オデッセイの税金はいくら?年式別税額や維持費の節約方法についても解説
オデッセイの購入を検討しているとき、重要なポイントの一つが、税金や維持費です。では、オデッセイの税金は年式によってどのように変わるのでしょうか?特に、13年目以降の古い車両の税金は気になるところです。ハイブリッドとガソリンでも税金に差があるのか、他の車種と比べてオデッセイの維持費は高いのか低いのか。こうした疑問に答えながら、オデッセイの税金と維持費の詳細を解説します。読むことでオデッセイの税金について理解できるでしょう。
※目次※
3.オデッセイのハイブリッドモデルとガソリンモデルの税金比較
・オデッセイを含めた自動車税は排気量と年式で決まる。
・オデッセイを含めた自動車重量税は新車登録から13年経過と18年経過で重課になる。
・税金の他にかかる費用を節約することで維持費を抑えられる。
現行オデッセイの自動車税の基本情報
オデッセイは2022年に終了したのち、再びハイブリッドに1本化して復活したモデルです。オデッセイの税金は、排気量やグレードに異なり、2.4Lのラインで年間の税額に差があります。また、車両重量に応じた自動車重量税も2年ごとに1万2,300円と負担は小さくありません。とはいえ、大人数の移動や荷物の運搬には、ミニバンならではの価値があるでしょう。ランニングコストを含めてトータルで考え、ライフスタイルに合った選択が肝心です。
オデッセイの排気量と自動車税の違い
オデッセイの自動車税は、排気量によって大きく異なります。2019年10月1日以降に登録した場合2.4L以下のモデルは、年間4万3,500円の自動車税がかかりますが、2.4Lを超えるモデルは、年間5万円の税金が必要です。
これは、排気量が大きいほど環境負荷が高いと見なされているためで、税制上不利になっているのが実情です。しかし、オデッセイのような大型ミニバンを選ぶ際は、大きな室内空間や積載性を重視するあまり、税金の差を見落としがちです。
排気量による税額の違いを把握し、ランニングコストを含めてトータルで考えることが賢明と言えるでしょう。
オデッセイのパワートレインによる自動車税の違い
オデッセイはパワートレインによって排気量が異なります。例えば、2013年発表の5代目のガソリン車は2,400cc、ハイブリッド車は2,000ccです。
そのため、ハイブリッド車では、自動車税は新車登録時期が2019年9月30日以前の場合は年間3万9,500円、2019年10月1日以降の場合は年間3万6,000円と、排気量によって税金が異なるのがわかります。
オデッセイの自動車重量税の概要
オデッセイの自動車重量税は、車両重量に応じて課税されます。車両重量が重いほど、道路への負荷が大きいと見なされ、税額も高くなります。
具体的には、オデッセイの車両重量は過去のモデルを含めて1,600kg~1,950kgなので、3年で4万9,200円、2年で3万2,800円の自動車重量税がかかる計算です。
オデッセイの年式別税金の詳細
オデッセイの13年目以降の自動車税は、排気量によって金額が変わります。中古車の場合は新車登録の年式で税金が決まるため、古いオデッセイほど税金対策が必要です。
排気量を下げる、ハイブリッドに乗り換える、重量税の減免制度を利用するなど選択肢はありますが、費用対効果も考える必要があります。
経年によるオデッセイの自動車税の具体的な金額
オデッセイの13年目以降の自動車税は、排気量によって異なります。2.4Lエンジンの場合、2019年(令和元年)9月以前に初回新規登録を行った乗用車の場合13年未満は4万5,000円。13年目から約15%上乗せされ年間5万1,700円になります。
理由としては環境への負荷があげられます。国の方針として燃費の悪い車からハイブリッドやEVなど環境性能の高い車への乗り換えを促す狙いです。
経年によるオデッセイの自動車重量税の具体的な金額
年式が経つと重課されるのは自動車税だけではありません。自動車重量税も同様に重課になります。自動車税の場合は13年で15%でしたが、自動車重量税は13年で39%、18年経過で53%と2段階で割増されます。
オデッセイの場合は2tまでの重量になり、12年までが1万6,400円、13年経過で2万2,800円、18年の経過で2万5,200円と金額があがります。(2年車検時の1年分の自動車重量税)
オデッセイのハイブリッドモデルとガソリンモデルの税金比較
次に、オデッセイのハイブリッドモデルとガソリンモデルの税金の違いについて見ていきましょう。ハイブリッドは税制優遇があるものの、車両価格が高いのがネック。一方、ガソリンの車両価格は割安ですが、排気量に応じて税金が上がります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく解説するので、オデッセイの税金対策に役立ててください。
オデッセイのハイブリッドモデルの自動車税の特徴
オデッセイのハイブリッドモデルは、ガソリンモデルと比べて排気量が2.0Lで自動車税が安くなるのが特徴です。
ハイブリッドカーは、電気モーターとエンジンを組み合わせて走るため、十分なパワーを持っています。具体的には、オデッセイのハイブリッドモデルは、排気量が2.0Lクラスで3万6,000円です。
