レクサスUXは2026年にフルモデルチェンジ?2023年の改良についても解説
レクサスUXが、2026年にフルモデルチェンジを迎えるという噂が広がっています。電動化や先進技術の進化が加速する中、次世代UXはどのような姿で登場するのでしょうか。
実は2023年にすでに大幅な改良が行われ、全モデルが電動化されました。2026年モデルの予想と2023年改良モデルにおける変更点を詳しく見ていきましょう。
※目次※
・レクサスのコンパクトサイズSUVであるUXは、2026年にフルモデルチェンジが行われる可能性が予想されている。
・レクサスUXの2023年の改良では、全モデルの電動化やハイブリッドシステムの進化、燃費性能の改善などが行われた。
・EVモデルUX300eにおいては、バッテリー容量や充電性能、航続距離の大幅な向上が実施された。
レクサスUXが2026年フルモデルチェンジの予想
レクサスUXの2026年フルモデルチェンジでは、電動化戦略の一環として新プラットフォームの採用が予想されています。デザインの刷新や空力性能の向上、先進運転支援システムの進化など、大幅な変更があるかもしれません。これらの変更点について詳しく解説します。
新プラットフォームと電動化戦略
2026年のレクサスUXフルモデルチェンジでは、電動化戦略の一環として新プラットフォームの採用が予想されています。現行のハイブリッドモデルに加え、BEV専用モデルの登場もあるかもしれません。
新型UXはフロントとリアにモーターを搭載するデュアルモーターシステムを採用し、最大出力350PS以上を実現する可能性があるでしょう。また新開発のバッテリーにより、航続距離は現行の523kmから800kmへと大幅に向上すると見られています。
駆動システムには、レクサス独自の四輪駆動力システム「DIRECT4」やステア・バイ・ワイヤの採用が予想され、より洗練されたドライビング体験を提供するでしょう。
さらにAI技術を活用した次世代音声認識システムの搭載も期待されており、高級車にふさわしい快適な空間が実現する可能性があります。
デザイン刷新と空力性能の向上
次期UXのデザインは、スポーティーさと空力性能の向上を両立させる方向性が予想されています。フロントとサイドウインドウを一体化させたデザインや、リアのショルダー型ボディラインにより、立体感と迫力が演出されるでしょう。
フロントグリルは新型RXを踏襲し、縦型3連プロジェクターヘッドライトとディフューザーを一体化させることで、ワイド感と迫力が強調されます。これらの変更は単に見た目だけでなく、空気抵抗の低減にも貢献するものです。
結果として、燃費性能や走行安定性の向上が期待できます。電気自動車への完全移行を見据え、空力性能の向上は航続距離の延長にも直結する重要な要素となるでしょう。
最新モデルの基本スペック
2026年のレクサスUXフルモデルチェンジでは、先進運転支援システムのさらなる進化が期待されています。最新のAI技術を活用した自動運転機能の拡充が予想され、高速道路での自動運転や複雑な市街地での運転支援など、より高度な機能が搭載される可能性があるでしょう。
また、車両周辺の360度センシング技術の向上により、歩行者や自転車、他の車両との衝突回避性能が大幅に向上すると見込まれています。さらに、AIによる運転者の状態監視システムの導入も予想され、疲労や体調の変化を検知し、安全運転をサポートする機能が追加されるかもしれません。
これらの先進技術により、UXの安全性と快適性が飛躍的に向上し、プレミアムコンパクトSUVとしての価値がさらに高まることでしょう。
(参考:『UX(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
レクサスUX2023年改良モデルの主な変更点
2023年に、レクサスUXは大幅な改良を遂げました。全モデルの電動化をはじめ、走行安定性や乗り心地の向上、先進装備の進化など、多岐にわたる変更が施されています。これらの改良により、UXはより高性能で快適な走行を実現し、安全性も大幅に向上しました。
ここでは、2023年改良モデルにおける主要な変更点を詳しく解説します。具体的な数値や特徴を交えながら、UXの進化の全容を確認しましょう。
全モデルのパワートレインが電動化
レクサスUXは2023年の改良で、全モデルの電動化が果たされました。ハイブリッド車(HEV)とバッテリーEV(BEV)のみの設定となり、従来の「UX250h」から「UX300h」へと進化を遂げたのです。
UX300hのハイブリッドシステムは、システム出力が向上しました。また4WD車ではリアモーターが強化され、大幅な性能アップが実現されています。これにより旋回時の安定性が向上し、より精密な走行ラインの制御が可能になりました。
またブレーキシステムの刷新により繊細な速度調整が容易になり、乗り心地と静粛性も向上しています。レクサスはこの電動化戦略を通じて、多様化するユーザーニーズに応えつつ、カーボンニュートラル社会の実現を目指しているようです。
