フォルクスワーゲンのセダンが魅力的!現行モデル・生産終了モデルを紹介
生活環境や仕事などの変化に伴い、価値観や好みも変化した経験があるでしょうか。車の好みでいえば、SUVやミニバンを好んでいた方が、心境の変化によりセダンのかっこよさに心引かれるようなケースです。
セダンを好むユーザーのために、国産車・輸入車問わず、各車メーカーは独自の特徴を活かしたセダンを販売しています。この記事では、フォルクスワーゲンにラインアップしているセダン2種について調べてみましょう。現行モデルと生産終了モデルをご紹介します。
※目次※
・フォククスワーゲンの現行モデルセダンは「アルテオン」「パサート」の2車種である
・フォルクスワーゲンの歴代セダンは中古車市場で希少なためこまめにチェックしよう
・所有車を高値で売却したり中古車を購入したりする方法で上手にセダンを購入しよう
フォルクスワーゲンのセダンの特徴とラインアップ
伝統あるフォルクスワーゲンは、世界的に人気が高い自動車メーカーです。ハッチバックのゴルフは、代表的なフォルクスワーゲンの人気車種ですが、セダンを好むユーザーのためにこれまでさまざまなセダンが販売されてきました。
フォルクスワーゲンの歴史を振り返ってみましょう。セダンのメリットや現行モデルについてもご紹介します。
フォルクスワーゲンの概要
フォルクスワーゲン本社は、ドイツのウォルフスブルクにあります。「フォルクスワーゲン」とはドイツ語で「国民車」という意味があり、その名のとおりドイツの国策企業として大衆車の製造を中心に開発・設計してきました。
現在、アウディ・ベントレー・ポルシェ・ランボルギーニといった有名メーカーがフォルクスワーゲングループに名を連ねています。
フォーマルセダンやSUVを含め、多種多様なボディタイプのラインアップが特徴です。販売価格・走行性能・デザイン性などにおいてバランスが取れた車として定評があります。
フォルクスワーゲンのセダンに乗るメリット
フォルクスワーゲンは、国産車とはひと味違うスタイリッシュなデザインが人気です。現行モデルや生産終了モデルのセダンを比較しても、デザインはさほど古さを感じさせません。
居住空間がきちんと仕切られているセダンは、快適な乗り心地と安全性の高さがメリットです。加えて、フォルクスワーゲンは「MQB」と呼ばれるモジュラー化したプラットフォーム採用により、高品質で輸入車としては低い価格設定が魅力となっています。
現行セダンのモデルラインアップは2車種
基本的にセダンは、3ボックス・4ドアのボディスタイルです。かつて、かっこいい自動車といえばセダンを指すほど人気のボディスタイルでした。昨今は、さまざまなニーズに合わせて、クーペの特徴を持ち合わせたセダンも発売されています。
現在、フォルクスワーゲンで販売されているセダンは「アルテオン」と「パサート」の2車種です。それぞれの特徴をご紹介します。
フォルクスワーゲンのセダン「アルテオン」
現行モデルのセダンであるアルテオンは、フォルクスワーゲンのフラッグシップモデルとされています。昨今のニーズに合わせた、クーペのような美しいボディフォルムが特徴です。魅力ポイントやグレード・価格についてご紹介します。
(参考:『アルテオン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン アルテオンの魅力
2017年に登場したアルテオンは、洗練されたスタイリッシュなデザインの5ドアファストバック型セダンです。「芸術」を意味する「Art」と、フォルクスワーゲンのトップクラスにつけられる名称「eon」を組み合わせた造語が車名の由来となっています。
広々とした車内空間やスーツケースを余裕で積めるほどの大容量ラゲッジスペースをはじめ、フォルクスワーゲンの魅力が随所に凝縮されていることが魅力です。
幾度か仕様変更されましたが、2021年7月に約4年ぶりとなるビッグマイナーチェンジが施されました。前後バンパーデザインの変更やLED照明付きラジエターグリルの全グレード標準装備など、人目を惹く美しいエクステリアが新型アルテオンの特徴です。
2021年7月のマイナーチェンジを機に、ワゴン車ならではの機能性とスポーティなアグレッシブデザインを兼ね備えたグランドツアラー「アルテオン シューティング ブレーク」を追加設定しています。
グレード構成と価格
現行モデル新型アルテオンのグレードは3種類です。2つのグレードには、プレミアムサウンドシステムをセットしている新オプションモデル「ラグジュアリーパッケージ」も用意されています。各グレードと新車価格は下記のとおりです。
【アルテオン】
・TSI 4モーション R-ライン:576万4,000円
・TSI 4モーション R-ライン アドバンス:634万円~661万5,000円
・TSI 4モーション エレガンス:634万円~664万8,000円
「R-ライン」はスポーティな要素をふんだんに取り入れたモデルに対し「エレガンス」はラグジュアリー系を好むユーザーの要望を満たしています。新型アルテオンは、現在のところ中古車市場にほぼ流通していません。旧モデルは300~400万円台で販売されています。
(2022年1月時点での情報です)
フォルクスワーゲンのセダン「パサート」
