ボルボとはどんな車なの?選ばれる理由や人気車種とは
ボルボは、北欧のスウェーデンで生まれた、世界的な自動車メーカーです。日本や世界でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞し高く評価されているため、ボルボに興味がある人や購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
今回はボルボの車の特徴や、人気の車種について詳しく解説します。ボルボの価格や、保証付きでお得に手に入れるための情報も紹介するため、コスパのいいボルボの車をお探しの方もぜひご一読ください。
※目次※
・ボルボは安全性が高く、北欧的なデザインが人気の車
・ボルボのワゴン、suv、クロスカントリーは3車種ずつ展開され、それぞれ特徴がある
・人気のボルボもネクステージなら保証期間付きでお得に手に入れられる可能性がある
ボルボはどこの国の車?
日本でも有名なボルボは、スウェーデンの車です。冬が長く厳しい気候の北欧において、人々が安全に移動できるようにという思いから1927年に誕生しました。販売している企業はボルボ・カーズで、現在はスウェーデンで第2の都市と呼ばれるイェーテボリに本社を構えています。
ボルボは会社の創業者たちの「車は人にとって安全でなければならない」という理念を100年近く受け継いで作られおり、今や安全性の高い車として世界的に有名です。安全性向上のための機能やシステムを、今なお生み出しています。
またボルボの生まれた北欧では、シンプルで温かみがあり機能的なデザインが多いのが特徴で、車のデザインにも活用されています。
ボルボが選ばれる理由とは?
ボルボが多くの人に選ばれる理由は、安全性が高くて丈夫、優れたデザインと使いやすさを兼ね備えた車だからだといえます。ボルボが選ばれる第一の理由は「安全性の高さ」です。
ボルボの全車種は、人のために車はあるべきというボルボの企業理念に基づき、人の安全を第一に考えられた車の設計がなされています。車の基本構造がとても丈夫に作られているのはもちろん、随所に安全のための工夫が見られるのが特徴です。ボルボ独自のチャイルドシートや、歩行者との接触、車同士の衝突を避けるためのインテリセーフシステムなど安全性を高めるための技術開発に余念がありません。
また、車のデザインや内装も人気の理由のひとつです。北欧デザインの基本であるシンプルでおしゃれ、かつ機能的な内装や、優美な車体のデザインは多くのファンを生み出しています。
ボルボの新車価格や中古価格は?
2020年10月現在のボルボの新車価格と、中古価格について紹介します。ボルボ唯一のセダンであるS60は、新車では489万円から販売されています。ワゴンタイプの3車種は、新車の場合それぞれV40が304万円、V60が514万円、V90が694万円からの販売です。
SUVだとXC40が409万円、XC60が639万円、XC90が834万円からの販売になっています。クロスカントリーはV40 が360万円、V60が564万円、 V90が724万円からの価格設定です。
これらの価格は、新車でボルボを買った際の最低価格です。グレードアップさせた場合や、アクセサリーを足した場合には、プラスで金額が発生します。中古価格に関してはグレードや年数、走行距離により大きく違いが生じているため、保障やメンテナンスが充実している店で状態のいい中古車を購入するようにしましょう。
ボルボ ワゴンの人気車種3選
ボルボのワゴンは、搭乗者と荷物を同じ空間に搭載するステーションワゴンという分類になります。荷物を収納できるスペースを確保する機能性の高さと、ボルボの北欧的でスタイリッシュなデザインを兼ね備えていることが特徴です。
今回は、ボルボのワゴンの中でも特に人気を集めている車種を3つご紹介します。
V60
ボルボV60は、ボルボが60年以上の時間をかけて追い求めた集大成とされているワゴンです。5人が乗れるシートに、529Lという最高クラスの荷物スペースと、どんなシーンでも活躍できるシリーズになっています。
安全性の面でも優れており、運転や駐車時のアシスト機能も搭載されています。走行時に自動で車間距離をとってくれる機能や、車の状況を真上から見てモニターに映し出してくれる機能があり、ドライバーには心強い車です。
