タント の買取ポイント
タントの人気は?
タントはスライドドアや広い室内空間を持つダイハツの軽自動車であり、発売当初から幅広い層に支持されている1台です。初代タントは2003年に登場しているため、20年落ちなどの年式が古い車も存在します。
そのため、11年落ちを超える初代モデルや2代目モデルは買取価格が付きにくくなってきている印象です。3代目モデルは2013年に登場していることから、10年落ちを迎える前の車が多いため、近年は4代目である現行モデルと共に中古車市場に流通しているモデルの主流となっています。
リセールバリューの傾向は?
タントにはベースモデルの他に、タントカスタムというスポーティーグレードが存在します。タントカスタムはベースモデルに比べて人気が高く、ターボモデルや4WDモデルはより高値で買取が行われる傾向です。
リセールバリューが高い車両であれば、3年落ちで約85%、8年落ちで約61%となっています。4代目タントはカスタムRSやカスタムX、Xターボなどが評価されやすいグレードです。
高く評価されるには?
3代目モデルはスマートアシスト搭載車を選択できるため、搭載しているほうが高い評価が得られます。4代目モデルはパワースライドドアが装備されていると評価が高い傾向です。
また、人気のボディカラーであるホワイト系は高値が付きやすいため、3代目であればパールホワイト3、4代目であればシャイニングホワイトパールは高い評価を得やすいでしょう。
加えて3代目であればディープブルークリスタルマイカ、4代目であればパールブラックやブラックマイカメタリックも人気が高いボディカラーです。
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タント の歴代モデルを紹介
4代目モデルの特徴
2019年に登場した4代目タントは、新開発のプラットフォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用しています。このプラットフォームはボディの軽量化や高剛性化を実現し、より優れた走行性能と安全性を提供するものです。これにより、先代モデルから運転のしやすさや快適さが向上するとともに、乗り心地も改善されています。
デザイン面ではシンプルでありながらもスタイリッシュな外観に仕上がっており、フロントフェイスは大胆で力強い印象を持ち、LEDヘッドランプが採用されました。車内空間に関しては、「ミラクルオープンドア」がさらに進化しています。リアドアが大きく開くことで、乗り降りの動作が非常にスムーズです。
後部座席のスライド機能も強化されたため、広々とした室内空間を柔軟に活用できます。4代目タントには、予防安全機能「次世代スマートアシスト」が装備されており、先進のセンサー技術が用いられました。これは予防安全機能のスマートアシストに運転支援機能であるスマートアシストプラスを加えた機能で、全15個もの機能を採用しています。
動力性能においては、新しいエンジンとCVTの組み合わせによって燃費性能が向上しました。エンジンの高効率化によってエコドライブを実現し、エンジン音や振動を抑制することで快適なドライブ環境となるよう配慮されています。
中古車買取相場は1年落ち(2023年式)で109万1,000円~189万1,000円、3年落ち(2021年式)で57万9,000円~161万3,000円です。189万1,000円の買取価格が付いたのは、令和5年式走行距離2,299kmのモデルで、2024年2月に査定を行ったモデルとなっています(2024年12月時点の情報)。
3代目モデルの特徴
2013年に発売となった3代目タントは、先代モデルからミラクルオープンドアをさらに進化させたモデルです。助手席側のセンターピラーレス構造を採用し、フロントドアとスライドドアを開け放すことで、大開口スペースを実現しています。
この仕組みによって、乗員の乗降が非常にスムーズになり、大きな荷物の積み下ろしも簡単にできるようになりました。加えて両側にスライドドアを採用しているため、小さなお子様や高齢者がいる家庭でも使いやすい設計となっています。
エクステリアデザインでは、2代目と比べてより大胆でモダンなスタイルが採用され、存在感のある外観を持ち合わせているのが特徴です。フロントフェイスのデザインは洗練され、グリルやヘッドライトの意匠により、シャープで近代的な印象を与えています。
インテリアは、広々とした室内空間が実現されています。前後のシートにはスライド機能とリクライニング機能が装備され、多様なシートアレンジが可能です。助手席にはシートバックレバーが備わっており、外側だけでなく運転席側や後席からも助手席のスライドやリクライニングができるため、あらゆるシーンで助手席の操作ができるようになっています。
このモデルは新開発色としてのファイアークォーツレッドメタリックとナイトシャドーパープルクリスタルメタリックの2色を追加し、タントは全10色、タントカスタムは全7色のカラーバリエーションで発売開始となりました。
ガラス面積を大きく確保したデザインを採用しているため見晴らしが良く、駐車時に役立つサイドアンダーミラーやリヤアンダーミラーが採用されています。タントカスタムは全車に運転席と助手席用のSRSサイドエアバッグを標準装備しているのも特徴です。
3代目タントの中古車買取相場は、6年落ち(2018年モデル)が4万3,000円~146万3,000円となっています。10年落ち(2014年モデル)の場合は、3万円~107万円です(2024年12月時点の情報)。
2代目モデルの特徴
