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ヴェルファイア(トヨタ車)の買取相場・査定実績一覧

ヴェルファイアの画像

トヨタ ヴェルファイアの買取実績例

過去最高買取実績

最高金額 1,076.9万円

年式
令和5年式 (2023年式)
走行距離
7,569Km
査定時期
2024年7月

※ 画像は代表的なグレードになります(実績車両とは異なります)

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ヴェルファイア の年式による査定価格の推移

  • 2024年式

    (令和6年式)

    最高974.1万円

  • 2023年式

    (令和5年式)

    最高1,076.9万円

  • 2022年式

    (令和4年式)

    最高448.8万円

ヴェルファイア 年式別の相場価格

年式買取相場価格
2024年式 (0年落ち)最大974.1万円 ~
最小752.1万円
2023年式 (1年落ち)最大1,076.9万円 ~
最小428.2万円
2022年式 (2年落ち)最大448.8万円 ~
最小356.2万円
2021年式 (3年落ち)最大514.4万円 ~
最小328.5万円
2020年式 (4年落ち)最大555.7万円 ~
最小266.5万円
2019年式 (5年落ち)最大479.3万円 ~
最小67.7万円
2018年式 (6年落ち)最大450.7万円 ~
最小172.0万円
2017年式 (7年落ち)最大339.1万円 ~
最小124.7万円
2016年式 (8年落ち)最大348.3万円 ~
最小18.3万円
2015年式 (9年落ち)最大325.7万円 ~
最小47.0万円
2014年式 (10年落ち)最大200.7万円 ~
最小25.1万円
2013年式 (11年落ち)最大196.5万円 ~
最小13.1万円
2012年式 (12年落ち)最大174.0万円 ~
最小9.4万円
2011年式 (13年落ち)最大139.6万円 ~
最小9.2万円
2010年式 (14年落ち)最大126.7万円 ~
最小6.7万円
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ヴェルファイア グレード別の相場価格

グレード別買取相場価格
特 Z_Aエディションゴールデンアイズ最大335.5万円 ~
最小138.3万円
2.4Z最大166.4万円 ~
最小8.2万円
ZA_Gエディション最大293.8万円 ~
最小163.3万円
特 2.4Zプラチナセレクション最大128.2万円 ~
最小5.6万円
Z_Gエディション最大533.0万円 ~
最小18.3万円
Z最大397.5万円 ~
最小100.6万円
Z_Aエディション最大403.3万円 ~
最小131.3万円
2.4Z_Gエディション最大198.5万円 ~
最小18.4万円
特 2.4Zゴールデンアイズ最大196.5万円 ~
最小27.3万円
特 3.5Zゴールデンアイズ最大135.4万円 ~
最小54.9万円
特 Zゴールデンアイズ最大464.3万円 ~
最小328.0万円
特 2.4Zゴールデンアイズ2最大200.7万円 ~
最小25.1万円
X最大338.3万円 ~
最小98.8万円
2.4X最大104.7万円 ~
最小10.2万円
3.5Z_Gエディション最大138.4万円 ~
最小20.3万円
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ヴェルファイア 走行距離別の相場価格

走行距離別買取相場価格
1万Km以下最大1,076.9万円 ~
最小95.2万円
2万Km最大555.7万円 ~
最小60.5万円
3万Km最大524.5万円 ~
最小58.7万円
4万Km最大502.3万円 ~
最小41.5万円
5万Km最大484.1万円 ~
最小52.9万円
6万Km最大418.3万円 ~
最小35.2万円
7万Km最大448.5万円 ~
最小28.2万円
8万Km最大421.4万円 ~
最小18.2万円
9万Km最大368.3万円 ~
最小20.0万円
10万Km以上最大359.3万円 ~
最小5.6万円
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ヴェルファイア グレード別の買取価格ランキング

順位グレード名買取金額年式走行距離
1位Zプレミア1,076.9万円2024年03月259Km
2位エグゼクティブラウンジZ555.7万円2018年04月5.2万Km
3位Z_Gエディション533.0万円2019年07月17.5万Km
4位特 Zゴールデンアイズ464.3万円2020年05月1.6万Km
5位ゴールデンアイズ3448.8万円2022年09月1.3万Km
6位ゴールデンアイズ2448.5万円2021年09月1.2万Km
7位ZG426.3万円2018年03月6.4万Km
8位Z_Aエディション403.3万円2015年07月6.9万Km
9位Z397.5万円2018年04月5.9万Km
10位VL343.3万円2016年10月8.4万Km
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ヴェルファイア 地域別の買取相場実績一覧

