新型コペンのモデルチェンジ時期はいつ?2025年から2026年発売の可能性を徹底予想
オープンカーの代名詞ともいえるダイハツ コペン。その愛らしいルックスと、軽自動車ならではの取り回しの良さから、長年にわたって根強い人気を誇っています。
しかし、現行モデルが登場してから約10年が経過し、そろそろフルモデルチェンジが噂されています。新型コペンはいつ登場するのか、どのような変更が加えられるのか、気になるところです。今回は、新型コペンの登場時期を2025年から2026年と予想し、その根拠や予想される変更点について徹底的に探っていきます。
※目次※
・新型コペンのモデルチェンジ時期予想は2025年から2026年といわれている
・新しくなるコペンは普通車にサイズアップする予想もある
・新型コペンのターゲット層は、従来の若者層から中高年層へとシフトすると予想
新型コペンのモデルチェンジ時期予想
新型コペンのモデルチェンジ時期を予想するために、過去のモデルチェンジサイクルや開発状況、ライバル車の動向を分析します。
過去のモデルチェンジサイクルから予想
コペンの過去のモデルチェンジサイクルを見ると、初代モデルは2002年から2012年までの10年間で販売されました。現行の2代目モデルは2014年に登場し、すでに9年が経過しています。
ダイハツの軽自動車は、通常6~8年程度でフルモデルチェンジが行われる傾向にあります。コペンも例外ではなく、2代目の販売期間を考慮すると、2025年もしくは2026年頃に3代目へとフルモデルチェンジする可能性が高いでしょう。
ただし、コペンは特殊なポジションの車種であるため、一般的な軽自動車とは異なるサイクルでモデルチェンジが行われる可能性もあります。新型コペンの登場時期は、開発状況やライバル車の動向なども考慮しながら、慎重に見極める必要がありそうです。
モデル |
販売期間 |
モデルチェンジサイクル |
初代コペン |
2002年~2012年 |
10年 |
2代目コペン |
2014年~現在 |
9年経過(2023年時点) |
3代目コペン |
2025年~2026年頃(予想) |
11~12年(予想) |
開発状況から見る新型コペンの登場時期
新型コペンの開発状況を見ると、まだ具体的な情報は少ないものの、メーカーの動向から発売時期を予想できます。
次期コペンのコンセプトモデル「ビジョン コペン」は軽自動車規格外のサイズであることから、グローバル市場を視野に入れた普通車クラスへのシフトも示唆されています。これらの状況をふまえると、新型コペンの発売は2025年以降になる可能性が高いでしょう。
いずれにせよ、新型コペンはダイハツにとって重要なモデルであり、ブランドイメージの向上に寄与する存在になります。発売時期の詳細は、今後の情報に注目していきたいところです。
ライバル車の動向から予想される発売時期
ライバル車の動向から、新型コペンの発売時期を予想してみましょう。例えば、ホンダS660は2015年に発売され2022年に販売終了しました。一方、マツダ ロードスターは2024年に8年ぶりに新型が登場しています。
これらのライバル車の動向を見ると、新型コペンの発売は2025年から2026年頃になるのではないでしょうか。特にホンダS660は、コペンと同じ軽自動車のスポーツカーであり、発売から10年近く経過することを考えると、新型モデルの投入も予想されます。
ただし、コペンはニッチな車種であるため、ライバル車の動向だけでなく、独自の戦略に基づいて発売時期を決定する可能性も考えられます。いずれにせよ、2025年から2026年頃には、新型コペンの登場に期待が高まりそうです。
(参考:『コペン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
新型コペンの変更点予想
新型コペンのモデルチェンジでは、どのような変更点が予想されるのでしょうか。ここでは、軽自動車から普通車へのクラスアップの可能性、1.3Lエンジン搭載の噂と動力性能予想、ボディサイズ拡大と車内空間の変化という3つの観点から、新型コペンの変更点を具体的に解説します。
軽自動車から普通車へのクラスアップの可能性
新型コペンが軽自動車から普通車へとクラスアップする可能性が浮上しています。現行モデルは軽自動車規格ですが、次期モデルでは全長や全幅などのボディサイズを拡大し、普通車クラスへ移行するのではないかと予想されています。
クラスアップにより、大型化される可能性が考えられます。また、車内空間の拡大により、大人がゆったりと乗車できる居住性の高さが期待できるでしょう。一方で、普通車クラスへの移行により、車両価格の上昇は必須になります。軽自動車の魅力である低価格や税制優遇措置を受けられなくなるため、現行モデルと比較して価格が上昇する可能性が高いといえそうです。
