ボルボXC60からディーゼルが消滅!生まれ変わったXC60の魅力とは?
ボルボは古くから個性的な技術をもつ自動車メーカーで、車に対するこだわりも強い特徴があります。2030年までに全車EV化に向けて、国内販売モデルのパワートレイン見直しが行われてきました。
XC60もそのひとつで、モデルチェンジにともないディーゼルが消滅したことが気になっていた方もいるのではないでしょうか。
この記事では、マイナーチェンジによるXC60の変更点や中古車の相場とお得に購入するコツをご紹介します。XC60に興味がある方は参考にしてください。
※目次※
4.ボルボ XC60のディーゼルが欲しい!中古車購入4つのコツ
5.ボルボ XC60の中古車価格は?ネクステージで相場をチェック
6.ボルボ XC60の中古車探しや買取ならネクステージに決まり!
・海外でも人気のXC60は内装の質感や安全性能の高さから、日本でも人気のSUV
・ボルボはガソリン車・ディーゼル車を廃止し全て電動化。電動化される前のディーゼル車は希少。
・ボルボ XC60の中古車をお得に購入する4つのコツを紹介。
ボルボ XC60の特徴
ボルボ XC60は、北欧車らしい上質な内装に安全機能も充実しており、快適性と安全性を両立させた1台といえます。国内販売モデルはすべて電動化され、さらに高い安全技術を搭載したXC60は国内でも人気のSUVです。
(参考:『XC60(ボルボ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
使えるサイズ感!ミドルサイズSUV
2009年に登場したXC60は、魅力的なミドルサイズSUVへと進化しました。XC60のボディは余裕のある使いやすいサイズ感で、日本でも手ごろな大きさのSUVと評価される1台です。
エクステリアの高級デザインだけでなく、上質な内装の室内は快適に過ごせる空間に仕上がっています。
ディーゼルエンジンを廃止し全車種を電動化
ボルボは2020年8月に「年内全モデルの電動化、プラグインハイブリッドもしくは48Vハイブリッド」とすることを発表します。
ディーゼルエンジンモデル「D」は廃止され「B」シリーズが追加されました。B5は48Vハイブリッドモデル、B6は電動スーパーチャージャーを搭載したモデルです。
宣言通り12月までにボルボの全車両で電動化が完了し、パワートレインは現在48Vハイブリッドとプラグインハイブリッドのみです。
XC60の新ラインアップ
XC60の新ラインナップは全5車種です。「B5」「B6」の48Vハイブリッドや、EV走行可能な「プラグインハイブリッド」がラインアップします。
B5 AWD モメンタム:649万円
B5 AWD インスクリプション:749万円
B6 AWD Rデザイン:809万円
リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション エクスプレッション:844万円
リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション:959万円
特別限定車は生産台数40台限定です。
T8 ポールスター エンジニアード(特別限定車):1,034万円
(2021年12月時点での情報です)
マイナーチェンジでボルボXC60は何が変わった?