走行安定性と乗り心地の改善
レクサスUXの2023年改良モデルは、走行安定性と乗り心地の向上に重点を置いています。ボディ剛性を高めるため、ラジエーターサポートブレースやロアバックパネル下部のガゼットを追加し、サスペンションの締付トルクも強化しました。これにより、ドライバーの意図に忠実なハンドリングと安定した走行を実現しています。
また静粛性向上のため、ルーフ減衰材を高減衰タイプに変更し、ダッシュパネルやリヤホイールハウスに制振材を追加しました。さらに、加速度センサーを搭載し、スポーツ走行時のエンジン回転数の維持や坂道での加減速アシストなど、より洗練された走行性能を提供しています。
これらの改良により、UXは快適性と運動性能のバランスを高次元で両立させた1台に変貌しました。
先進装備の進化
レクサスUXの2023年改良モデルでは、先進装備の進化が目覚ましいといえるでしょう。予防安全技術「Lexus Safety System +」が大幅に機能が拡充され、交差点での衝突回避支援や夜間の自転車運転者の検知が可能になりました。
コックピットも洗練され、12.3インチの大型フル液晶メーターが採用されています。これにより、運転支援情報をより直感的に把握できるようになりました。さらに、エレクトロシフトマチックの採用により、シフト操作の確実性と迅速性が向上しています。
内装には金属質感の新素材を使用し、上質さと華やかさが演出されています。また、非常時給電システム付きの車内アクセサリーコンセントを新たに設定し、災害時の電源確保にも配慮されました。
EVモデル「UX300e」の性能と特徴
レクサスUXのEVモデル「UX300e」は、2023年の改良で大幅な性能の向上を実現しました。バッテリー容量の増加による航続距離の拡大、充電性能の向上、そしてEVならではの走行性能と静粛性が特徴です。UX300eの具体的な性能と特徴について詳しく解説します。
バッテリー容量と航続距離の拡大
レクサスUXの電気自動車モデル「UX300e」は、2023年3月の改良で大幅な性能向上を果たしました。バッテリー容量が54.4kWhから72.8kWhへと増加し、航続距離は367kmから512kmへと約40%も伸びています。
この改良により、UX300eはより実用的なEVへと進化したといえるでしょう。例えば東京から名古屋までの往復も、充電なしで走行可能になったのです。
項目 |
改良前 |
改良後 |
バッテリー容量 |
54.4kWh |
72.8kWh |
航続距離 |
367km |
512km |
充電性能と充電インフラの対応
UX300eの充電性能も大幅に向上しました。急速充電では50kW以上の出力に対応し、約60分で80%まで充電が可能です。また普通充電では、AC200V・30Aで約12時間での満充電が可能となりました。
これは新たに搭載された駆動用電池クーラーと駆動用電池ヒーターの効果です。これらの装備によりバッテリーの温度を最適に保ち、充電効率を高めています。
充電インフラ面では、全国のレクサス・トヨタ販売店約4,000店舗以上にある充電器が利用可能です。さらに「EV・PHV充電サポート」に加入すれば、e-Mobility Powerの充電ステーション約2万1,000基も利用できます。
自宅での充電に関するサポートも手厚く、レクサス独自の普通充電器とその設置工事が無料で提供されます。自宅にガソリンスタンドを設置するような感覚で、日々の充電が可能になるのは大きいでしょう。
EVならではの走行性能と静粛性
UX300eはEVならではの走行性能と静粛性で、ドライバーを魅了します。瞬時に最大トルクを発生させる電気モーターにより、アクセルを踏んだ瞬間から力強い加速を体感できるでしょう。
静粛性も特筆すべきポイントです。エンジン音がないため、高速走行時でも会話を楽しめるほど室内の静かさが保たれます。さらに床下のバッテリーが遮音壁の役割を果たし、路面からの振動や騒音も大幅に低減されているのです。
低重心設計により、コーナリング性能も向上しました。これらの特性により、UX300eは都市部での機敏な走りから、高速道路での快適なクルージングまで、幅広いシーンで高いパフォーマンスを発揮するでしょう。
ハイブリッドモデル「UX300h」の進化
2023年改良モデルのレクサスUXでは、ハイブリッドシステムが大幅に進化しました。新世代ハイブリッドシステムを搭載した「UX300h」の特徴や燃費性能の向上、環境性能の改善など、より経済的で環境に配慮した走りを実現する上で注目すべき点を確認しましょう。
新世代ハイブリッドシステムの特徴
レクサスUXの2023年改良モデルでは、新世代ハイブリッドシステムを搭載した「UX300h」が注目を集めています。システム出力が184PSから199PSへと向上し、走行性能が大幅に改善されました。
