S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

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S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

1999年5月にホンダは、久々の本格的FR駆動オープン2シーターのスポーツカー S2000を満を持して発表しました。1世代限りの2009年6月に終了したものの、いまだに愛されている車です。5回にわたり大きなマイナーチェンジを施しています。

 

S2000を買うなら、どの年式がおすすめでしょうか。この記事では、S2000の魅力や年式ごとの違いを解説します。ライバル車ともいえる他スポーツカーの中古車情報もチェックしてみましょう。

 

※目次※

1.ホンダのオープンスポーツカー「S2000」

2.S2000を買うならどの年式がおすすめ?

3.S2000の魅力とは?

4.S2000を買うならいくらで見つけられる?

5.S2000以外の中古スポーツカーを買うなら検討したい車種5選

6.ネクステージでかっこいいスポーツカーを探してみよう!

7.まとめ

 

■POINT

・ホンダの本格的FRスポーツカー S2000は、1999年~2009年までの間5回にわたりマイナーチェンジを行っている

・S2000を買うなら、エンジンの大きさ/ボディカラー/安全装備などの違いに注目しよう

・S2000は中古車流通台数が少ないため、他のスポーツカーも比較検討してみよう

 

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ホンダのオープンスポーツカー「S2000」

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

すでに生産を終了しているにもかかわらず、多くのファンを魅了し続ける車があります。S2000もそのひとつです。現在は中古車でしか手に入りませんが、販売当時の新車価格を上回る高値で取引されるものも少なくありません。そこで、まずはS2000とはどのような車なのか、その概要とおすすめモデルをご紹介します。

 

ホンダ S2000とは

S2000はホンダが誇る「Sシリーズ」の最終型として、1999年に発売されました。2.0L直列4気筒DOHC VTECエンジン「FC20C」を搭載したS2000は、オープンカーでありながらレーシングエンジン並みのパワーを発揮する、見た目も走りも特別な車です。

 

発売当初は希少だった「6速マニュアルトランスミッション」や高い剛性を確保する「ハイXボーンフレーム」の採用など、ホンダの本気が感じられる仕様も注目されました。2009年に生産を終了していますが、熱烈なファンが多く、今でも決して古さを感じさせない洗練された美しさが魅力です。 

 

マイナーチェンジにより、走行性能の改良だけでなく、カラーバリエーションの拡大やインテリア・エクステリアの質感の向上などを繰り返してきました。そのため、中古車台数は決して多くありませんが、バリエーションは豊かで選ぶ楽しみがあります。

 

発売されたのは1世代のみ

S2000は10年間モデルチェンジをせず、1モデルで販売された車種です。しかし、マイナーチェンジにより外観や走行性能が変化してきたため、その変化に伴い5つのタイプに分類されています。

 

【S2000の分類】

タイプ

型式

販売期間

2.0L前期モデル

AP1・100~110系

1999年5月~2001年8月

2.0L中期モデル

AP1・120系

2001年9月~2003年9月

2.0L後期モデル

AP1・130~200系

2003年10月~2005年10月

2.2L前期モデル

AP2・100系

2005年11月~2007年9月

2.2L後期モデル

AP2・110系

2007年10月~2009年6月

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S2000を買うならどの年式がおすすめ?

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

S2000は、本格的スポーツカーであると同時に環境性能や安全性能にも優れている車として、デビューと同時に大きな注目を浴びました。技術の進歩やニーズの変化に対応すべく施されたモデルチェンジにより、どのような違いを楽しめるのでしょうか。

 

買うならどれが自分のニーズに合っているかを考えながら、各モデルの特徴を見てみましょう。

 

2.0L前期モデル

2.0L前期モデルは、ホンダが製造する29年ぶりのFR車ということで、大きな注目を集めました。オープンカーでありながらスポーツカーとしての走行性能を持つ、ホンダ渾身(こんしん)の1台です。

 

全7色で販売されました。上級グレードは「S2000 typeV」で、世界初とされたVGS(車速応動可変ギアレシオステアリング)やVGSエンブレムで特別感が演出されています。

 