V60にはT5、T6、T8の3つのグレードが用意されており、T6、T8はハイブリッドエンジンが搭載され電気のみでの走行も可能になっています。静音でも力強い走りが可能になっており、ドライバーにも環境にも配慮されています。ボルボの得意とする美しい車の内装や外装はそのままに、機能的にも充実しているシリーズです。
V40
ボルボV40は、コンパクトで街中を走るのに適したワゴンです。ボルボの特徴である北欧デザインは健在で、スタイリッシュな外装だけではなく、光を取り入れやすくした車内のインテリアは明るく都会的で洗練されています。
ボルボの中でも全長が短めなこと、ハンドリングもしやすいことから、狭い道や入り組んだ場所での運転も安心です。また快適なドライブのために、ナビや音楽の再生なども簡単に行えるようにしており、ストレスなく運転を楽しめる機能が充実しています。
T2、T3、T5とディーゼルエンジンのD4という4つのグレードで展開されていますが、すべてのグレードにインテリセーフ機能が搭載されており、安全性が高い車種です。おしゃれなだけではなく、安全性や機能性へのこだわりが随所に感じられるシリーズになっています。
V70
現在日本では生産終了となっているボルボV70は、1996年に発売が開始されてからフルモデルチェンジを経て、20年以上に渡り人気を博してきました。現在でも2007年以降に発売された最後のV70モデルは、中古市場で需要が高い車種です。
後期のV70 には、安全性を高めるための自動ブレーキのシステムや車間距離が近すぎる際の警告を知らせてくれる機能がつけられており、安全性も高くなっています。
人気の理由は、ボルボの安全性やデザインに加えて、収納力の高さです。全長4,825mmの大きな車体であるV70には元々荷物も多く詰め込めますが、後部座席を倒せるため、さらに自由に車内のスペースを使えるようになっているのです。
現在ボルボの正規店ではV70の販売はされていませんが、フルモデルチェンジしてさらにサイズアップしたV90の販売がされています。
ボルボ SUVの人気車種3選
現在3車種が展開されているボルボのSUVは、すべての車種がカー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、日本や世界で高く評価されています。3車種それぞれに大きく分けて3つのグレードがありますが、すべてのグレードにインテリセーフや自動運転システムなどの安全機能、優れたサウンドシステムが搭載されているのも特徴です。3車種の特徴を踏まえながらご紹介していきます。
XC60
ボルボXC60は、SUVのパワフルさと利便性を追求した車種になっていますが、ボルボの大きな特徴である安全性の高さやデザイン性の高さも健在です。2018年には日本と世界のカー・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞するほどの優れたシリーズだといえます。
XC60にはすべてのグレードにおいて走行中の安全性を守る自動運転システムと、駐車を補助してくれるカメラが搭載されており、ドライバーの運転のアシストが可能です。
また積載可能量が多いのが特徴で、後部座席後ろには広い積載スペースが確保されているだけではなく、後部座席を倒すことでさらに多くの荷物を詰め込めます。荷物の出し入れの際には、手を使わずにテールゲートを開けられる使い勝手の良さも特徴です。
快適な走り心地を実現させたXC60ですが、シリーズの中のT8グレードはガソリンと電気のエンジンの駆動により、さらにパワフルな走りを見せてくれます。
XC40
ボルボXC40は、 2018年、2019年に日本のカーオブザイヤーを受賞したコンパクトSUVです。SUVならではの精悍さを感じさせる外装デザインに、走りやすさとドライバーに配慮した機能性の高さまで兼ね備えた車種になっています。「SUVに乗ってみたいけど、普段の生活でも乗りやすいものが欲しい」「SUVの乗り心地で、運転しやすい車を選びたい」という人にはぴったりです。
車高が高く視界が良いこと、ハンドルの操作性が優れていることに加え、事故を防ぐための自動運転のシステムも搭載されており、走りやすさと安全性を追求しているシリーズだといえます。
収納性と機能性の高い車内は、カスタマーの意見を取り入れフィードバックした形で、まるで自分の部屋のような使い勝手の良さも特徴になっています。SUVの遊び心や力強さ、ボルボならではの安全性と機能性の高さを併せ持った、まさに都市型のSUVです。
XC90
