アルファード の買取ポイント
アルファードの人気は?
アルファードはトヨタを代表する高級ミニバンです。迫力のあるダイナミックなエクステリアデザインと、アルファードの伝統として歴代モデルから受け継がれてきた質感の高いラグジュアリーな室内空間を併せ持ち、日本国内だけでなく東南アジアを中心に海外でも高い人気を集めています。
アルファードは運転席や助手席だけでなく、後席の居住性にも優れたモデルとなっており、中でも注目は7人乗りモデルの2列目シートです。左右が独立したキャプテンシートを採用し、航空機のファーストクラスのような居住性と快適性を両立しています。また多彩なシートアレンジが可能となっているため、さまざまな大きさの荷物を載せることが可能です。
アルファードには姉妹車として「ヴェルファイア」が存在します。共通のプラットフォームやパワートレインを使用しているため、スペック面での違いはほぼなく、大きく異なるのはエクステリアのデザインです。ヴェルファイアがよりダイナミックでスポーティーなデザインを採用しているのに対して、アルファードは高級感を重視したデザインとなっています。
リセールバリューの傾向は?
アルファードは高級ミニバンとして確固たる地位を確立しており、国内外問わず人気の高いモデルであるため、良好なリセールバリューを維持しています。香港やマレーシアなど東南アジアでは中古車の需要が旺盛なことも、リセールバリューが高い理由のひとつです。
値崩れしにくい傾向があり、人気を集める上位グレードはリセールバリューが高い傾向となっています。新車販売ランキングで上位にランクインし続けているアルファードは、中古車市場でも人気が高いモデルです。
高く評価されるには?
もともとリセールバリューの高いアルファードですが、売却する際は少しでも高額で売りたいものです。査定評価を高くするためには、いくつかのポイントがあります。評価に影響を与える要素のひとつとして、装備品の有無が挙げられます。
メーカー純正ナビやオプションパーツは、人気があり査定評価が高くなります。純正のエアロパーツを装着している車は中古車市場でも人気が高いことから、査定時に評価されやすい要素のひとつです。またサンルーフやレザーシートなどの装備品は、海外で人気のため査定評価が高くなる傾向があります。
アルファードの高価買取を目指すならネクステージへ!
トヨタ車から同じトヨタ車へ乗り換える際は、トヨタディーラーで下取りに出すのもひとつの手段です。しかしアルファードは中古車需要が高い車種のため、中古車買取店に売却した場合、ディーラーでの下取り以上の価格で買取してもらえる可能性があります。
そのため、さまざまな中古車買取店から見積もりを取り、比較することが高価買取のコツです。ネクステージでは最短30分で金額提示ができる無料査定を行っており、自社で買取から販売を行っているため、高価買取が可能となっています。
アルファード の歴代モデルを紹介
4代目モデルの特徴
アルファードの現行モデルとなる4代目は、2023年6月に登場しました。高級ミニバンとして、ライバルを圧倒した3代目の登場から8年ぶりとなるフルモデルチェンジで、内外装の質感や走行性能が進化しました。
設定されているグレードは「Z」と「エグゼクティブラウンジ」の2種類で、「Z」にはガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルがラインアップされ、「エグゼクティブラウンジ」はハイブリッドモデルのみとなっています。駆動方式はどちらも2WDと4WDが設定されています。ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」「ブラック」「プレシャスレオブロンド」の3色のみです。
新型には新規に開発されたプラットフォーム「TNGA」が採用され車としての基本性能が底上げされており、最上級グレードのエグゼクティブラウンジでは、セカンドシートに「エグゼクティブラウンジシート」が標準装備され、高い快適性と居住性を両立しています。また8種類と多彩なシートアレンジが可能となっているため、さまざまな乗車人数や荷物の積載量に対応できる利便性も併せ持っています。
2024年9月現在の中古相場は約849万円~約914万円となっています。まだ年式が新しく、走行距離が短い個体が多いことや、新車が抽選販売となり納期が遅れていることもあり、中古車の販売価格が高騰傾向にあります。
3代目モデルの特徴
2015年にフルモデルチェンジして登場した3代目モデルは、迫力あるフロントマスクに高級感ある質感の高いエクステリア、広い室内空間を併せ持ち、トヨタを代表する高級ミニバンとなりました。
パワートレインは、ガソリンエンジンモデルに3.5L V型6気筒エンジンと2.5L 直列4気筒エンジンの2種類、ハイブリッドモデルには2.5L 直列4気筒エンジン+モーターがラインアップされています。3.5L V型6気筒エンジンは最高出力301PS、最大トルク361N・mと、スポーツカー並みの高出力を誇っています。2.5L 直列4気筒エンジンも最高出力182PS、最大トルク235N・mを発揮し、ゆとりある運転を可能にしています。
