【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査|調査レポート

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【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査

【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査

住まいや経済力によって、車の選び方は異なります。どのような車が選ばれているのか、メーカーや車種が知りたい方もいるのではないでしょうか。

 

そこで、住宅タイプや年収、職業で所有する車の種類や組み合わせ、購入金額がどう変わるのかを調査しました。車の買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

 

はじめに

車を購入する際は、新車・中古車のどちらを選ぶか選択しなければなりません。住まいや経済力によって、購入したことのある車の金額や数が変化すると考えられます。

 

今回、ネクステージは1,211名の方(男女比 50:50)を対象に「住宅タイプ」「年収」「職業」によって、所有する車の種類や組み合わせ、購入金額がどのように変わるのかを調査しました。この調査から、現在の「リアルな車の買い方」が見えてきます。

 

調査概要

調査名:ライフスタイルに関するアンケート

調査方法:インターネットリサーチ

調査期間:2025年2月10日~2025年2月12日

有効サンプル数:20歳~59歳の男女1,211名

 

調査結果のサマリー

調査の結果、車の購入額は住まいによって大きく異なることはなく、400万円以下の車を購入したことがある方の割合が全体的に高い傾向となりました。

 

一般的な職業に就く方は新車・中古車を選択する方も多く、高収入を得られる職業に就く方ほど新車のみを購入したことのある方が多い傾向です。

 

また、アンケート回答者は住まいや職業を問わず国産メーカーを選ぶ方が多く、軽自動車の人気が高いことも分かりました。

 

所有率の高い車は、メーカーではトヨタ、車種では軽自動車やハイブリッド車です。総合的に見ると、年収が高い人であっても「経済性」を重視していることが分かりました。

 

調査結果

 

住宅タイプから見た車の購入額の違い

車の購入額を住宅タイプごとに確認しましょう。全体でみると、住まいにかかわらず400万円以下の車を購入した経験のある方が高い割合となっています。

 

社宅・寮・公務員宿舎にお住まいの方は「~400万円(23.4%)」に次いで「~100万円、~200万円(19.1%)」、公営住宅(県営住宅・市営住宅など)にお住まいの方は「~200万円(28.0%)」に次いで「~400万円、~100万円(12.0%)」が多い結果となりました。

 

アパート・マンションにお住まいの方は、賃貸・分譲にかかわらず100万円~400万円が高い割合です。一軒家にお住まいの方は、賃貸と持ち家にかかわらず100万円~300万円が多くを占める結果となりました。

 

なお、300万円~600万円の車を購入した経験がある方は、社宅・寮・公務員宿舎(38.3%)と持ち家一軒家(21.0%)を上回っています。住まい付きの職業に就いている方は、比較的金額の高い車を購入した経験があることが分かりました。

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職業から見た購入した車の組み合わせや購入額の違い

職業別の購入した車の組み合わせにおいて「会社経営者」「会社役員」「医師・医療従事者」「士業」など、高収入を得やすい職業の方は新車のみを購入したことがある割合が高い結果となりました。

 

一方で、一般的な職業に就く方は新車・中古車を選択する方も多い傾向です。

【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査

購入金額については、基本的には400万円以下の車を購入したことがある方の割合が多くを占めています。一方、会社経営者や会社役員など高収入を得やすい職業の方は「2,001万円以上」の車を購入したことがある方も一定数いることが分かりました。

 

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メーカーの人気は「トヨタ」がトップ

メーカーの人気は「トヨタ」がトップとなりました。

 

トヨタ車は、故障や不具合が少ないことで定評があります。また、5年連続で世界トップの販売台数を誇るブランド力を持ち、リセールバリューが高いことも選ばれる理由のひとつです。

 

以下は、回答者が現在所有しているメーカーの割合です。

【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査

面白い結果となったのは、輸入車メーカーの割合です。国産メーカーは人気がばらついていますが、輸入車メーカーはほぼ横並びとなっています。トヨタの高級ブランドであるレクサスと輸入車メーカーの割合が近いことから、車両価格がネックといえるでしょう。

