MAZDA2(デミオ)のトランクの広さや魅力を徹底解説!先代モデルとの違いは?
以前、デミオというネーミングで販売されていたMAZDA2は、デザイン性に優れたコンパクトカーです。日常使いに最適なモデルでもあるということで、トランクルームの広さや使い勝手も気になるところです。
そこでこの記事では、デミオの現行モデルであるMAZDA2のトランクの寸法を紹介しつつ、その他の魅力的なポイントについて解説します。先代モデルとの違いにも触れるので、中古車での購入を検討している方も必見の内容です。
※目次※
3.トランク以外にもあるMAZDA2(デミオ)の収納スペース
・デミオから車名を変更したMAZDA2は、デザインと走りにこだわったコンパクトカー。
・現行MAZDA2(デミオ)のトランクルームの容量は280Lで、日常使いに十分な広さが確保されている。
・MAZDA2はディーゼルエンジンモデルを選べる点が大きな特徴で、クリーンでありトルクフルな加速が味わえる。
MAZDA2(デミオ)とはどのような車?
デミオからMAZDA2に車名が変更されたのは2019年です。マツダブランドの明確化を目的にネーミングが変更されました。ここでは、現行モデルであるMAZDA2の主な特徴と基本スペックについて解説します。大まかにどのような車かが分かるでしょう。
MAZDA2(デミオ)の特徴
デミオ改めMAZDA2は、「日常を豊かにする上質なパーソナルカー」をコンセプトに開発されました。塊感のある美しいプロポーションのエクステリアが目を引き、インテリアの質感も外観に負けず高い質感に仕上がっています。
また、走りへのこだわりもマツダブランドの特徴です。車との一体感を重視した車作りにより、運転のしやすさだけでなく楽しさを感じられるでしょう。多くの方から選ばれる完成度の高いコンパクトカーとして人気を誇っています。
MAZDA2(デミオ)の基本スペック
デミオの現行モデルのMAZDA2を購入を検討する前に、基本のスペックを押さえておきましょう。以下にボディサイズなどの基本スペックを記載します。
全長【mm】 |
4,080 |
全幅【mm】 |
1,695 |
全高【mm】 |
1,500~1,550 |
ホイールベース【mm】 |
2,570 |
車両重量【kg】 |
1,040~1,160 |
最低地上高【mm】 |
145 |
最小回転半径【m】 |
4.7~4.9 |
室内長【mm】 |
1,805 |
室内幅【mm】 |
1,445 |
室内高【mm】 |
1,210 |
(2024年6月時点の情報です)
MAZDA2は上記から分かる通り、全長4,700mm以下・全幅1,700mm以下・全高2,000mm以下の5ナンバーサイズのコンパクトカーです。5ナンバーサイズは狭い道を走行しやすいため、日本の道路環境に適しているといえます。また、最小回転半径が5m以下のため、小回りが利く点も特徴のひとつです。
自動車は重量が軽いほど燃費が良く、ハンドリングなど運動性能の面でも有利です。MAZDA2の前輪駆動のガソリン車は、車両重量が1t弱と軽い部類に入るため、車としての素養が高いといえるでしょう。
MAZDA2(デミオ)のトランクの特徴は?
買い物などでトランクをよく使用する方は、積載スペースの広さが気になるところでしょう。MAZDA2(デミオ)は、必要十分な容量を確保している点も魅力です。
ここでは、MAZDA2のトランクの広さを具体的な寸法を用いて解説するので、日常使いに活用できそうか使い勝手を想定してみましょう。
MAZDA2(デミオ)のトランクの広さ
MAZDA2のトランクは、通常時の荷室容量が280L(VDA方式)確保されているため、日常の買い物程度であれば十分と言えるでしょう。トランクの荷室長は約700mmで、タイヤハウス間の荷室幅は1,000mm程度です。そして、フロアの床面からトノカバーまでの高さは500mmとなっています。
ちなみに、リアシートのシートバックを前方に倒すと、荷室をさらに拡大することが可能です。シートバックは基本的に6:4分割式が採用されていますが、エントリグレードの15Cではメーカーオプションとして設定されており、モータースポーツのベース車である15MBでは選択できません。
リアシートを倒すとさらに広く使える
MAZDA2のリアシートの背もたれを前方に倒した場合、荷室長はおおよそ1,220mmとなり、室内空間を荷室スペースとしてより広く使用できます。
さらに、助手席を前方に最大限スライドさせた場合の荷室長は約1,510mmで、長物を積み込むことが可能です。なお、リアシートの背もたれから天井までの高さは730mmです。
荷室拡大時における荷室フロアとリアシートバックは150mmの段差があり、フラットではありません。リアシートを倒した状態であれば、奥行き270mm×幅270mm×高さ350mmの段ボールを10個まで積み込めます。
トランク以外にもあるMAZDA2(デミオ)の収納スペース
MAZDA2の収納スペースは、トランクだけではありません。一般的なグローブボックスの他に、小物やペットボトルなどのドリンクを収納するスポットが用意されています。主要な収納スポットについては、以下をご覧ください。
・フロントカップホルダー(2つ)
・ボトルホルダー付ドアポケット
・コンソールマルチトレイ
・シートバックポケット
運転席と助手席のドアには、ボトルが格納できるポケットが備わっています。飲み物は、サイドブレーキ付近にあるカップホルダーにも置くことが可能です。
また、その後方にある四角いコンソールマルチトレイは、小物や紙パックのドリンクなどを置くのに便利でしょう。そして助手席のシートバックにはポケットがあり、書類などを収納できます。
収納性だけではない!MAZDA2(デミオ)の魅力は?