XC60がマイナーチェンジされたのは2021年9月です。ラインアップは48Vハイブリッドモデル「B5」、電動スーパーチャージャー搭載「B6」、プラグインハイブリッド「T8」に刷新されました。
パワートレインの刷新だけではなく、内外装のデザイン変更やGoogleを利用したインフォテイメントシステムの採用、安全機能の追加がマイナーチェンジで行われています。
重厚さがアップした新デザイン
マイナーチェンジで前後の外観に変更がありました。フロントグリルの縦型フィンにより、立体的かつ重厚感あふれるデザインになっただけでなく、フロントバンパーにも新デザインが採用されています。
また「Inscription」モデルには存在感あるクロームモールを採用し、サイドガーニッシュも形状変更されました。
マイナーチェンジ後のリヤバンパーは、マフラーエンドが隠れるデザインです。
Google搭載で利便性がアップ
インフォテイメントシステムにGoogleを搭載することで、利便性が向上しました。Googleアプリやサービスはアシスタントによる音声操作ができ、Googleマップを使えば常に最新のマップで目的地まで到着できます。
Googleアシスタントの利用により、ハンドルから手を離すことなくさまざまな機能を操作できるようになり、集中した運転が可能です。たとえば、エアコンの温度調節や音楽の再生、メッセージの送信までコントロールできます。
普段からGoogleを利用している方は、その利便性をXC60でも体感できるでしょう。
標準装備された安全機能
新たな先進安全機能と運転支援機能が標準装備されました。採用された機能は「先行車発進告知機能」と「リア衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム」です。
先行車発進告知機能は停車中、前方の車が発進してもドライバーが気付かなかった場合に、センターディスプレイの表示と信号音で気付かせます。
リア衝突回避・被害軽減ブレーキ・システムは、駐車など後退する際に10km/h未満で障害物との衝突を回避させるためのブレーキをかける機能です。
このほか、衝突回避・被害軽減ブレーキシステムや全車速追従機能付ACC、車線維持支援機能、ステアリングアシスト付BLIS、衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA、道路逸脱回避機能、対向車線衝突回避支援機能などもマイナーチェンジ前と変わらず標準装備されています。
内装もさらに充実
マイナーチェンジでは内装もリフレッシュされ、新しいインフォテイメントシステムにGoogleを採用したことで、センターディスプレイが大画面化しました。さらに画面デザインや操作性も一新されています。
ボディカラーの追加も見逃せない
マイナーチェンジにより、デザインだけではなく新しいカラーバリエーションも増えます。マイナーチェンジ前のカラーバリエーションは、クリスタルホワイト・デニムブルー・オニキスブラック・パイングレー・フュージョンレッドでした。
追加されたボディカラーは「サンダーグレー」「プラチナグレー」「シルバードーン」の3色です。カラーバリエーションが増えたことで、マイナーチェンジをよりアピールできました。
廃止されたボルボ XC60のディーゼル車の魅力は?
2017年に登場したXC 60のディーゼル車は、電動化の発表によりたった3年でラインアップから外された希少な存在です。
当時搭載されていたディーゼルエンジン「D4」のスペックは、排気量2L・最高出力190ps・最大トルク400Nmです。このスペックは、ほかの排気量2Lディーゼルエンジンと比較しても、D4エンジンが上回る性能をもちます。燃費も同グレード「モメンタム」と比較してもD4エンジンが高燃費です。
XC60は日本ではじめて完全停止自動ブレーキ「シティ・セーフティ」を搭載したほか、自動運転レベル2相当の安全機能が備わっています。2019年3月には後退時の衝突防止アシスト「パークアシストパイロット」が作動するように安全機能がさらに向上しました。
ボルボ XC60のディーゼルが欲しい!中古車購入4つのコツ
人気だったにもかかわらず、生産終了となってしまったボルボ XC60のディーゼル車ですが、中古車で購入可能です。中古車を購入する際に知っておきたい4つのコツがあります。それは、認定中古車店で探す・低い金利のローンを選ぶ・高価買取を利用する・購入時期を見極めることです。
認定中古車店で探してみよう
認定中古車店とは、メーカー系ディーラーの中古車販売店です。中古車販売専門店とは異なり、1台1台自動車検査員がメーカー独自の基準をクリアできるか見極めます。メーカー独自の基準は、高い品質を保つための第三者機関による監査が定期的に行われており、より安心です。
故障しやすい箇所や消耗品など、車を構成するすべての部品を厳しくチェックするため、高品質の中古車を購入できます。購入後も長期保証があるため、万が一故障やトラブルがあった際の不安が少ないことも認定中古車のメリットです。
金利の低いローンを探そう
中古車の購入時に、現金ではなくローンの利用も可能です。ローンは販売店ごとに金利が異なり、相場より高い金利で購入した場合損をする可能性があります。
金利が1%差があるだけでも支払総額には数万円の差が生じるため、中古車のローン購入時はできる限り金利の低い中古車ローンを探すことが重要です。
