【ボルボSUV】人気車種XC60の魅力は?中古車情報もご紹介
今回は、『VOLVO(ボルボ)』の人気SUV車、「XC60」に注目します。XC60は、“2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー”と“2018年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー”を受賞しました。
スタイリッシュで高級感のあるデザインと快適な操縦性、パワフルな走りが魅力です。本記事では、ラインナップや燃費などの基本情報や最新の安全機能と革新的テクノロジーについて、中古車情報もご紹介します。
※目次※
4.ボルボXC60│燃費や内装もチェック・中古で人気のモデルとは
・ボルボXC60の特徴と魅力をチェック
・ボルボXC60の多彩なラインナップ
・ボルボXC60のおすすめ中古車情報
ボルボXC6はどんな車なのか
ボルボSUVの中型車であるXC60は、パワフルな走りとカジュアルな雰囲気を持ちながら、重厚感のある外観と落ち着いたデザインでラグジュアリーさを兼ね備えています。
街乗りからアウトドアやレジャーまで対応する最も汎用性の高いモデルで、車でのお出かけが多い方や家族のファーストカーとしてもおすすめです。
XC60を販売するボルボはどんな会社なのか
自動車メーカーのボルボは、1927年に北欧、スウェーデンで車の生産を始めました。正式名称をボルボ・カーズと言います。人を大切にし、生活の質を重んじるというスウェーデンならではの考え方を基に、ボルボに乗る人が心地よく過ごせることを念頭に置いた車づくりをしています。
シンプルで美しい北欧デザイン、優れた走行性能がボルボの特徴です。ボルボ設計の原則である「常に安全でなければならない」という理念を忠実に守り、ドライバーはもちろん、車外にいる人の安全も考慮した取り組みを積極的に進めています。また、基本理念の一つに環境への配慮をかかげ、製品や事業活動によって環境に及ぼす影響を最小限にするよう尽力しているメーカーです。
XCシリーズについて
ボルボのSUVラインナップは、中型車「XC60」の他に、小型車の「XC40」と大型車の「XC90」があります。この3つのラインナップは、車体の大きさ以外に仕様やターゲットとする顧客層にも違いがあります。
ボルボのSUVの中で一番小型であるXC40は、ボディサイズは全長4,425mm、全幅1,875mm、全高1,660mmと、国産の小型車と比較すると大き目です。SUVならではの悪路走破性があり、アウトドアや都市部の運転にも適します。カジュアルな素材や配色を使用したスポーティな雰囲気が特徴で、若い顧客層を意識したモデルです。新車の車両本体販売価格は税込409万円~なっており、ボルボに初めて乗る方にもおすすめです。
XC90は7人乗り3列シートの大型車で、新車の車両本体販売価格は、税込834万円~となっています。高級感溢れる室内空間は職人気質を感じさせる作りです。ミニバンとしての使用も可能でファミリーユース、ビジネスユースとさまざまなシーンに活躍します。リムジン仕様でVIPにも対応する「Excellence」というプレミアムモデルもあります。
XC60の特徴とは
XC60は、ボディサイズが全長4,690 mm、全幅1,900 mm、全高1660mmです。小型のXC40と比較すると、全長はプラス265mm、全幅はプラス25mm拡大しています。また、ホイールベースは165mm拡大していますが、最小回転半径は5.7mと変わりません。
搭載エンジンは、D4/2.0Lディーゼルターボ、T5/ 2.0Lガソリンターボ、T6/ 2.0Lガソリンターボとスーパーチャージャー、T8/ T6に電気モーター2基を搭載したPHEVの4種類です。駆動方式は、8速ATを介して駆動力を伝える、全車フルタイムAWDとなっています。
また、XC60全車に先進予防安全装備・インテリセーフを標準装備し、運転支援と事故回避をアシストします。スタイリッシュな外観や機能面もさることながら、ゆったりとしたラゲッジスペース、重厚感のあるインテリアなど内装も魅力です。
ボルボが2020年7月に発表した、上半期(1~6月)の世界新車販売の結果によると、車種別の上半期販売実績で、XC60は7万8761台を売り上げ引き続きボルボの最量販車となりました。
ボルボXC60のラインナップとは
