CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

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CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

コンパクトSUVの人気が高まる中、マツダのCX-3は走りの良さとスタイリッシュなデザインで注目を集めています。しかし、ファミリーカーとしての実用性はどうでしょうか?特に気になるのが後部座席の広さです。

 

大人5人がCX-3の後部座席に乗ることは可能なのでしょうか?今回は、CX-3の後部座席を中心に、その居住性と実用性に迫ります。同クラスの他車種との比較も交えながら、CX-3の魅力と課題を探ります。

 

※目次※

1.CX-3の後部座席の居住性と快適性

2.CX-3の後部座席に5人乗車は可能か?

3.CX-3の後部座席を倒したときのラゲッジスペース

4.CX-3の後部座席の狭さの理由

5.CX-3と同クラスのコンパクトSUVとの後部座席の広さ比較

6.CX-3のおすすめポイント

7.まとめ

 

■POINT

・CX-3はMAZDA2(旧デミオ)をベースとしたコンパクトSUV。

・CX-3の後部座席を見ると大人3人乗車は窮屈に感じる可能性が高い。

・CX-3はトータルでみると走行性能が高く、スタイリッシュなデザインと燃費の良さなど魅力的なポイントが多い。

 

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CX-3の後部座席の居住性と快適性

CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

CX-3は、マツダ2を(旧デミオ)ベースとしたコンパクトSUVならではの使い勝手の良さを実現したモデルです。後部座席はレッグスペースやヘッドクリアランスは同クラス比で見ると少し物足りないものの、シートの座り心地や素材は良好です。ここでは、CX-3の後部座席の実力を、以下の3つの観点から徹底的に見ていきましょう。

 

後部座席の広さ

CX-3の室内のサイズは、室内長1,810mm、室内幅1,435mm、室内高1,210mmです。また、後部座席の寸法は、幅1,240mm、高さ約1,100mm、奥行きは約900mmです。ドライバーの座席位置にもよりますが、身長175cmの大人が座った場合、膝前のスペースは90mm、頭上のスペースは拳ひとつ分程度です。

 

後部座席は3人の設定ではありますが、全高を抑えたスタイリッシュなルーフラインを実現させているため、大人3人の乗車は窮屈に感じる可能性があります。長距離ドライブの際は、後部座席に大柄な方を乗せるのは避けた方が無難でしょう。

 

後部座席のシートの座り心地と素材

後部座席のシートは、グレードによって素材が異なり、クロス素材や合成皮革とクロスのコンビ、合成皮革とグランリュクスのコンビなどさまざまです。適度な柔らかさがあり、長時間座っていても疲れにくいでしょう。

 

シートの形状は、ベンチシートタイプでフラットな印象です。その分、ゆったりと座れるでしょう。総じて、CX-3の後部座席のシートは、コンパクトSUVとしては標準的な座り心地といえます。

 

後部座席の快適性

残念ながらCX-3には後部座席用のエアコン吹き出し口は装備されていません。夏場の暑い日や、冬の寒い日には、一時的に後部座席の快適性が損なわれてしまうかもしれません。

 

ただし、CX-3のエアコンは、前席のみでも車内全体を効率よく冷暖房できるように設計されています。コンパクトな車内空間が幸いして、後部座席までしっかりと空調が行き渡ります。

 

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CX-3の後部座席に5人乗車は可能か?

CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

CX-3に大人5人が乗車する際の快適性や実用性について、いくつかの観点から検証していきます。チャイルドシートの取り付けの難しさや使用時の窮屈さ、後部座席のスペースの影響を詳しく見ていきましょう。

 

チャイルドシートの取り付けと使用感

近年、チャイルドシート用に専用の固定規格として「ISOFIX」と呼ばれる規格が普及しています。CX-3もISOFIX対応の固定構造が後部座席の左右に設置されています。そのため、2つ取り付けることが可能です。

 

しかし、チャイルドシートを2つ並べて設置する場合、隣り合うシートとの間隔が非常に狭くなります。そのため、後部座席には大人の乗車は難しいと考えましょう。

 

大人5人乗車時の狭さと窮屈さ

CX-3の後部座席に大人5人が乗車すると、かなりの狭さと窮屈さを感じるでしょう。特に、真ん中の座席に座る人は、両サイドから圧迫される感覚を覚えるかもしれません。短時間の移動や、大人4人までであれば問題はなさそうです。

 

特に、大柄な人や、体格のいい人にとっては、後部座席に3人で長時間の移動では、身体が痛くなったり、疲れが蓄積したりする可能性があるかもしれません。

 

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CX-3の後部座席を倒したときのラゲッジスペース

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CX-3の後部座席を倒せば、ラゲッジスペースが大きく広がり、使い勝手が格段にアップします。ここでは、シートを倒したときのラゲッジルームの広さや実用性について詳しく見ていきましょう。コンパクトSUVとは思えないほど、便利に使えるはずです。

 