2.0L前期モデルは年式が古いため、S2000の中では最も安く手に入れられるモデルです。とはいえ、近年S2000の中古車価格は高騰しています。最も安いといわれる2.0L前期モデルでも、300万円ほどの予算が必要です。

 

2.0L中期モデル

2.0L中期モデルは、リアウインドウの変更やハンドリングの改良など前期モデルのウィークポイントがカバーされたことにより、実用性を増したモデルです。

 

ボディカラー全13色、シート&インテリアカラー全5タイプ、ソフトトップカラー2色を自由に組み合わせる「カスタムカラープラン」が採用され、より自由度が増したことも大きな魅力といえます。

 

中古車としての流通台数はあまり多くありません。見た目は前期モデルとほとんど変わらないながら、中古車価格はやや高めです。プレミアムカラーなど希少性の高いものはさらに高額になります。

 

2.0L後期モデル

2003年に実施されたマイナーチェンジは、S2000初のビッグマイナーチェンジといわれています。このタイプは2.0L後期モデルと呼ばれ、人気の高いモデルです。

 

このマイナーチェンジにより、外観はさらにスタイリッシュになり、インテリアも居住性も向上しました。性能面で注目されたのは、サスペンションやブレーキ性能の改良です。これにより走行安定性が増したため、誰でも安心してスポーツドライビングが楽しめるようになりました。

 

ボディカラーは全13色です。6パターンのインテリアカラーや本革シートのオプション採用など、バリエーションも拡大しました。

 

2.2L前期モデル

2005年に実施されたマイナーチェンジ最大の特徴は、2.2Lエンジンへの変更です。これにより中・低速回転域でのトルク不足という2.0Lモデルの弱点が大幅に改善されました。

 

ドライブ・バイ・ワイヤ(DBW)の採用により、アクセルレスポンスの向上や精密なトラクションコントロールが実現され、操作感がより快適になったことも大きな魅力です。中古車市場では割合多く流通していますが、2.0Lモデルよりも高額で取引されています。

 

2.2L後期モデル

2.2L後期モデルは、S2000の最終モデルとして2007年10月~2009年6月に販売されました。スプリングやダンパーを中心とした足回りの強化や剛性を保持しながらの軽量化など、技術面でさらなる進化を見せています。

 

急制動時に車輪ロックを防ぐEBD付ABSや急激な車両の挙動変化を抑制するVSA(Vehicle Stability Assist)が標準装備され、安全性能が大幅にアップしていることも注目ポイントです。

 

なお、上級モデルは「S2000 typeV」ではなく「S2000 typeS」に変更され、軽量アルミ製のハードトップも販売されました。2.2L後期モデルは最終モデルということもあり、S2000の中で最も高額です。特に高いのが「S2000 typeS」で、900万円近い値が付くものもあります。

 

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S2000の魅力とは?

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント 

ホンダ S2000は、1963年にホンダ初の普通乗用車として誕生したスポーツカーS500のコンセプトをオマージュしつつ、大きく進化したモデルとされています。日常使いからサーキット走行まで楽しめる、新世代リアルオープンスポーツカーです。

 

具体的にどのような魅力があるのかチェックしてみましょう。

 

エンジン

1999年の発売当時、S2000には「F20C」というエンジンが搭載されました。これは水冷直列4気筒縦置のDOHC VTECエンジンで、世界最高水準のスペックを達成していたホンダの自信作です。

 

排出ガスは減らしながらも高出力、コンパクトでありつつもレスポンスが良いという「良いとこ取り」のエンジンが、スポーツ性能と使いやすさを両立させました。2005年には、低・中回転域でのトルクを強化した2.2Lエンジン「F22C」に変更しています。

 

エクステリア

S2000の外観はロングノーズショートデッキというスタイルです。2人乗りなのでキャビン自体は短く、ボンネットが前後に長いのが特徴となっています。全体的に低めでシャープなフォルムと、凹凸のないスタイリッシュなデザインは、決して古さを感じさせません。

 

ルーフの種類は、トランクの内部に電動折りたたみ式のルーフが格納される仕様になっています。基本は布製のルーフが展開するソフトトップです。モデルによっては金属製のハードトップも存在します。

 

