レクサスGXの国内販売がスタートした!GX550の特徴を見てみよう
これまで北米を中心に販売していたレクサスGXは、3代目へのモデルチェンジを機に、国内販売が開始となりました。GXは2023年3月末までに海外で約54万台もの累計販売台数を記録しているモデルです。
今回のフルモデルチェンジは完全刷新され、骨格レベルから変更が行われています。レクサスのSUVにはLXやRXもあるため、新たにGXが加わったことでどのモデルを選ぶか迷う方もいるでしょう。この記事では、国内販売モデルのレクサスGXについて紹介します。
※目次※
・GXは2024年に日本国内で発売開始となったレクサスの大型SUV。
・エクステリアは「HIGH END×PROFESSIONAL」をキーワードに、美しくモダンで洗練されたデザインを採用している。
・全長4,970mmのGXはレクサスのSUVラインアップの中で、LXの次に大きなSUVである。
2024年にレクサスGXの国内販売がスタートした!
これまでレクサスGXは国内販売が行われていなかったため、どのような車なのか気になる方も多いのではないでしょうか。GXは、20年以上前から海外で販売が行われていたモデルです。まずはGXの概要をチェックしましょう。
GXはレクサスの大型SUV
2002年にはじめて登場したレクサスGXは、北米市場を中心に販売が行われていました。頑丈でありながらも上質な車両を求める顧客層に応えるべく、走破性の高さと室内空間の上質さにこだわったSUVとしてのラインアップです。
GXは「Grand Crossover(Xover)」の略であり、大自然を走破するという想いを込めて名付けられています。
2024年に国内販売が開始となった
2024年に日本国内で発売開始となった新型GXは、「ザ・プレミアム・オフローダー」を開発コンセプトとして更なる進化を遂げたモデルです。3代目モデルである新型GXは、2024年秋頃に通常販売が予定されています。
これに先立ち、2024年4月には100台限定の抽選販売として、「GX550“OVERTRAIL+”」が発売となりました。
レクサスGX550の外観と内装
2024年に発売となったモデルは、GX550です。「ザ・プレミアム・オフローダー」という位置付けで、2024年4月から抽選販売の受付が行われていたOVERTRAIL+は、6月上旬より販売が予定されています。
GX550のエクステリア
レクサスGX550は、ボディオンフレーム構造を踏襲しながら新たに「GA-Fプラットフォーム」を採用しています。これにより、静粛性や走りの質が大幅に進化しました。エクステリアは「HIGH END×PROFESSIONAL」をキーワードに、美しくモダンで洗練されたデザインです。
ボンネットの中心部分を低く構えながら両脇を高く角張らせることで、コーナー位置を確認しやすくしながら下方視界も確保しています。ホイールフレアは4隅に張り出したスクエアな形状をしており、力強さと安定さを感じられるデザインとなりました。
GX550のインテリア
GX550のインテリアは、森の中にたたずんでいるかのようなデジタル環境が整っているモダンで快適な別荘をイメージしたデザインです。運転席周りは車両姿勢が把握しやすい設計や機能別に配置された操作しやすいスイッチなど、オフロード走行を想定しているため使い勝手が良く感じられるでしょう。
2列目シートはキャプテンシートとベンチシートが設定されており、好みに合わせて選べます。3列目シートはオプションで電動折り畳み機構を設定でき、左右独立操作が行えます。
レクサスGX550の性能
レクサスGX550は、オンロードもオフロードも安定感のある走りができるモデルです。凹凸の激しい路面や滑りやすい路面でも、アクセルやブレーキ操作をせずにステアリング操作のみで極低速走行ができるクロールコントロールなどを搭載しています。
エンジンと走行性能
GX550のエンジンは選べる2タイプを設定しており、ラインアップは3.5L V6ツインターボエンジンと2.4Lハイブリッド仕様です。100台限定で発売となったOVERTRAIL+は最高出力260kW、最大トルク650N・mを発生させるV6 3.5Lツインターボエンジンを搭載しています。
また、けん引可能重量は約3,600kgとなっており、けん引しているトレーラーのふらつきを制御する「トレーラースウェイコントロール」を採用しています。
荷室の使い勝手
バックドアは挟み込み防止機能や停止位置メモリー機能付きのハンズフリーパワーバックドアを採用し、後方の空間が狭いときに荷物を出し入れできるバックドアガラスハッチも備わっています。
ラゲージスペースにはトノカバーも付いており、6:4分割可倒シートの後席を倒すと、荷物に合わせてラゲージルームを拡大できる設計です。
安全性能
レクサスGX550は最新の安全性能を装備し、Lexus Safety System + が標準装備されています。また、OVERTRAIL+は死角を確認できるマルチテレインモニターや後方カメラの映像をミラーに映すデジタルインナーミラーも搭載されました。
Lexus Safety System + は進路上の歩行者や車両を検出して危険を知らせたり自動ブレーキを作動させたりするプリクラッシュセーフティや、走行時のリスクを先読みして運転操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストなどの機能が備わっています。
レクサスGX550のスペックや価格
レクサスGXの購入を考えているときには、スペックや価格が気になる要素のひとつではないでしょうか。どちらも2024年8月時点では通常販売の情報がまだ公開されておらず、プロトタイプと抽選販売モデルのみが確認できます。
スペック
GXは2024年8月時点で新車発売が行われているレクサスのSUVラインアップの中で、大きなサイズのSUVです。一番小さなSUVはLBXで全長4,190mmとなっており、一番大きなSUVは全長5,100mmのLXです。レクサスGX550 OVERTRAIL+のスペックは、次の通りです。
全長 |
4,970mm (トーイングヒッチ装着の場合は5,015mm) |
全幅 |
2,000mm |
全高 |
1,925mm |
エンジン |
V35A-FTS |
最高出力 |
260kW[353PS] |
最大トルク |
650N・m[66.3kgf・m] |
ホイールベース |
2,850mm |
タイヤサイズ |
265/65R18 |
燃費 |
8.1km/L(AWD) |
車両重量 |
2,480kg(トーイングヒッチ装着の場合は+10kg) |
(レクサスGX550 OVERTRAIL+のスペックより)
価格
レクサスGX550 OVERTRAIL+は、「ムーンデザート&ブラック」と「テレーンカーキマイカメタリック&ブラック」の2色を展開し、通常販売も含めると全6色のラインアップです。
OVERTRAIL+は内装色に「シャトー&ブラック」と「ブラック&ブラック」を用意しています。通常販売の価格はまだ公開されていませんが、OVERTRAIL+の価格は下記の通りです。
グレード |
価格 |
GX550 OVERTRAIL+ |
1,235万円 |
(2024年8月時点の情報です)
PRレクサスのSUV
※価格は支払総額
まとめ
国内販売が始まったレクサスGX550は外観と内装が洗練され、性能面でも優れた特徴を持っています。2024年4月には100台限定でGX550 OVERTRAIL+が発売開始となりました。
惜しくも抽選に落ちてしまったときは、秋頃には通常販売が予定されているため、今後のGX550の発売情報に注目しておきましょう。レクサスはLBX・UX・UX300e・NX・RZ・RX・LXと、GX以外にも数多くのSUVをラインアップしているため、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
▼ライタープロフィール
福沢知留
フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。
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