なお、現行モデルはすべてハイブリッドになっているため、旧モデルのガソリンモデルは2019年10月1日以降に登録した場合2.4L以下で、年間4万3,500円の自動車税です。
オデッセイのハイブリッドモデルの税金面でのメリット
オデッセイのハイブリッドモデルは、税金面で大きなメリットがあります。というのも、2020年の燃費基準に+40%達成、2030年の燃費基準にも達成しているため、エコカー減税の対象です。
重量税は免税、環境性能割(自家用)は非課税になるため、購入後3年間は自動車税の3万6,000円だけです。環境に配慮しつつ、税金を節約できる点からオデッセイのハイブリッドは、税金面でも注目のモデルと言えるでしょう。
オデッセイと他車種の税金と維持費の比較
オデッセイの税金や維持費を他車種と比べると、どのような違いがあるのでしょうか。軽自動車やミニバンと比較してみます。また、オデッセイユーザーが知っておきたい、賢い税金対策と維持費削減のコツを詳しく解説します。
オデッセイと軽自動車の税金と維持費の差
オデッセイと軽自動車の税金と維持費を比べると、オデッセイの方が高くなります。軽自動車は自動車税が年間7,200円程度で、オデッセイの約1/3から1/4程度です。維持費でも、軽自動車は燃費が良く、ガソリン代を抑えられます。保険料やタイヤ代なども安く済むでしょう。
一方、オデッセイは大きくて広々としており、長距離ドライブや家族旅行に適しています。荷物もたっぷり積めるので、アウトドア好きな方にもおすすめです。税金や維持費は軽自動車より高くなりますが、その分の価値はあると言えるでしょう。自分のライフスタイルに合わせて、賢く選ぶことが大切です。
オデッセイと同クラスのミニバンの税金と維持費比較
オデッセイと同クラスのミニバンを比較すると、税金や維持費は排気量の違いで金額が変わります。例えば、トヨタのアルファードや日産のエルグランドなどは、オデッセイと比べると2.5Lと大型になり、自動車税は年間5万円と高額です。
燃費も排気量の多い車は車重も重くなるため、オデッセイよりも燃費性能は低くなる傾向があります。ただし、任意保険料はグレードによって装備が異なるので、金額が変わる可能性があります。また、ミニバンは大きいので、タイヤ代や駐車場代は普通車より割高になるでしょう。
オデッセイの維持費の内訳と節約方法
オデッセイの維持費には、税金やガソリン代、保険料、メンテナンス費用など様々な項目が含まれます。中でも自動車税は年式によって大きく変わるので要注意です。燃費のいいグレード選びや、保険の見直し、こまめなメンテナンスなど、賢く工夫することで維持費を抑えることができます。ここでは、オデッセイの維持費の主な内訳と節約のコツを詳しく解説します。
オデッセイの維持費に含まれる主な項目
オデッセイの維持費には、自動車税や重量税、車検代、ガソリン代、保険料、メンテナンス費用、駐車場代など、さまざまな項目が含まれます。特に税金は、排気量や年式によって金額が大きく変わるので要注意です。
また、任意保険も等級によって保険料が大きく変わるので、無駄のない補償内容を選ぶことが賢明です。維持費の総額は、他の車と比べると月々で差が出ることも珍しくありません。 オデッセイを末永く乗るなら、税金対策を考えつつ、燃費のいいグレードを選んだり、保険を見直したりするなど、トータルでの維持費を抑える工夫が大切です。
オデッセイの燃費の実態とガソリン代の目安
オデッセイの燃費は、グレードによって大きく異なります。例えば、旧モデルのガソリン車の「G」グレードなら、WLTCモード燃費が12.0~12.6km/Lですが、ハイブリッド車の「HYBRID・Honda SENSING」グレードなら、20.6~20.8km/Lと大幅に向上します。
燃費のいいグレードを選べば、その分ガソリン代を節約できることがわかるでしょう。
オデッセイの任意保険の選び方
オデッセイの自賠責保険は、法律で加入が義務付けられていますが、補償内容は大人のみに制限されています。万が一の事故の備えとして、任意保険への加入が不可欠です。
特に、任意保険の保険料は、補償内容や等級によって大きく変わるので、無駄のない保険選びが重要になります。新車割引や eco割引、ペーパーレス割引やドライバー年齢制限割引などなど、各社独自の割引制度を上手に活用するのもポイントです。
オデッセイは大きな車体だからこそ、万一の事故の際の修理代も高額になりがち。保険選びを工夫して、もしもの時の不安を軽減しつつ、保険料の節約にもつなげましょう。
オデッセイのメンテナンス費用を抑えるコツ
オデッセイのメンテナンス費用を抑えるには、まず、定期的な点検とオイル交換を欠かさないことです。こまめなメンテナンスが故障のリスクを減らし、結果的に出費を抑えることにつながります。
また、純正部品にこだわらず、社外品を上手に活用するのも一つの方法です。品質に問題がなければ、純正品よりも安く済むこともあります。
さらに、タイヤ選びも重要ですね。値段だけで選ぶのではなく長い目で見て、燃費のいいタイヤを選ぶことで、ガソリン代の節約にもなります。
まとめ
