ヴォクシー の買取ポイント
ヴォクシーの買取ポイント
ヴォクシーの人気は?
ミニバン全体で見ると、トヨタ シエンタやホンダ フリードなどのコンパクトミニバンに人気が集まっていますが、ミドルクラスミニバンに絞るとヴォクシーは上位にランクインしています。
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会の2023年ブランド通称名別ランキングでは、兄弟車であるトヨタ ノアに一歩及ばないものの、年間を通してミドルクラスミニバンの3位圏内に収まるほどの人気です。
新車は金額が高いことに加え納期が長い問題もあるため、ファミリー層からの支持が厚いヴォクシーは、中古車でも人気があります。
リセールバリューの傾向は?
日本だけでなく海外でも人気のあるヴォクシーは、リセールバリューも高い傾向にあります。中でも、現行モデルの4代目ヴォクシーは当年式であれば残価率が100%を超えることもあり、車両状態によっては高価買取が期待できるでしょう。
ヴォクシーのリセールバリューの目安は、1年落ちで約96%、2年落ちで約95%、3年落ちで約83%、5年落ちで約68%です。
現行モデルではハイブリッド車のS-Zが最も高く、3代目モデルではZS 煌IIIのリセールバリューが高くなっています。
高く評価されるには?
ヴォクシーはガソリン車よりもハイブリッド車の人気が高いため、ハイブリッド車の場合は査定額アップが期待できます。
また、エントリーグレードではオプション装備となるデュアルパワースライドドアや、全グレードがオプション装備となるディスプレイオーディオPlus、ユニバーサルステップ、トヨタチームメイトも、プラス査定につながるでしょう。
中古車査定では走行距離も重視されます。査定額は5万kmと10万kmを境目に変わってくるため、この2つを超える前の売却がおすすめです。
しかし、年式と走行距離が見合っていない場合はエンジンや部品のトラブルが懸念されることから、双方のバランスによっては査定額が下がるケースもあります。
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ヴォクシー の歴代モデルを紹介
4代目モデルの特徴
現行モデルとなる4代目ヴォクシーは、2022年1月に発売されました。エクステリア・インテリアを一新し、快適で便利、安心感のあるミニバンに進化しています。
4代目ヴォクシーには「TNGAプラットフォーム(GA-C)」が採用され、それにより左右席間距離が旧モデルよりも75mmほど広い1,295mmとなりました。
室内高は1,405mmあるため、子どもはもちろん、大人が座っても頭上に余裕を持って座れます。
セカンドシートは7人乗りと8人乗りで変わり、7人乗りはキャプテンシート、8人乗りは3人がけベンチシート(6:4分割チップアップシート)です。
7人乗りのキャプテンシートには、ミドルサイズミニバン初となるオットマン&シートヒーターがオプションで用意され、一部グレードには折り畳み式大型サイドテーブルが標準装備されました。
7人乗り・8人乗り共にセカンドシートのロングスライド機能が付き、スライド量は7人乗りが745mm、8人乗りは705mmです。
パワースライドドア装着車は、オプションでユニバーサルステップが装着できます。ステップ高が200mmとなるため、小さい子どもだけでなく高齢の方も容易に乗車可能です。
安全装備についても変更が行われています。予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」には、トヨタ車初となる「プロアクティブドライビングアシスト」が追加されました。
プロアクティブドライビングアシストは歩行者・自転車・駐車車両に対する操舵・減速を支援する機能で、対象物に近付き過ぎないようステアリング・ブレーキ操作をサポートしてくれます。
この他、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」にトヨタ初となる「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と「リモート機能」が追加されました。
買取相場は230万円~323万円ほどとなり、グレードやパワートレーン、走行距離によって変わります(2024年10月時点の情報です)。
3代目モデルの特徴
