エクストレイル(日産)のクルマ査定・買取相場

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エクストレイル(日産車)の買取相場・査定実績一覧

エクストレイルの画像

日産 エクストレイルの買取実績例

過去最高買取実績

最高金額 509.7万円

年式
令和6年式 (2024年式)
走行距離
114Km
査定時期
2024年2月

※ 画像は代表的なグレードになります(実績車両とは異なります)

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エクストレイル の年式による査定価格の推移

  • 2024年式

    (令和6年式)

    最高509.7万円

  • 2023年式

    (令和5年式)

    最高458.7万円

  • 2022年式

    (令和4年式)

    最高473.7万円

エクストレイル 年式別の相場価格

年式買取相場価格
2024年式 (0年落ち)最大509.7万円 ~
最小392.6万円
2023年式 (1年落ち)最大458.7万円 ~
最小248.7万円
2022年式 (2年落ち)最大473.7万円 ~
最小156.0万円
2021年式 (3年落ち)最大259.0万円 ~
最小149.0万円
2020年式 (4年落ち)最大264.0万円 ~
最小99.0万円
2019年式 (5年落ち)最大234.2万円 ~
最小70.0万円
2018年式 (6年落ち)最大226.0万円 ~
最小52.7万円
2017年式 (7年落ち)最大191.3万円 ~
最小12.3万円
2016年式 (8年落ち)最大149.7万円 ~
最小26.3万円
2015年式 (9年落ち)最大158.9万円 ~
最小12.6万円
2014年式 (10年落ち)最大158.9万円 ~
最小9.2万円
2013年式 (11年落ち)最大154.5万円 ~
最小5.4万円
2012年式 (12年落ち)最大145.1万円 ~
最小9.2万円
2011年式 (13年落ち)最大98.8万円 ~
最小10.4万円
2010年式 (14年落ち)最大115.9万円 ~
最小4.6万円
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エクストレイル グレード別の相場価格

グレード別買取相場価格
特 20Xi最大229.7万円 ~
最小62.6万円
20Xエマブレパッケージ最大165.1万円 ~
最小12.6万円
20Sエマブレパッケージ最大96.9万円 ~
最小57.4万円
20S最大179.0万円 ~
最小5.8万円
特 20Xtt最大97.9万円 ~
最小5.4万円
20Xi_Vセレクション最大253.3万円 ~
最小145.0万円
20GT_S最大149.6万円 ~
最小11.9万円
20GT最大115.9万円 ~
最小9.3万円
20X最大200.0万円 ~
最小5.0万円
特 20Xtエマブレパッケージ最大138.9万円 ~
最小44.2万円
特 モードプレミアオーテック30thアニバーサリー最大132.6万円 ~
最小60.9万円
特 20XブラックエクストリーマーX最大121.0万円 ~
最小56.0万円
特 20XブラックエクストリーマーXエマブレパッケ最大158.9万円 ~
最小23.9万円
特 20Xt最大115.9万円 ~
最小14.2万円
特 アクシス最大32.1万円 ~
最小6.7万円
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エクストレイル 走行距離別の相場価格

走行距離別買取相場価格
1万Km以下最大509.7万円 ~
最小9.5万円
2万Km最大403.7万円 ~
最小19.4万円
3万Km最大361.7万円 ~
最小18.8万円
4万Km最大345.7万円 ~
最小8.8万円
5万Km最大226.8万円 ~
最小6.6万円
6万Km最大200.0万円 ~
最小8.8万円
7万Km最大167.0万円 ~
最小10.7万円
8万Km最大164.7万円 ~
最小5.8万円
9万Km最大144.0万円 ~
最小4.6万円
10万Km以上最大132.8万円 ~
最小3.0万円
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エクストレイル グレード別の買取価格ランキング

順位グレード名買取金額年式走行距離
1位G_e-4ORCE509.7万円2022年10月2.6万Km
2位特 オーテックe-4ORCEアドバンスドパッケージ473.7万円2023年08月0.6万Km
3位特 X_e-4ORCEエクストリーマーX428.5万円2023年12月1.4万Km
4位特 オーテックe-4ORCE418.7万円2022年10月1.0万Km
5位X_e-4ORCE371.9万円2022年09月1.4万Km
6位G349.7万円2022年09月1.6万Km
7位S_e-4ORCE348.8万円2023年12月0.3万Km
8位X334.7万円2007年06月13.5万Km
9位20Xi277.2万円2021年03月1.1万Km
10位20Xiレザーエディション264.0万円2020年02月1.2万Km
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エクストレイル 地域別の買取相場実績一覧