フロントマスクはスポーツカーらしいシャープなデザインです。小さめのヘッドライトがきりりとした表情を演出しています。マフラーは左右2本出しで、スポーティーな個性が印象的です。

 

インテリア

インテリアでは居住性よりも機能性が優先されています。ドライバーの周りに各種機能を集中させており、コックピットと呼ぶにふさわしいデザインです。助手席の前側には余計な装備が一切ありません。センターコンソールにも、走行に必要な機能以外は排除されるというこだわりで、装飾パーツなどはあえて廃されています。

 

シートはホールド性重視で、スポーツ走行でもしっかりと体を支えてくれるセミバケットシートです。シートの後ろにある半円形のバーは、横転時に頭部を保護する保安バーとして設置されています。

 

快適性や利便性よりも走りを重視するという価値観が、インテリア全体に息づいているのが大きな特徴です。

 

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S2000を買うならいくらで見つけられる?

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

S2000は、ホンダの高い技術とこだわりが詰まった車で、環境性能や安全性能にも優れています。そのため、強い愛着を持ったファンに愛されており、中古車であってもカスタムされているモデルなどは高騰している現状です。

 

執筆時点における、S2000の中古車相場価格と中古車購入のポイントを解説します。

 

S2000の中古車相場

S2000は、国内および全世界での生産台数はさほど多くありません。そのため、中古車市場への流通台数も少ないのが現状です。加えて、スポーツカーを買うならS2000と考えている人も多く、中古車市場での入れ替わりも早い傾向にあります。

 

ネクステージでは、2005年式・走行距離7万8,000kmのモデルが359万9,000円、2009年式・走行距離4万4,000kmのモデルが549万9,000円で販売されています。いずれも車両状態は良好です。(2023年7月時点の情報より)

 

中古車を選ぶときのポイント

中古車を選ぶ際は、修復歴車や改造車かどうかの確認は怠らないようにしましょう。S2000のようなスポーツカーは、走りが好きな人が乗る車のため走行距離に注意します。ただし、走行距離が多くても、メンテナンスをきちんと行っているのであれば問題ありません。

 

チェックしたいポイントは、エンジンルーム内・駆動系・ブレーキ関係などです。オイル漏れやコイル異常を確認します。エンジン始動に時間がかかるのであれば、油脂類やプラグのメンテナンスがなされていない可能性が高い傾向です。

 

ブレーキのかかり具合・雨漏り・水漏れなども念入りに確かめます。可能であれば、試乗させてもらいましょう。

 

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S2000以外の中古スポーツカーを買うなら検討したい車種5選

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

スポーツカーを買うなら、重視したい希望条件を明確にしておくことが大切です。状況によっては、希望車種がなかなか手に入りにくい場合もあります。S2000も中古車市場への流通台数が少ないため、購入が難しい場合も少なくありません。

 

S2000のライバル車ともいえる他メーカーのスポーツカーもチェックしておきましょう。代表5車種を紹介します。

 

日産 GT-R

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

GT-Rは日産が世界に誇る高級スポーツカーです。1969年に発売されたスカイラインのスポーツグレードから出発したモデルで、モデルチェンジや生産終了、復活などを繰り返しながら進化し続けてきました。

 

高い走行性能を誇る車種ですが、騒音規制など変化する法規制に対応できず、生産を終了している国もあります。

 

2023年1月に日産は、GT-Rの2024年モデルを発表しました。現在、公式サイトで概要を確認できます。注文受付中ですが、限定生産のため注文できない場合もあるため、販売店で確認が必要です。(2023年7月時点の情報です)

(参考:『GT-R(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

マツダ RX-7

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

RX-7は1978年~2002年にマツダから販売されたスポーツカーです。ガソリンエンジン車に対する排ガス規制が高まる中で登場したRX-7は、スポーツカーにふさわしいその軽快で力強い走りに注目が集まりました。

 

「ロータリーエンジン・ベスト・ピュア・スポーツカー」を開発方針に掲げ、優れた運動性や大幅な軽量化、自由な操縦性など、常に進化し続けた車でした。2002年には排ガス規制の強化に伴い、惜しまれながらも生産を終了しています。

