タフト の買取ポイント
タフトの人気は?
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会が発表している「2024年4月~9月の通称名別新車販売確報」によると、タフトの販売台数は11位です。
軽自動車は「スライドドア付きの車」に人気が集中しているため、全体的な売れ行きで見るとそれほど高くはありませんが、軽SUVに絞るとスズキ ハスラー、三菱 デリカミニに次ぐ第3位となります。
個性的で力強いデザインと充実した先進安全装備、使い勝手の良さから、幅広い世代に人気です。
リセールバリューの傾向は?
軽SUVとして人気の高いタフトは、リセールバリューも高い傾向にあります。中でも高いリセールバリューを誇るのが、上位グレードの「G」です。
発売開始が2020年ということもあり、デビュー間もないモデルもそれなりの数値を保っています。
タフトのリセールバリューは当年で約95%、1年落ちで約89%、2年落ちで約84%、3年落ちで約83%、4年落ちで約79%が目安です。
(2025年2月時点の情報)
高く評価されるには?
タフトは2020年デビューのため、デビュー年に購入したとしても5年目です。中古車査定では年式と走行距離のバランスが重視される傾向があるため、1年あたりの走行距離が1万5,000kmを上回る場合は、査定時の評価が低くなる可能性があります。
タフトはエントリーグレードでも装備が充実していることから、装備による評価の違いはそれほどありません。9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ、パノラマモニターなどのメーカーオプションを装備している車両は高く評価されます。
ボディカラーは定番の黒に加え、SUVらしいグリーンやブルー、ベージュが評価される傾向です。
タフトの高価買取を目指すならネクステージへ!
ダイハツの新世代モデルとして誕生したタフトは、個性的なデザインと安全性・機能性の高さから世代問わず人気があります。少しでも高い値段で愛車を売却したいという方は、ネクステージの「フルスイング買取」をご利用ください。
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タフト の歴代モデルを紹介
初代モデルの特徴
タフトは、ダイハツの新世代車づくりシステム「DNGA」を導入した商品の第3弾として、2020年6月にデビューしました。
「“Tough & Almighty Fun Tool”」をコンセプトに、アウトドアに活躍する車、デザイン性の高い車を求めるアクティブ層をターゲットに開発されています。
タフトの大きな魅力は、他にはない個性的なデザインです。SUVらしい水平基調のスクエアボディは、軽自動車ながらも存在感があり、たくましさとかっこ良さを感じさせます。
インテリアにもギア感のあるデザインが用いられており、特徴的なのが「スカイフィールトップ」とインパネ周りのオレンジメタリック加飾です。
また、水や汚れの付いたアウトドア用品を気兼ねなく積み込めるよう、リアシート・バックボード・フレキシブルボードに汚れにくく拭き取りやすい加工が施されています。
悪路走行にも対応する190mmの最低地上高、15インチの大径タイヤも大きな魅力です。アプローチアングルは27度、ディパーチャーアングルは58度あるため、未舗装路も安心して走行できます。
タフトは安全装備も充実しており、全車に「スマートアシスト」が標準装備です。スマートアシストは衝突回避支援・認識支援・運転負荷軽減・駐車支援の4つのカテゴリーに分かれ、衝突回避支援に関してはグレード間の差はありません。
2024年11月の一部改良では、リアコーナーセンサーを全車標準装備とし、GとGターボに「全車速追従機能付きACC」「レーンキープコントロール」を標準装備として追加しています。
また、ダイハツで初めて「電動パーキングブレーキ」が搭載されました。メーカーオプションの9インチスマホ連携ディスプレイオーディオを追加することで、Apple CarPlayやAndroid Autoだけでなく、ダイハツのコネクテッドサービス「ダイハツコネクト」も利用できます。
