レクサスLM300hの中古車はあるの?国内の流通傾向や特徴をご紹介
「LM300h」は、トヨタの高級ブランド・レクサス初のミニバンモデルです。2020年2月に中国で販売されましたが、2022年9月時点では日本未発売となっています。LM300hを日本で手に入れる方法はないのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、LM300hの概要や入手方法などについて解説します。LM300hの代わりにおすすめの高級ミニバンなど役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
1.レクサス初のミニバン「LM300h」は中古車も見つからない?
5.レクサスLM300hに似たアルファードの中古車を探してみよう
・LM300hはレクサス初のミニバンモデルの高級車。価格は2,000万円程度で、日本では未発売
・逆輸入車のLM300hを購入することは可能だがハードルは高め。手に入りやすいトヨタ アルファードの購入を検討するのも手
・レクサスやトヨタのミニバンをお得に手に入れたいなら中古車がおすすめ。ネクステージなら豊富な在庫からお気に入りの1台が見つかりやすい
レクサス初のミニバン「LM300h」は中古車も見つからない?
レクサス初のミニバンとして注目を集めているLM300hですが、日本未発売のため手に入りにくい車種です。日本での発売はあるのか、気になっているファンの方も多いのではないでしょうか。実は、LM300hの国内販売があるという噂が出回っています。
ここでは、そのような気になる噂や、日本国内で手に入れられる可能性などについて解説します。
日本では未発売のミニバン
LM300hは、2020年2月24日に発売されたレクサス初となるミニバンモデルです。日本では未発売の車種ですが、熱心なファンを中心に注目を集めています。LM300hはトヨタの「アルファード」がベース車両となり、「アルファード ハイブリッド」と同じハイブリッドシステムを搭載しています。
また、外観でベース車両のアルファードと差別化するため、レクサス最大サイズのスピンドルグリル(レクサス特有のフロントフェイス)やすっきりとした印象の3連ヘッドライト、L字型の昼間点灯(LED)などを使用しているのが特徴です。これらにより、ひと目でレクサスだと分かるデザインに仕上がっています。
さらに、サスペンション(車輪と車体をつなぎ、路面からの衝撃や振動を吸収する装置)にはレクサス専用のものを使用することで、運転中の揺れを大幅に減らし、振動を感じない快適な乗り心地が実現しました。
フルモデルチェンジ後に国内登場の噂
中国市場を中心に販売されているレクサスLM300hですが、フルモデルチェンジ後に日本で発売されるのではないかという噂が出ています。時期については未定ですが、2023年以降ではないかといわれています。日本での発売が決定すれば、国内でも手に入りやすくなるでしょう。
また、2022年時点では日本未発売となっていますが、逆輸入車であれば購入できる可能性もあります。実際、レクサスLM300hを逆輸入している販売店もあるので、気になる方は販売店を探して見るのも手です。
レクサスLM300hのスペックとは?
レクサスLM300hは、4人乗り車と7人乗り車の2種類のラインナップとなっています。それぞれスペックや特徴にどのような違いがあるのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、レクサスLM300hの4人乗り車と7人乗り車のスペックを解説していきます。それぞれの特徴と合わせて、順番に見ていきましょう。
4人乗りのスペック
レクサスLM300hの4人乗り車のスペックは、以下のとおりです。
サイズ mm |
全長 5,040 全幅 1,850 全高 1,945 |
ホイールベース mm |
3,000 |
車両重量 kg |
2,290 |
エンジン種類 |
2AR-FXE |
総排気量 cc |
2,494 |
最高出力 [KW/r・p・m] |
86/4700 |
最大トルク [N・m/rev/min] |
198/2,800~4,000 |
トランスミッション |
電子無段変速機ECVT |
レクサスLM300hの4人乗り車は2列のシートとなっており、前席と後席に分かれています。2列の間には26インチカラーディスプレイが搭載され、後席側から見ることができます。
その他後席には容量約14Lの冷蔵庫といった装備もあり、後席の搭乗者も車内で快適に過ごすことができます。
7人乗りのスペック
レクサスLM300hの7人乗り車のスペックは、以下のとおりです。
サイズ mm |
全長 5,040 全幅 1,850 全高 1,945 |
ホイールベース mm |