 

トヨタの強みは、ディーラー数が多いことに加え、軽自動車からミニバンまで多種多様な需要に応えるラインアップの豊富さです。これに続くように、ホンダや日産が高い割合を占めています。

 

次いで、軽自動車やコンパクトカーをメインに扱うスズキやダイハツの人気が高い結果となりました。

 

多く購入されているのは「ホンダ N-BOX」

「現在所有している車」として最も多く回答が集まったのは、軽自動車の「ホンダ N-BOX」です。以下は、全体の上位10車種です。

 

車種名

回答数

1位

ホンダ N-BOX

54

2位

トヨタ プリウス

39

3位

ホンダ フリード

32

4位

ダイハツ タント

日産 セレナ

トヨタ アクア

31

7位

トヨタ ヴォクシー

30

8位

ダイハツ ムーヴ

28

9位

トヨタ シエンタ

27

10位

スズキ スペーシア

26

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軽自動車の上位5車種は以下の通りです。

 

車種名

回答数

1位

ホンダ N-BOX

54

2位

ダイハツ タント

31

3位

ダイハツ ムーヴ

28

4位

スズキ スペーシア

26

5位

スズキ ハスラー

25

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国産メーカーに限定した、コンパクトカーの上位5車種は以下の通りです。

 

「トヨタ アクア」や「日産 ノート」はハイブリッド専用車のため、燃費の良さが人気の要因といえます。一方で、「トヨタ ルーミー」「スズキ ソリオ」といった居住空間が広い車種にも人気が集まっています。

 

車種名

回答数

1位

トヨタ アクア

31

2位

日産 ノート

24

3位

トヨタ ルーミー

18

4位

ホンダ フィット

16

5位

スズキ ソリオ

13

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国産メーカーに限定した、ミニバンの上位5車種は以下の通りです。

 

コンパクトサイズ・ミドルサイズ・ラージサイズミニバンのうち、多くランクインしているのはミドルサイズとラージサイズです。しかし、トップはコンパクトサイズの「ホンダ フリード」のため、家族構成や扱いやすさで好みが変わるといえるでしょう。

 

車種名

回答数

1位

ホンダ フリード

32

2位

日産 セレナ

31

3位

トヨタ ヴォクシー

30

4位

トヨタ アルファード

20

5位

トヨタ シエンタ

27

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国産メーカーに限定した、SUV(軽自動車を除く)の上位5車種は以下の通りです。

 

SUVは街乗りメインの「クロスオーバー」と、悪路走行を想定した「クロスカントリー」に分けられ、上位5位全てがクロスオーバーです。その中でも「ホンダ ヴェゼル」は突出した人気を集めています。

 

なお、クロスカントリーで最も人気が高かったのは「トヨタ ランドクルーザープラド(回答数3)」です。

 

車種名

回答数

1位

ホンダ ヴェゼル

14

2位

トヨタ ハリアー

8

3位

日産 エクストレイル

7

4位

マツダ CX-5

6

5位

トヨタ ライズ

5

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国産メーカーに限定した、セダンの上位5車種は以下の通りです。

 

各メーカーで生産終了が相次いでいますが、SUVの2位以降と変わらない数の回答がありました。最も多かったのは、トヨタのフラッグシップ「トヨタ クラウン」です。

 

落ち着きのあるセダンが多くを占める中、「ホンダ アコード」「ホンダ インテグラ」「スバル WRS S4」といった、スポーティーセダンも人気を集めています。

 

車種名

回答数

1位

トヨタ クラウン

7

2位

トヨタ カローラ

トヨタ カムリ

5

4位

ホンダ アコード

3

5位

マツダ アクセラ

ホンダ インテグラ

スバル WRX S4

2

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国産メーカーに限定した、ステーションワゴン/ハッチバックの上位5車種は以下の通りです。断トツともいえる人気を集めたのが、ハイブリッドカーのパイオニア「トヨタ プリウス」です。