エクストレイル カラー別の買取相場実績一覧

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エクストレイル 直近の買取実績

直近10件表示

車種・グレード年式走行距離車体色都道府県査定時期買取価格
エクストレイル 20GT_S平成25年式
(2013年式)
11.2万Kmメタリック東京都2024年12月50.0万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成26年式
(2014年式)
6.0万Kmブラック兵庫県2024年12月100.7万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成26年式
(2014年式)
4.8万KmガンM福岡県2024年12月98.9万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成26年式
(2014年式)
6.6万Kmレッド岡山県2024年12月68.6万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成25年式
(2013年式)
10.2万Kmブラック茨城県2024年12月43.9万円
エクストレイル 特 20Xtエマブレパッケージ平成28年式
(2016年式)
10.0万Kmブラック北海道2024年12月80.9万円
エクストレイル 20X平成29年式
(2017年式)
9.1万Kmホワイト大阪府2024年12月71.7万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成28年式
(2016年式)
9.9万Kmホワイト広島県2024年12月73.9万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成25年式
(2013年式)
10.8万Kmブラック沖縄県2024年12月52.3万円
エクストレイル 20Xエマブレパッケージ平成27年式
(2015年式)
16.9万Kmホワイト北海道2024年12月42.9万円

※ グレードや、走行距離、色、装備、その他車両状態などにより査定金額は変わります。査定金額を保証するものではありません。

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エクストレイル の買取ポイント

エクストレイルの人気は?

エクストレイルは、使い倒せるSUVとして登場した初代から人気のモデルで、そのコンセプトは現行車まで受け継がれています。2022年に登場した4代目では全車がシリーズハイブリッドの「e-POWER」となったことから価格帯が上昇した一方で、それまでのモデルはそれぞれひとつ前の世代となったため買取価格は下落傾向です。

その中でも、2代目モデルは初代のイメージを引き継いでいて、海外向けSUVと共通化された3代目と比べて根強い人気があります。エクストレイルはこれまで多くの限定車や特別仕様車が登場していて、これらも人気があるモデルです。

リセールバリューの傾向は?

4代目が登場したことで3代目エクストレイルのリセールバリューは下がってきていますが、その中でも比較的査定の結果が高くなりやすいのは、3代目で初めて登場したハイブリッド車です。

具体的には、初度登録から5年以内で走行距離が5万km以内の4WD車が高額査定となりやすくなっています。また、グレードは上位モデルとなるエクストリーマーX、ボディカラーはホワイト系、ブラック系、グレー系といったモノトーンのカラーが人気な傾向です。

高く評価されるには?

査定額が高く評価される要素としては、年式や走行距離、グレード以外にもあり、一例として挙げられるのがオプション装備です。基本的なものではサンルーフや純正のナビ、初代と2代目であれば前方に設置されたドライビングランプが特徴的なハイパールーフレールは高評価のポイントでしょう。

3代目以降はハイパールーフレールの設定はなくなりましたが、エマージェンシーブレーキパッケージやプロパイロットなどの安全・運転支援装備が選べるようになったため、これらが装備されていれば査定額もアップするでしょう。

エクストレイルの高価買取を目指すならネクステージへ!

エクストレイルは日産車の中でも人気のモデルですが、販売台数が多いということは中古車市場での流通量も多くなるため、高い買取価格とはならない可能性があります。特にディーラーの査定では予想を大きく下回る価格を提示されることも少なくありません。そのようなときは、ぜひ中古車専門店のネクステージへご相談ください。

ネクステージは買取した車両を自社で商品化し、直接販売するため中間マージンが発生しません。また、全国展開という規模の大きさを生かしてさまざまな車が商品化できるため、高額査定を実現できます。査定は完全無料でキャンセル料もかかりません。さらに査定結果や有効期限などを明記した書面を提示しています。

