ムーヴキャンバスのこれまでの歴史とは?使い勝手の良さをチェック
ムーヴキャンバスは、ダイハツが2016年9月に登場した軽ハイトワゴンです。2022年にフルモデルチェンジが行われ現行モデルが誕生しましたが、それまでにも何度も改良改善が図られてきました。
軽自動車の購入を検討されている方の中には、ムーヴキャンバスのデザインに魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ムーヴキャンバスの歴史や特徴、新車価格・中古車相場を解説します。最後まで読むことで、ムーヴキャンバスの魅力が新発見できるでしょう。
※目次※
・ムーヴキャンバスは高い走行性能と広い室内を兼ね備えた軽ハイトワゴン
・2022年のフルモデルチェンジでは、車体の軽量化や燃費性能向上の他、カラーバリエーションもアップした
・両側パワースライドドアを採用して乗り降りの負担を軽減させている
ムーヴキャンバスのこれまでの歴史
ムーヴキャンバスの歴史は、1995年にダイハツ初の「スペース系軽自動車」として登場したムーヴと深く関係しています。走行性能が高く室内空間も広いムーヴは、使い勝手の良さから女性を中心に人気を集めていました。
ムーヴキャンバスはムーヴの良さを受け継ぎつつ、カラーバリエーションや機能面での充実を図っています。ここでは、ムーヴキャンバスがどのような進化を遂げてきたのか詳しく見ていきましょう。
2016年にムーヴの派生車として登場
ムーヴキャンバスは、ダイハツの軽トールワゴン「ムーヴ」の派生車として、2016年9月にデビューしました。自身のライフスタイルを楽しむ女性に寄り添いつつも、幅広い世代のニーズに応えられる車を目指し、開発を行いました。初代ムーヴキャンバスの特徴は以下の通りです。
・丸みのあるエクステリア、こだわり抜かれたインテリアデザイン
・全高1,700mm以下の軽自動車では初の両側スライド式ドアの採用
・足元空間を収納スペースとして活用できる「置きラクボックス」を採用
2022年フルモデルチェンジで現行が誕生
2022年7月にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルとなりました。新型では、より幅広いユーザーに利用してもらえるよう車体のデザインを2つに増やし、さらに走行性能も向上させています。
従来のムーヴキャンバスのかわいらしさを継承した「ストライプス」に加え、落ち着いたデザインを好む方向けにシックで上品な色合いが特徴の「セオリー」を設定しました。
また、50kgの軽量化とターボ搭載車を追加することで、より力強い加速感を楽しみたい方のニーズにも応えています。
(参考:『2代目へ進化したムーヴキャンバスの新車価格と特徴を徹底解説!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ムーヴキャンバスは2タイプのデザインから選べる
ムーヴキャンバスは「ストライプス」と「セオリー」のデザインから選べます。「ストライプス」はかわいらしさを表現した2トーンのボディカラー、「セオリー」は内外装ともにモノトーンカラーが特徴です。
2つのデザインをラインアップしたことで、かわいいものが好きな女性だけでなく、大人世代や男性にも受け入れられやすくなりました。
ストライプス
ストライプスのエクステリアは、2トーンカラーで統一されており、ポップでかわいらしいデザインが特徴です。パステルカラーとホワイトの組み合わせで、より優しい色合いに仕上げられています。レトロな質感のある色合いが懐かしい雰囲気も併せ持ち、飽きのこないデザインに仕上がっています。
なお、パステルカラー以外にも落ち着いた色合いもラインアップしています。ボディカラーは合計8色で、カラフルなデザインや特徴のある色合いが好みの方におすすめです。
セオリー
セオリーは、1トーンカラーで上品かつ落ち着いた雰囲気のデザインに仕上げられています。メッキ調のピンストライプやバンパーモールが追加されており、上質なデザインの中にもアクセントがプラスされており、都会的なデザインに仕上がっています。
カラーバリエーションはピンクやイエローのようなビビッドカラーはなく、ブラックマイカメタリック、シャイニングホワイトパール、スムースグレーマイカメタリックなどのモノトーンカラーの他、レーザーブルークリスタルシャインやファイアークォーツレッドメタリックなどの色合いもラインアップされ、計7色から選べます。
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)のクルマカタログ|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ムーヴキャンバスは使い勝手の良い軽自動車
