セレナ の買取ポイント
セレナの人気は?
セレナが属する「Mサイズミニバン」は競合車が多く、ミニバンの中でも競争の激しいカテゴリーです。セレナはe-POWERによる優れた燃費性能、プロパイロットによる先進性の高さから、トヨタ ヴォクシー、トヨタ ノアとトップ争いを繰り広げています。
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表した『ブランド通称名別ランキング』では、2023年と2022年にMサイズミニバンの販売台数で2位の好成績を残しました。この結果からも分かるようにセレナの人気は高く、中古車市場でも高い人気を誇ります。
リセールバリューの傾向は?
セレナはガソリン車とe-POWER車の両方が海外へ輸出されていることもあり、リセールバリューが比較的高く、安定した数値を維持しています。
現行モデルではe-POWER車の残価率が高くなっていますが、先代モデルで残価率が高いのはガソリン車です。先代モデルであっても、ガソリン車は高価買取が期待できるでしょう。
セレナのリセールバリューの目安は当年で約90%、1年落ちで約87%、2年落ちと3年落ちが約70%、5年落ちで約58%です。
高く評価されるには?
ファミリーカーであるセレナは、年式やグレードにかかわらず車両状態が査定に大きく響きます。外装であれば傷やへこみ、内装であれば飲食物によるシートの汚れ、ドアや壁の傷、シートの破れなどです。
また、ペットを乗せてドライブや旅行に行っている場合は、動物の毛や臭い、排泄物による汚れも影響します。
高く評価されるポイントはグレードに加え、装備内容やボディカラーです。グレードが高くなれば装備も充実しますが、オプション装備があればより高く評価されます。
ボディカラーでは、ホワイト系やブラック系に加え、有償カラーも評価が高くなるポイントです。
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セレナは広い室内と燃費の良さから、中古車市場でも人気があります。愛車の価値をしっかりと評価する業者に査定を依頼することで、高価買取を目指せるでしょう。セレナの売却をお考えの方は、全国で無料査定の受付を行っているネクステージをご利用ください。
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セレナ の歴代モデルを紹介
6代目モデルの特徴
現行モデルとなる6代目セレナは、2022年11月に発表されました。ガソリン車とe-POWER車(ハイブリッド車)の両方が設定され、ガソリン車は2022年12月に、e-POWER車は2023年4月に発売しています。
6代目セレナは、エクステリアとインテリアの変更に加え、先進技術の搭載と機能の充実化が図られました。初代から引き継がれる室内空間の広さと利便性を維持しつつも、家族でのドライブをより楽しく、快適にするための工夫が施されています。
このモデルチェンジでの大きな特徴は、日産の先進運転支援技術「プロパイロット」が全車標準装備となったこと、より高度な技術が搭載される「プロパイロット2.0」搭載車を設定したことです。
「プロパイロット2.0」では従来の機能に加え、ハンズオフドライブと車線変更追い越し支援、ナビ連動ルート走行が可能となります。また、プロパイロット2.0搭載車には「プロパイロット リモート パーキング」が標準装備されているため、リモコン操作による車の出し入れも可能です。
パワートレーンにおいては、ハイブリッド車が全て「e-POWER」となったことも大きな特徴です。モデルチェンジを機に第2世代e-POWERが搭載され、静粛性と加速性能が向上しました。
室内空間での特徴は、マルチセンターシートの進化によりe-POWER車に8人乗りが追加されたことです。また、前席の足元スペースが120mm拡大(先代モデル比)され、運転席と助手席の間をスムーズに移動できるようになりました。
静粛性の高い広い室内、プロパイロット2.0をはじめとした先進機能の装備が高く評価され、セレナは2023年11月に「RJCカーオブザイヤー」を受賞し、同時にe-POWERが「RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞しています。
6代目セレナの買取相場は、約240万円~327万円です。
5代目モデルの特徴
5代目セレナは2016年8月に発売されました。
フルモデルチェンジでの大きな変更点は、室内サイズの拡大とユーティリティーの充実化、プロパイロットの搭載です。また、当時の日産デザインアイコン「Vモーショングリル」が採用され、エクステリアデザインも大きく変化しています。
セレナはこれまでも広い室内を確保していましたが、5代目モデルでは室内長と室内幅が広がり、クラストップレベルの室内空間を実現しました。