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エクストレイル の歴代モデルを紹介

4代目モデルの特徴

4代目モデルの特徴は、全車がシリーズハイブリッドの「e-POWER」となったことです。また、発電用エンジンには可変圧縮比機構にターボを組み合わせた「VCターボ」が採用されました。さらに、全てモーターによる駆動となったことで、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」も搭載されています。

4代目エクストレイルのコンセプトは、これまでの「タフギア」というアウトドアで存分に使える機能や装備に上質さを加えた「タフギア×上質」とされていて、それはデザインにも反映されました。エクステリアは、フロントのランプ類に上段がポジションランプとターンシグナル、下段はヘッドランプなどを配置する2階建て構造で上質感を演出しています。

ボディカラーは基本の7色に加えて2トーンも5種類用意され、全12色から選択が可能です。初代モデルからのイメージカラーである赤は、バラからインスピレーションを受けたという新色となり、他にもシャンパンのような色合いの「シェルブロンド」など個性的な色もラインアップされています。

リアコンビネーションランプの意匠には、日本の伝統的な工芸である切子のパターンをイメージした精密かつ光り輝く加工がされていて、ここでも上質感を表現しています。

インテリアでは、コンソール部分を浮かせたブリッジ構造を採用したセンターコンソールを装備し、大きなサイズのカップホルダーとともに、下にはティッシュボックスや膝かけなどが収納できるスペースが用意されました。

また、コンソールボックスのふたは観音開きを採用して収納したものが取りやすくなっており、リアドアにはロール式のサンシェードを採用することで後席の快適性も高まっています。シートの素材には、ブラックのファブリック、「テーラーフィット」という日産が独自に開発した新素材、タンカラーのナッパレザー、そしてエクストレイルならではの防水シートという4種類のラインアップです。

メーターは2種類の表示モードが選べる12.3インチの大型ディスプレイを採用しています。また、センターにも12.3インチのディスプレイを装備し、ボイスアシスタントやアマゾンのアレクサを搭載したナビゲーションシステムを内蔵しました。さらに10.8インチのヘッドアップディスプレイも装備されています。

ラゲッジスペースは、荷室の幅とともにバックドアの開口幅も拡大することで、荷室の広さと荷物の積み下ろしが楽な設計です。また、100V1500WのAC電源を装備しているため、アウトドアでの使い勝手を広げるとともに、災害時などの非常用電源としても活用できます。

中古車市場では4WD車が中心で、e-POWER車のみとなったこともあり、300万円台の車も出始めていますが、400万円台が平均的な相場となっています。(2024年9月時点の情報です)

3代目モデルの特徴

3代目のエクストレイルは2013年に登場しました。それまで販売されていたエクストレイルよりもやや小さいクロスオーバーSUVの「デュアリス」とのラインアップ上の再編があり、2代目までの力強いイメージからスタイリッシュなものとなりました。実際に、「ローグ」というデュアリスの流れをくむアメリカ向けのクロスオーバーSUVも同時にモデルチェンジされ、エクストレイルとは兄弟車となっています。

見た目のイメージは変わってもアウトドアでの使い勝手の良さは失われていません。それまでの防水加工がされたシートやフロアは継続して採用した上で、荷物の大きさや種類に応じてラゲッジスペースを仕切るための防水フレキシブルラゲッジが採用されています。また、インテリジェントキーを持って手や物をセンサーにかざすことでバックドアを開けられるリモコンオートバックドアも設定されました。

前席とセカンドシートには長距離移動の疲労を軽減する新開発のスパイナルサポートシートが採用されています。海外で販売されていたデュアリスにはロングボディの7人乗りがあり、その次世代モデルが3代目エクストレイルと兄弟車の関係となっていることから、エクストレイルにも3列シートの7人乗りが追加されました。

エンジンは2Lのガソリンエンジンですが、新しい直噴タイプとなり、性能が向上しています。4WD車のシステムは、2代目モデルの「ALL MODE 4×4-i」を継続した上で、車輪速から車体の上下動を予測し、エンジンやブレーキを制御して姿勢を安定させる「アクティブライドコントロール」やコーナリング中などにエンジンブレーキを積極的に活用する「アクティブエンジンブレーキ」などの新機能が採用されています。