4WD車のリアモーターについては、従来の7PS/55N・mから41PS/84N・mへと、飛躍的にパワーアップしています。これにより旋回時の安定性が向上したことで、よりスポーティーな走りが可能になりました。
ブレーキシステムも刷新され、ペダル操作の反応性が向上しています。アクセルオフ時の減速感も強化され、より直感的な速度コントロールが可能になりました。さらに静粛性も向上し、高級車にふさわしい上質な乗り心地を実現しています。
項目 |
改良前 |
改良後 |
システム出力 |
184PS |
199PS |
4WDリアモーター |
7PS/55N・m |
41PS/84N・m |
燃費性能の向上と環境性能
レクサスUX300hの2023年改良モデルでは、燃費性能と環境性能が大幅に向上しました。新開発のハイブリッドシステムにより、2WD車のWLTCモード燃費は24.7km/L~26.3km/Lを達成しています。これは、高出力モーターとリチウムイオンバッテリーの組み合わせによるものです。
4WD車でも、リアモーターの出力が大幅に向上したにもかかわらず、WLTCモードで23.4km/L~25.2km/Lという優れた燃費性能を実現しています。
さらに環境性能の面でも進化を遂げました。CO2排出量が抑えられ、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル」を達成しました。これによりエコカー減税の対象となり、経済的にもメリットがあります。
項目 |
燃費性能(WLTCモード) |
2WDモデル |
24.7km/L~26.3km/L |
4WDモデル |
23.4km/L~25.2km/L |
予防安全技術の機能拡充
レクサスUXの2023年改良モデルでは、予防安全技術が大幅に進化しました。特に注目すべきは、Lexus Safety System+の機能拡充と先進運転支援システムの充実です。これらの技術革新により、UXの安全性と快適性が飛躍的に向上しました。
以下では、具体的な機能と特徴を詳しく解説します。これらの進化は、2026年頃に予想されるフルモデルチェンジに向けた重要なステップといえるでしょう。
Lexus Safety System+の最新機能
2023年改良モデルのレクサスUXは、Lexus Safety System+の機能を大幅に拡充しました。プリクラッシュセーフティの検出対象が拡大され、従来の車両や歩行者に加え自動二輪車も認識可能になったのです。
さらに、交差点での衝突回避支援機能が追加され、出会い頭や右左折時の事故リスクが低減されました。緊急時操舵支援も新たに搭載され、ドライバーの回避操作をサポートします。
プロアクティブドライビングアシストは、歩行者の横断や飛び出しを予測し、危険を回避する技術です。また、先行車への追従やカーブ走行時の減速をアシストし、運転負荷を軽減します。これらの進化によって、より安全で快適な走行が実現しました。
先進運転支援システムの特徴
レクサスUXの2023年改良モデルは、先進運転支援システムの充実により、さらなる安全性と快適性を実現しました。レーダークルーズコントロールは全車速追従機能を備え、高速道路での長距離ドライブをサポートします。
レーントレーシングアシストは車線中央の走行をアシストし、ドライバーの負担を軽減する機能です。またブラインドスポットモニターや、パーキングサポートブレーキなども搭載され、多角的に安全運転をサポートします。
これらのシステムはドライバーの「目」となり「手」となることで、事故のリスク低減に効果を発揮する技術です。ただし完全な自動運転ではないため、ドライバーの適切な判断と操作が常に必要である点には注意しましょう。
まとめ
レクサスUXは2026年頃のフルモデルチェンジが予想されています。2023年改良モデルでは、EVモデル「UX300e」の性能向上や、ハイブリッドモデル「UX300h」の進化が注目されました。EVモデルは航続距離の延長や充電時間の短縮が実現し、ハイブリッドモデルは燃費性能の改善が見られます。
また予防安全技術の機能拡充により、より安全な走行が可能になりました。内装デザインの変更や新しい運転支援システムの導入など、細部にわたる改良が施されています。
今後のモデルチェンジでは、さらなる電動化の進展やデュアルモーターを採用する可能性が考えられるでしょう。
【この記事の執筆者】
五十嵐巧
大手出版社での書籍編集を皮切りに、25年以上にわたり書籍・雑誌・Webメディアの編集・ライティングに携わる。現在はフリーランス編集者・ライターとして活動し、複数の自動車メディアでもコンテンツの編集・執筆に取り組む。豊富な取材経験と専門知識を活かし、読者に信頼される情報を提供し続けている。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。
PRレクサスUXの中古車
365.9 万円

