CX-5 の買取ポイント
CX-5の人気は?
マツダCX-5は、そのスタイリッシュなデザインと確かな走行性能で人気を博しているクロスオーバーSUVです。中古車買取市場ではSUVの人気が高まっていますが、CX-5はその中でも人気の高いミドルサイズに該当します。
CX-5は2012年に初代モデルが登場し、2017年に2代目モデルへフルモデルチェンジとなりました。中古車市場では、初代も2代目も販売車両が見つけやすい人気車種のひとつです。
リセールバリューの傾向は?
CX-5は日本国内だけでなく、海外市場でも人気が高いSUVです。中古車市場は2代目モデルの流通量が増えていることから、初代モデルは下落傾向にあります。エンジンの区分で見ると、初代モデルと2代目モデルはどちらもガソリン車に比べてディーゼル車のほうが流通が多い印象です。
2024年時点のリセールバリューは当年の残価率を見ると約91%ほどで、1年落ちになると約85%程となります。その後は3年落ちが約76%、5年落ちが約61%、10年落ちが約25%程が目安といえるでしょう。
高く評価されるには?
2代目モデルのCX-5の買取では、XD プロアクティブやXD Lパッケージといったグレードが評価されやすい傾向です。メーカーオプションの電動スライドガラスサンルーフやボーズサウンドシステム+10スピーカーなどが備わっていると評価も高くなるでしょう。
ボディカラーでは定番色のブラック系やパール系が高く評価される傾向があり、ジェットブラックマイカやスノーフレイクホワイトパールマイカなどのボディカラーは売却に有利です。
これは初代も同様で、クリスタルホワイトパールマイカやブラックマイカなどのボディカラーは高く評価されやすいでしょう。
CX-5の高価買取を目指すならネクステージへ!
CX-5は2012年に発売開始となったクロスオーバーSUVで、マツダの新しいデザイン哲学「魂動(こどう)」を初めて全面的に採用した車です。中古車市場での需要が高いCX-5を手放すときは、高価買取を目指せる中古車買取を目指しましょう。
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CX-5 の歴代モデルを紹介
2代目モデルの特徴
2代目CX-5は、初代モデルの成功を基にさらなる進化を遂げたクロスオーバーSUVです。2016年12月に発表されたこのモデルは、美しいデザインや快適な乗り心地、そして優れた性能が融合した一台として注目されました。
開発に際しては「全てのお客さまを笑顔にするSUV」というコンセプトが重視され、さまざまな面で改良が加えられています。外観デザインには、マツダの「魂動(こどう)」のコンセプトをさらに高めたデザインが採用され、躍動感と洗練された美しさを兼ね備えました。
先代モデルと比較すると前後トレッドが約10mmほど拡大しており、特にフロントグリルの大胆な造形やシャープなラインは力強さと上品さを表現し、ブランドのアイデンティティを強く感じさせます。内装には高品質な素材が使用され、細部に至るまで丁寧な仕上げが施されました。
シートには、長時間の運転でも疲れにくい形状と配置が採用されています。さらに、視認性の高いマルチインフォメーションディスプレイや、メーターの読み取りやすさを向上させるためにインジケーター類のレイアウトも刷新しています。
2代目CX-5は走行性能において「人馬一体」をさらに深化させるため、さまざまな面の性能を磨き上げており、ドライビングポジションにはマツダ車ならではの自然に足を開いた位置にペダルが配置された設計です。
先代モデルと比べてねじり剛性を高めたSKYACTIV-BODYや思いのままの操作性とステアリング剛性を両立したSKYACTIV-CHASSISに加え、全車に新世代車両運動制御技術であるSKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSの第1弾「G-Vectoring Control」を標準装備しています。
安全性能の面では0km/h~100km/hの間での追従走行が可能なマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールや、速度制限や一時停止などの交通標識を認識してディスプレイ表示をする交通標識認識システムが採用されました。
このモデルでは魂動デザインをより引き立たせるボディカラーとして、「ソウルレッドクリスタルメタリック」が新たに設定されています。2代目CX-5の発売が開始された2017年式~2024年式の中古車買取相場は、18万円~348万8,000円です(2024年12月時点の情報)。
初代モデルの特徴