この時期に普及し始めた先進安全装備にも対応し、エマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報などをセットにした「エマージェンシーブレーキパッケージ」が設定されました。また、ドライバーがステアリング操作を行わずに車庫入れや縦列駐車ができる「インテリジェントパーキングアシスト」が日産車として初めて採用されました。

2015年にはハイブリッド車が追加されました。「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」という、クラッチを2つ設けることでエンジンとモーターを自由に切り離すことができ、ひとつのモーターで駆動と発電を走行状況に応じてコントロールする日産独自のシステムです。これにより走行性能と燃費性能をともに向上させています。

中古車市場では、4代目モデルが登場したことなどから価格が落ち着いてきているようです。高年式車や新車価格が高いハイブリッド車でも300万円を超えることはなく、100万円台の車両が多くなっています。(2024年9月時点の情報です)

2代目モデルの特徴

2代目エクストレイルは2007年に登場しました。「使える4駆」という初代モデルのイメージを引き継ぎ、「アウトドアスポーツを最大限満喫するためのタフギア」がコンセプトとなっています。エクステリアは、一目でエクストレイルと分かることと優れた悪路走破性を予感させることを目的にデザインされました。

SUVらしさを強調する大型のバンパーやヘッドランプ、力強さと踏ん張り感を表現したフェンダーを採用し、リアコンビネーションランプは立体的なデザインとなっています。また、そのリアコンビネーションランプはリアピラーと合わせて「X」をモチーフとした遊び心のあるデザインです。

インテリアは、大人4人が快適に移動できる広さに加えて機能性や上質感も持たせています。インパネでは運転席と助手席どちらからも使いやすく、ティッシュボックスも収納できる大型のインストアッパーボックスや、機能性を向上させた大型のリアシートアームレストなどが装備されました。また、フル防水仕様となっており、ラゲッジルームにはアンダートレイも装備されています。

インパネまわりやドアトリム、アームレストにはソフトパッドを採用するなど、質感が向上しました。加えてCVTシフトレバーにはメタル調フィニッシャーを装備、シンプルで見やすい大型のメーター、4WDスイッチなどの操作系を使いやすくレイアウトするなど、操作性にも配慮されています。

エンジンは2Lと2.5Lのガソリンエンジンで、2Lは当時クラス唯一の6速マニュアルトランスミッションが設定されました。また、CVTにはドライバーの運転スタイルや走行状況に応じて動力性能と燃費がそれぞれ最適化されるように制御する新開発の変速ロジックを採用しています。

4WDシステムには「ALL MODE 4×4-i」を採用しました。これはステアリングの舵角センサー、車両の旋回状況を検知するヨーレートセンサー、Gセンサーの情報を分析してドライバーが考えるコーナリングラインを予測して前後のトルク配分をコントロールするシステムです。合わせて、ヒルディセントコントロールやヒルスタートアシストも装備し、悪路走破性や操縦性も向上しています。

2008年には「20GT」という2Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルが追加されました。このエンジンは3.5Lガソリンエンジン並みのトルクを発生し、GTの名の通り余裕のある動力性能をもたらしており、燃費の良さと軽油の価格の安さにより経済性の高いモデルとなっています。この20GTは、エクストレイルが3代目にモデルチェンジした後も2015年まで継続販売されました。

中古車市場では、3代目へのモデルチェンジから10年程度ということもあり、比較的多くの車両が流通しています。価格帯は100万円以下が中心で、クリーンディーゼル車や高年式の車で100万円台の車がある程度です。(2024年9月時点の情報です)

初代モデルの特徴

初代エクストレイルは2000年に登場しています。それまでの日産のSUVは、1986年に登場して一定の人気があったテラノやその派生車種のミストラルがありましたが、いずれもトラックベースのモデルでした。エクストレイルは乗用車ベースの全く違うモデルとして開発された車です。

「4人が快適で楽しい、200万円の使える4駆」というコンセプトのもと、まず中心となるグレードの価格を200万円に設定した上で、大人4人が快適に過ごせる室内と4人分の荷物が積めるラゲッジルームを確保するようにして4WDシステムは高性能なものを搭載し、取り回しの良さと低燃費も重視するという幅広い層にアピールできるモデルとなりました。