ヴェルファイア カラー別の買取相場実績一覧

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ヴェルファイア 直近の買取実績

直近10件表示

車種・グレード年式走行距離車体色都道府県査定時期買取価格
ヴェルファイア 特 3.5Zプラチナセレクション2タイプゴールド平成22年式
(2010年式)
11.5万Kmホワイト東京都2024年12月41.7万円
ヴェルファイア Z_Aエディション令和1年式
(2019年式)
11.1万Kmホワイト愛知県2024年12月218.3万円
ヴェルファイア 特 2.4Zプラチナセレクション平成21年式
(2009年式)
14.7万Kmホワイト福岡県2024年12月10.2万円
ヴェルファイア Zプレミア令和5年式
(2023年式)
0.6万Kmブラック新潟県2024年12月798.1万円
ヴェルファイア 特 2.4Zプラチナセレクション2平成22年式
(2010年式)
8.8万Kmブラック山口県2024年12月64.2万円
ヴェルファイア 2.4Z平成22年式
(2010年式)
13.9万Kmホワイト愛知県2023年11月14.7万円
ヴェルファイア Z平成28年式
(2016年式)
6.7万Kmブラック滋賀県2023年11月212.8万円
ヴェルファイア 特 2.4Zプラチナセレクション平成21年式
(2009年式)
10.7万Kmブラック宮城県2023年11月51.9万円
ヴェルファイア 特 2.4Zプラチナセレクション2タイプゴールド平成22年式
(2010年式)
15.3万Kmブラック長野県2023年11月25.2万円
ヴェルファイア Z平成30年式
(2018年式)
10.0万Kmブラック京都府2023年11月209.3万円

※ グレードや、走行距離、色、装備、その他車両状態などにより査定金額は変わります。査定金額を保証するものではありません。

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ヴェルファイア の買取ポイント

ヴェルファイアの人気は?

ヴェルファイアは、アルファードと並ぶトヨタの高級ミニバンです。アルファードは名実共にミニバンの王者として君臨し続けていますが、ヴェルファイアは生産終了がささやかれる苦しい歴史を持っています。

ヴェルファイアは2代目のマイナーチェンジ時に販売台数が落ち込み、アルファードとの一本化が検討されていました。

しかし、当時トヨタの社長だった豊田章男氏(現トヨタ自動車会長)の「ヴェルファイアの個性を愛する顧客を大切にしたい」という思いから廃止は白紙となり、販売が続いています。

アルファードと比べれば人気は低い(販売台数が少ない)といえますが、ヴェルファイアに強いこだわりを持っているユーザーは多く、中古車市場でも人気です。

リセールバリューの傾向は?

人気の低さはアルファードと比べた場合の話であり、ヴェルファイアそのものに人気がないわけではありません。高級ミニバンであるヴェルファイアはリセールバリューが高く、当年式モデルであれば平均で150%以上の残価率を誇ります。

年式別の平均リセールバリューは1年落ちで約141%、2年落ちで約92%、3年落ちで約91%、5年落ちで約83%です。

現行モデルに関しては、ガソリン車よりもハイブリッド車のリセールが高く、Executive LoungeよりもZ Premierのほうが高値で買取されています。先代モデルでリセールバリューが高いのは、ガソリン車・ハイブリッド車共に「ゴールデンアイズIII」です。

高く評価されるには?

ヴェルファイアの高価買取を狙う際に、まず注目したいのが走行距離です。中古車査定では走行距離が長い車ほど評価は下がる傾向があり、ヴェルファイアに関しても大きなポイントとなります。

しかし、ガソリン車に関しては海外での需要が高いことから、ハイブリッド車ほど厳しく見られません。とはいえ、大台ともいえる「10万km」に達する前に売却したほうが、10万kmを超えた車よりも高く売却できます。

その他では、オプション装備も大きなポイントです。現行モデルであればユニバーサルステップや運転支援システムの「ITS Connect」、先代モデルであればツインムーンルーフやおくだけ充電などを搭載している車両は、高く評価されるでしょう。

現行モデル・先代モデル共に、リアシートエンターテイメントシステムも高く評価されるオプションです。

ヴェルファイアの高価買取を目指すならネクステージへ!