MAZDA2(デミオ)の購入を検討している方は、トランク以外の特徴もチェックしておきましょう。ここでは、MAZDA2に取り入れられたデザイン思想や特徴的なパワーユニットの採用、そして安全装備や燃費性能について解説します。
魂動デザインを採用している
魂動デザインとは、マツダが提唱するデザイン思想のことで、生命感をテーマとしています。生き物の躍動感が引き出るような造形にこだわっており、MAZDA2のデザインにも取り入れられている点が特徴です。
魂動デザインは、2014年にフルモデルチェンジしたデミオから採用されており、同年の11月には「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を獲得しました。コンパクトカーの常識を覆すような評価を受けています。
ディーゼルエンジンモデルがある
MAZDA2ではディーゼルエンジンモデルが設定されており、これは現代の日本のコンパクトカーにおいて他に例を見ない存在といえます。ディーゼルエンジンはトルクがあり熱効率の面で優れているものの、振動が大きく環境に悪い印象が強かったため乗用車向きとはいえませんでした。
そんな中マツダは、独自の画期的な技術によりクリーンで軽量なディーゼルエンジンを作り出し、走る気持ちよさまでプラスしています。アップダウンが多い地域にお住まいの場合は、トルクフルなディーゼルエンジン搭載のMAZDA2がおすすめです。
安全装備が充実している
MAZDA2には、カメラとミリ波レーダ―を使用した予防安全装備が備わっています。歩行者や前方の車両を検知し、自動的にブレーキをかけるアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)が標準装備です。
また、約60km/h以上で作動するレーンキープ・アシスト・システムは、車線逸脱を防止する機能で、一部のグレードに搭載されています。そしてAT車に設定されている誤発進抑制機能は、踏み間違いによる事故を抑制する機能です。
燃費性能に優れている
昨今、ハイブリッド車や電気自動車に注目されていますが、MAZDA2には設定されていません。ただし、MAZDA2に採用されているSKYACTIVテクノロジーを取り入れたエンジンは、燃費性能に優れています。
ガソリンモデルには1.5Lの直噴エンジンが採用され、AT車の2WDは20.3km/L(WLTCモード)を達成しています。ディーゼルエンジンはさらに燃費性能が高く、2WDのAT車で21.6km/L、そしてMT車については25.2km/Lです。(2024年6月時点の情報です)
デミオと後続モデルMAZDA2の違いは?
デミオとMAZDA2において、車名以外の違いを知りたい方もいるでしょう。デミオからMAZDA2へ車名を変更する際に、デザインのブラッシュアップや新技術の投入など一部仕様変更が実施されました。ここでは、主な変更点と中古車相場の違いについて解説します。
エクステリアデザイン
デミオからMAZDA2にネーミングを変更したマイナーチェンジでは、エクステリアデザインに手が加えられました。まず、マツダ車の特徴であるシグネチャーウィングの形状に違いがあります。
デミオは、メッキ塗装のシグネチャーウィングがヘッドライトの縁で終わるデザインです。対してMAZDA2は、シグネチャーウィングをヘッドライトの下まで伸ばしており、ワイド感を演出しています。また、MAZDA2は深みのあるグリルを採用したことで、上質感が向上しました。
スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー
マツダは車を開発する際、ドライバーが車を自分の身体の一部として自然に感じられることを目指しています。この考え方が車両構造技術「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー」で、MAZDA2から取り入れられています。
まず、ドライバーが直接触れるシートは、人間のバランスを取る能力を最大限に生かせるよう設計している点が特徴です。ボディは、ドライバーが車の動きを速やかに感じ取れる構造に改良され、シャシーは路面からの入力をボディへ滑らかに伝える工夫が施されています。
静粛性
走行中、エンジンの作動音などメカニカルなノイズや、タイヤからのロードノイズなど、さまざまな音が発生します。これらが車内に大きく伝わると、リラックスして運転できません。
MAZDA2では、デミオよりも天井材の吸音性能をアップさせており、高速走行時のノイズを低減させています。同乗者との会話がはずみ、より快適にドライブを楽しめる点がうれしいポイントです。
中古車価格
デミオという車名で販売されていた車両は、MAZDA2よりも古いため、中古車価格は安い傾向にあります。
2024年6月現在、ネクステージにおけるデミオの中古車相場は、26万4,000円~149万9,000円です。一方でMAZDA2は、144万9,000円~189万9,000円となっています。
中古車を選ぶ際は、価格だけでなくグレードや装備、車両の状態などを確認することが大切です。ボディカラーを含め、自身のニーズとマッチする車両がないか検索してみると良いでしょう。
まとめ
MAZDA2(デミオ)は、スタイリッシュで車を操る楽しさが魅力のコンパクトカーです。使い勝手も良く、トランクは必要十分な広さで280Lの容量が確保されています。さらに、リアシートを倒すと荷室を拡大でき、多くの荷物を積み込むことが可能です。
トランク以外にも、MAZDA2は魂動デザインを採用したエクステリアや、環境に優しく力強い加速が味わえるディーゼルエンジンモデルを選べるなど多くの魅力があります。旧モデルであるデミオは中古車市場にも多く流通しています。費用も比較的安価で購入できるので、選択肢の幅も広がるでしょう。
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【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
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