初代CX-5は2012年2月に発表されたクロスオーバーSUVで、マツダの次世代技術とデザイン理念を具現化したモデルです。この車両は、マツダの新しいデザインテーマ「魂動(こどう)」と、革新的な「SKYACTIV技術」を初めてフル採用した車種として注目を集めました。
デザインにおいては、「魂動」というテーマが車の躍動感と生命力を表現しています。特に、フロントフェイスには力強い五角形グリルとシャープなヘッドランプが組み合わされ、精悍かつスタイリッシュな印象を与えるデザインです。全体的に流れるようなラインが施されているのが特徴で、高速走行中でも安定感と軽快感を感じられるでしょう。
内装においては、走行中の操作性と快適性が重視されています。ドライバー中心の設計がなされ、メーターパネルやスイッチ類は視認性と操作性が高い配置です。上質な素材を用いたシートやインテリアは、乗る人全てに快適な空間を提供しています。
SKYACTIV技術は、エンジン・トランスミッション・車体・シャーシなど、自動車の基本構造へ全面的に採用されました。ディーゼルエンジンには新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を、ガソリンエンジンには新世代高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を採用しています。
また、MTのようなダイレクトフィールを実現した「SKYACTIV-DRIVE」という新世代6速ATが全車に設定されました。
安全面でも「SKYACTIVボティ」という新世代の軽量高剛性ボディに加え、ドライバーをサポートする多くの先進技術が採用されています。もしもに備えたカーテン&フロントサイドエアバッグとDSC&TCSを全車に標準装備しているのもCX-5の特徴です。
発売当初のCX-5の燃費はJC08モードでディーゼル車が18.0km/L~18.6km/L、ガソリン車が15.6km/L~16.0km/Lでした。グレード展開はディーゼル車がXD・XD Lパッケージ、ガソリン車が20C・20Sという2種類ずつ設定されており、FFのみの20C以外は、FFと4WDのラインアップです。
2012年式~2016年式までのCX-5の中古車買取相場は、18万円~273万8,000円となっています(2024年12月現在)。
CX-5 のトリビア
CX-5の概要
CX-5はマツダの新世代商品群の第1弾として登場したクロスオーバーSUVであり、2017年には2代目へフルモデルチェンジが行われました。2代目CX-5は洗練された力強さという意味を指す「REFINED TOUGHNESS」をキーワードとし、デザインが設計されています。
また、2021年には大幅改良が実施され、フロントフェイスが変更となりました。フロントグリルやランプのデザインが変更されたことで、よりアグレッシブで力強さを感じるエクステリアになっています。
CX-5の魅力
CX-5は登場当初から年々販売台数を伸ばしてきたモデルであり、2代目へのフルモデルチェンジが行われたときには、マツダのグローバル販売の1/4を占める基幹車種のひとつとなりました。
エンジンのラインアップではガソリンエンジンとディーゼルエンジンが選択でき、2代目モデルには車両運動制御技術であるKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSの第1弾「G-Vectoring Control」を搭載しています。
これによりドライバーの意のままの走りと同乗者の快適さを両立しているのが特徴です。また、ライフスタイルの多様化に対応するため、専用パーツを使用したモデルも登場しています。
CX-5のデザイン
CX-5のエクステリアデザインは、「魂動(こどう)-Soul of Motion」というデザイン理念に基づき、力強さと優雅さが絶妙に融合されています。2代目CX-5は「成熟した骨格」「品格のあるフォルム」「仕立ての良い質感」という3つを意識したデザインで、エクステリアやインテリアが設計されました。
エクステリアデザインは美しい映り込みを意識したフォルムを採用した他、フロントからリアへと流れるスピード感を表現した骨格となっています。大型改良後はタフさを感じるシグネチャーウィングを採用し、よりSUVらしく力強いデザインのフロントグリルとなりました。
インテリアデザインではドライバーの使いやすさへ配慮した操作機器や計器類の配置となっており、水平基調を用いた運転に集中しやすい空間に仕上がっています。新開発の加飾フィルムを採用したデコレーションパネルや厚みのある座面が特徴のシートなど、上質な仕上がりです。
CX-5のスペック
日本国内の基準では、全長4701mm以上・全幅1701mm以上・全高2001mm以上・排気量2001cc以上のいずれかに該当すると3ナンバー車となり、それ未満であれば5ナンバー車になります。CX-5の場合は全幅が1701mm以上であるため、3ナンバー車です。