ヴェルファイアの売却をお考えの方は、高価買取の実績が豊富なネクステージをご利用ください。ネクステージは全国に300店舗以上を展開し、買取した車を自社店舗で販売しています。

自社販売をすることで中間マージンがかからず、専任スタッフが車の価値を査定額へ反映させるため、高価買取の実現が可能です。

また、ネクステージでは査定後・契約後に査定額が変わることはありません。全国への出張査定も承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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ヴェルファイア の歴代モデルを紹介

3代目モデルの特徴

現行モデルとなる3代目ヴェルファイアは、2023年6月に発売されました。「世界基準の大空間高級サルーン」を開発コンセプトとし、初代から続く「上品さとアグレッシブさ」を進化させています。

現行モデルではエクステリアにより力強さを加え、室内空間にはこれまで以上のゆとりが作られました。また、トヨタミニバンの最高峰となるアルファードと同じ「スーパーロングオーバーヘッドコンソール」を装備するなど、おもてなし機能も充実しています。

ファミリーユースに魅力的な機能は、ドアの開閉に連動して現れる「ユニバーサルステップ」と、センターピラーに装着される「ロングアシストグリップ」です。

小さな子どもや高齢の方が乗車する場合、フロア高が比較的低いミニバンでも苦労することがあります。ユニバーサルステップは地上とフロアの中間に高さ220mmのステップが出現するため、短い歩幅で乗降可能です。

ロングアシストグリップは長さが620mmあり、5歳くらいの子どもであれば容易につかめます。運転席側・助手席側両方に装備されているため、乗り降りする場所を限定されないことも魅力です。

走行性能においては、専用チューニングされたパワートレーン、ヴェルファイア専用の剛性部品を採用することで、力強い走りと走り出しの良さを実現しています。

レイアウトをカスタマイズできるメーターディスプレーや、運転シーンに合わせて表示を変えられるヘッドアップディスプレーなど、コックピットにも運転のしやすさを考慮した機能が装備されています。買取相場は745万円~867万円ほどです。

2代目モデルの特徴

2代目ヴェルファイアは、2015年1月に発売されました。フルモデルチェンジではエクステリアとインテリア、安全装備をはじめとしたさまざまな装備が見直され、高級ミニバンらしさに磨きをかけています。

エクステリアのデザインテーマは「大胆・不敵」です。フロントグリルは初代から大きく変わり、縦幅の広いメッキバーが採用されました。二段ランプとのつながりを持たせることで、フロントフェイスを全面に押し出す威厳のある顔つきに変化しています。

2代目ヴェルファイアは低床設計が採用されたことにより、全高が1,800mmとなりました(先代モデルの全高は1,810mm)。しかし、室内空間への影響はなく、先代モデルと同じ1,400mmの室内高を実現しています。

また、低床フロアを採用することで荷室容量も増えました。ミニバンは多くの荷物を載せられますが、3列目シートまで使うと収納スペースに限りが出てしまいます。2代目ヴェルファイアは3列目シートのスライド機構下に148Lもの床下収納があるため、フル乗車した際に収納スペースに困ることはありません。

インテリアにおいては、最大1,160mmのスライド量を持つ「助手席スーパーロングスライドシート」も大きな特徴です。

荷室長を最大2,150mmにまで広げられるエクストラロングラゲージモードや、後ろの席との距離を縮められる「ダブルトライアングルモード」など、スーパーロングシートを生かしてさまざまなシートアレンジが楽しめます。

現行モデルにもある「Executive Lounge」は、2代目ヴェルファイアから追加されたグレードです。セカンドシートに装備されるエグゼクティブラウンジシートは、従来のシートよりシート幅が約100mm広がるだけでなく、伸縮量が140mmもあるパワーオットマンも備えています。

Executive Loungeは、12.1型リアシートエンターテイメントシステムを装備していることも特徴です。高精細WVGAディスプレイモニターによる高画質の映像、JBLプレミアムサウンドシステムによる臨場感のある音楽を楽しめます。