2022年には、特別仕様車「クロムベンチャー」と「ダーククロムベンチャー」が追加されました。それぞれ専用装備がされ、ダーククロムベンチャーにはダークブラックメッキやガンメタリック塗装、ブラックマイカメタリック加飾が施されています。
2020年式~2024年式のタフトの買取相場は、78万3,000円~184万2,000円です。
タフト のトリビア
タフトの概要
タフトは、タント・ロッキーに続く「DNGA商品」の第3弾としてデビューした軽クロスオーバーSUVです。タフトという名は、車両コンセプト「“Tough & Almighty Fun Tool”」の頭文字を取って作られています。
デビューから一度もフルモデルチェンジが行われていないため、現行モデルが初代モデルですが、全くの新しい車というわけではありません。
さかのぼること1974年、ダイハツは三菱 ジープとスズキ ジムニーの対抗馬として、タフトと同じ名前の普通自動車を発売しました。当時は「Tough & Almighty Four-wheel Touring vehicle」を名前の由来としていましたが、現在のタフトは2WDもあるため、コンセプトをそろえたのではないかと考えられています。
タフトの魅力
タフトの魅力はレジャーシーンや街中にも映える個性的なデザイン、アウトドアがより楽しくなるような室内装備、NA・ターボ共に高い燃費性能です。
「日常からレジャーまで活躍する車」として誕生していることから、室内と荷室の機能性はその中でも大きな魅力といえます。リアシートは左右分割可倒式のため片方倒せば長尺物を載せられ、3人乗車しながら荷室スペースの拡大も可能です。
また、フロントシートを前にスライドして倒すことで車中泊もできるようになります。
荷室の使い勝手を高めてくれるのが、荷室床面に設置されている「フレキシブルボード」です。フレキシブルボードは上下に動かせ、上段に設置してリアシートを倒すとフラットスペースが生まれ、下段に設置すると背の高い荷物を載せられます。
さらに、フレキシブルボードをリアシート背面に差し込むことで、より背の高い荷物の積載も可能です。フレキシブルボードは汚れにくい素材でできているため、汚れ物も気にせず積み込めます。
タフトのデザイン
タフトのエクステリアで目を引くのは、どっしりとしたスクエアフォルムのボディです。立体的で全方向に伸びる形状、メリハリのある面質を組み合わせることで、個性と「タフさ」を表現しています。
前後のフェンダーに取り付けられたブラックの樹脂パーツも、ワイド感を演出する大きなポイントです。
インテリアは、SUVテイストを取り入れつつも、質感ある黒基調のデザインが採用されています。アクティブさを感じさせるのが、カモフラージュ柄のシートとインパネ・エアコン送風口のオレンジメタリック加飾です。
また、前席上部には手動で開閉できる「スカイフィールトップ」が全車種に標準されており、シェードを開けることで開放感のあるドライブが楽しめます。
タフトのスペック
タフトは軽自動車のため、ライバル車であるスズキ ハスラーや三菱 eKクロスとボディサイズの違いはほぼありません。
タフトのボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmという大きさで、全長と全幅はハスラーもeKクロスも同じサイズです。全長はそれぞれで変わり、最も高いのはハスラー(1,680mm)、次に高いのはeKクロス(1,650mm~1,670mm)、1,630mmのタフトは3車種の中で最も低くなります。
室内サイズも全グレード共通で、室内長2,050mm×室内幅1,305mm×室内高1,270mmという広々とした設計です。室内高は3車種共に1,270mmですが、室内長と室内高はライバル車のほうが大きくなります。最も広いのはハスラー(室内長2,215mm×室内幅1,330mm)、次に広いのはeKクロス(室内長2,065mm×室内幅1,340mm)です。
しかし、最低地上高はタフト190mm、ハスラー180mm、eKクロス155mmとタフトが最も高くなります。
・ボディーサイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mm
・室内サイズ:室内長2,050mm×室内幅1,305mm×室内高1,270mm
・最低地上高:190mm
・ホイールベース:2,460mm
・最小回転半径:4.8m
・車両重量:830kg~890kg
