプレッサWRX誕生からスバルWRXまでの歴史
インプレッサWRXは、1992年に走行性能を高めたスポーツセダンとして開発され、これまでにいくつかのモデルが登場しました。
ここでは、インプレッサWRXの誕生からスバルWRX登場までの歴史を、開発のコンセプトやそれぞれの車種の特徴とともに紹介します。
1992年:初代が誕生
インプレッサは、1992年に「ドライバーズ・コンパクト」をコンセプトに開発されました。そして、後に登場したスポーツモデルが「WRX」です。
1994年にはスポーツワゴンが登場し、コンパクトな5ナンバーサイズのセダンとワゴンの2タイプが用意されていました。
そして、1994年、世界ラリー選手権への参戦を目指して「STI」が改良した「WRX STi」が限定販売され注目を浴びています。軽量HLAや専用ECUによる改良を受けたターボエンジンは最高出力250PS/6,500rpm、最大トルク31.5kg・m/3,500rpmです。
(参考:『インプレッサが価格高騰している?中古車市場の変化や歴代の違いをご紹介|新車・中古車のネクステージ』)
2000年:2代目が誕生
2000年、WRXの2代目としてセダンの「WRX NB」、スポーツワゴンの「I’sスポルト」が登場しました。その後登場した「STiシリーズ」は、本格ロードスポーツモデルとして高い人気を誇ります。
WRX NBは走行性能を高めるために車幅を広げ、3ナンバーサイズとなりました。短めに設定されたホイールベースにより、コーナリングの応答性、操作性を高めています。
I’sスポルトは「乗りやすさ」「扱いやすさ」を重視し、5ナンバーサイズをキープしています。ワンタッチで倒せる6:4分割可倒式リヤシート、広い開口部を持つラゲッジルームが特徴です。
2007年:3代目が誕生
2007年、インプレッサWRXの3代目となる「WRX STI」が発売されました。
インプレッサにスポーツモデルとして追加設定された「WRX STIシリーズ」は、デザイン、エンジン、ボディなどを一新しています。ブラックとシルバーのスポーティーな外観や、電子制御スロットルによるレスポンスの良い加速が特徴です。
新型インプレッサで開発した5ドアボディを採用し、ハッチバック式となりました。また、2011年にはセダンタイプのインプレッサWRX STI tSが登場しています。
2014年:後継「スバルWRX」へ
2014年に3代目の販売が終了し、インプレッサの名が外れ「スバルWRX」に引き継がれました。スバルWRXは「WRX S4」と「WRX STI」の2つのグレードに分かれます。
WRX STIは、スポーツセダンとしての速さを追求したモデルです。水平対向ターボエンジンによる高出力・高トルクと高いシャシー性能により「絶対的な速度を意のままに操る」というコンセプトを実現しています。
WRX S4はSTI同様、高出力・高トルクと高いシャシー性能が特徴です。また、WRXシリーズ初の電動パーキングブレーキの採用など、利便性が大きく向上しました。
2019年:WRX STIの販売終了
EJ20エンジンの生産終了に伴い、2019年にWRX STIの販売が終了しました。以降、WRXシリーズは現行のWRX S4のみの販売です。
また、EJ20エンジン生産終了に際し、EJ20最終型の特別仕様車として「EJ20 Fina Edition」が555台限定で販売されました。この特別仕様車は、2グレードでどちらも6MTです。
(参考:『インプレッサ派生のWRX STIの新型発売は?登場の経緯や購入するコツ|新車・中古車のネクステージ』)
2代目インプレッサWRXは発売時期でヘッドライトが変わる
2代目に当たるGD系インプレッサWRXは、発売時期によってヘッドライトの形状が変化し、見た目によって呼び名も変わります。
ここでは、2代目インプレッサWRXのヘッドライトの特徴を2000年の丸目型、2002年の涙目型、2005年の鷹目型に分けて確認しましょう。
2000年:丸目
2000年に登場したWRX STiシリーズ初期のモデルで、当時トレンドであった丸形ヘッドライトを採用したことから「丸目」と呼ばれています。
ピストン冠面の形状の変更やセミクローズドデッキ型シリンダーブロックを採用するなどし、エンジン強度と剛性を高めたモデルです。
その他、新開発の6速MT、剛性を高めた倒立式ストラットサスペンション、ブレンボ社製のブレーキシステムを採用し、走りの質も追求されています。
2002年:涙目
2002年に登場した、丸目のマイナーチェンジモデルが「涙目」の中期型です。ヘッドライトの形を変えただけでなく、WRCのフィードバックにより空力性能を強化しています。
他にも、排気管・ピストン形状の見直しにより過給効率とトルクが向上、ツインスクロールターボの採用によりレスポンスも向上しました。中期型にはさらに前期と後期モデルがあり、それぞれ適合ホイールが異なります。
2005年:鷹目
2005年に登場したDG系最終型となるマイナーチェンジモデルは、つり上がったヘッドライトを採用したことから「鷹目」と呼ばれています。このマイナーチェンジでは、中期型同様に性能強化も行われました。
中でも、STIモデルは最大43kg・mまで強化されたトルク、カーボン素材で強化されたシンクロ機構により、軽快なシフトフィーリングを実現しています。
インプレッサWRXのスペックと特徴
インプレッサWRXは、3代にわたってマイナーチェンジが行われてきました。ここでは、初代から3代目までの基本スペックを紹介します。ボディサイズや最大出力・最大トルクなど各モデルの特徴から、どの世代が理想に近いかを確認しましょう。
初代インプレッサWRXのスペック
初代インプレッサWRXのスペックは、下表の通りです。
|
インプレッサWRX |
インプレッサWRX-STi |
全長×全幅×全高(mm) |
4,340×1,690×1,405 |
|
エンジン型式 |
EJ20 |
|
エンジン種類 |
水平対向4気筒DOHC16バルブICターボ |
|
駆動方式 |
AWD |
AWD(センターデフ式フルタイム4WD) |
トランスミッション |
5MT |
|
最高出力(PS/rpm) |