1.3Lエンジン搭載の噂と動力性能予想
新型コペンには1.3Lエンジンが搭載される可能性が高まっています。現行モデルの660ccエンジンから大幅なパワーアップです。ただ、1.3Lエンジンなら、高速道路での走行も快適になる期待もできます。
また、エンジンの大型化に伴い、車両重量も増加すると予想されます。そのため、サスペンションやブレーキなどの足回りも強化される可能性があります。軽量化技術の採用により、重量増加を最小限に抑える工夫も必要になるでしょう。ただし、エンジンの大型化によって燃費が悪化するのでは?という懸念もあります。最新の技術を駆使して、パワーと燃費性能の2軸の実現を期待したいところです。
ボディサイズ拡大と車内空間の変化
新型コペンのボディサイズ拡大に伴い、車内空間にも大きな変化が予想されます。現行モデルは軽自動車ならではのコンパクトな車内ですが、新型では全長や全幅の拡大により、ゆとりある空間が生まれるでしょう。特に、シートの幅や奥行きの拡大により、大人がゆったりと乗車できる居住性の向上が期待できます。
また、ラゲッジスペースの拡大により、日常使いでの利便性も高まりそうです。一方で、ボディサイズの拡大は車重増加につながるため、高張力鋼板やアルミニウム、CFRPなどの軽量素材が積極的に用いられる可能性が考えられます。軽量化と高剛性を両立することで、走行性能や燃費効率の向上が期待できるでしょう。
新型コペンの価格予想
新型コペンのモデルチェンジに伴う価格の変化は、気になるポイントです。ここでは、現行モデルとの比較や、クラスアップによる価格上昇の可能性、ライバル車との価格競争力など、さまざまな角度から新型コペンの価格を予想していきます。新型コペンの価格は、どのような水準になるのでしょうか。
現行モデルとの価格比較
現行のコペンの価格は、グレードによって異なりますが、おおよそ160万円から230万円程度です。新型コペンは軽自動車から普通車へとクラスアップする可能性が高く、それに伴って価格も上昇すると予想されます。
新型コペンの価格は、エンジンの変更やボディサイズの拡大、装備の充実などを考慮すると、現行モデルから30万円から50万円程度の価格上昇が見込まれます。つまり、新型コペンの価格帯は、190万円から280万円程度の予想です。ただし、これはあくまで予想であり、実際の価格は発売されるまで分かりません。
ライバル車との価格競争力
新型コペンの価格競争力は、ライバル車との比較で見ると、どのように位置づけられるでしょうか。マツダ ロードスターが289万円~368万円、ホンダ S660の中古車が130万円~354万9,000円の価格帯に対し、新型コペンの予想価格は190万円~280万円程度と見られています。
この価格帯は、ロードスターやS660とほぼ重なる範囲です。つまり、新型コペンは価格面で、ライバル車に対して十分な競争力を持っているといえるでしょう。
ただし、価格だけでなく、デザインや性能、ブランドイメージなども購入の判断材料になります。新型コペンがライバル車に勝るためには、価格以外の魅力も十分にアピールしていく必要もありそうです。
新型コペンの販売戦略予想
新型コペンの販売戦略は、大きな変化が予想されます。まず、ターゲット層が若者から中高年層へシフトし、富裕層を意識した価格設定になるでしょう。一方で、コペンらしさを維持しつつ上質さを追求することが求められます。
また、20周年記念モデルのような限定モデルや、専用ボディカラーの特別仕様車の設定も注目です。さらに、販売ネットワークの強化と拡大により、新たな客層の開拓や、試乗会などのイベントの充実が図られるでしょう。
ターゲット層の変化と販売戦略
新型コペンのターゲット層は、従来の若者層から中高年層へとシフトすると予想されます。価格面や実際の購買層を考慮すると、若者にとっては手が出しにくい一方、中高年層にとっては魅力的な選択肢と考えられます。
トヨタ86の例からも分かるように、スポーツカーの主な購買層は中高年になりがちです。新型コペンは、軽自動車の枠を超えた価格設定になる可能性が高く、富裕層をターゲットとした販売戦略が取られる可能性があります。一方で、従来のファンを失わないよう、コペンらしさを維持しつつ、上質さを追求することが求められるでしょう。
限定モデルの設定と特別仕様車の可能性
