日産リーフの魅力と航続距離を解説!補助金の活用してお得に手に入れよう
日産のリーフは、国産EV(電気自動車)の代表的な存在です。高い走行性能や静粛性で知られており、国内外で高い評価を受けています。リーフの使用感が気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、日産のリーフが気になっている方に向けて、車種の特徴やスペックなどを解説します。日産リーフ以外におすすめのクリーンエネルギー自動車など、有益な情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・日産リーフの購入は補助金の対象となる。複数の補助金やエコカー減税が受けられるので事前に確認しておこう!
・日産リーフ以外におすすめのクリーンエネルギー自動車は、日産『ノート e-POWER』、テスラ『モデル3』、トヨタ『プリウスPHV』の3つ!
・電気自動車をお得に手に入れたい場合は中古車を検討してみよう。ネクステージなら全国の在庫から探せる!
日産リーフのグレードと価格
日産リーフは大きく分けて、40kWhモデルと62kWhモデルの2種類があります。またアーバンクロムのような特別仕様車やNISMO、AUTECHなど幅広いラインアップが特徴です。
また日産リーフを購入すると、補助金の対象となります。ここでは日産リーフのグレードごとの価格や、対象となる補助金について解説します。
グレード別価格表
40kWhのグレード別価格表は以下の通りです。(価格情報はいずれも2022年2月時点のものです)
グレード |
新車価格 |
S |
332万6,400円 |
X |
382万5,800円 |
X Vセレクション |
406万3,400円 |
アーバンクロム |
411万8,400円 |
G |
419万3,200円 |
NISMO |
429万8,800円 |
AUTECH |
410万800円 |
次に62kWhの価格を見ていきましょう。
グレード |
新車価格 |
e+ X |
441万7,600円 |
e+ アーバンクロム |
471万200円 |
e+ G |
499万8,400円 |
e+ NISMO |
469万2,600円 |
S、X、Gとグレードが上がっています。アーバンクロムは特殊な塗装が施された特別仕様車、NISMOやAUTECHはよりスポーティな仕上がりになったグレードです。
日産リーフの購入は補助金の対象
日産リーフの購入は、補助金の対象となります。国の補助金として、以下のものから1つを受給できます。
-令和3年度補正予算経産省補助金(クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金)
-クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金
またエコカー減税で税金を優遇してもらうことも可能です。自動車税の減税も受けられるので、自動車にかかる税金を最小限に抑えられます。
また、自治体独自の補助金が適用される場合もあるため、事前に確認しておきましょう。例えば東京都で電気自動車を購入する場合、45万円の補助が受けられます。
【日産リーフ】航続距離と充電について
日産リーフは当時、世界初となるEV(電気自動車)として登場しました。2020年12月でめでたく発売10周年を迎えました。日産は今後もさらなる電動化車両の販売を目指しています。この項目では先代から現行モデルまで走行性能がどのように進化したかみていきましょう。
現行モデルの航続距離
以下、日産リーフの現行モデルの内「X」「e+ X」「nismo」3つのグレードの航続距離表です。リーフはEVのため電力1kWhあたりの走行距離で燃費(電費)を表記します。WLTCモードにおける値を記載しました。総電力量は「X」と「e+」が40kwh、「nismo」が62kWhです。
ちなみに日産リーフ「e+ X」の実電費は約8.0km/kWhといわれています。カタログ値の7.39km/kWhよりも少し上回っています。
グレード |
X |
e+ X |
nismo |
カタログ値 |
8.05km/kWh |
7.39km/kWh |
7.03km/kWh |
航続距離 |
322km |
458km |
281km |
(2022年2月時点の情報です)
先代モデルとの比較
以下の比較表をみてもらえれば分かる通り、日産リーフの現行モデルは先代モデルに比べ航続距離が圧倒的に伸びました。それに付随して他の性能も上がっています。しかし、あくまでサンプル値ですが実燃費はそこまで変わっていないようです。
モデル |
現行モデル |
先代モデル |
グレード |
G |
30Gサンクスエディション |
バッテリー容量 |
40kWh |
30kWh |
カタログ電費 |
10.0km/kWh |
9.3km/kWh |
実電費 |
7.9km/kWh |
8.0km/kWh |
(2022年2月時点の情報です)
航続距離に関する装備一覧
日産リーフは航続距離を改良するためにさまざまな装備が搭載されています。ブレーキ時にタイヤの回転でバッテリーに蓄電する回生協調ブレーキや車室内を少ない電力で効率的にあたためるヒートポンプシステム(省電力暖房システム)で電力効率化を実現しました。
さらに前席とステアリング、オプションで後席にもヒーターを付けることでエアコン使用の抑制を促しています。加速をおだやかにすることで制動時の回生エネルギーを増加させるエコモードも選択することが可能です。8年16万kmというリチウムイオンバッテリー容量も保証されています。
充電スポットと充電時間
EVはガソリンスタンドの代わりに専用の充電スポットを利用します。EVが発売された当初、不安視されていた充電スポットの数も現在は多くなりました。へき地でない限り充電には困らないでしょう。