240/6,000 |
250/6,500 |
最大トルク(kg・m/rpm) |
31.0/5,000 |
31.5/3,500 |
2代目インプレッサWRXのスペック
2代目インプレッサWRXのスペックは、下表の通りです。
|
インプレッサWRX |
全長×全幅×全高(mm) |
4,415×1,740×1,425 |
エンジン型式 |
EJ20 |
エンジン種類 |
水平対向4気筒DOHC16バルブターボ |
駆動方式 |
AWD |
トランスミッション |
5MT |
最高出力(PS/kW/rpm) |
250/184/6,000 |
最大トルク(kg・m/N・m/rpm) |
34.0/333/3,600 |
3代目インプレッサWRXのスペック
3代目インプレッサWRXのスペックは、以下の通りです。
|
インプレッサWRX STI (ハッチバック) |
インプレッサWRX STI tS(セダン) |
全長×全幅×全高(mm) |
4,415×1,795×1,475 |
4,580×1,795×1,465 |
エンジン型式 |
EJ20 |
|
エンジン種類 |
水平対向4気筒DOHC16バルブターボ |
|
駆動方式 |
AWD |
|
トランスミッション |
6MT |
|
最高出力 (PS/kW/rpm) |
308/227/6,400 |
|
最高トルク (kg・m/N・m/rpm) |
43.0/422/4,400 |
43.8/430/3200 |
(参考:『インプレッサWRX(スバル)と他車種の比較|新車・中古車のネクステージ』)
インプレッサWRXの最新売買価格
インプレッサWRXは現在、どのくらいの価格で取引されているのでしょうか。ここでは、歴代インプレッサWRXの販売当時の新車価格、最新の中古車価格・買取相場を紹介します。インプレッサWRXをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
参考の新車価格
歴代インプレッサWRXの新車価格は、下表の通りです。
初代インプレッサWRX(デビュー当時) |
|
WRX タイプRA |
210万8,000円 |
WRX |
229万8,000円 |
2代目インプレッサWRX(デビュー当時) |
|
WRX STi スペックC(17インチタイヤ仕様) |
320万5,000円 |
WRX STi スペックC(16インチタイヤ仕様) |
274万円 |
WRX STi |
295万8,000円 |
WRX(5MT) |
245万3,000円 |
WRX(4AT) |
260万6,000円 |
3代目インプレッサWRX(デビュー当時) |
|
WRX STI 17インチタイヤ仕様(ハッチバック) |
344万4,000円 |
WRX STI(ハッチバック) |
365万4,000円 |
WRX STI tS(セダン) |
472万5,000円 |
WRX STI Aライン tS(セダン) |
422万1,000円 |
(参考:『インプレッサWRX(スバル)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車のネクステージ』)
現在の中古車価格
ネクステージで取り扱うインプレッサWRXの中古車価格は、99万1,000円~469万9,000円の幅があります。
年式別の中古車価格は、2011年式のBBS製18インチアルミホイール装着車が99万9,000円、2009年式WRX STIのRECARO製シート装着車が219万9,000円、2013年式のWRX tSタイプRAが449万9,000円です。(2024年6月時点の情報です)
(参考:『インプレッサ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車のネクステージ』)
最新の買取相場
ネクステージでのインプレッサWRXの買取相場は、2008年式の場合平均113万6,000円で、58万8,000円~224万3,000円までの幅があります。
インプレッサWRX 特STi 20thアニバーサリー(2008年式、走行距離4万6,397km)で224万3,000円、インプレッサWRX STi (2008年式、走行距離11万4,493km)で58万8,000円です。(2024年6月時点の情報です)
買取相場はあくまで目安であり、グレードや走行距離、ボディカラー、車両の状態などにより査定金額が変わります。
(参考:『インプレッサWRX(スバル車)の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車のネクステージ』)
インプレッサWRXをネクステージで探そう!
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低年式車も対象の保証サービスを用意
ネクステージでは、各種保証サービスを整備しています。ネクステージ・SUVLAND・UNIVERSE販売の車には無料保証があり、国産車(3か月以内かつ3,000km以内)、輸入車(1か月、走行距離無制限)が対象です(一部対象外の車両があります)。
また、初度登録から13年未満かつ走行距離11km以下の国産車、一部を除く輸入車が対象の有料保証「サービスサポート」は無料点検や消耗品の無料保証に加えメンテナンスがセットになっており、最長3年まで選択できます。
長く乗りたい方のための「10年保証」や、低年式車も対象の「Nextageサポート」もあり、それぞれ7年未満かつ走行距離7km以下の国産車、10年以上20年未満かつ走行距離15万km以下の国産車が対象です。
まとめ
インプレッサWRXはスバルが開発したスポーツモデルで、販売終了までにセダン・スポーツワゴン・ハッチバックを展開してきました。
3代目以降はインプレッサの名称が外れましたが、インプレッサWRXの目指した「乗りやすさ」と「高い走行性能」は後継のスバルWRXに受け継がれています。
ネクステージは全国200店舗以上を展開し、在庫数は3万台を超え、ジャンル・ラインアップともに豊富です。インプレッサWRXをお探しの方は、ぜひネクステージにご相談ください。