ボルボの現行のSUVの中で、最も大きくパワフルなのが2018年にカーオブザイヤー・インポートを受賞したXC90です。全長4,950mmの車内は、グレードによっては7人まで乗れる大容量になっており、ファミリーでの利用も可能です。荷物の積載量も1,868リットルとボルボのSUVの中で最大になっています。大きな車体と、多くの搭乗者や積載物を軽々と運べるのは、XC90シリーズの全車に、優れたパワートレーンが搭載されているためです。
ボルボの優れたデザインによって、大きな車体は威圧感よりも気品と流麗さを感じさせます。広い車内も、北欧的なシンプルさと機能性を追求したデザインになっており、まるで高級ホテルの客室のようにくつろげる空間になっています。
XC90は大きな車体に、車体の重さを感じさせないパワフルさ、シンプルで気品あるデザインと、ボルボ独自の安全性の高さが詰まった、最高級のSUVです。
クロスカントリー
大自然の中を長距離横断するスピードを競い合う競技、クロスカントリーを語源とする車種は、どんな岩場や傾斜の道、ぬかるみなどにも負けないタフさが求められます。ボルボのクロスカントリーは、積載容量が大きいワゴンをベースに、SUVのタフさをプラスしたシリーズです。今回は、現在展開されている3つの車種を紹介します。
V40クロスカントリー
ボルボのV40クロスカントリーは、ワゴンタイプのV40をベースに、車体をリフトアップさせた車種です。V40の最低地上高は135mmですが、V40クロスカントリーは145 mmと、10 mm高くなっています。
エンジンや駆動にも違いがあり、V40クロスカントリーのT5グレードでは、V40にはなかった全輪駆動も可能です。そのため、状態の悪い道路でも安定して走れるようになりました。車体の高さと、パワフルさがV40との大きな違いといえます。
車高が高くなっているため視界も高く広くなり、運転のしやすさも向上していますが、V40からのリフトアップは僅かで、最低地上高も145 mmのため、本格的なオフロードの対応には不安が残ります。
街中を走るのに最適なV40の特徴をそのままに、少しの悪路ならば対応も可能な車種だと考えるのが良さそうです。
V60クロスカントリー
V60ワゴンをベースにしたV60クロスカントリーは、V40クロスカントリーよりも、より一層オフロードに適した車種になっています。V60よりもさらに65 mmもアップさせた車体は、最低地上高が210 mmとなっており、段差やぬかるみといった路面の状況にも対応可能です。
全グレードで全輪駆動が採用されていることから、パワフルに走ることはもちろん、路面の状態が雨や雪で悪くなっていたとしても安定して走り続けることが可能です。下り坂を安全に下るための機能も全グレードに搭載されており、どんな悪路でも心強い車種であるといえます。
ワゴンの積載量はそのままで、オフロードにも十分対応できるV60クロスカントリーは、キャンプやスキーなどの心強い相棒になる車種です。洗練されたシンプルなデザインはボルボの高いデザイン性も活きており、街にもうまく調和するため、普段の生活にもなじみます。
V90クロスカントリー
カー・オブ・ザ・イヤーの受賞歴があるV90クロスカントリーは、オフロードへの高い対応力を持つだけではなく、ボルボのクロスカントリーシリーズの中で、一番の積載量を誇っています。
オフロード仕様になった変更点としては、ベースのV90の最低地上高から55 mmアップして210 mmにリフトアップした車体、全グレードが全輪駆動のみになっています。V90とは車体の高さやエンジンだけではなく、車体の大きさまでも変わっているのが特徴です。
ボルボの安全性を高めるためのインテリセーフ機能による、自動ブレーキシステムや人や車の探知システムに加え、衝突を避けるための新機能も搭載されている車種になっています。ボルボの高い安全性や、嫌みのないデザインに加え、オフロードへの対応力の高さや積載量の大きさと、すべてにおいて抜け目のない設計になっているのが、V90クロスカントリーです。
まとめ
安全性を追求してきたボルボの最先端のシステムや、洗練された北欧的なデザインは、世界的に評価されています。乗っているだけで、クラスアップさせてくれるようなラグジュアリーさと、機能性と安全性の高さを兼ね備えている車です。
新車で購入すると、最低300万円以上はするボルボですが、中古車ならグレードアップさせた車種でもお得に手に入れられます。
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