室内長に関しては先代モデルよりも180mm拡大したことにより、1列目~3列目それぞれの足元スペースが広くなり、着席時における膝回りのゆとりを実現しています。また、グレード別に超ロングシートが採用され、先代モデルよりも多彩なシートアレンジが可能となりました。
ユーティリティーにおいての新装備は、スライドドアの下に足を入れることでドアが開く「ハンズフリースライドドア」です(グレード別)。
ハンズフリースライドドアはWセンサー方式を採用しているため、車の横に立つ乗員でない人やインテリジェントキーを持っていない人に加え、猫などの動物にも反応しません。
バックドアには、ハーフオープンとフルオープンを使い分けられる「デュアルバックドア」が採用されています。車体後ろに壁がありバックドアを全開できない時でも、ハーフドアから荷物の出し入れが可能です。
2018年にはe-POWER車が追加され、パワートレーンの選択肢が増えました。e-POWER車はガソリン車・スマートシンプルハイブリッド車とデザインが異なり、専用アルミホイールや新デザインのルーフサイドスポイラーを採用することで、空力性能を上げています。
同じく2018年の一部改良では、ガソリン車・スマートシンプルハイブリッド車の安全性能が見直されました。主な変更点は、ハイビームアシストの追加、標識検知機能の向上、踏み間違い衝突防止アシストの機能向上です。
5代目セレナの買取相場は、約92万円~188万円が目安となります。
4代目モデルの特徴
4代目セレナは、2010年11月に発売されました。このモデルチェンジでの変更点は、室内空間の拡大とアイドリングストップ機能の追加、快適装備の充実化です。
4代目セレナは室内サイズの見直しが行われ、3代目モデルに比べ室内長が300mm長くなりました。また、当時の5ナンバー車最大サイズのフロントガラスを中心に広がる大きなガラスエリアにより、開放的な空間を実現しています。
2列目シートには、現行モデルにもある「スマートマルチセンターシート」が採用されました。シートスライドと中央のシートを畳んだり移動させたりすることで、多彩なシートアレンジを楽しめます。
3列目シートには、低い位置でシートを格納できる「スマートアップサードシート」が採用されました。格納位置が低いため、3列目シートを畳んだ時でも後方視界をしっかりと確保します。
荷室には「ラゲッジアンダーボックス」があり、フル乗車時でもベビーカーや9インチのゴルフバッグを横置きで積載可能です。
スライドシートには、ドアノブを押すだけで開閉できる「ワンタッチオートスライドドア」が採用されました。スライドドアの開口部が先代モデルよりも広がったため、子どもを抱いての乗り降りや、チャイルドシートへの乗せ降ろしもスムーズに行えます。
この他の快適装備として挙げられるのが、ガラス面積の約90%を遮光するロールサンシェードです。ロールサンシェードは2列目窓に設置され、全てのグレードに標準装備されます。
フルモデルチェンジ当初はガソリン車のみのラインアップでしたが、2012年8月に「S-HYBRID」を搭載したハイブリッド車が追加されました。
S-HYBRIDは一般的なハイブリッドシステムよりサイズが小さく、モーターアシストが限定された「マイクロハイブリッド」に該当します。サイズが小さいことから室内空間を犠牲にせずに済み、低コストでハイブリッド化できることが魅力です。
なお、フルモデルチェンジ時にガソリン車に搭載されたアイドリングストップ機能は、S-HYBRID車にも搭載されています。5代目セレナの買取相場は、約19万円~43万円です。
3代目モデルの特徴
3代目セレナは、2005年5月に発売されました。デザインテーマ「アクティブ&スペーシャス」をベースに、20RXと20RSには「都会的で個性的」、20Gと20Sには「上質で落ち着きのある」のイメージを与え、それぞれに異なるデザインが採用されています。
20RXと20RSの特徴は、ボディ同色のフロントグリル、ボディ下部に付けられたアクセントカラードベルトです。20Gと20Sにはメッキ処理を施したフロントグリル、フォグランプ周りにエアロ感のあるデザインが採用されました。
クラストップレベルの広さを確保した室内空間は、足元だけでなく頭上にもゆとりがあることから快適に過ごせます。大開口の大きい両側スライドドアと低いステップにより、乗り降りもスムーズです。
3列目シートには、女性でも簡単に跳ね上げられる「イージーアップサードシート」が採用されました。シートアレンジにより荷室を最大限に広げれば、マウンテンバイクを4台積載可能です。
荷室下にある大容量のラゲッジアンダーボックスを活用することで、より多くの荷物を積み込めます。