そしてアルファード最大の魅力であるインテリアは、セカンドシートに左右独立のキャプテンシートを採用し、航空機のファーストクラスを思わせる豪華装備となっています。さらに「Toyota Safety Sense」というトヨタの予防安全パッケージを全グレードに標準装備しており、安全性の高さも人気の要因となっています。
また3代目モデルは、多彩なグレード展開も魅力のひとつです。最も価格を抑えたグレードである「X」は、2020年1月発売モデルの新車販売価格が352万円からとなっています。その一方で、最上位グレードとなる「エグゼクティブラウンジ S」は、同時期の新車販売価格が742万1,000円からとなっています。3代目モデルの中古相場は、2024年9月現在では約220万円~約620万円となっています。
2代目モデルの特徴
アルファードの2代目モデルが登場したのは、2008年5月になります。国内の高級ミニバンとして、最大のライバルであった日産 エルグランドからトップの座を奪うべく、内外装の質感や走行性能を向上させ、さらに2008年当時では最高の安全装備が搭載されました。プラットフォームが刷新されたことにより、低床化を実現しているのも特徴です。これにより室内空間を拡大しただけでなく、運動性能や乗降性も向上しています。
またインテリアでは、ボタンひとつで運転席のシートポジションや、ドアミラーの角度を再現できる「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」が、助手席には「助手席パワーオットマン&4ウェイパワーシート」が採用されました。さらにセカンドシートには、大型フットレストやパワーオットマンが付く「エグゼクティブパワーシート」が備わっています。
2011年9月に行われたマイナーチェンジでは、ハイブリッドモデルが新たにラインアップに加わりました。2.4L直列4気筒エンジンに、3代目プリウスなどにも採用されているハイブリッドシステム「THS II」を搭載し、駆動方式は「E-Four」と呼ばれる4WDが採用されたことで、走行性能と燃費性能が大きく向上しました。
2024年9月現在、2代目アルファードの中古相場は約59万円~約231万円となっています。発売から10年以上が経過した車や、走行距離が多くなっている車も少なくありません。
初代モデルの特徴
初代アルファードは、2002年5月に登場しています。「ダイナミズム&ホスピタリティ」を開発コンセプトに、ミニバンのフラッグシップを目指して、2代目エスティマのプラットフォームとパワートレインをベースに開発されました。
存在感あるダイナミックなスタイルと、国産ミニバン最大級の室内空間を融合させた、最上級ミニバンにふさわしいモデルとなっています。パワートレインは3.0L V型6気筒エンジンと2.4L直列4気筒エンジンの2種類が用意され、駆動方式はそれぞれ2WDと4WDがラインアップされていました。
発売当時は販売店舗によって車名が異なり、トヨペット店ではアルファードG、ビスタ店ではアルファードVという名称で販売されていました。名称を販売店ごとに変えていましたが、実際はエンブレムが異なるだけでベースは同じ車両となっています。
2003年にはハイブリッドモデルが追加され、初のマイナーチェンジが行われた2005年には、夜間の視認性を高めるインテリジェントAFSや、左折時の死角になりやすい箇所をサポートするサイドモニターなどの安全装備が充実しました。
アルファード のトリビア
アルファードの概要
アルファードは、ミニバンのフラッグシップを目指して開発されました。当時から最大のライバルであった日産 エルグランドとは異なり、FFレイアウトを採用し上質で広い室内空間が魅力です。
2代目モデル以降は、よりダイナミックなデザインやラグジュアリーなインテリアを採用し、メーカーを代表する高級ミニバンとなりました。現行モデルとなる4代目アルファードは、2023年6月にフルモデルチェンジしました。
アルファードの魅力
アルファードはトヨタを代表する高級ミニバンです。ファミリー層からVIPまで幅広い層から人気を集め、国内他メーカーのライバル車種を圧倒する販売台数を誇っています。
アルファード最大の魅力といえば、広くラグジュアリーな室内空間です。最上級グレードである「エグゼクティブラウンジ」は、左右独立のキャプテンシートが採用され、航空機のファーストクラスのような快適性となっています。また多彩なシートアレンジが可能なため、さまざまな場面で活躍します。
現行モデルは、先進の安全装備や運転支援システムを搭載しているため、快適で安全に移動できることがアルファードの魅力です。
アルファードのデザイン