ダイナミック・スウェディッシュSUVとも呼ばれるXC60は、「XC60 Momentum」、「XC60 R-Design」、「XC60 Inscription」という3つのグレードラインナップがあります。どのグレードにも先進安全機能の「インテリセーフ」が標準装備されており、機能面や走行性能においては同等です。3種は、それぞれコンセプトが異なり、特に内装部分に違いが見られます。
ベースグレードのMomentum
シンプルで美しいフォルムが目を惹く「XC60 Momentum(モメンタム)」は、XC60のベースグレードです。18インチのアルミホイールは、モメンタム専用のデザインです。
ボルボの象徴とも言えるTシェイプのライトは、印象的な外観を演出するだけではなく、視界を良好に確保するという機能性も兼ね備えています。フロントのグリルはブラック塗装であることもモメンタムの特徴です。
また、乗る人が心地よく過ごせることを追求した、ゆったりとしたシート、細部までこだわられた室内の快適さも魅力です。センターディスプレイはスムーズに操作できるタッチスクリーンを採用しています。
XC60 B5 AWD Momentum(48Vハイブリッド搭載車)の新車の車両本体価格は、税込639万円となっています。
※価格は2020年10月現在の情報です。
デザイン性のあるR-DESIGN
「R-DESIGN(アールデザイン)」の頭文字「R」は、洗練、優雅、改善という意味があるRefinement(リファインメント)からきています。ハンドリングの鋭さ、コントロールに磨きがかかったスポーティなモデルです。
ドライビング中の体をしっかりとホールドするR-DESIGN専用のスポーツシートを採用しています。バースティングブルーメタリックとパッションレッドというアールデザイン専用の2つのボディカラーがあることも特徴です。
XC60 B6 AWD R-Design(48Vハイブリッド搭載車)の新車での車両本体価格は、税込799万円となっています。
※価格は2020年10月現在の情報です。
ラグジュアリーな空間を手に入れられるInscription
「XC60 Inscription(インスクリプション )」は、ラグジュアリーな雰囲気を持った上位モデルです。落ち着いた風合いのドリフト・ウッド・パネルや、柔らかな肌触りのパーフォレーテッド・ファインナッパレザーを使用するなど細部までこだわりぬかれた内装デザインが魅力です。移動するひとときを楽しむことができます。
ダイヤモンドカットで大胆に仕上げられたアルミホイールと、専用のクローム・トリムは、インスクリプショにしかない特徴です。
XC60 B5 AWD Inscription(48Vハイブリッド搭載車)の新車での車両本体価格は、税込739万円となっています。
※価格は2020年10月現在の情報です。
時代の流れに合わせたボルボXC 60
初代XC60は2008年の発売以降、累計販売台数約100万台のベストセラーとなりました。2016年、最終モデルとしてより一層装備を充実させたクラシックを発売し、初代XC60は販売終了しました。
現在のXC60は、運転を支援し事故回避をサポートするインテリセーフを全車に標準装備するなど、先進技術を積極的に取り入れながら進化を続けています。
ボルボの今後の展開
クリーンディーゼルがプレミアムユニットとして注目される中、ボルボは脱ディーゼルにいち早く乗り出しました。ディーゼルの開発は既に停止しており、全モデルを電動化する「最初のプレミアムブランドになる」と宣言しています。
具体的には、2019年以降に投入する全てのパワーユニットをHV・PHEV・EVを3本柱とし、全電動化します。2025年までにボルボが生産、販売する自動車の約50%を電動化する計画です。
また、2020年までに新しいボルボ車に関して、事故における死亡者や重傷者をゼロにするという目標も発表もしています。2021年より全モデルに標準装備される予定となっているケアキーは、使用する車の制限速度をあらかじめ設定できるため、速度超過の対策に役立ちます。
ボルボの車づくりの原則である「常に安全でなければならない」という理念の基、今後もさらなる進化が期待されます。
ボルボXC60 B5 AWDインスクリプション
「ボルボXC60 B5 AWDインスクリプション」には48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。常にエンジン動力で駆動し、低回転域ではモーターが駆動をアシストして、回生エネルギーを蓄えます。
また、コンフォート、エコ、ダイナミック、オフロード、インディビジュアルという5つのドライブモードを搭載しています。外観や上質なインテリアだけではなく、穏やかな操舵応答性からもラグジュアリーさを感じさせます。