充電方法には普通充電と急速充電の2種類が存在します。普通充電(3kW)では新型リーフ(40kw)のフル充電に約16時間必要でした。一方の急速充電では、40kWh車では40分、62kWh車では60分で80%ほどまで充電されるようになっています。
ただし充電時の外気温やバッテリー温度で変化するようです。また充電器の1回の時間は30分で1サイクルとなっており、トラブルにつながる可能性もあるため連続充電は控えるようにしましょう。
【日産リーフ】EV独特の走りとは
次に日産リーフの走行性能を紹介します。先ほど説明した燃費性能に加え、アクセルやハンドリングにも最新の技術が導入されました。日産リーフの加速性、安全性、快適さを知りたい方はぜひ覚えておいてください。
(参考: 『リーフ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
基本スペック
以下、3つのグレードにおける走行性能に関する装備一覧です。各グレードの装備を比較し、ぜひ自分に合ったモデルを見つけてください。
|
X |
e+ X |
nismo |
最小回転半径 |
5.2m |
5.2m |
5.4m |
交流電力量消費率 |
155Wh/km (WLTC) 120Wh/km (JC08) |
161Wh/km (WLTC) 125Wh/km (JC08) |
177Wh/km (WLTC) 137Wh/km (JC08) |
航続距離 WLTC/JC08 |
322km (WLTC) 400km (JC08) |
458km (WLTC) 570km (JC08) |
281km (WLTC) 350km (JC08) |
型式 |
EM57 |
EM57 |
EM57 |
種類 |
交流同期電動機 |
交流同期電動機 |
交流同期原動機 |
定格出力 |
85Kw |
85Kw |
85Kw |
最高出力 |
110Kw(150PS)/3283~9795rpm |
160Kw(218PS)/4600~5800rpm |
110Kw(150PS)/3283~9795rpm |
最大トルク |
320N・m(32.6kgf・m)/0~3283rpm |
340N・m(34.7kgf・m)/500~4000rpm |
320N・m(32.6kgf・m)/0~3283rpm |
(2022年2月時点の情報です)
EVならではの加速感と滑らかなコーナリング
日産リーフは、EVならではの走りを生むパワートレインに新型パワーモジュールによるモーター駆動電流の増加と、新型プロセッサーによる最新の制御技術を導入しました。これにより高効率化と高出力化が可能になり、俊敏な加速性能を実現しています。
さらに車体の低重心化とインテリジェントライドコントロールにより、デコボコ道でも振動を軽減しました。モーター音やエンジン音も非常に静かなため、静粛性と快適さを併せ持った車といえるでしょう。
インテリジェントトレースコントロールにより4輪それぞれのブレーキを制御することで、より滑らかで安心感の高いコーナリングが可能です。ハンドリングにも高い快適さを感じられるでしょう。
『e-Pedal』でイージードライビングを実現
アクセルペダルとブレーキペダルの踏み替えによる速度調節が一般的です。しかし、日産リーフのe-Pedalは発進、加減速、停止といった操作をアクセルペダルだけで可能にしていることをご存じでしょうか。
e-Pedalはアクセルペダルの戻し時に、一般的なブレーキングと同等の減速感を発生させています。アクセルペダルだけのイージードライビングで渋滞時や坂道、信号における負担が大きく減るため、一度使うとしっくりくる方が多いでしょう。
ブレーキペダルも設置はされているため、さらに「急激な減速がほしい」「従来の加速操作に慣れている」という方も安心してください。
『ProPILOT』による運転サポート
普段、高速道路における渋滞走行と巡航走行にストレスを感じている方も多いでしょう。日産リーフのProPILOTはこれらの負担を大きく軽減してくれるのです。
ProPILOTは前方の車をモニターし、アクセル、ブレーキをコントロールして車間距離を保つ手助けします。さらに白線をモニターし、道路の中央を走行するようなステアリングコントロール機能で直線走行、急なカーブも安心です。
アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポートしてくれることで快適な走行を体感できますが、自動運転システムではなく、あくまで運転操作を支援するためのシステムのため機能に頼りすぎないようにご注意ください。
『ProPILOT PARK』でスムーズに駐車
日産リーフのProPILOT PARKはステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、さらにパーキングブレーキまですべて制御してくれます。車が知能を持ったように縦列駐車、並列駐車問わず素早くスムーズに駐車可能です。必要な操作は以下の3ステップです。
ステップ1 |
駐車したいスペースの手前でパーキングスイッチを押し、ゆっくりと前進してスペースに真横に停める。 |
ステップ2 |
ProPILOT PARKが駐車可能スペースを自動検知するとナビ画面上に「P」マークが表示されたら「駐車開始」を押す。 |
ステップ3 |
駐車が完了するまでパーキングスイッチを押し続ける。完了すると自動で電気パーキングブレーキが作動する。 |
(2020年12月時点の情報です)
自身でハンドル操作することはありませんが、こちらも機能には限界があるため駐車中もハンドルに手をかざすなど安全運転を心がけたほうが良いでしょう。
安全運転もサポート
日産リーフは視界の確保やセンサーで安全運転のサポートも充実です。例えば対向車のヘッドランプ等を検知してハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」や障害物や進入禁止の標識を検知してブザーを鳴らす注意喚起システムが搭載されています。