UX250h Fスポーツ
ムーンルーフ 三眼LEDヘッド 衝突軽減 全周囲カメラ ブラインドスポットモニター カラーヘッドアップディスプレイ アクセサリーコンセント おくだけ充電 赤合皮シート メーカーナビ パワーバックドア
412.9 万円

UX250h バージョンL
4WD 禁煙車 10.3インチナビ 全周囲カメラ 衝突軽減 ブラインドスポットモニター パワーバックドア シートベンチレーション シートヒーター ステアリングヒーター 角型3眼LEDヘッドライト
348.9 万円
DATE

UX250h バージョンL
サイドカメラ バックカメラ 純正ナビ 100V電源 衝突軽減装置 レーダークルーズコントロール 禁煙車 シートベンチレーション リアシートヒーター 本革シート パワーシート ドライブレコーダー
348.9 万円
DATE

UX250h バージョンC
メーカー純正ナビ トヨタセーフティセンス 全周囲カメラ パワーシート シートメモリー ETC シートヒーター ステアリングヒーター レーダークルーズコントロール LEDヘッドライト
350.9 万円
DATE

UX250h Fスポーツ
メーカーナビ パノラマルーフ 全周囲カメラ スマートキー ステアリングヒーター パワーバックドア パドルシフト ステアリングスイッチ 禁煙車 LEDヘッド
319.7 万円

UX250h バージョンC
禁煙車 10型ナビ フルセグTV Bluetooth再生 全周囲カメラ ドラレコ シートヒーター パワーシート レーダークルーズコントロール クリアランスソナー スマートキー LEDヘッドライト
339.9 万円
DATE

UX250h 特別仕様車 アーバンエレガンス
禁煙車 純正12.3インチナビ パノラミックビューモニター トヨタセーフティーセンス ブラインドスポットモニター ドラレコ 純正18インチアルミホイール スマートキー フルセグTV
380.9 万円
DATE

UX250h Fスポーツ
4WD サンルーフ 純正10.3型ナビ バックカメラ 3眼LEDヘッド ブラインドスポットモニター ETC ドライブレコーダー Ltexシート シートヒーター ドライブモードセレクト
もっと見る >
※価格は支払総額