2列目シート中央部の「セカンドマルチセンターシート」は、折り畳むことで2列目シートのテーブルとして使え、前方へ移動させればフロントシートのテーブルとしても使用可能です。
ドライブをより快適にする装備として、後席電動式9インチワイド液晶モニターを備える「リアエンターテイメントシステム」が搭載されました。前席と3列目にインカーホン(車内会話補助装置)が装備されているため、離れた席同士の会話も快適に行えます。
このモデルチェンジでは、オーテックジャパンのカスタマイズが施された「ライダー」シリーズが追加されました。ライダーには専用のエアロパーツや専用フロントグリルが採用され、エンジンにも専用チューニングが行われています。
ライダーシリーズは、2005年12月の一部改良でオプション装備の追加が行われました。追加されたオプションは、iPod4アダプター付き専用HDDナビゲーションシステム、専用サウンドシステムの2つです。
3代目セレナの買取相場は、約1万円~10万円が目安となります。
2代目モデルの特徴
2代目セレナは、1999年6月に発売されました。「しっかり・快適1BOX」を開発コンセプトとし、走行性能と快適性を高めています。
エンジンレイアウトをMR(ミッドシップエンジン後輪駆動)からFF(フロントエンジン前輪駆動)に変更し、フロアの低床化と広い室内を実現しました。また、新世代M&Sクラスプラットフォームを採用することでボディ剛性を高めています。
2代目セレナの大きな特徴は、1BOXとして初めて両側スライドドアを全車に搭載したことです。フロア高が低くなったことで乗降性が上がり、2列目シートだけでなく3列目シートへも乗り込みやすくなりました。
また、2列目シートに脱着対座機構、2列目・3列目シートにロングスライド機構が採用されたことにより、クラス最多となる162通りのシートアレンジが楽しめます。
エンジンラインアップは、ガソリンとディーゼルの2種類です。ガソリン車には「2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン」が搭載され、クラストップレベルの145馬力を発揮します。
ディーゼル車に搭載されるのは「2.5L ー直列4気筒直噴ディーゼルエンジン」です。「M-Fire燃焼」による大幅なクリーン燃焼を実現しながらも、クラストップレベルの150PSを発揮します。3代目セレナの買取相場は、約5,000円~7万円です。
初代モデルの特徴
初代セレナは、1991年6月に発売されました。日産の商用車「バネットバン」をベースにしたファミリービーグルという立ち位置から、商品名を「バレットセレナ」としています。
「家族の時代をはじめよう」をキャッチコピーとした初代セレナは、ミニバンの先駆けとなる存在でした。当時主流だったセダンよりも開放的で、家族での休日ドライブがより楽しめる車を目指して開発されています。
1BOXでは前席の下にあるエンジンを前方に移動させ(ミッドシップレイアウト)、乗り心地と走行安定性を高めました。また、ガソリンエンジンには中低速時の性能を重視したチューニングを行い、運動性能を向上させています。
4WD車においては、スカイラインにも採用されている「SUPER HICAS(四輪操舵システム)」を搭載し、横風や車線変更におけるふらつきの低減を実現しました。
セレナ のトリビア
セレナの概要
セレナは1991年に商用車「バネットバン」をベースとしたファミリービーグルとして誕生し、デビュー当時から多くの人気を集めました。
3代目からは「BIG」「EASY」「FUN」をコンセプトとし、モデルチェンジごとにさまざまな進化を遂げています。
現行モデルは2022年に発売された6代目で、ミニバントップクラスの広い室内と多彩なシートアレンジ、e-POWERやプロパイロットなどの先進技術が特徴です。
セレナの魅力
セレナの魅力は、初代から重視されている「家族での使いやすさ」です。セレナはクラストップレベルの室内を持っており、家族の多い家庭はもちろん、ベビーシートやチャイルドシートが必要な家庭でもゆったりと座れます。
また、2列目シートを前にスライドすれば運転席からでも子どものケアができ、スマートマルチセンターシートを使えば2列目から3列目へのウォークスルーが可能です。
現行モデルは「車酔い」の研究が行われており、シート構造やブレーキ性能、車内の臭い、視界の良さなどさまざまな面から車酔いを防ぐ工夫が行われています。
プロパイロットをはじめ、衝突回避ステアリングアシストやインテリジェント エマージェンシーブレーキなど、安全装備が充実していることもセレナの魅力です。
ライバル車が3ナンバー化する中、5ナンバーモデルを存続しているセレナは自動車税も抑えられます。
セレナのデザイン
現行モデルのデザインで特徴的なのは、フロントフェイスの「デジタルVモーショングリル」です。「Vモーショングリル」は2010年ごろから採用されている日産のデザインシグネチャーで、5代目セレナにも採用されています。