アルファードのエクステリアで、最も目を引くのがフロントグリルです。先代である3代目モデルより採用された迫力あるフロントグリルは、アルファードの象徴にもなっています。4代目ではエンブレムが、アルファード独自のものからトヨタのエンブレムに変更されています。
またミニバンではシンプルになりがちなボディサイドですが、アルファードはダイナミックな凹凸を付けることで地面を蹴り出すような力強さを感じられるデザインとなっています。
アルファードのスペック
アルファードはLサイズミニバンに分類される、ボディサイズの大きな車種になります。ボディサイズの詳細は以下の通りです。
・全長:4,995mm
・全幅:1,850mm
・全高:1,935mm~1,945mm
アルファードの全高は、エグゼクティブラウンジの19インチホイールを装備している場合のみ1,945mmと、他モデルより10mmほど高くなります。全長は約5mと長く、最小回転半径は5.9mとなっていますが、運転席の目線が高く見切りの良いボディのため数値以上に運転しやすく感じます。
また室内寸法は室内長3,005mm×室内幅1,660mm×室内高1,360mmとなっており、先代モデルと比較すると室内長は-205mm、室内幅は+70mm、室内高は-40mmと狭くなったように感じますが、先代よりも広い前後シート間距離を確保し、狭さを感じないよう工夫されています。
アルファードのグレード
現行モデルのアルファードのグレードラインアップは、「Z」と「エグゼクティブラウンジ」の2種類と簡素化されています。「Z」にはガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルが展開されており、それぞれに2WDと4WDが設定されました。一方で「エグゼクティブラウンジ」はハイブリッドモデルのみの設定です。
「Z」ではセカンドシートにエグゼクティブパワーシートが搭載され、パワーオットマンや折り畳み式サイドテーブル、快適温熱シートが装備されました。「エグゼクティブラウンジ」では、セカンドシートがエグゼクティブラウンジシートとなります。
加えて、シートの素材やインテリアオーナメントにより質感の高いものに変わる設定です。伸縮機能付きパワーオットマンや回転格納式サイドテーブル、リヤマルチオペレーションパネルなどが備わります。
アルファードのエンジン
新型アルファードには、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルがあり、どちらも2.5L 直列4気筒エンジンですが、それぞれ異なるエンジンとなっています。
ハイブリッドモデルに搭載されるエンジンは、「2.5Lダイナミックフォースエンジン」が搭載されました。高い熱効率と高出力を両立しており、エンジンによる高レスポンスとハイブリッドシステムのアシストによって、高い走行性能と燃費性能を両立しています。
ガソリンエンジンモデルに搭載されるのは、「2.5L A25A-FXSエンジン」です。このエンジンは低燃費・高出力・高レスポンスを追求して開発され、VVT-iEやD-4Sを採用しています。
アルファードの燃費性能
アルファードのWLTCモード燃費はガソリンエンジンモデルの2WDで10.6km/L、4WDで10.3km/Lとなっています。またハイブリッドモデルは「Z」グレードの2WDが17.7km/L、4WDが16.7km/L、「エグゼクティブラウンジ」グレードは2WDが17.5km/L、4WDが16.5km/Lです。
ハイブリッドモデルには、「2.5Lダイナミックフォースエンジン」が搭載されているため、高い燃費性能を実現しています。
また全グレードに「エコドライブモード」が標準装備されており、アクセル開度に対するエンジン回転数の上昇を緩やかにし、燃費が向上します。そしてハイブリッドモデルには、モーターのみで静かに走行する「EVモード」が搭載されています。
アルファードのボディカラー展開
新型アルファードは3色のボディカラーがラインアップされています。1色目は高級車の定番でもある「ブラック」です。ソリッドな黒色を採用しているため、高級車らしい風格をより引き立てるカラーになっています。
2色目はこちらも定番のホワイト系カラー「プラチナホワイトパールマイカ」です。フロントグリルやボディの各所に作用されているメッキパーツとのコントラストが強調され、クリーンでエレガントな雰囲気になります。「プラチナホワイトパールマイカ」はメーカーオプションのボディカラーのため、選ぶためには33,000円かかります。
3色目は新規開発されたボディカラーである「プレシャスレオブロンド」です。百獣の王ライオンのたてがみにインスピレーションを得ており、華やかさと重厚感を引き出すカラーになっています。光の当たり具合によって、陰影が強く表れる金属のような質感が特徴です。「プレシャスレオブロンド」もメーカーオプションのボディカラーのため、選ぶためには55,000円かかります。(2024年9月時点の情報です)