一般的には、銀行系のマイカーローンの金利が低く設定されています。デメリットは、中古車販売店のローンと比較すると、銀行系のマイカーローンは審査が通りづらいことです。
乗り換えなら高価買取を目指そう
いまの車をできる限り高く売れば、新たな中古車購入の費用に使えます。中古車の購入を検討している方は、買取方法まで調べておくと安心です。
できる限り高い金額で車を買取してもらうために、まずは乗られている車の買取相場を複数の場所で調査し、比較することをおすすめします。
買取相場も変動するため、購入する中古車の目星が付いている方や購入に前向きな方は、長く迷わずに決めることも大切です。
安く購入できるタイミングを狙おう
中古車を安く購入できるタイミングを見極めることもポイントです。中古車の場合、モデルチェンジ後にお得に購入できます。モデルチェンジ後の車が中古車市場に流通しはじめると、前期モデルの相場が下がる傾向になるためです。
自動車ディーラーの決算期である3月に合わせ、新車購入する人がいままでの車を手放したり、新生活に向けて中古車を購入したりする人が増加します。
4月は、3月までに新車購入で手放された車が中古車市場に出回る時期です。4月になると新生活で購入する需要は落ち着いているため、市場への供給過多で価格が安くなります。
しかしながら、中古車市場は流動的なため、時期にかかわらず相場や在庫をチェックしておくことがおすすめです。
ボルボ XC60の中古車価格は?ネクステージで相場をチェック
ボルボ XC60の中古価格相場をご紹介します。D4 クラシック、T5 SE、T5 AWDクラシックの3車種です。
クラシックとは、その車種のフィナーレを飾るモデルを意味します。つまりD4 クラシックはXC60のD4グレード最終モデルです。クラシックモデルは、発売当初のモデルには搭載されていない装備が充実しており「クラシックモデルが出るまであえて待つ」日本ユーザーも少なくありません。
D4 クラシック
D4クラシックに搭載されるエンジンは、インタークーラー付ターボチャージャーのディーゼルエンジン車です。D4は数あるボルボのディーゼル車の中で、クリーンディーゼルエンジンと相性が特にいいモデルといわれます。
最高出力190ps、最大トルクは400Nmと力強い走りが魅力です。燃費は18.6km/L(JC08モード)、タイヤサイズは235/60R18と街乗りに適した静粛性と乗り心地の両立を実現します。中古価格相場は259万円台です。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『XC60 D4 クラシック(ボルボ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
T5 SE
T5 SEは、XC60の2WDエントリーモデルとして発売されました。搭載されるエンジンは、直噴2L直4ターボエンジンです。新世代の安全装備だった「シティセーフティ」を標準装備しており、先行車との速度差が30km/h以下で衝突時のダメージを軽減し15km/h以下であれば衝突を回避します。
中古価格相場は169万円~175万円です。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『XC60 T5 SE(ボルボ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
T5 AWDクラシック
T5 AWDのクラシックモデルは、インタークーラー付インタークーラー付ターボチャージャーのガソリンエンジン車です。最高出力245PS、最大トルクは350Nmを発生させます。
本革シートをはじめとしたインテリアのグレードアップ、19インチに変更されるエクステリアなどオプションにすると70万円を超えますが、クラシックモデルとなったことですべて装備された状態でお得に購入可能です。中古価格相場は199万円~279万円で販売しています。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『XC60 T5 AWD クラシック(ボルボ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ボルボ XC60の中古車探しや買取ならネクステージに決まり!
ネクステージで扱う輸入車・中古車台数は20,000台を超え、日本一を誇ります。お近くの店舗に在庫がない場合でも、気に入ったお車を取り寄せ可能です。取り扱う中古車はすべて専任バイヤーが仕入れ、1台ずつ傷をチェックしており修復歴車は販売いたしません。
ネクステージで販売する中古車は、購入後の保証やアフターサービスも豊富です。現在乗っている車からボルボ XC60へ乗り換えを検討している場合は、買取サービスの利用がおすすめです。他社よりもご満足いただける買取価格を提示します。
まとめ
ガソリン車にはない力強い走りや燃費のよさから、ディーゼル車を愛するユーザーも少なくない中、ボルボ XC60は2020年にディーゼルエンジンが廃止されました。以降発売される車は電動化が主流です。
販売期間の短かったXC60のディーゼル車ですが、中古車市場にも出回っています。ボルボ XC60をお探しの方はネクステージへご相談ください。お客様のお車探しを全力サポートします。
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