従来のVモーショングリルはフロントグリルの上にメッキパーツを組み込んでいたため、顔に凹凸がありました。
デジタルVモーションはグリルとバンパー、ヘッドライトを同じ高さにそろえ、帯状の加飾で「Vを作る」構造となっています。
これによりデザインに先進性が生まれ、フロントフェイスの高級感も増しました。デジタルVモーショングリルはセレナの他、ノートやデイズ、ルークスにも採用されています。
セレナのスペック
現行モデルのセレナには3ナンバー車と5ナンバー車があり、3ナンバー車の中でも「AUTECH」はベースモデルとは異なるボディサイズに設計されています。
5ナンバー車のボディサイズは全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,870mmで、車そのものの大きさは全グレードの中で小さくなりますが、室内サイズは3ナンバー車と変わりません。
3ナンバー車のボディサイズは全長4,765mm×全幅1,715mm×全高1,870mmで、全高は5ナンバー車と変わりませんが、全長と全高が大きくなります。
AUTECのボディサイズは、全長4,810mm×全幅1,725mm×全高1,870mmです。全高は5ナンバー車と変わらないものの、全長と全幅は全グレードの中で最も大きくなります。室内サイズに関しては、オーディオレス車か純正ナビ装着車かによって変わるため、グレード間での違いはありません。
荷室容量はパワートレーンによって変わります。ガソリン車の容量は208L~293Lとなり、9.5インチのゴルフバッグが4個積載可能です。
e-POWER車の荷室容量は、駆動方式によって変わります。2WDの容量はガソリン車と同じ293L~208Lです。e-4ORCE(4WD)の容量は203L~290Lとなり、9.5インチのゴルフバッグが2個積載できます。
・ボディサイズ:全長4,690mm~4,810mm×全幅1,695mm~1,725mm×全高1,865mm~1,895mm
・最低地上高:135mm~150mm・ホイールベース:2,870mm
・最小回転半径:5.7m
・室内サイズ:室内長3,135mm~3,145mm×室内幅1,545mm×室内高1,400mm<
・荷室容量(VDA法):203L~293L
・車両重量:1,670kg~1,930kg
セレナのグレード
セレナには5種類のグレードが用意されており、グレードによって装備が異なります。
「X」「e-POWER X」はベースグレードです。このグレードのみハンズフリーオートスライドドアが標準装備されず、オプション扱いとなります。ガソリン車は2WD・4WD共に8乗りですが、e-POWER車の4WD(e-4ORCE X)は7人乗りです。
「XV」「e-POWER XV」は中間グレードです。ハンズフリーオートスライドドアが標準装備され、ナビリンク付きのプロパイロットがオプションで装着できます。Xと同じく、e-POWER車の4WD(e-4ORCE XV)のみ7人乗りです。防水シート車には「ネオソフィール」素材の防水シートが装備されます。
「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」は、エアロパーツを装着した上級グレードです。4WDのe-POWER車の乗車人数、防水シートのシート素材は「XV」と変わりません。
「LUXION」は、e-POWER車にのみ設定される最上級グレードです。プロパイロット2.0に加え、NissanConnectナビゲーションシステムが標準装備されます。LUXIONは2WDでも7人乗りとなり、4WDの設定がありません。
「AUTECH」「e-POWER AUTECH」「e-POWER AUTECH SPORTS SPEC」は、オーテックジャパンが手がけるカスタマイズモデルです。エクステリア・インテリアにAUTECH専用パーツが用いられ、インテリアにはブルー加飾が施されます。
「e-POWER AUTECH SPORTS SPEC」は、足回りやボディ剛性をチューニングしたスポーティーモデルです。AUTECH SPORTS SPEC専用装備が装着されます。
AUTECHシリーズはガソリン車のみが8人乗りとなり、e-POWER車は駆動方式に関係なく7人乗りとなります。
【ガソリン車】
・X(2WD/8人乗り)
・X(4WD/8人乗り)
・XV(2WD/8人乗り)
・XV(4WD/8人乗り)
・XV 防水シート車(2WD/8人乗り)
・XV 防水シート車(4WD/8人乗り)
・ハイウェイスターV(2WD/8人乗り)
・ハイウェイスターV(4WD/8人乗り)
・ハイウェイスターV 防水シート車(2WD/8人乗り)