(参考:『RX-7(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

スバル WRX

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

WRXは、スバルが2014年より販売している四輪駆動のスポーツセダンで、国内ではWRX STIおよびWRX S4として親しまれてきました。インプレッサのスポーツグレード「インプレッサ WRX」の後継車で、スバル肝いりの水平対向エンジンEJ20が圧倒的なパワーを見せつけている車です。

 

スポーツドライビングはもちろん、日常使いでも扱いやすい優等生スポーツとも評されています。丁寧に造りこまれたスポーツセダンという独自の立ち位置が、今も多くのファンに愛される理由のひとつです。

 

なお、EJ20の生産は2019年に終了しています。2021年11月以降の現行型WRX S4は、新開発の2.4L直噴ターボ「DIT」搭載です。(2023年7月時点の情報です)

(参考:『WRX(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

三菱 ランサーエボリューション

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ランサーエボリューションは、三菱が1992年~2016年に販売していたスポーツカーで、セダンタイプだけでなくステーションワゴンタイプも存在します。

 

特筆すべきはそのパワーです。初代で最高出力250PS、その後も270PS、280PSとモデルチェンジやマイナーチェンジのたびに改良を重ね、2015年に発売された特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」では313PSを実現しました。惜しまれつつも2016年に販売終了しています。

(参考:『ランサーエボリューション(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ポルシェ ボクスター

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ポルシェの大黒柱ともいわれるボクスターは、1996年に発売されました。全く新しいユニットの基礎となった水冷4バルブ6気筒ボクサー・エンジンが搭載され、5速ティプトロニック Sオートマティックとの組み合わせも初めての試みでした。

 

安定感抜群のドライビング性能、レーシングカーのような無駄のない造り、きれいに吹けあがる整ったサウンドなど、その魅力は数え切れません。

 

2003年・2005年・2007年・2012年にフルモデルチェンジを遂げており、2016年には4気筒ターボエンジンを搭載する718モデル世代へと引き継がれています。

(参考:『ボクスター(ポルシェ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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車好きな方であれば、一度はスポーツカーに乗ってみたいと思う人は多いのではないでしょうか。買うならどのモデルがいいかを考えるだけでも楽しいという人も多くいます。

 

中古車であれば、生産終了モデルも選択肢に入れられるため、幅広い車種から選ぶことが可能です。在庫が豊富なネクステージをぜひご利用ください。

 

全国の店舗からスポーツカーを探せる

ネクステージは、全国に展開している中で、総在庫台数3万台を取り扱っています。知識と経験が豊富な専任スタッフを車種ごとに配置しており、こだわりの仕入れを行っていることが特徴です。

 

ネクステージのWebサイト上では、全国にある在庫の中から希望条件を絞った検索を簡単に行えます。気になる車は、最寄りのネクステージ店舗にお取り寄せできるため、お気軽にお問い合わせください。

 

無料や有料の保証サービスによるサポートがある

ネクステージでご購入いただいた車は、国産車・輸入車にかかわらず、無料の保証を付帯しています。また、保証内容がさらに充実した有料のメンテナンスパックも用意しているため、心強いサポートを受けながらカーライフを楽しむことが可能です。初年度登録から13年未満かつ総走行距離11万km以下の車が対象となっています。

 

近隣にネクステージ店舗がないお客様や遠方でのトラブルが生じた場合は、ネクステージのオリジナル保証サービスサポートを利用可能です。サービスサポートセンターにご連絡ください。

 

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まとめ

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

早くも1960年代よりモータースポーツにも力を入れてきたホンダは、1999年4月に本田技研工業創立50周年記念車としてS2000を発表しました。環境性能や安全性能に優れ、日常使いにも利用可能な使い勝手の良い本格的スポーツカーとして、生産終了した今もなお愛され続けています。

 

中古車市場はタイミングにより価格変動が大きいため、気になる場合はこまめにチェックしましょう。中古車を買うなら、取り扱っている車種が豊富なネクステージをお気軽にご利用ください。

 

 

【この記事の執筆者】

S2000を買うならどれがおすすめ?年式ごとの違いや中古車選びのポイント

田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。

 

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