エクステリアは直線基調のデザインで、力強さを表現するだけでなく、室内の広さにも貢献しています。このデザインは車両感覚がつかみやすいという点もメリットのひとつです。初代モデルのインテリアはセンターメーターが特徴的で、素材などの工夫によって道具感覚で使える物となっています。

初代エクストレイルで画期的だったのは、荷室の床を取り外して水洗いできるようにしたことです。また、シートについても撥水加工を施すことで、水や汚れを簡単にふき取れるようになり、アウトドアで汚れを気にせずに自由に使える車として人気となりました。これらの機能は他のメーカーのSUVでも採用されるようになっています。

4WDシステムは新開発の「ALL MODE 4×4」が採用されました。これはFFベースでありながら、路面状況などに応じて前後のトルク配分を最適に行うもので、高い走破性を実現しています。また、スイッチによる切り替えでFFや前後トルク配分を固定するモードも選択が可能です。

エンジンは2Lのガソリンエンジンですが、初代だけの特徴として、ターボエンジンが設定されています。これは可変バルブタイミング&リフトにターボを組み合わせた当時世界初のエンジンで、280PSという高性能なものでした。

中古車市場では、初代モデルはほとんど流通していません。最終モデルから15年以上が経過しているため、価格も50万円台程度となりますが、車両の状態をよく確認したほうが良いでしょう。(2024年9月時点の情報です)

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エクストレイル のトリビア

エクストレイルの概要

エクストレイルは、日産のミドルクラスSUVで、現行の4代目は2022年に登場しました。2000年に登場した初代の「タフギア」というイメージを受け継ぎながら、上質さを加えるとともに、第2世代のe-POWERや可変圧縮比の「VCターボ」、電動車のための4輪制御技術「e-4ORCE」などの最新技術を採用してさらに進化しています。

歴代モデルはクリーンディーゼル車やハイブリッド車などさまざまなパワートレインが採用されましたが、4代目ではe-POWERのみとなっている一方で、FF車も残されています。

エクストレイルの魅力

エクストレイルの魅力は、アウトドアなどで思い切って使い倒すといったことにも対応できるタフさです。4代目ではその魅力を維持しつつ、デザインや性能面で上質さが加わっています。エクステリアでは、それまでのエクストレイルらしさを残しながら細部まで作りこむことで洗練さも併せ持つようになりました。

インテリアでは使い勝手の良さはそのままに、デザインや色、素材などの組み合わせにより上質な空間を演出して余裕やくつろぎ感を与えてくれます。安全装備も進化し、「SOSコール」や「アダプティブLEDヘッドライトシステム」などを採用した「全方位運転支援システム」が採用されました。

3代目の途中で追加された「プロパイロット」は「ナビリンク機能」を追加し、制限速度に合わせた設定速度の変更やカーブに応じた減速支援など性能が向上しています。さらに4代目では駐車支援機能の「プロパイロットパーキング」も採用されています。

エクストレイルのデザイン

4代目エクストレイルのデザインについて、まずエクステリアは「タフギアと洗練の融合」がテーマとなっていて、光の当たり具合によって表情が変化する装飾に頼らない造形で、電気自動車のアリアにも通じる日本らしい力強い美しさを表現しています。

インテリアは、上位グレードではシート素材に本革が選べ、色もブラックだけでなくタンも設定されました。その他の素材も、防水素材やテーラー仕立てへの思いを込めた「TailorFit」というユニークなものがあります。またインパネには木目調のフィニッシャーを採用するなど、上質感を演出したデザインです。

エクストレイルのスペック

4代目エクストレイルのボディサイズは以下の通りです。

・全長:4,660mm~4,665mm
・全幅:1,840mm
・全高:1,720mm
・ホイールベース:2,705mm
・最小回転半径:5.4m
・室内長:1,980mm~1,990mm(3列シート車は2,530mm~2,545mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mm
・車両重量:2,015kg~2,275kg

3代目のボディサイズは全長4,690mm・全幅1,820mm・全高1,730mm・ホイールベース2,705mmで、比較すると、全長がやや短くなっている以外はほぼ同じサイズといえます。2代目までのような直線基調のデザインに近づいたため大きく見えるので、意外に思う方もいるでしょう。その一方で最小回転半径は3代目の5.6mに比べて小さくなっていて取り回し性はむしろ良くなっています。