3代目ヴォクシーは2014年1月に発売されました。このモデルチェンジでの大きなトピックは、ハイブリッド車の追加です。
ハイブリッドシステムにはリダクション機構付きの「THS II」が採用され、クラストップレベルの23.8km/L(JC08モード)の低燃費を実現しました。
搭載エンジンは、3代目プリウスにも採用された1.8L アトキンソンサイクルエンジン(2ZR-FXE)です。ハイブリッドバッテリーを前席下に置くことで、室内の広さを確保しています。
ガソリン車には新開発のSuper CVT-iやアイドリングストップ機能が採用され、JC08モード燃費はクラストップレベルの16.0km/Lです。
室内へは、コンパクトミニバン初となるスライド量810mmのキャプテンシートが7人乗り仕様に採用されました。
また、スライドドアの乗り込み高さを360mm、スライド量を805mmに拡大し、子どもから大人まで乗り降りしやすい乗り込み口に進化しています。
一部のグレードを除き助手席側スライドドアに「ワンタッチスイッチ付きパワースライドドア(デュアルイージークローザー付き)」が標準装備されているため、ドアの開け閉めも簡単です。
3代目ヴォクシーは、グレードによって3ナンバーと5ナンバーに分かれます。3ナンバー車となるのは、エアロ仕様の「ZS」です。
その他のグレードはガソリン車・ハイブリッド車に関係なく5ナンバー扱いとなります。グレード編成はパワートレーンで大きく変わり、ガソリン車は4グレード、ハイブリッド車は2グレードです。
ガソリン車は全グレード2WDと4WDが選べるのに対し、ハイブリッド車は2WDしかありません。また、エアロ仕様の「ZS」もガソリン車のみの設定となります。
買取相場は年式によって変わりますが、世代を通した相場は前期であれば77万円~145万円ほど、後期であれば125万円~256万円ほどです(2024年10月時点の情報です)。
2代目モデルの特徴
2代目ヴォクシーは2007年6月に発売されました。初代では若々しさのあるデザインでしたが、この世代から現在につながる「クールさ」を際立たせるデザインに変更されています。
また、室内空間の快適さと使い勝手の良さ、走行における動力性と環境性も意識されました。
室内には、世界で初めて「ワンタッチスペースアップシート」が採用されています。ワンタッチスペースアップシートはサードシート跳ね上げ機構のことで、バックドア側からワンタッチでシート格納が可能です。
この他、子どもの乗せ降ろしやチャイルドシートの着脱が車外から行える「チャイルドケアモード付きのロングスライドマルチ回転シート」も採用されています。ロングスライドマルチ回転シートは、運転席側30度、助手席側は60度回転可能です。
エンジンには新開発の「2.0L 直列4気筒DOHCエンジン(3ZR-FE)」が搭載され、一部グレードには動力性・環境性を高める「バルブマチック」が採用されています。また、全車に「Super CVT-i」を採用し、軽快な走りに加え高い燃費性能を実現しました。
オプション装備となるHDDナビゲーションシステムを装着した場合は、駐車を支援する「バックガイドモニター」「インテリジェントパーキングアシスト」が利用できます。
どちらも音声ガイダンスが付いているため、両脇に車がある駐車場や縦列駐車なども安心です。2代目ヴォクシーは7人乗りと8人乗りに加え、5人乗りモデルもあります。エアロ仕様の「ZS」のみ3ナンバーとなり、他は全て5ナンバーです。
買取相場は前期であれば11万円~30万円ほど、後期であれば21万円~48万円ほどが目安となります(2024年10月時点の情報です)。
初代モデルの特徴
初代ヴォクシーは、2001年11月に発売されました。「キュービック・クリエーター」をテーマとし、乗車する全ての人が心地よさと楽しさを感じる車として開発されています。初代ヴォクシーは8人乗りのみとなり、7人乗りや5人乗りが選べません。
2代目以降のモデルに比べるとマイルドさはあるものの、シャープなフロントグリルと2段式ヘッドライトによる若々しいフロントフェイスが特徴です。全グレードが5ナンバーとなりますが、全グレードにサードシートを備えつつも十分な広さを確保しています。
セカンドシートは、2:1分割スライド式のワンタッチタンブルシートと、シートバックテーブル付きのスライド式マルチ回転シートの2種類です。マルチ回転シートはオプション装備となりますが、グレード関係なく装備できます。