ボルボXC60 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD
「ボルボXC60 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD」は、Drive-Eエンジンと、電気モーターが組み合わされたプラグインハイブリッドです。近距離ドライブはEVとして、高速道路走行時や長距離ドライブではエンジン&モーターのWパワーでなど、運転するシーンに合わせてピュア、ハイブリッド、パワーと3つのモードが選べます。ボタン操作で簡単に切り替えができることも魅力です。
走行性能と環境への配慮を両立した新世代の車と言えるでしょう。電動パワートレーンには、排出ガス、消費燃料が低減される点に加えて、高い静粛性や航空機を思わせるような、鋭い加速も魅力です。
ボルボXC60│燃費や内装もチェック・中古で人気のモデルとは
XC60は、力強い走りが自慢のSUVの中では車体の大きさがコンパクトで、運転しやすさも人気です。魅力が多いXC60ですが、新車で購入するとなると、600万円台~となっており高級車の部類に入ります。
一方中古車ではボルボXC60を100万円台~見つけることができます。選ぶグレードや追加されているオプションなどによって価格に幅はありますが、新車で購入する場合に比べ費用を抑えることができるでしょう。
ボルボは故障が少ない自動車メーカーという定評もあり、中古車市場でも常に人気があります。
ボルボ XC60 T6 AWD Rデザイン
ボルボXC60の中でスポーティなイメージのモデルが「T6 AWD R-Design」です。ボディサイズは、全長4,625 mm、全幅1,890 mm、全高1,715 mmとなっており、車高が高いためタフでアクティブな印象を与えます。T6ならではの過給システムを搭載し、スポーツモデルの名に劣らぬスピーディな走行が魅力です。
新車での車両本体価格は、税込724万円で販売されていますが、中古車市場では約120万円~見つけることができます。
※価格は2020年10月現在の情報です。
ボルボ XC60 T8 ツインエンジン AWD インスクリプション
2020年4月現在販売されているXC60の中でも「T8 Twin Engine AWD Inscription」はトップグレードのモデルです。スーパーチャージャーとターボチャージャーの2つを組み合わせたパワフルな走りが魅力です。
電動モーターのみで走行するモードも選択可能なため、夜間走行などでもストレスを軽減できることも魅力です。加速性能の高さと環境性能を併せ持ったハイグレードモデルです。
新車での車両本体価格は、税込944万円で販売されていますが、中古車市場では約760万円~見つけることができます。
※価格は2020年10月現在の情報です。
ボルボXC60 D4 AWD インスクリプション
「D4 AWD Inscription」は、D5と同様に、ベースグレードのスペックに、装備内容をより充実化させた上級グレードモデルです。
インテリア、機能性共に上級仕様になっており、長時間のドライブでもストレスを感じにくく、移動のひとときを楽しめます。高性能なディーゼルエンジンを求める方にもおすすめのモデルです。
新車での車両本体価格は、税込759万円で販売されていますが、中古車市場では約610万円~見つけることができます。
※価格は2020年10月現在の情報です。
ボルボXC60 T5 AWD モメンタム
XC60 T5 AWDは、2.0Lの4気筒直噴ガソリンターボエンジンが搭載され、スムーズで俊敏な走行が魅力です。
ベーシックモデルのモメンタムにも、コンフォートシートをはじめ、快適なドライブを演出する機能があらかじめ標準装備されているため、オプションがない状態でも心地よく過ごすことができます。
車線維持支援機能・衝突回避機能などの安全機能も標準装備されており、安全面においても他のグレードと変わらぬ高品質です。
新車での車両本体価格は税込639万円で販売されていますが、中古車市場では約260万円~見つけることができます。
※価格は2020年10月現在の情報です。
まとめ
ボルボXC60は、中古車相場では約70万~600万円と、モデルやグレード、オプションによっても価格に幅があります。ラインナップが豊富なXC60はまず、いくつかのサイトで見比べて検討することをおすすめします。
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