室内寸法も3代目とほとんど変わりませんが、十分な広さであることに変わりはありません。また、3列シート車については寸法がほぼ同じということもあり、3代目と同様に緊急時の使用にとどめたほうが良いでしょう。

エクストレイルのグレード

4代目エクストレイルのグレードは以下の通りとなっており、特別仕様車として90周年記念車、エクストリーマーX、AUTECH、AUTECH e-4ORCE Advanced Packageがラインアップしています(2024年9月時点)。

2WD車
・S
・X
・G
・X 90周年記念車
・AUTECH
・AUTECH Advanced Package

4WD車(2列シート)
・S e-4ORCE
・X e-4ORCE
・G e-4ORCE
・X e-4ORCE 90周年記念車
・X e-4ORCE エクストリーマーX
・AUTECH e-4ORCE
・AUTECH e-4ORCE Advanced Package

4WD車(3列シート)
・X e-4ORCE
・X e-4ORCE 90周年記念車
・X e-4ORCE エクストリーマーX
・AUTECH e-4ORCE

AUTECHは、日産の他のモデルにも設定されているスポーティーかつプレミアム感を高めたモデルとなっています。エクストリーマーXは2代目以降に設定されている特別仕様車で、さらにアクティブな個性を表現したいユーザーに向けた仕様です。

。防水シートを装備する他、前後のアンダープロテクターや専用アルミホイールなどを装備し、「タフギア」のイメージをさらに高めています。

エクストレイルのエンジン

4代目エクストレイルは全車e-POWERのため、搭載するエンジンは発電専用となります。しかし、そのエンジンには最新の技術が採用されています。「VCターボ」という可変圧縮比機構にターボを組み合わせたものです。圧縮比と過給圧を状況に応じてコントロールすることでエンジン回転数を抑え、静粛性を向上させています。

排気量は1.5Lの3気筒で、すでに海外で販売されている2Lの4気筒から1気筒減らしたものが採用されており、実際に車輪を駆動するモーターの出力はフロントが150kW(204PS)、4WD車に追加されるリアモーターは100kW(136PS)と十分すぎる性能です。

エクストレイルの燃費性能

4代目のエクストレイルは全車e-POWERとなったことで、燃費性能が大幅に向上しています。WLTC燃費は2WD車が19.7km/L、4WD車の場合で18.3km/L~18.4km/Lです。WLTCモード燃費には総合燃費の他に市街地モード、郊外モード、高速道路モードがあり、4代目エクストレイルの場合は郊外モードが特に燃費が良く、2WD車の21.7km/Lをはじめ、ほとんどのグレードで20km/Lを上回っています。

3代目の燃費はガソリンエンジンの2WD車が16.4km/L、4WD車で15.6km/L、ハイブリッドの2WD車で20.8km/L、4WD車で20.0km/Lとなっています。ただし、これはひとつ前の基準であるJC08モードで、WLTCモードのほうが条件は厳しいことと大幅に向上した動力性能を考えれば、燃費性能は申し分ないといえるでしょう。

エクストレイルのボディカラー展開

エクストレイルのボディカラーは以下の通りです。

・ブリリアントホワイトパール〈特別塗装色〉
・ダイヤモンドブラック〈特別塗装色〉
・カーディナルレッド〈特別塗装色〉
・ブリリアントシルバー
・シェルブロンド〈特別塗装色〉
・カスピアンブルー〈特別塗装色〉
・ステルスグレー〈特別塗装色〉
・ダークメタルグレー

この基本色に加えて、以下の2トーンの特別塗装色が設定されています。

・カスピアンブルー/スーパーブラック 2トーン

・ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーン
・ステルスグレー/スーパーブラック 2トーン
・シェルブロンド/スーパーブラック 2トーン

2022年の登場時にはシェルブロンドは2トーンのみの設定でしたが、人気となったことから2024年の改良時に単色でも選べるようになりました。

AUTECHでは2トーンがダイヤモンドブラックとの組み合わせになり、カスピアンブルー・ステルスグレー・カーディナルレッドの3色が用意されています。

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