・ハイウェイスターV 防水シート車(4WD/8人乗り)
・AUTECH(2WD/8人乗り)
・AUTECH(4WD/8人乗り)
【e-POWER車】
・e-POWER X(2WD/8人乗り)
・e-4ORCE X(4WD/7人乗り)
・e-POWER XV(2WD/8人乗り)
・e-4ORCE XV(4WD/7人乗り)
・e-POWER XV 防水シート車(2WD/8人乗り)
・e-4ORCE XV 防水シート車(4WD/7人乗り)
・e-POWER ハイウェイスターV(2WD/8人乗り)
・e-4ORCE ハイウェイスターV(4WD/7人乗り)
・e-POWER ハイウェイスターV 防水シート車(2WD/8人乗り)
・e-4ORCE ハイウェイスターV 防水シート車(4WD/7人乗り)
・e-POWER LUXION(2WD/7人乗り)
・e-POWER AUTECH(2WD/7人乗り)
・e-4ORCE AUTECH(4WD/7人乗り)
・e-POWER AUTECH SPORTS SPEC(2WD/7人乗り)
セレナのエンジン
セレナの搭載エンジンは、ガソリン車とe-POWER車で変わります。
ガソリンエンジンに搭載されているのは「2.0L DOHC水冷直列4気筒エンジン」です。エンジン性能に加え、CTVシステムを刷新したことでアクセルに対する応答性が向上し、気持ちの良い加速を味わえます。
e-POWER車に搭載されているのは「1.5L DOHC水冷直列3気筒エンジン」です。一般的なハイブリッド車はエンジンと小型モーターを組み合わせますが、e-POWERは大出力モーターとインバーター、ジェネレーター(発電機)を組み合わせています。
現行モデルには第2世代のe-POWERが採用されており、従来に比べ燃料消費率とレスポンス性能、加速性能を向上させています。また、e-POWERはガソリンを駆動のために使用しないため、電気自動車のような静粛性もセレナの大きな魅力です。
セレナの燃費性能
セレナの燃費性能はパワートレーン・グレード・駆動方式によって変わります。
ガソリン車のWLTCモード燃費は、Xの2WDが13.4km/L、4WDが11.6km/Lです。XVとハイウェイスター Vは同じ数値となっており、2WDが13.0km/L 、4WDが11.6km/LとXより少しだけ燃費性能が下がります。
e-POWER車のWLTCモード燃費は、e-POWER Xの2WDが20.6km/L、4WD(e-4ORCE)が17.0km/Lです。e-POWER XVとe-POWER ハイウェイスターVは、2WDのみ同一燃費となりますが、4WDはグレードにより変わります。
2WDのカタログ燃費は19.3km/L、e-4ORCEはXVが16.2km/L、ハイウェイスター Vが16.1km/Lです。
e-POWER LUXIONは18.4km/Lとなり、e-POWER車の中で最も数値が低くなります。AUTECHシリーズはカタログ燃費が公表されていないため、公式のWLTCモード燃費は分かりません。
セレナのボディカラー展開
現行モデルのセレナには16種類のボディカラーがあり、そのうちの5色がツートンカラーです。AUTECHシリーズは通常モデルとカラーラインアップが異なり、モノトーン5色、ツートン3色が用意されています。
セレナで選べるモノトーンカラーは「ターコイズブルー」「利休-リキュウ-」「クリスタルブラウン」「プリズムホワイト」「ダイヤモンドブラック」「カーディナルレッド」「ダークメタルグレー」「ブリリアントシルバー」「アズライトブルー」「ホワイト」です。
Xとe-POWER Xは7色展開となり、上記のうち「クリスタルブラウン」「プリズムホワイト」「ダイヤモンドブラック」「ダークメタルグレー」「アズライトブルー」「ホワイト」が選べます。
セレナで選べるツートンカラーは「ターコイズブルー/スーパーブラック 2トーン」「利休-リキュウ-/スーパーブラック 2トーン」「クリスタルブラウン/利休-リキュウ- 2トーン」「クリスタルブラウン/利休-リキュウ- ルーフ・フード 2トーン」「カーディナルレッド/スーパーブラック 2トーン」「プリズムホワイト/スーパーブラック 2トーン」です。
なお、Xとe-POWER Xはツートンカラーの設定がありません。
AUTECHシリーズで選べるモノトーンカラーは「クリスタルブラウン」「プリズムホワイト「ダイヤモンドブラック」「ダークメタルグレー」「カスピアンブルー」です。
「カスピアンブルー」はAUTECH専用カラーとなるため、通常モデルでは選択できません。
AUTECHシリーズで選べるツートンカラーは「カスピアンブルー/ダイヤモンドブラック 2トーン」「カーディナルレッド/ダイヤモンドブラック 2トーン」「プリズムホワイト/ダイヤモンドブラック 2トーン」です。