また「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」により滑りやすい路面やコーナリング、障害物を回避する際に発生する横滑りをブレーキ圧やモーター出力を自動制御することで軽減することも可能になりました。
その他にもエアバッグの素材が強化されているなど運転者、同乗者を守る安全装備は十分です。EV車が初めての方も安心して利用できるでしょう。
日産リーフ以外におすすめの「クリーンエネルギー自動車」
ここまで日産リーフを主に解説しましたが、リーフ以外にも、たくさんのクリーンエネルギー自動車があります。
こちらの項目では、日産リーフ以外のクリーンエネルギー自動車として、以下の車種をピックアップして解説します。
- 日産『ノート e-POWER』
- テスラ『モデル3』
- トヨタ『プリウスPHV』
日産『ノート e-POWER』
日産のノート e-POWERは、2021-2022の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した車です。比較的安価で購入できる電気自動車で、エントリーモデルの新車価格は202万9,500円となっています。
LEDヘッドランプなど、次世代的なデザインが散りばめられたエクステリアは、多くのドライバーの心を惹きつけます。電気自動車らしい環境性能や静粛性はもちろん、滑らかな加速など高い走行性能を持っている車です。
ネクステージでは、ノート e-POWERの中古車を18万9,000円~258万9,000円で取り揃えています(2022年2月時点)。
テスラ『モデル3』
テスラ モデル3はアメリカの自動車メーカー、テスラが2017年7月に販売したEV車です。バッテリーや走りの加速は日産リーフのスペックを上回っており、グレードにもよりますが高価格で販売されています。以下、日産リーフの2つのグレードの燃費、性能です。比較しながら参照してください。
グレード |
パフォーマンス |
ロングレンジ |
RWD(後輪駆動) |
最高速度 |
261km/h |
233km/h |
565km/h |
加速(0~100km/h) |
3.3秒 |
4.4秒 |
6.1秒 |
航続距離 |
547km |
689km |
565km |
(2022年2月時点の情報です)
トヨタ『プリウスPHV』
トヨタ プリウスPHVは日本のハイブリッドカーの代表的な存在です。コンセントから充電できる他、微弱ですが太陽光でも充電可能となっています。電力による航続距離は60km程度ですが、ガソリン走行においても30.3kmという低燃費が実現されました。以下、トヨタ プリウスPHVのスペック表です。
エンジン |
種類 |
1.8L 直列4気筒DOHC |
最高出力 |
72Kw(98PS)/5200rpm |
|
最大トルク |
142N・m(14.5kgf・m)/3600rpm |
|
EV時 航続距離 |
60km |
|
カタログ燃費(WLTC) |
30.3km/h |
(2022年2月時点の情報です)
(参考: 『プリウスPHV(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRプリウスPHVの中古車
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中古車という選択肢も
「新車には手が届かない」「少しでも安く購入したい」という方は中古車の購入がおすすめです。以下、日産リーフの3つのグレードと日産 ノート e-POWER、テスラ モデル3、トヨタ プリウスの中古車相場です。年式や状態、グレードによって価格は変わるため、参考までにご覧ください。
モデル |
平均中古価格 |
リーフX |
170~300万円 |
リーフe+ X |
250~340万円 |
リーフnismo |
200~280万円 |
日産 ノート e-POWER |
20~280万円 |
テスラ モデル3 |
520~840万円 |
トヨタ プリウスPHV |
170~440万円 |
(2022年2月時点の情報です)
比較的安く設定されているのは、リーフとノートです。ただしノートの場合は、電気自動車でないモデルも含まれているため、「リーフと同じような水準」と認識しておけば問題ないでしょう。
一方でテスラは高い価格で販売されています。まだ中古EVに抵抗があるという方はガソリン走行も可能なトヨタ プリウスPHVを検討するといいでしょう。
エコカーはネクステージの中古車がおすすめ
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どうしても新車価格が高いエコカーは中古車を狙おう
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中古車の購入に抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、車両価格の安さや納車スピードの早さなど、中古車ならではのメリットも多くあります。
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まとめ
今回は日産リーフの特徴や電気自動車全般を解説しました。日産リーフは確かな走行性能と静粛性で、快適なドライビングを実現してくれます。世界で初めて電気自動車を誕生させた日産は、今後さらなる電動化車両の展開を行うでしょう。
日産リーフなどのクリーンエネルギー自動車をお得に手に入れたい場合は、中古車の購入を検討してみましょう。ネクステージなら、全国の豊富な在庫からお気に入りの1台が選べます。ぜひご来店ください。