・全長×全幅×全高(mm):4,575×1,845×1,690
・室内長×室内幅×室内高(mm):1,890×1,540×1,265
・車両重量(kg):1,540~1,650
・ホイールベース(mm):2,700
・最低地上高(mm):210
・総排気量(L):1,997
・最小回転半径(m):5.5
横幅が広いため細道などでは操作に配慮が必要ですが、小回りが利くため扱いやすい設計となっています。また、室内はゆとりのある設計で、 4:2:4分割可倒式のリアシートを採用しているため荷物のサイズに合わせた荷室の拡張も可能です。
CX-5のグレード
CX-5のグレード展開はガソリンエンジンが20Sシリーズ、ディーゼルがXDシリーズとなっており、ラインアップは次の通りです。
【ガソリンエンジンモデル】
・20S Smart Edition:2WD/4WD
・20S Black Tone Edition:2WD/4WD
・20S Retro Sports Edition:2WD/4WD
・20S Field Journey:4WD
・25S Sports Appearance:2WD/4WD
【ディーゼルエンジンモデル】
・XD Smart Edition:2WD/4WD
・XD Black Tone Edition:2WD/4WD
・XD Retro Sports Edition:2WD/4WD
・XD Field Journey:4WD
・XD Sports Appearance:2WD/4WD
・XD Exclusive Mode:2WD/4WD
この他には、福祉車両として助手席リフトアップシート車も登場しています。Smart Editionは運転席助手席ともにラチェット式シートリフターが採用されていますが、それ以外のグレードになると運転席がドライビングポジションメモリー機能付きの10Wayパワーシートの設定です。
また、Sports AppearanceとExclusive Modeになると助手席が6Wayパワーシートになり、グローブボックス内に植毛加工が施されるなど、より上質な内容になります。
CX-5のエンジン
CX-5のエンジンはディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 2.2」とガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」という3つのパワートレインが設定されています。
SKYACTIV-D 2.2はアクセル操作に対する車の反応をより直接的にする「DE精密過給制御」を採用しています。また、ノック音を減少させる「ナチュラル・サウンド・スムーザー」やノック音の発生を極限まで抑える「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を導入することにより、走りがより滑らかで静かになりました。
SKYACTIV-G 2.5は燃費を向上させるために、上下非対称の形状を採用したピストンのオイルリングを使用し、ピストン周辺の油膜の厚さを最適化しています。そして優れた燃費性能と力強い中低速域のトルクを実現したのがSKYACTIV-G 2.0です。
CX-5の燃費性能
CX-5の燃費性能は、ガソリンエンジンに比べてディーゼルエンジンのほうが低燃費な設計です。WLTCモード燃費で見るとSKYACTIV-D 2.2のディーゼルエンジンは2WDが17.4km/Lで4WDが16.6km/L、SKYACTIV-G 2.0のガソリンエンジンは2WDが14.6km/Lで、4WDは14.0km/Lとなっています。
SKYACTIV-G 2.5のガソリンエンジンは、2WDが13.8km/Lとなっており、4WDは13.0km/Lです。そのため、低燃費を重視するのであれば、ディーゼルエンジンが第一候補となるでしょう。
CX-5のボディカラー展開
CX-5のボディカラーは、匠塗による特別色を含む全8色を展開しています。匠塗は生命感あふれるソウルレッドクリスタルメタリックとリアルな金属質感を表現したマシーングレープレミアムメタリックに加え、金属の緻密な輝度感にこだわったロジウムホワイトプレミアムメタリックがラインアップしました。
その他の明るい色味ではエレガンスさを表現したプラチナクォーツメタリックやシルクのような上質さを表現したプラチナクォーツメタリックがあります。
落ち着きのある黒からグレーにかけてのボディカラーは、ジェットブラックマイカ・ディープクリスタルブルーマイカ・ポリメタルグレーメタリックです。この全8色のうち、匠塗の3色は追加料金が発生する特別塗装色として設定されています。