3,000 |
車両重量 kg |
2,290 |
エンジン種類 |
2AR-FXE |
総排気量 cc |
2,494 |
最高出力 [KW/r・p・m] |
86/4700 |
最大トルク [N・m/rev/min] |
198/2,800~4,000 |
トランスミッション |
電子無段変速機ECVT |
先ほど紹介した4人乗り車と、スペックは同様です。内装は7人乗りなので3列シートになっていますが、それ以外の装備は同じです。
7人乗りは乗車定員が多いので、子どもがいる家庭には特に便利でしょう。
8人乗りの車は、3列目に乗る時2列目を前に移動させないと乗りづらいです。しかし7人乗りの車は、そのまま3列目に乗ることが可能です。
中古でも欲しくなるレクサスLM300hの特徴
中古車でも手に入れたいと思わせるレクサスLM300hは、外観・内装共に多くの人を魅了するつくりとなっています。4人乗り車には、「ロイヤルエディション」と呼ばれる特殊な仕様が採用され、より特別感を得たい人におすすめです。
ここでは、LM300hのエクステリアやシート周り、オーディオ環境などについて、それぞれの特徴を詳しく解説します。
エクステリア
トヨタ「アルファード」をベースにしているレクサスLM300hの特徴は、なんといってもフロントフェイスの存在感でしょう。従来比1.5倍の大きさを誇るスピンドルグリルやL字型LEDデイタイムランニングライト、スリムな3連ヘッドライトなどは、一目でレクサスとわかる仕上がりです。
入り組んだデザインのグリルには高級感があり、アルファードとは異なるテールランプやホイールデザイン、エンブレムなどからもレクサスらしさを感じられます。
シート周り
レクサスLM300hの4人乗り車は2列シート、7人乗り車は3列のシートです。4人乗り車は「ロイヤルエディション」と呼ばれる特殊な仕様となっています。アルファードの車体を共有していますが、シートは別のものです。
後席のシートには、低密度のウレタンフォームを使用しています。ソファのような快適な座り心地なので、家でくつろいでいるかのような感覚で車に乗っていられます。
レクサスLM300hは前席と後席との間をパーテーションで仕切っているため、車でありながら前席と後席でプライベートな空間を作り出しました。
さらに後席には、容量750mlのワインやシャンパンを2本入れられる小型の冷蔵庫を搭載しています。
冷却機能も高いため、乗車中に後席で冷えた飲み物を楽しめるでしょう。
オーディオ環境
レクサスLM300hには、レクサス専用のオーディオ「Mark Levinson(マークレビンソン)」を搭載しています。
Mark Levinsonは米国を代表するブランドで、世界中のオーディオファンから高く評価されている商品です。
上海モーターショー2019でレクサスLM300hが発表された際には、Leysonson製オーディオ装備と表明していましたが、販売時には変更となりました。
Mark Levinsonのオーディオはブルーレイに対応しており、前席と後席の間に搭載された26インチの大型ディスプレイで視聴可能です。
スマホやタブレットと接続できるので、Apple Musicといったストリーミングサービスや端末にダウンロードした音楽を楽しめます。
レクサスLM300hは中古車にも出会いにくい
日本未発売とあって、レクサスLM300hはなかなか手に入りにくい車種です。高級車のため購入価格は群を抜いて高く、なかなか手が届かないという方も多いでしょう。中古車にも出会いにくいため、レクサスの別モデルを検討するのもおすすめです。
ここでは、レクサスLM300hの価格相場や、手に入りやすい他モデルの車種について解説します。
新車は2,000万円超えもあり得る
レクサスLM300hは豪華な装備が搭載されていることもあり、非常に高価な車です。4人乗り車と7人乗り車それぞれの価格は、以下のとおりです。
・4人乗り:116万6,000元(日本円1,869万5,785円)
・7人乗り:146万6,000元(日本円2,350万6,021円)
4人乗りは2,000万円近く、7人乗りは2,000万円を超えていますが、中国ではこの価格でも売れており、高い人気を誇っていることが窺えます。ただし、輸入車となるとこの価格に予備検査の費用が上乗せされるので注意が必要です。検査費用については、販売店に直接問い合わせましょう。
さらに中国では中古価格も高く、新古車だと100万元(1,600万円)以上が一般的です。人気が高い分、中古車としての買い取り価格も高いのはメリットといえます。
安く欲しいならベースモデルを検討しよう
LM300hのベースモデルとして、アルファードハイブリッドがよく知られています。アルファード全体の新車価格帯は394万1,000円~775万2,000円で、ハイブリッドモデルのHYBRID SR Cパッケージ(7人乗り)は572万円です。