ムーヴキャンバスはインテリアにもこだわっており、使い勝手の良い軽自動車です。ストライプスやセオリーそれぞれのコンセプトに合うよう、インテリアデザインも工夫されています。
室内空間やドアには、それぞれ便利な機能が搭載されており、快適にドライブが楽しめるでしょう。ここでは、ムーヴキャンバスのインテリアと機能性を紹介します。
心地よさが広がる室内空間
ストライプスは白を基調としたインパネを採用し明るいイメージです。フルファブリックシートを採用したことで、自宅のようにくつろげる座り心地の良さを実現しています。
一方のセオリーは、ブラウンのインパネとネイビーのシートが採用され、落ち着いた車内空間に仕上がっています。ストライプス同様、フルファブリックシートを採用しソファのような座り心地の良さを体感できます。
なお、ムーヴキャンバスのインテリアは、オプションの「アナザースタイルパッケージ」でドレスアップが可能です。アナザースタイルパッケージには、ストライプス専用の「リラックススタイル」、セオリー専用の「エレガントスタイル」と「ビタースタイル」がラインアップされています。
使い勝手が良い機能も満載
ムーヴキャンバスの前席と後席には小物入れや収納スペースが多彩に用意され、それぞれ使いやすさも考慮されています。
前席にはインパネロアボックスやインパネロアポケットなどがあり、手の届きやすい場所へ小物の収納が可能です。また、前席には温かい飲み物を長時間保温できる「ホッとカップホルダー」が装備され、寒い冬場のドライブも快適にしてくれます。
全グレードにラゲージアンダーボックスが設置されており、背の高い荷物の収納が可能です。GおよびGターボには、後席の足元を収納スペースとして活用できる「置きラクボックス」が標準装備されています。
両側パワースライドドアを採用
ムーヴキャンバスには、全てのグレードに両側パワースライドドアとタッチ&ゴーロック機能を搭載しています。スライド式のドアで開けやすい上、自動でドアをロックしてくれるため、スライドドアの開閉を待たずに車から離れられるでしょう。
また、GおよびGターボのグレードには、ウェルカムオープン機能が標準装備されています。車に近付くだけでスライドドアが自動で開くため、よりスムーズな乗車が可能です。
(参考:『ダイハツ ムーヴキャンバスの内装とは?タイプや新旧での違いも解説|新車・中古車の【ネクステージ】』)
毎日のドライブを支える低燃費な設計
ムーヴキャンバスはデザインだけでなく、燃費やエンジン性能の面でも優れています。燃費性能は車を所持する上で重要ポイントです。車の維持費に関わってくるため、グレードごとの性能をチェックしておくと安心です。ここでは、ムーブキャンバスの走行性能や安全性能を紹介します。
低燃費な設計でターボも選べる
ムーヴキャンバスには、NAエンジンとターボエンジンの2種類が用意されています。NAエンジンは低燃費、ターボエンジンはパワーのある走りが特徴です。また、50kgの車体軽量化とシャシーの改良により、燃費性能だけでなく操縦安定性も向上しています。各グレードの燃費性能は以下の通りです。
グレード |
駆動方式 |
WLTCモード燃費消費率(km/L) |
||
市街地モード |
郊外モード |
高速道路モード |
||
Gターボ |
2WD |
19.9 |
23.7 |
28.8 |
4WD |
18.6 |
22.1 |
21.3 |
|
G/X |
2WD |
20.5 |
24.2 |
23.3 |
4WD |
19.5 |
22.8 |
21.9 |
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)の燃費(WLTCモード)情報(モデル・グレード別)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ予防安全機能のスマアシを搭載
ムーヴキャンバスは、ダイハツ予防安全機能「スマートアシスト」が全車標準搭載です。車両に搭載されたステレオカメラが周囲の状況を認識し、ドライバーの安全運転をサポートします。スマートアシストには4つのカテゴリーがあり、それぞれの主な機能は以下の通りです。
・衝突回避支援機能(衝突回避警報、衝突回避支援ブレーキ機能など)
・認識支援機能(先行車発進お知らせ機能、標識認識機能など)
・運転負荷軽減機能(全車速追従機能付ACC、レーンキープコントロール)
・駐車支援機能(パノラマモニター、スマートパノラマパーキングアシストなど)
スマートアシストの搭載機能はグレードにより異なりますが、衝突回避支援機能は全グレードに搭載されています。
ムーヴキャンバスの売買価格
ムーヴキャンバスは、新車・中古車どちらでも購入できますが、2024年1月時点で、ダイハツは全ての車種の出荷を一時停止しています。