後部座席を倒す手順と簡単さ

CX-3の後部座席(リアシート)は、6:4の分割可倒式です。後部座席を倒す手順は非常に簡単です。まず、ヘッドレストを一番下まで下げます。次に、背もたれ最上部にあるレバーでロックを解除し、シートクッションの前端にあるレバーを引き上げると、シートバックが前方に倒れます。

 

シートは片側ずつ倒すことも、両側同時に倒すこともできます。シートを起こすときは、シートバックを持ち上げるだけ。カチッと音がして固定されれば完了です。

 

ただし、シートを倒す前に、後部座席に荷物がないことを確認しましょう。また、倒したシートに重い荷物を載せすぎると、シートの破損や事故につながる恐れがあるので注意が必要です。

 

ラゲッジスペースの広さと使い勝手

CX-3のラゲッジスペースは5人乗車で荷室長×荷室幅×荷室高が690mm×990mm×720mmで、荷室容量は350L(Bose未装着車サブトランク含む)です。

 

さらに、ラゲッジルームには、ショッピングバッグなどを掛けられるフックや、小物を収納できる床下収納もあります。また、荷物の量に応じて床面の高さを変えられるフレキシブルボードを採用した点も使いやすいポイントです。ボードを上段にセットすると、75cmのスーツケースを1つ収納でき、その下の空間には常備品をきちんと整理して収納可能です。

 

また、ボードを下段にセットすると、荷室スペースを最大限に利用でき、小型のスーツケースを2つ収納できます。

 

大きな荷物の積載性と実用性

後部座席を倒すと、ラゲッジスペースが広くなり、荷室長が1,620mmも確保できるため積載量は1,260Lまで拡大します。これは、ゴルフバッグなら4つ、大型スーツケースなら3つ積めるサイズです。また、シートを倒した状態でも、ほぼフラットな床面になるので、荷物を載せやすく、スライドさせての積み下ろしもスムーズです。海や山へのレジャーなら、十分な積載性になるでしょう。日常使いでも、買い物の荷物や子どもの三輪車などは問題なく積めます。

 

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CX-3の後部座席の狭さの理由

CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

CX-3の後部座席が狭いと感じる理由について、さらに掘り下げて見ていきましょう。CX-3の後部座席の狭さには、デミオをベースにしたプラットフォームの影響と、コンパクトSUVとしてのサイズ設計という2つの大きな要因があります。それぞれの観点から、CX -3 後部座席の居住性に与える影響を詳しく解説します。

 

デミオをベースにしたプラットフォームの影響

CX-3は、マツダの人気コンパクトカー「デミオ」をベースに開発されたクロスオーバーSUVです。デミオのプラットフォームの採用で、全長4,275mm、全幅1,765mmとコンパクトなボディサイズを実現しています。

 

一方で、SUVらしい力強いスタイリングと高い走破性を両立するために、ホイールベースを2,570mmに拡大し、最低地上高も160mmに設定しました。しかし、デミオベースであるがゆえに、他のコンパクトSUVと比較すると後部座席の狭さが指摘されています。

 

コンパクトSUVとしてのサイズ設計

CX-3のコンパクトSUVとしてのサイズ設計は、デザインと機能性のバランスを追求した結果と言えるでしょう。全高1,550mmに抑え、スタイリッシュなルックスと低重心による優れた走行安定性を実現しています。また、全幅1,765mmというサイズは、都市部での取り回しやすさと駐車のしやすさに貢献できるでしょう。

 

一方で、このコンパクトなサイズ設計が後部座席の居住性に影響を与えているのも事実です。大人5人でのロングドライブというよりは、デートや少人数でのお出かけ、もしくは後部座席は子どもに限定することで快適に過ごせるスペースを確保できます。CX-3は、日常使いしやすいサイズと、SUVらしい存在感を兼ね備えた、魅力的なクルマといえるでしょう。

 

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CX-3と同クラスのコンパクトSUVとの後部座席の広さ比較

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CX-3の後部座席のサイズが気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、CX-3と同クラスのコンパクトSUVであるトヨタ・ヤリスクロス、ホンダ・ヴェゼル、日産・キックスと比較しながら、各車の後部座席の広さや使い勝手を見ていきましょう。

 

トヨタ・ヤリスクロス

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トヨタ・ヤリスクロスの室内サイズを見ると、室内長は1,845mm、室内幅が1,430mm、室内高が1,205mmです。CX-3と比べると前後がやや広めに感じられるサイズです。ただ、室内高がやや低く、ヘッドクリアランスに窮屈感を感じる可能性があります。

 

室内幅はほぼ同じぐらいなので、大人5人での長距離ドライブは、やはり窮屈さを感じるかもしれません。CX-3と同様にチャイルドシートの取り付けは2つまで可能ですが、間に人が乗るスペースの確保は難しいです。ラゲッジスペースは390Lで、CX-3よりも余裕のサイズです。

 