2代目ヴェルファイアは、パワートレーンの種類も豊富です。グレードに応じて「2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン」「3.5L V6ガソリンエンジン」「2.5Lハイブリッドエンジン」の3つが用意され、それぞれ燃費性能を向上させています。

現行モデルはガソリン車・ハイブリッド車共にFFと4WD(ハイブリッド車はE-Four)を選べますが、2代目ヴェルファイアはガソリン車はFFのみ、ハイブリッド車はE-Fourのみです。

2017年のマイナーチェンジでは、安全装備が充実しました。フルモデルチェンジ時はパノラミックビューモニターやインテリジェントパーキングアシスト2、プリクラッシュセーフティシステムなどが一部のグレードしか搭載されませんでしたが、マイナーチェンジ後は第2世代の「Toyota Safety Sense」が全グレード標準装備となっています。

また、このマイナーチェンジではエクステリアにも変更が加わり、エアロ仕様の「Executive Lounge Z」「Z(ハイブリッド車のみ)」も追加されました。

買取相場は前期であれば112万円~233万円ほど、後期であれば201万円~405万円ほどが目安となります。

初代モデルの特徴

初代ヴェルファイアは、2008年5月に発売されました。兄弟車となる「アルファード」とともにミニバンの頂点を目指して開発されましたが、それぞれ異なる個性を持っており、ヴェルファイアは力強さと先進性をコンセプトとしています。

現在にも続く「二段ヘッドライト」は、初代から引き継がれるヴェルファイアの特徴でもあり個性です。リアコンビネーションランプには当時としては珍しいLEDとクリアレンズを組み合わせが採用されており、フロントだけでなくリアからもクールさを感じられます。

また、ヴェルファイアにはトヨタ車初の「ルーフスポイラー格納式リアワイパー」が装備されました。必要なときにだけリアワイパーが出てくるため、後ろ姿がすっきりします。

インテリアは、スパッタリング工法を用いた金属加飾(トヨタ車初)が美しいセンタークラスター、気品ある木目調パネルによる高級感あふれる空間です。

天井にはサードシートまで続くLED室内間接照明が標準装備され、おしゃれな雰囲気で夜のドライブを楽しめます。

この他、18個のスピーカーが設置される「トヨタプレミアムサウンド」、後席で映像を視聴できる「リアシートエンターテイメントシステム」がオプションで装備可能です。

初代ヴェルファイアは7人乗りと8人乗りがあり、乗車人数とグレードにより2列目シートの仕様が変わります。

7人乗りに装備されるのは、大型ヘッドレストとアームレストを備えた「エグゼクティブパワーシート」、超ロングスライドが可能な「リラックスキャプテンシート」の2つです。

8人乗りには、ロングスライドが可能な「6:4分割チップアップシート」が装備されています。

エグゼクティブパワーシートは、最上級グレードの「3.5Z”G EDITION”」と「3.5V”L EDITION”」の専用装備となるため、この2つ以外のグレードではオプションでも装備できません。

初代ヴェルファイアにはSRSエアバッグやSRSサイドエアバッグ(共に運転席・助手席)は標準装備されますが、プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールは全車オプション装備です。

両側パワースライドドアに関しても、半数近くのグレードがオプション装備となります(片側パワースライドドアは標準装備)。

デビュー当時のヴェルファイアは、2.4Lガソリンエンジンと3.5Lガソリンエンジンの2種類でしたが、2011年のマイナーチェンジでハイブリッド車が加わりました。

ハイブリッド車のパワートレーンは、2.4L 直列4気筒エンジンとリダクション機構付きのTHSII、E-Four(電気式四輪駆動)の組み合わせです。

また、ハイブリッド車にはシートおよびフロントフロアカーペットの一部のファブリック表皮に「エコプラスチック」が使われ、環境対策も行われています。

ガソリン車はマイナーチェンジ後も7人乗りと8人乗りが用意されていますが、ハイブリッド車は全グレード7人乗りです。買取相場は前期であれば26万円~65万円ほど、後期であれば47万円~104万円ほどが目安となります。

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ヴェルファイア のトリビア

ヴェルファイアの概要

ヴェルファイアは2008年にデビューした高級ミニバンです。アルファードの兄弟車に当たりますが、アルファードはヴェルファイアより5年早い2002年にデビューしています。