なお、新車は好きなオプションを追加できますが、納期が長く価格も高額という点が懸念されます。中古車なら、オプションは追加できないものの新車に比べて価格が安く早く納車されるでしょう。
車両価格と併せ、どちらの購入方法が自分に合っているかを見極めましょう。ここでは、ムーヴキャンバスの新車・中古車価格に加え、買取相場を紹介します。
ムーヴキャンバスの新車販売価格
ムーヴキャンバスの税込み新車販売価格は、以下の通りです。eco IDLE非搭載車には、アイドリングストップ機能が搭載されていません。
グレード |
駆動方式 |
ストライプス |
セオリー |
Gターボ |
2WD |
179万3,000円 eco IDLE非装着車:176万円 |
|
4WD |
191万9,500円 eco IDLE非装着車:188万6,500円 |
||
G |
2WD |
167万2,000円 eco IDLE非装着車:163万9,000円 |
|
4WD |
179万8,500円 eco IDLE非装着車:176万5,000円 |
||
X |
2WD |
149万6,000円 eco IDLE非装着車:146万3,000円 |
|
4WD |
162万2,500円 eco IDLE非装着車:158万9,500円 |
ムーヴキャンバスの中古車販売価格
ネクステージで取り扱うムーヴキャンバスの中古車相場は、79万9,000円~194万9,000円です。初代モデルと現行の2代目モデル別の中古車相場は、以下をご確認ください。
グレード |
2WD |
4WD |
現行モデル |
132万9,000円~175万9,000円 |
155万9,000円~194万9,000円 |
初代モデル |
79万8,000円~177万9,000円 |
97万9,000円~162万9,000円 |
(2024年1月時点の情報です)
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ムーヴキャンバスの買取相場
ネクステージでは2016年式から2023年式まで豊富な買取実績がありますが、最も買取実績が多いのは2017年式モデルです。
2017年式モデルを例にすると、買取相場は走行距離5万8,900kmのG SA2で55万円、走行距離3万2,358kmのGメイクアップSA3で141万9,000円となっています。査定額は走行距離や年式、グレードによって変化するため、事前に車両や走行距離を確認しておきましょう。
(2024年1月時点の情報です)
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)のクルマ査定・買取相場|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ムーヴキャンバスをお探しならネクステージ!
ネクステージは全国に200以上の店舗を展開し、豊富な在庫を持つ中古車販売店です。ムーヴキャンバスをはじめとした多くの軽自動車を取り扱っており、取り扱う車の品質にもこだわっています。ここでは、ネクステージの特徴と魅力を紹介します。
豊富な在庫からお好みの1台を探せる
ネクステージが持つ総在庫数は3万台です。車種別に選任のバイヤーを配置し、こだわり抜いた仕入れで豊富な品ぞろえを誇ります。また、欲しい車が近くの店舗にない場合でも、全国の在庫からリーズナブルな価格で取り寄せることも可能です。
また、ネクステージでは修復歴車の取り扱いは行っておりません。徹底した品質管理と第三者機関による公正中立な品質鑑定も実施しており、誰もが安心して車選びを楽しめるような環境作りを目指しています。
購入後の保証も利用できる
ネクステージは、全ての中古車に無料保証を付帯させています。保証の対象となるのは、国産車(3か月以内かつ3,000km以内)と輸入車(1か月・走行距離無制限)です。
有料のサービスサポートに加入すれば、期間中の無料点検やオイル交換、トラブル時のさまざまな特典が利用できます。また、国産車限定の10年保証のプランもあります。販売時の経過年数が7年未満、かつ走行距離7万km以下の3・5・7ナンバー車であれば、エンジンやトランスミッションなどの重要部品項目に該当するサポートが可能です。
まとめ
ムーヴキャンバスは、2016年に登場した軽ハイトワゴンです。現行モデルはかわいらしい「ストライプス」、シックで上品な「セオリー」の2種類のデザインから選べます。広い室内空間には充実した収納スペースがあり、使い勝手の良さも大きな魅力です。
ムーヴキャンバスの新車価格は146万円からです。予算を超えてしまう方は中古車の購入を検討してみましょう。ネクステージは高品質な中古車を豊富にそろえていますので、ムーヴキャンバスをお探しの方はぜひご相談ください。