ホンダ・ヴェゼル

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ホンダ・ヴェゼルの室内サイズは室内長が2,010mm、室内幅が1,445mm、室内高が1,225mmです。CX-3よりも前後に200mm余裕があるため、足元もゆったりしています。また、頭上空間も十分に確保されているので、背の高い方でも窮屈さを感じにくいでしょう。

 

シートの座り心地は上質で、長時間の移動でも疲れにくいと評判です。ただ、大人5人での乗車は、CX-3同様にやや厳しいかもしれません。

 

後部座席用のエアコン吹き出し口も備わっており、快適な空調管理が可能です。ラゲッジスペースも393Lと広く、ファミリーカーとしての実力は十分と言えるでしょう。

 

日産・キックス

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日産・キックスの室内サイズは室内長が1,920mm、室内幅が1,420mm、室内高が1,220mmです。CX-3よりも前後に長く幅は少し短い感じです。また、ヴェゼルやヤリスクロスと比べると、若干狭く感じるかもしれません。キックスも後部座席に大人の男性が3人並ぶと、肩が触れ合うなど窮屈さを感じるでしょう。

 

ただし、レッグスペースは十分に確保されており、ゆったりとした足元空間が魅力的です。シートの座り心地も良好で、長距離ドライブでも疲れにくいと好評です。

 

チャイルドシートの取り付けはヤリスクロスやヴェゼルと同様で、2つまで、子供が2人いるご家族にもおすすめできます。総じて、キックスの後部座席は、同クラスの中では平均的な広さと使い勝手を備えていると言えるでしょう。

 

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CX-3のおすすめポイント

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CX-3の後部座席は少し狭めですが、その分コンパクトなボディに上質な装備がギュッと詰まった魅力的な1台です。ここからは、そんなCX-3のおすすめポイントを、より詳しく見ていきます。

 

手頃な価格

CX-3は、227万円からと手頃な価格が魅力的なコンパクトSUVです。同クラスの他車と比べても、お財布に優しい価格設定です。限られた予算で高品質なSUVに乗りたい方におすすめの1台と言えます。

 

また、価格が手頃でありながら、十分な装備が充実しているのもポイントです。安全性能や燃費性能など、快適なカーライフに欠かせない機能が、しっかりと備わっています。

 

最新のセーフティ機能

CX-3には、先進のセーフティ機能が充実しています。例えば、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報システムなど、ドライバーの安全運転をサポートする装備の搭載です。万が一の事故の際も、SRSエアバッグや衝撃吸収ボディなど、乗員を守る設計が施されています。

 

また、アダプティブLEDヘッドライトや360°ビューモニターなど、視界を確保する機能も充実しているため、夜間の運転や狭い場所での駐車も、ストレスなく運転できるでしょう。

 

低燃費

CX-3の低燃費も見逃せないポイントです。WLTCモードのカタログ燃費は、ガソリン車の2WDが17.0km/L、4WDが15.7km/L、ディーゼル車の2WDが20.0~23.2km/L、4WDは19.0~21.2km/Lです。これは、同クラスのSUVの中でもトップクラスの数値になります。

 

CX-3の優れた燃費性能は、維持費を節約しながらSUVに乗りたいと考える人におすすめです。

 

上質なデザイン

CX-3のフロントデザインや、スタイリッシュなエクステリアは、街中でも目を惹く存在です。

 

また、インテリアも高級感があり、シートの素材や質感にもこだわりが感じられる仕様になっています。細部にまで工夫が施されたデザインは、CX-3の魅力です。

 

高い走行性能

CX-3はSUVらしい力強い走りを楽しめます。アクセルを踏み込めば、力強いトルクで一気に加速し、スムーズな変速と相まって、ストレスフリーな走行が可能です。高い走行性能は、運転する人にとって大きな喜びとなるでしょう。

 

また、優れた操縦安定性により、高速道路でも安心して運転できるのもポイントです。車線変更や追い越しも、思い通りに行えます。

 

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まとめ

CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

コンパクトSUVであるCX-3は、デミオをベースに作られたモデルです。そのため、後部座席のレッグスペースやヘッドクリアランスなどの寸法は小さめになっているため、同クラスの他車と比べると若干狭く、長時間の5人乗車は厳しいサイズと言えるでしょう。

 

一方で、後部座席を倒せばラゲッジスペースは広く使用でき、購入しやすい価格帯、低燃費、最新のセーフティ機能や高い走行性能など魅力のあるポイントもたくさんあります。家族構成や使用用途、ライフスタイルから比較して検討してはいかがでしょうか。

 

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【この記事の執筆者】

CX-3の後部座席は狭い?大人5人乗車や快適性について乗り心地を徹底検証!

松永つむじ
予備校講師からライターに転身した車特化ライター

車の情報だけでなく、MaaSやCASEをはじめ社会、産業、経済そしてジェンダーなど、多岐にわたる車をテーマにした記事執筆に携わる。これまでの執筆数は500記事以上になる。

歴代の愛車は全てMT車の車好き&モータースポーツファン。

 

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