サードシートは、全グレード標準装備となる5:5分割スライド式のイージースペースアップシートです。ワンタッチでシートバックを前に倒せるため、簡単に荷室を拡大できます。
全グレード共に両側スライドドアが採用されていますが、パワーアシスト機能が装備されるのは一部のグレードのみです。また、半ドア状態の場合に自動でドアが閉じるイージークローザーについても、一部のグレードのみ標準装備となります。
どのスライドドアであっても、挟み込み防止機能は標準装備です。ドア開口部が広く取られ、地上高が390mmと低いことから、子どもでも楽に乗り降りできます。
搭載エンジンは、2.0L 直列4気筒DOHCエンジン(1AZ-FSE D-4)です。ガソリンの筒内直接噴射による効率的な燃焼、VTT-i(連続可変バルブタイミング機構)により、低燃費ながらパワフルな走りを実現します。買取相場は1万円~13万円ほどが目安です(2024年10月時点の情報です)。
ヴォクシー のトリビア
ヴォクシーの概要
ヴォクシーは2001年から販売されているミドルサイズミニバンです。クールで精悍(せいかん)なスタイルから、ファミリー層の中でも30代~40代を中心に支持されています。
ヴォクシーの名前は、声や言葉を意味する英語の「VOX(ヴォックス)」にヒントを得た造語です。また、ヴォクシーのフォルムである箱を意味する「BOX」を連想させること、若々しさを感じることも命名につながっています。
デビュー当時は8人乗りの5ナンバーサイズでしたが、2代目からは5人・7人・8人が選べるようになり、3ナンバー車も登場しました。現行モデルはハイブリッド車にE-Four搭載車が加わり、全グレードが3ナンバーサイズとなっています。
ヴォクシーの魅力
ヴォクシーの魅力は、りりしさを感じる個性的なエクステリアです。ファミリーカーとして使われるミニバンは、温かみのあるデザインを採用する傾向にありますが、ヴォクシーは真逆の「かっこ良さ」を意識したデザインが採用されています。
また、ガソリン車・ハイブリッド車共にクラストップレベルの燃費性能も大きな魅力です。現行モデルからはハイブリッド車にE-Four(電気式四輪駆動システム)が加わり、駆動方式の選択肢も増えました。
室内幅が1,295mmあるため家族全員がゆったりと座れ、ロングスライド機能を利用すれば足元の余裕がぐっと広がります。キャプテンシート仕様車はシートとシートの間が185mmもあるため、スムーズな車内移動が可能です。
この他、長距離運転や駐車をサポートする先進の運転支援機能など、快適なドライブにつながる機能や装備も備えています。
ヴォクシーのデザイン
エクステリアで特徴的なのは、存在感のある大型フロントグリルです。グリル中央は5段のルーバー、グリル端にはひし形の形状を用いることで、立体感のある個性的なフロントフェイスを作り上げています。
リア小ンビネーションランプは、水平2本のLEDランプです。フロントグリル同様にワイド感を強調させ、独特の雰囲気を醸し出します。
インテリアは、ブラックを基調とした落ち着いた空間です。コックピットは広い視界が確保されており、ステアリングやシフトレバー、ディスプレイオーディオの適切な配置により、ストレスなく運転を楽しめます。
ヴォクシーのスペック
2代目と3代目のヴォクシーはエアロ仕様車のみ3ナンバーでしたが、現行モデルは全てのグレードが3ナンバーです。現行モデルはTNGAプラットフォームを採用しており、これにより全幅が1,700mmを超え、5ナンバー規格から外れました。
現行モデルにもエアロ仕様車はありますが、ノーマル仕様車と全幅は変わりません。ボディサイズをはじめとするサイズスペックは、以下の通りです。
・ボディサイズ:全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm~1,925mm
・最低地上高:125mm~140mm・ホイールベース:2,850mm
・最小回転半径:5.5m
・室内サイズ:室内長2,805mm×室内幅1,470mm×室内高1,405mm
・車両重量:1,610kg~1,710kg
荷室はシート使用率によって変わりますが、ヴォクシーは全車に床下収納「スーパーラゲージボックス」があるため、フル乗車であっても収納が可能です。
ヴォクシーのグレード
3代目ヴォクシーはグレード数が豊富でしたが、現行モデルのグレードラインアップは「S-G」と「S-Z」のみとシンプルです。