ヴェルファイアとアルファードの違いは開発コンセプトです。どちらも上質感をベースとしていますが、ヴェルファイアにはアグレッシブさと存在感、走行性能が重視されています。アルファードが重視しているのは、ラグジュアリーの追求と品格です。

高級車の王道を進むアルファードに対し、ヴェルファイアは上品ながらも個性を打ち出しています。

現行モデルはそれぞれの個性がより明瞭となり、ヴェルファイアはエクステリアとインテリアの変更に加え、走行性能にも変更が行われました。

ヴェルファイアの魅力

ヴェルファイアの魅力は、高級ミニバンらしい充実した装備・機能に加え、力強さを感じさせる独特のデザインも大きな魅力です。

ミニバンはファミリーユースが中心となるため、全体として「親しみのある柔らかいデザイン」が採用されています。一方、ヴェルファイアやアルファードのような高級ミニバンは先進的で上品なデザインが採用される傾向にあるため、それらを統合するとヴェルファイアのデザインは唯一無二といえるでしょう。

また、走行性能に力を入れている点も大きな魅力です。ミニバンは車高が高く、重量が重いことからカーブ走行が安定しない、思うように加速しないといった走行におけるデメリットがあります。

新世代ガソリンエンジンを搭載するヴェルファイアは、高い加速応答性と駆動力を感じられるだけでなく、ステアリング連動駆動力制御により滑らかなコーナー走行も可能です。

ヴェルファイアのデザイン

現行モデルのエクステリアは「Forceful×IMPACT LUXURY(重厚・勢い×次世代高級)」をテーマにデザインされています。塊感と躍動感を意識した、堂々たるスタイルが特徴です。

先代モデルではフロントグリルにメッキバーを使用していましたが、現行モデルは黒を基調とした金属加工が施されています。また、エンブレムが逆傾斜になる造形を採用することで、力強さと前進性が強調されるようになりました。

フロントからサイド、リアにかけてはボディに凹凸を持たせ、ダイナミックさを演出しています。

インテリアは高級車らしいシックなデザインです。運転席・助手席・後席の全てに乗る人への配慮がされており、どの席に座っても快適なドライブを楽しめます。内装カラーは2種類あり、標準はブラック、オプションでサンセットブランを選択可能です。

ヴェルファイアのスペック

ミニバンはSS~LLまでの5つに分けられ、ヴェルファイアはその中で最も大きい「LLサイズ」に該当します。

ミニバンのサイズは「トヨタ ヴォクシー」「日産 セレナ」「ホンダ ステップワゴン」などのMサイズに集中しており、LLサイズはアルファードの他「日産 エルグランド」しかありません。以下は、現行モデルのサイズスペックです。

・ボディサイズ:全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mm
・車両重量:2,180kg~2,310kg
・最低地上高:155mm~160mm
・ホイールベース:3,000mm
・最小回転半径:5.9m
・室内サイズ:室内長3,005mm×室内幅1,660mm×室内高1,360mm
・乗車定員:7名

現在販売されている唯一のLサイズミニバン「ホンダ オデッセイ」と比較した場合、大きく変わるのは全高です。しかし、オデッセイはミニバンとしては珍しい背の低いモデルのため、高さに関して純粋な比較はできません。

似たようなボディ形状を持つトヨタのMサイズミニバン「ヴォクシー」と比較した場合、大きく変わるのは全長と全幅です。

ヴォクシーの全長は4,695mm、ヴェルファイアの全長は4,995mmのため、300mmほど変わります。全幅に関しては、ヴォクシーが1,730mmなのに対し、ヴェルファイア1,850mmです。

数値としてはそこまで変わりませんが、昔ながらの狭い駐車場では扱いにくさを感じる可能性があります。また、ヴェルファイアのような全高の高い車は機械式立体駐車場にも向いていません。

大人数がゆったりと座れる魅力的な車ではありますが、駐車場や道路といった環境への影響を考慮する必要があります。

ヴェルファイアのグレード

ヴェルファイアは初代・2代目共に豊富なグレードが用意されていましたが、現行モデルはガソリン車が1種類、ハイブリッド車が2種類とシンプルな構成となりました。

また、グレード別に設定されていた8人乗りも廃止され、全グレードが7人乗りとなっています。

しかし、ハイブリッド車には初代・2代目共にない2WDが設定されたため、駆動方式における選択肢は増えました。以下は、現行モデルのグレードで展開されているラインアップです。