2007年に登場したタントは、初代タントの特徴を引き継ぎつつ、さらに進化した設計が施されています。「驚きの広さを超えた感動の空間」を目指し、日常の使いやすさと快適性を重視した車両です。
2代目タントの最大の特徴は、ミラクルオープンドアを初めて採用した点です。軽自動車にセンターピラーレスのスライドドアを採用したことで、圧倒的な開放感と抜群の乗降性を実現しました。この広い開口部は駐車場などの狭いスペースでも利便性を発揮します。
このモデルでは、総合的に衝突安全機能が進化したボディという意味の「TAF(Total Advanced Function)」が採用されました。デザインに関しては、丸みを帯びたフロントフェイスとシンプルながらも親しみやすいシルエットが特徴的です。
タントカスタムは圧倒的な存在感と強い個性が際立つスタイルを採用しており、躍動感と重厚感を調和させたデザインです。内装においては、広々とした居住空間が特徴です。シートアレンジの多様性は非常に高く、シートを倒すことで広大なラゲッジスペースを確保することができ、室内の収納スペースも充実しています。
また、タントは遊び心と親しみやすさを演出したインテリアに仕上がっており、内装色には優しい印象のベージュとブラウンの2トーンカラーを採用し、足元は明るさを感じるベージュです。
カスタムのインテリアはブラックとダークグレーの2トーンカラーを採用しているため、大人の優雅さを感じられる室内で、カスタムRSにはMOMO革巻ステアリングホイールを採用しています。
中古車買取相場は、15年落ちである2009年式で3万円~50万4,000円です(2024年12月時点の情報)。
初代モデルの特徴
2003年に登場した初代タントは、その独自の設計コンセプトにより、当時の軽自動車市場に新たな風を吹き込んだモデルです。タントはイタリア語で「とても広い」や「たくさんの」という意味を持ち、名前の通り、その車内空間の広さが最大の特徴となっています。
初代タントの開発において重視されたのは「広い室内空間」と「使いやすさ」で、特に車高が高く設定されており、これにより開放感のある室内を実現しました。当時の軽自動車としては異例の室内長2,000mmやホイールベース2,440mmとなっており、室内長はミドルクラスセダンに並ぶ数値でした。
バックドア開口部も最大幅1,120mmと高さ1,020mmで、利便性にこだわった設計です。リヤシートには左右分割して操作できるロングスライドやリクライニングも備わっています。
安全面では全車に「デュアルSRSエアバッグ」や「プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト」が標準装備として設定されました。
タント のトリビア
タントの概要
タントは「ミラクルオープンドア」と呼ばれる独自の構造を採用した軽自動車で、初代モデルは2003年に登場しました。特に広い室内空間と使い勝手の良さを追求しており、軽自動車ながら大人4人が快適に乗れる余裕のあるスペースを提供しています。
また、タントはスライドドアを採用しており、乗り降りがしやすい設計です。インテリアでは、シンプルで使いやすいダッシュボードやアレンジ可能なシートレイアウトが特徴で、ユーザーのライフスタイルに合わせた多様な使い方が可能なモデルとなっています。
タントの魅力
新型タントは「ミラクルオープンドア」を採用しており、助手席側のセンターピラーをスライドドアに内蔵することで、非常に広い開口部を実現しています。この構造によりスムーズな乗り降りが可能となっており、ベビーカーなどの大きな荷物も簡単に積み降ろしが可能です。
3代目からは両側パワースライドドアを採用しており、4代目にはミラクルウォークスルーパッケージが採用されています。運転席ロングスライドシートによって、運転席と後席間の移動が可能となったため、車から降りずに運転席から後席へアクセスできるのも魅力のひとつです。
また、ドアのウェルカムオープン機能も搭載しているため、事前に自動オープンを設定しておくと車に近づくだけでパワースライドドアが開きます。両手に荷物を持っているときなどに活躍する機能です。
タントのデザイン
4代目タントのデザインは、シンプルでありながら洗練された印象を与えます。直線を基調にしたボディラインは、モダンでありながら飽きのこないデザインで、親しみやすさを感じさせます。フロントフェイスでは、愛嬌あるLEDヘッドランプが印象的です。
内装に関しては、広い車内空間を最大限に活用するための設計が施されています。インパネ周りはすっきりとしたレイアウトで、運転席からの視界を良好に保つとともに、操作性を考慮したデザインです。シートには上質なファブリックが採用されており、快適な座り心地を提供します。
タントカスタムは、よりスポーティーで高級志向のデザインを求めるユーザーに向けたモデルです。外装は、シャープで力強いラインが強調されており、特にフロントグリルやバンパーのデザインがダイナミックで存在感があります。専用のホイールやメタリックカラーなど、タントカスタムならではのスタイリングが随所に施されています。
内装は高級感を演出するため、タントよりもさらに上質な素材が使われています。ブラックを基調としたシートやインテリアトリムは、洗練された雰囲気を醸し出します。
タントのスペック
4代目タントのスペックは次のとおりです。タントには2WDと4WDがあり、4WDのほうが全高が20mm高くなります。
車両重量はベースモデルに比べてターボモデルやカスタムモデルのほうが重いですが、同じ駆動方式で比較するとその差は最大50kgほどです。