もちろん軽自動車やコンパクトカーに比べれば高くつきますが、海外からLM300hを取り寄せるよりも、手に入れるためのハードルは低いといえます。アルファードの中でも魅力的なのが、最上級グレードのExecutive Lounge Sです。まさに高級ミニバンに相応しいエレガントさに包まれています。
新車価格はガソリン車が761万9,000円、ハイブリッド車が775万2,000円です。エントリーモデルと比べて400万円ほど高いですが、支払う価値のある内容となっています(価格情報はすべて2022年9月時点のものです)。
レクサスLM300hに似たアルファードの中古車を探してみよう
「レクサスの高級ミニバンが手に入りにくい」と悩んでいる方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、ミニバンの定番であるトヨタ アルファードです。
アルファードハイブリッドはLM300hのベースモデルであり、エレガントなデザインが高く評価されています。ここではアルファードの特徴や中古車相場などを解説します(価格情報はすべて2022年9月時点のものです)。
高級感漂うインテリア・エクステリアデザイン
アルファードの魅力は、高級感漂うインテリア・エクステリアデザインです。インテリアには上質なシート表皮が使われており、ラグジュアリーな空間を演出しています。木目調のデザインも良い味を出しており、高級ミニバンらしいインテリアが魅力です。
シートアレンジも豊富なので、ゲストに合わせて最適な空間を実現できます。Executive Loungeにすると、シートの内容はもちろん、室内の装備も豪華になるのでおすすめです。
充実したインテリアだけでなく、高級ミニバンらしいエクステリアデザインも高く評価されています。特徴的なのはグリルセンター部分の突き出しなど、ディテールにこだわった作りです。全体的に艶やかなボディになっており、一際強い高級感を放っています。インテリアだけでなく、エクステリアにも注目してみてください。
アルファードの中古車相場
ネクステージでは、アルファードの中古車を79万9,000円~669万9,000円で取り揃えています。例えば、2015年式の2.5S(両側電動スライドドア・純正ナビ・JBLサウンド・バックカメラ・ETC・衝突軽減装置・レーダークルーズコントロール・電動パーキング&オートブレーキホールド)は、389万9,000円で販売しています。
カスタム済みの車も多くそろっているので、ぜひお気軽にご相談ください。
(参考:『アルファード(トヨタ)の中古車一覧』)
高級ミニバンの中古車を探すならネクステージへ!
レクサスを購入するのであれば、中古車での購入がおすすめです。中古車は新車に比べ車両価格が安いだけでなく、在庫が多く、自分の希望にあった車を見つけやすいといったメリットがあります。
中古車販売店は数多くありますが、ネクステージは他社とは違うメリットを持っています。ここでは、ネクステージの強みをご紹介します。
車の状態が確認しやすい
ネクステージでは、修復歴車のある車は一切扱っていません。また、第三者機関による品質鑑定も実施しており、契約時には細かなキズまでお客様立ち合いのもと確認するなど、中古車は購入後のトラブルが心配という方も安心して車を購入いただけます。
さらに、ネクステージは納車後の保証も充実しており、33機工318~320項目の保証が最長3年間受けられるのも魅力です。保証によって、エンジンやブレーキ機工などが故障した場合の修理・交換にかかる費用は無料となります。
全国ネットワークで欲しい車が探せる
自分の買いたい車がネクステージの最寄り店にはなくても、県外の遠方の店舗では取り扱っている場合があります。しかし、欲しい車が遠方の店舗にある場合、その店舗までわざわざ足を運ぶのは負担が大きいでしょう。ネクステージは、希望車種を全国の在庫から最寄り店に取り寄せることができるのが強みです。
まずはWebサイトで在庫を確認し、気になる車がある場合は、まずは最寄り店舗までお気軽にご相談ください。
PRレクサスの中古車
まとめ
レクサスLM300hはビジネスクラスを超える最上級の空間を目指しており、走り心地はもちろん車内の装備にもこだわっています。26インチディスプレイ、ワインやシャンパンのボトルを冷やせる冷蔵庫など、長時間のドライブでも快適に過ごせる豪華な内装です。ドライバーはもちろんのこと、同乗者も退屈することがないでしょう。
日本では未発売で入手が困難ですが、ネクステージではレクサスの他モデルも多数取り扱っています。Webサイトから車両を検索し、見積もり依頼を出せるとあって車探しも楽です。中古車の購入を検討している場合は、ぜひネクステージをご利用ください。