タフトのグレード
タフトのグレードは、NA車が「X」と「G」、ターボ車は「Xターボ」と「Gターボ」のそれぞれ2グレード構成です。
NA車・ターボ車共に2WDと4WDが設定されており、eco IDLE非装着車にも2WDと4WDが用意されています。
XとXターボはエントリーグレードです。エントリーグレードながら装備は充実しており、スカイフィールトップやLEDヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付き)、キーフリーシステム、電動パーキングブレーキが標準装備されます。
一方で、ルーフレールや運転席・助手席ヒートシーターが装備されず、インテリアのオレンジインテリアアクセントもありません。
GとGターボは上位グレードです。LEDヘッドライトがオートレベリング機能付きに変わり、LEDフォグランプ、ガンメタ塗装アルミホイールが標準装備されます。
室内装備で大きく変わるのはメーターパネルです。XとXターボはタコメーターなしのマルチインフォメーションディスプレイですが、GとGターボはタコメーター付きTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備されます。
【NA車】
・X(2WD)
・X eco IDLE非装着車(2WD)
・X(4WD)
・X eco IDLE非装着車(4WD)
・G(2WD)
・G eco IDLE非装着車(2WD)
・G(4WD)
【ターボ車】
・Xターボ(2WD)
・Xターボ eco IDLE非装着車(2WD)
・Xターボ(4WD)
・Xターボ eco IDLE非装着車(4WD)
・Gターボ(2WD)
・Gターボ eco IDLE非装着車(2WD)
・Gターボ(4WD)
・Gターボ eco IDLE非装着車(4WD)
タフトのエンジン
タフトに搭載されるエンジンは、NA車・ターボ車共に「KF型」です。KF型エンジンは2005年から採用されているエンジンですが、2019年に行われたタントのフルモデルチェンジに合わせ刷新されました。
新型のKF型エンジンは「TOPAZエンジン」とも呼ばれ、パワーと燃費性能、エコロジーを兼ね備えています。クラストップレベルのコンパクトさでありながら、従来型よりも中・低速域のトルクを5%アップさせました。
燃費性能においては、燃焼室のコンパクト化、筒内混合気流動の最適化を図ることでエンジン単体燃費を約10%向上させています。
タフトの燃費性能
タフトの燃費性能は、KFエンジンの改良によりNA車・ターボ車共に高い数値を誇ります。NA車のWLTCモード燃費は2WDが21.4km/Lで4WDが21.1km/L、ターボ車は2WDが21.3km/L、4WDが21.1km/Lです。
ライバル車のハスラーとeKクロスと比較した場合、NA車(eKクロスはマイルドハイブリッド車)はタフトが最も低くなります。しかし、ハスラーとeKクロスはターボ車とノンターボ車に2.0km/L以上の差があるのに対し、タフトはほぼ同数値です。
燃費性能でエンジンを選ばずに済むのは、タフトの大きなメリットといえるでしょう。
ハスラー「タフワイルド」のWLTCモード燃費は、NA車が23.4km/L~25.0km/L、ターボ車は20.8km/L~22.6km/Lです。eKクロスのWLTCモード燃費は、ノンターボ車が21.1km/L~23.3km/L、ターボ車は19.4km/L~21.5km/Lとなります。
タフトのボディカラー展開
タフトのボディカラーは9色あり、全てモノトーンです。また、グレードによって選べるカラーが変わり、XとXターボは9色のうち5色、GとGターボは9色全て選択できます。
XとXターボで選択できるカラーは「レイクブルーメタリック」「フォレストカーキメタリック」「サンドベージュメタリック」「シャイニングホワイトパール」「ブラックマイカメタリック」です。シャイニングホワイトパールのみオプションカラーとなります。
GとGターボは、XとXターボに設定されているカラーに加え「セラミックグリーンメタリック」「コンパーノレッド」「レーザーブルークリスタルシャイン」「クロムグレーメタリック」が選択可能です。コンパーノレッド・レーザーブルークリスタルシャイン・シャイニングホワイトパールがオプションカラーとなります。