・全長(mm):3,395・全幅(mm):1,475
・全高(mm):1,755~1,775
・室内長(mm):2,125
・室内幅(mm):1,350
・室内高(mm):1,370
・ホイールベース(mm):2,460
・最小回転半径(m):4.4~4.7
・車両重量(kg):880~980
・WLTCモード燃費(km/L):21.2~22.7
室内高は1,370mmなので、小さなお子さまなら立ったまま着替えもできる高さです。車の乗り降りで気になる最低地上高は2WDが150mm、4WDが165mmとなっています。
タントのグレード
タントのグレードはL・X・Xターボ、タントカスタムはカスタムX・カスタムRSです。それぞれ2WD・4WD・eco IDLE非装着車 2WD・eco IDLE非装着車 4WDが設定されています。
エクステリアデザインではX・Xターボにフードガーニッシュがされており、カスタムX・カスタムRSに装備されているのは大型エアロバンパーとサイドストーンガードです。カスタムX・カスタムRSに標準装備のLEDフォグランプは、タントにディーラーオプションとして設定が可能です。Lを除く全グレードにピラーブラックアウトが設定されました。
インテリアではLグレードのみフロントシートがセパレートになっており、その他のグレードはカスタムも含めてベンチシートが採用されています。
ステアリングホイールはメッキオーナメント・シルバー加飾付が設定されていますが、XターボとカスタムRSはメッキオーナメント・シルバー加飾付の本革巻です。
ワンタッチオープン機能やウェルカムオープン機能が付いたパワースライドドアは、左側のみLグレードを除く全グレードに標準装備となっており、右側が標準装備なのはタントカスタムだけです。XとXターボはオプション装備として設定が行えます。
タントのエンジン
タントのエンジンは2WDと4WDによる違いはありません。L・X・カスタムXには水冷直列3気筒12バルブDOHC横置が採用されており、Xターボ・カスタムRSには水冷直列3気筒
12バルブDOHCインタークーラーターボ横置が設定されています。
グレードごとの数値はそれぞれ次のとおりです。なお、タントの駆動方式は、2WDには前2輪駆動であるFF、4WDには4輪駆動であるフルタイム4WDが設定されています。
【最高出力】
L・X・カスタムX:38kW(52PS)/6,900rpm
Xターボ・カスタムRS:47kW(64PS)/6,400rpm
【最大トルク】
L・X・カスタムX:60 N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm
Xターボ・カスタムRS:100 N・m(10.2kgf・m)/3,600rpm
タントの燃費性能
タントの燃費は2WDが22.7km/L、ターボモデルとRSモデルになると21.2km/Lです。4WDの場合は21.4km/L、ターボモデルとRSモデルになると19.6km/Lとなります。
スムーズな加速ができるCVTとエンジンを組み合わせることで、軽ハイトワゴンクラスの中でもずば抜けて優れた低燃費を実現しています。
【グレード/WLTCモード燃費】
L・X・カスタムX(2WD):22.7km/L
L・X・カスタムX(4WD):21.4km/L
Xターボ・カスタムRS(2WD):21.2km/L
Xターボ・カスタムRS(4WD):19.6km/L
運転時にはカスタムRS・カスタムXに標準装備されたドライブアシストイルミネーションが運転状況に合わせて証明カラーを変更し、エコ運転や注意喚起をしてくれます。
Lグレードを除く全てのグレードに標準装備されたTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイでは、オートエアコンのステータスなどのさまざまな運転情報の確認が可能です。
タントのボディカラー展開
タントとタントカスタムには、モノトーンと2トーンのボディカラーが設定されています。タントには全9色のモノトーンと、2色の2トーンカラーが設定されました。
【タント:モノトーン】
・アイスグリーン
・サンドベージュメタリック
・シャイニングホワイトパール
・ホワイト
・ブラックマイカメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ファイアークォーツレッドメタリック
・プラムブラウンクリスタルマイカ
【タント:2トーン】
・ホワイト× アイスグリーン
・ホワイト× サンドベージュメタリック
そしてタントカスタムは、全7色のモノトーンと2色の2トーンカラーが設定されています。淡い色が多いタントに比べて、タントカスタムは濃い色が多い印象です。
【タントカスタム:モノトーン】
・シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック
・クロムグレーメタリック
・クールバイオレットクリスタルシャイン
・ターコイズブルーマイカメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ファイアークォーツレッドメタリック
【タントカスタム:2トーン】
・ブラックマイカメタリック× シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック× ファイアークォーツレッドメタリック
タントは2トーンになるとルーフ部分がホワイトになり、タントカスタムはルーフ部分がブラックになります。