 

車種名

回答数

1位

トヨタ プリウス

39

2位

スバル インプレッサ

ホンダ シャトル

6

4位

トヨタ カローラフィールダー

スバル レヴォーグ

4

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輸入車の上位車種は以下の通りです。

 

全体として輸入車の所有率が低かったため、回答数も国産メーカーに比べ多くありません。ランキングトップの「BMW」は、輸入車の中で最も所有者が多いメーカーとなりました。

 

車種名

回答数

1位

Jeep ラングラー

BMW 3シリーズ

ボルボ V40

3

4位

MINI MINI Cooper

MINI MINI CROSSOVER

Jeep レネゲード

2

7位

メルセデス・ベンツ EQB

メルセデス・ベンツ Aクラス

メルセデス・ベンツ Bクラス

メルセデス・ベンツ Cクラス

メルセデス・ベンツ Sクラス

BMW X7

BMW X1

BMW X5

BMW M235

BMW 8シリーズ

フォルクスワーゲン ゴルフ

フォルクスワーゲン ゴルフバリアント

フォルクスワーゲン ティグアン

アウディ A4

アウディ Q3

ルノー カングー

ルノー ルーテシア

ポルシェ パナメーラ

ポルシェ 911

ダッジ RAM 1500

ダッジ チャージャー

ボルボ V70

プジョー 308SW

ランドローバー レンジローバーイヴォーク

アルファ・ロメオ ジュリエッタ

1

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車の買い替えは「10年以内」と考える人が多い

車は乗り続けることで部品を消耗し、メンテナンス箇所が増えてきます。また、長く乗り続けることでリセールバリューも下がるため、多くの人が「何らかの理由」で車を買い替えます。

 

以下は、「車は購入してからどれくらいの期間で買い替えるものと考えていますか」に対する住まい別の回答とその割合です。

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最も回答数が多かったのは「分からない」ですが、明確な答えを持っている方の中では「~3年以内」「~5年以内」「~10年以内」で回答が多くなりました。車検のタイミングに合わせて買い替えの時期としている方が多いのでしょう。

 

特に「持ち家一軒家」を所有している方は、車の買い替え時期が「~10年以内(19.0%)」が最も多い回答となり、買い替えるまでの期間が長い傾向があることがわかりました。住宅ローンや固定資産税の負担を考え、車の買い替えを抑えて維持費を優先する意識が強いことも影響していると考えられます。

【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査

車の買い替えを考えるタイミングとして多かったのは「大きな故障や修理が必要になったとき」「車検の時期が近づいたとき」です。

 

買い替え期間が長い「持ち家一軒家」を所有している方の最も多い理由は「大きな故障や修理が必要になったとき(26.2%)」となり、基本的には長く所有する傾向にあることがわかります。

 

一方で、住まいが「社宅・寮・公務員宿舎」と「公営住宅(県営住宅・市営住宅など)」の方では「車のローン支払い終了時期が近づいたとき」や「家族構成やライフスタイルが変わったとき(出産、引っ越しなど)」なども生活に関する出費や引っ越し等の変化の節目で買い替えを考え始めるきっかけとなるようです。

 

まとめ

車の購入額は住まいによって大きく異なることはなく、400万円以下の車を選ぶ方が多い結果となりました。一般的な職業に就く方は新車・中古車のどちらも多く、高収入を得られる職業に就く方ほど新車のみを購入したことのある方が多い傾向がありました。

 

また、アンケート回答者は世帯・収入・職業問わず国産メーカーを選ぶ方が多く、軽自動車の人気が高いことも分かりました。

 

どの車であっても、いつかは手放す日がやってきます。車検や不具合の多さといった「節目」が見え始めてきたら、新しい車へ乗り替えることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

ネクステージについて

【調査レポート】住まい・職業別でみる保有車両に関する調査

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