【ガソリン車】
・Z Premier 2WD(7人乗り)
・Z Premie 4WD(7人乗り)

【ハイブリッド車】
・Z Premier 2WD(7人乗り)
・Z Premie E-Four(7人乗り)
・Executive Lounge 2WD(7人乗り)
・Executive Lounge E-Four(7人乗り)

グレード間で異なるのは主に装備です。「Z Premier」に関してはガソリン車・ハイブリッド車両方に設定されているため、エンジンも違いに含まれます。

「Z Premier」は専用装備を備えたミドルグレードです。エクステリアは艶有り黒塗装・漆黒メッキ・スモークメッキの3つが使い分けられており、力強さを強調しています。

「Executive Lounge」と大きく異なるのは、2列目シートの仕様です。「Z Premier」の2列シートは「エグゼクティブパワーシート」となり、ロングスライドやパワーオットマンは使用できるものの、快適温熱シートやベンチレーションシート、回転格納式テーブルなどは装備されません。

「Executive Lounge」は最上級グレードです。エクステリアにはガンメタ塗装・スモークメッキ・艶有りガンメタ塗装・メッキが使い分けられており、上質さを強調しています。

2列目シートに装備されるのは、装備・機能共に充実した「エグゼクティブラウンジシート」です。この他、デジタルインナーミラーやアクセサリーコンセント、天井収納ボックスなどの「Z Premier」にはない装備が採用されています。

ヴェルファイアのエンジン

ヴェルファイアにはガソリン車とハイブリッド車があり、それぞれ搭載されるエンジンが異なります。

ガソリン車に搭載されるのは、2.4L 直列4気筒インタークーラー付きターボエンジン(T24A-FTS)です。

センター直噴システムと高効率ツインスクロールターボ、DCモーター制御の可変冷却システムを採用することで、V6エンジン以上のトルクを発生させながらも低燃費を実現しています。

ハイブリッド車に搭載されるのは、TNGAに基づいて開発された2.5L ダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)です。

ハイブリッドシステムと組み合わせることで高い熱効率・高出力を発揮し、燃料消費率を抑えながら気持ちの良い加速を実現します。

ヴェルファイアの燃費性能

車体の大きいヴェルファイアは、ミニバン全体で見ると燃費が良いとはいえません。しかし、ガソリン車・ハイブリッド車共に燃費性能の見直しが行われたため、ボディサイズとしては優秀な燃費性能を発揮します。

ガソリン車のWLTCモード燃費は、2WDが10.3km/L、4WDが10.2km/Lです。ライバル車となる日産 エルグランドのWLTCモード燃費は2WDが8.7km/L~10.0km/L、4WDが8.4km/L~9.7km/Lのため、4WDにおいては特に低燃費といえます。

ハイブリッド車のガソリン車のWLTCモード燃費は、2WDが17.5km/L~17.7km/L、E-Fourが16.5km/L~16.7km/Lです。

エルグランドにはハイブリッドモデルがなく、アルファードはヴェルファイアと同じエンジンを搭載していることから、ライバル車との純粋な比較はできません。そのため、Mサイズの日産 セレナと比較してみましょう。

セレナe-POWERのWLTCモード燃費は、2WDが18.4km/L~20.6km/L、4WDが16.1km/L~17.0km/Lです。車格の違いを考えると、ハイブリッド車においても低燃費といえます。

ヴェルファイアのボディカラー展開

ヴェルファイアのボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」と「ブラック」の2色展開です。

プラチナホワイトパールマイカは、天然雲母を混ぜたパールカラーです。真珠のような柔らかい輝きが特徴で、光の当たり具合によって光り方が変わります。ヴェルファイアでは初の採用となりますが、プリウスやハリアー、ヤリスなど多くのトヨタ車に採用されている人気色です。

プラチナホワイトパールマイカはオプションカラーとなり、オプション料金として3万3,000円(税込み)かかります。

ブラックは、パールやメタリック加工のないソリッドカラーです。トヨタ車にラインアップする黒の中で最も深みがあるため、黒が持つ高級感をより強く演出します。

ブラックを採用しているトヨタ車は多く、代表的なものがクラウンクロスオーバーやハリアーです。ブラックは標準カラーのため、オプション料金はかかりません。

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