どちらも2WDと4WD(ハイブリッド車はE-Four)が用意されているものの、S-Gのハイブリッド車E-FourとS-Zは8人乗りが用意されていません。
【ガソリン車】
・S-G 2WD(7人乗り)
・S-G 4WD(7人乗り)
・S-G 2WD(8人乗り)
・S-G 4WD(8人乗り)
・S-Z 2WD(7人乗り)
・S-Z 4WD(7人乗り)
【ハイブリッド車】
・S-G 2WD(7人乗り)
・S-G E-Four(7人乗り)
・S-G 2WD(8人乗り)
・S-Z 2WD(7人乗り)
・S-Z E-Four(7人乗り)
S-Gはエントリーグレードです。助手席側パワースライドドアやフロントオートエアコン+リアクーラー、Toyota Safety Sense(一部機能制限あり)が標準装備されます。
しかし、デュアルパワースライドドアやバックガイドモニター、左右独立温度コントロールオートエアコン+リアオートエアコンは、オプションでないと装着できません。
S-Zは、エアロスタイルの上級グレードです。17インチ切削光輝+ダークグレーメタリック塗装のアルミホイール(ガソリン・2WD車)、ステンレスのドアベルトモールディング、スーパーUVカット機能付きフロントガラスなどが標準装備されます。
また、S-Gではオプション装備となるデュアルパワースライドドア、左右独立温度コントロールフルオートエアコンなども標準装備です。
この他、シート表皮が合皮+ファブリックになる、6スピーカーになるなどの違いもあります。
ヴォクシーのエンジン
ヴォクシーの搭載エンジンは、ガソリン車とハイブリッド車で変わります。ガソリン車に搭載されているのは、低燃費ながらも軽快な走りを楽しめる「2.0L ダイナミックフォースエンジン(M20A-FKS)」です。
Direct Shift-CVTを組み合わせることでより力強く、スポーティーな走りを実現しています。ハイブリッド車に搭載されているのは、最大40%の熱効率を実現する「1.8L 直列4気筒DOHCエンジン(2ZR-FXE)」です。
トヨタ車初となる1.8L ハイブリッドシステムを組み合わせ、クラストップレベルの低燃費に加え、軽やかでシームレスな加速を実現しています。
ヴォクシーの燃費性能
ヴォクシーは、ガソリン車・ハイブリッド車共にミドルクラスミニバントップレベルの燃費性能を誇ります。ガソリン車のWLTCモード燃費は、7人乗り・8人乗りどちらも2WDが15.0km/L、4WDは14.3km/Lです。
ライバル車であるホンダ ステップワゴンのガソリン車は2WDが13.2km/L~13.9km/L、4WDが12.9km/L~13.3km/Lとなり、1L当たりの走行距離が1km以上多くなります。
ハイブリッド車のWLTCモード燃費は、7人乗り・8人乗りどちらも2WDが23.0km/L、4WDは22.0km/Lです。ステップワゴンとセレナはハイブリッド車に4WDがないため、2WDのみ比較します。ステップワゴンのWLTCモード燃費は19.5km/L~20.0km/L、セレナは16.1km/L~17.0km/Lです。ハイブリッド車に関しては、ガソリン車以上にライバル車と差をつけています。
ヴォクシーのボディカラー展開
現行モデルのヴォクシーのボディカラーは6色展開となり、グレード問わず全ての色が選べます。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」は、パールの輝きが上品なホワイトカラーです。有償カラーとなり、3万3,000円のオプション料金がかかります。「メタルストリームメタリック」は、深みのある色が特徴のシルバーカラーです。標準カラーのため、オプション料金はかかりません。
「マッシブグレー」は、重厚感のあるブルーが特徴の新色です。標準カラーのため、オプション料金なしで選べます。「アティチュードブラックマイカ」は、程よい光沢感が特徴のブラックカラーです。標準カラーのため、無償で選べます。
「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」は、黒に紫を混ぜたような独特な色合いを持つパール系ブラックカラーです。有償カラーのため、3万3,000円のオプション料金がかかります。「グリッターブラックガラスフレーク」は、ゴールドが混ざった独特の光を放つ新色のブラックカラーです。有償カラーのため、オプション料金として3万3,000円かかります。
(2024年10月時点の情報です)