新型コペンでは、限定モデルや特別仕様車の設定が期待されます。現行モデルでも、20周年記念の特別仕様車「Coupe 20th Anniversary」が発売され、人気を博しました。新型でも、発売記念モデルや、ボディカラーやインテリアを専用設定した特別仕様車が登場するでしょう。また、コペンの特徴であるキャンバストップを活かした、オープンエアを楽しめる限定モデルの登場も期待できます。
さらに、ダイハツの他車種とのコラボレーションモデルや、著名なデザイナーとタッグを組んだ限定モデルなども考えられます。限定モデルは、コペンファンの心をつかみ、ブランドイメージを高める重要な役割を果たすでしょう。
販売ネットワークの強化と拡大
新型コペンの販売に向けて、ダイハツは販売ネットワークの強化と拡大を図ると予想されます。特に、地域に密着した販売店の役割が重要になるでしょう。
新型コペンは、軽自動車から普通車へとクラスアップする可能性が高く、より幅広い客層への訴求が必要です。そのため、既存の販売店だけでなく、新たな販売チャネルの開拓も検討されるかもしれません。
また、新型コペンの魅力を伝えるために、販売店スタッフの教育や、試乗会などのイベントの充実が求められます。コペンの特徴であるオープンエアドライビングを体感できる機会を提供し、購入意欲を高めることが重要でしょう。さらに、WebサイトやSNSを活用した情報発信にも力を入れ、新型コペンの魅力を広く伝えていくことが期待されます。
新型コペンのデザイン予想
新型コペンのデザインについて、エクステリア、インテリア、カラーバリエーションの観点から予想します。エクステリアは現行モデルの特徴を継承しつつ、最新の軽自動車デザインを取り入れ、よりシャープで洗練された印象になる予想です。インテリアは上質な素材を使用し、スポーティーな雰囲気も加えることで、ワンランク上の質感を目指すと考えられます。
エクステリアデザインの進化
新型コペンのエクステリアデザインは、現行モデルの特徴を継承しつつ、より洗練された印象になると予想されます。フロントマスクは、大胆なグリルデザインを採用し、シャープなヘッドライトと組み合わせることで、精悍な表情を演出するでしょう。
サイドビューでは、現行モデルの特徴である直線的なキャラクターラインをさらに強調し、ダイナミックな印象に仕上がる予想です。リアビューでは、現行モデルのコンパクトでスポーティーなイメージを継承しつつ、新たなテールランプデザインを採用することで、先進的な印象を加えると予想されます。
インテリアデザインと内装の質感向上
新型コペンのインテリアデザインは、現行モデルの上質感をさらに高めつつ、スポーティーな雰囲気も取り入れた仕上がりになるでしょう。シートは、ホールド性の高いスポーツシートを採用し、ドライバーの運転をサポートします。
インパネは、カーボン調の加飾パネルを使用することで、スポーツカーらしい印象を演出できます。メーターパネルは、デジタル化が進み、多彩な情報を表示できるようになる予想です。素材面でも、高級感のある本革やスエード調の表皮を使用し、質感の向上が期待できます。
カラーバリエーションの拡大
新型コペンのボディカラーは、現行モデルの人気色を継承しつつ、新たなトレンドカラーが追加されると予想されます。定番の白や黒、シルバーといったベーシックカラーは継続しつつ、より個性的な色合いが加わるでしょう。例えば、パステルカラーやアースカラーなど、最新の軽自動車で人気のカラーが採用される可能性があります。
また、現行モデルで好評の組み合わせカラーも新たなバリエーションが登場するかもしれません。さらに、特別仕様車では、専用のボディカラーが用意され、希少性を高めることが予想されます。新型コペンのカラーバリエーションは、オーナーの個性を表現できる豊富なラインアップになるでしょう。
まとめ
新型コペンの登場を期待する声が高まる中、2025年から2026年に予想されるフルモデルチェンジの予想をしてみました。新型コペンでは、軽自動車から普通車へのクラスアップや、1.3Lエンジンの搭載、ボディサイズの拡大など、大幅な変更が期待されています。新型コペンの発売時期を確認しつつ、最新情報の収集方法などもふまえて購入検討の参考にしてください。
【この記事の執筆者】
松永つむじ
予備校講師からライターに転身した車特化ライター
車の情報だけでなく、MaaSやCASEをはじめ社会、産業、経済そしてジェンダーなど、多岐にわたる車をテーマにした記事執筆に携わる。これまでの執筆数は500記事以上になる。
歴代の愛車は全てMT車の車好き&モータースポーツファン。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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