オデッセイの税金について、年式別の自動車税やハイブリッドモデルとの比較、他車種との差など詳しく解説してきました。国の政策として環境に配慮した車には優遇措置が設けられており、免税や非課税の対象となるモデルがあります。税金面では環境に配慮した車を選ぶことは同時に燃費性能の良い車にもつながります。
また、税金以外でも維持費の節約ポイントはこまめな点検とオイル交換、任意保険の見直しなどがあります。維持費を抑えて賢くオデッセイとのカーライフを楽しみましょう。
PRオデッセイの最新在庫状況
107.9 万円

2014(H26)
アブソルート
4WD 衝突軽減 横滑り防止装置 純正ナビ バックカメラ クルコン キーレス スマートキー ETC 電動スライドドア 後席モニター アイドリングストップ オートエアコン オートライト LEDヘッド
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2010(H22)
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禁煙車 メーカーナビ 全周囲カメラ HIDヘッド フロントフォグランプ 純正18インチアルミ オートエアコン リモコンキー/イモビライザー
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アブソルート・EX
禁煙車 メーカーナビ フリップダウンモニター ブラインドスポットモニタークルーズコントロール クリアランスソナー ハーフレザーシート 革巻きステアリング 両側電動スライドドア LEDヘッドライト
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2014(H26)
アブソルート
4WD 両側電動ドア 後席モニター 純正8型ナビ バックカメラ 衝突軽減装置 禁煙車 スマートキー LEDヘッド Bluetooth ETC クルコン オートライト 革巻きハンドル パドルシフト
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アブソルート・EXアドバンス
フリップダウンモニター 純正ナビ 全周囲カメラ 両側電動スライドドア ホンダセンシング ETC Bluetooth フルセグ ブラインドスポットモニター LEDヘッドライト リアオートエアコン
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2015(H27)
アブソルート・EX
禁煙車 ホンダセンシング 純正ナビ 全周囲カメラ フリップダウンモニター 両側電動スライド レーンアシスト ブラインドスポットモニター オートエアコン LEDライト パワーシート ETC
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2021(R3)
アブソルート・EX
後期 黒革シート 純正10型ナビ 全周囲カメラ 両側パワスラ パワーシート シートヒーター パワーバックドア ホンダセンシング アダプティブクルーズコントロール 禁煙車 ワンオーナー
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DATE

2015(H27)
アブソルート・EX
4WD BIGX9インチナビ バックカメラ ホンダセンシング アダプティブクルーズコントロール パワーシート ビルトインETC LEDヘッド&フォグ オートライト 純正17インチアルミ
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【この記事の執筆者】
松永つむじ
予備校講師からライターに転身した車特化ライター
車の情報だけでなく、MaaSやCASEをはじめ社会、産業、経済そしてジェンダーなど、多岐にわたる車をテーマにした記事執筆に携わる。これまでの執筆数は500記事以上になる。
歴代の愛車は全てMT車の車好き&モータースポーツファン。
オデッセイの税金と維持費に関するQ&A
オデッセイの税金や維持費について、よくある質問を紹介します。疑問を解決しましょう。
オデッセイの自動車税は?
オデッセイの自動車税排は排気量と登録年によって異なります。例えば、1.5~2.0Lのモデルでは、車登録時期が2019年9月30日以前の場合は年間3万9,500円、2019年10月1日以降の場合は年間3万6,000円です。
2,0~2,5Lの場合は、新車登録時期が2019年9月30日以前の場合は年間4万5,000円、2019年10月1日以降の場合は年間4万3,500円です。中古車であっても最初の登録年により金額が決まります。
オデッセイの維持費を抑える方法は?
オデッセイの維持費を抑える方法として保険料の見直しがおすすめです。保険料を抑えるには、「無事故割引」や「必要な補償内容を見直す」などの方法があります。今は代理店を通さずユーザーが保険会社と直接取引できるダイレクト型も一般的になり、保険料も安いのでおすすめです。
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