フォルクスワーゲンのミディアムな実力派セダンとして人気があるのは、パサートです。Eセグメントクラスのボディサイズながらも、燃費性能に優れています。パサートの特徴とグレード・価格については下記項目を参照してください。
(参考:『パサート(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン パサートの魅力
パサートは、初代モデルは1990年に登場し、フォルクスワーゲンのトップモデルとされていました。幾度もモデルチェンジを繰り返し、流麗なデザインのミドルクラスセダンとしての地位を確立しています。
2021年4月に、アルテオン同様上級セダンのフラッグシップとしてマイナーチェンジを施した第8世代目が発表されました。最新フォルクスワーゲンデザインを導入した、力強さと上品さのバランスが取れたエクステリアデザインが魅力です。
最新の先進運転支援システムを標準設定し、安全性や利便性などあらゆる方面での進化を遂げています。
パワートレインは、パワフルかつ燃費性能に優れたクリーンディーゼルのTDIエンジンと、最新世代のTSIエンジンの2種類です。広々とした車内空間は、機能性に優れた内装となっており、隅々に至るまでフォルクスワーゲンのこだわりが感じられます。
グレード構成と価格
現行モデル新型パサートのグレードは、ガソリンモデル2車種とクリーンディーゼルモデル2車種の計4種類が用意されています。維持費を抑えるべく、低燃費車を希望しているのであれば、TDIエンジンモデルがおすすめです。ただし、車体価格は高くなることを覚えておきましょう。
購入金額を抑えたいのであれば、TSIエンジンモデルがおすすめです。エントリーモデルであれば、諸費用を加えても500万円以下の予算で購入できます。各グレードと新車価格は下記を参考にしてください。
【パサート】
・TSI エレガンス:436万4.000円
・TDI エレガンス:471万9,000円
・TSI エレガンス アドバンス:507万3,000円
・TDI エレガンス アドバンス:542万8,000円
新型・旧型共に中古車市場への流通台数は少ない傾向です。新型パサートは400万円前後で販売されており、低年式の旧型モデルは150万円以下で販売されているグレードがあります。
(2022年1月時点での情報です)
フォルクスワーゲン歴代セダン!美しい生産終了モデル達
フォルクスワーゲンは、これまで美しいフォルムのセダンを数々発表してきました。現在は生産終了している代表的な5車種をご紹介します。中古車市場への流通台数は非常に少なく、希少モデルとなっているため、気になる場合はこまめにチェックしましょう。
サンタナ(1984年~1988年)
サンタナは、1980年代に日産とフォルクスワーゲンの技術協力契約により製造された車です。直線基調スタイリングかつドイツ車らしい、スタイリッシュな6ライトウィンドウキャビンが特徴のセダンでした。排気量1,780~1,994cc、FF駆動、フロア5MT、乗車人数5名という設計です。
国内での発売当初はバブル景気直前の販売タイミングで好調なセールスを記録しましたが、景気が上向くにつれ消費者のニーズがより高級外車志向となったため生産終了に至っています。
ヴェント(1992年~1998年)
1990年代に入り、フォルクスワーゲンはヴェントを発表しました。これは、1979年初代ゴルフがベースのジェッタの実質的後継車とされています。ヴェントは、3代目ゴルフをベースとし、空力特性や居住性などが改善されたモデルです。
排気量1,780~2,791cc、FF駆動、フロア4AT、乗車人数5名の設計となっています。日本市場では、ガソリンFFモデルのみ導入されました。本国ドイツで生産終了したのと時を同じくして、日本でも1999年1月までに販売終了しています。
ボーラ(1999年~2006年)
ヴェントの後継車種としてフォルクスワーゲンが投入したのが、1999年より販売開始されたボーラです。ボディサイズがヴェントよりもひと回り拡大されたため、日本の登録基準では3ナンバーサイズとなりました。高剛性設計の上級ミディアムセダンとして親しまれています。
日本向けには、2L直4・2.3L V5・2.8L V6の3種類エンジンモデルが設定されました。排気量1,984~2,791cc、FF・4モーション(4WD)駆動、フロア4MT・5AT・6MT・乗車人数5名という設計です。
ジェッタ(200年~2011年)
ジェッタは、1979年に実用的な3ボックスセダンとして初代ゴルフのセダン版としてデビューしました。日本では1981年に販売開始されたものの、あまり流通していません。3代目は車名が「ヴェント」へ、4代目は「ボーラ」に変更されて販売された経緯があります。
5代目になって、北米市場で初代モデルより貫いていた車名「ジェッタ」に原点回帰し、世界市場統一の車名となりました。6代目以降は日本に導入されておらず、7代目モデルは欧州市場でも販売されていません。北米市場では2022年モデルが発表されています。
正統派のスポーティセダンとして人気があり、排気量1,389~1,984cc、FF駆動、フロア3AT・5MT・6AT、乗車人数5名という設計です。
パサートCC(2008年~2012年)
上品さが漂う美しいボディラインが特徴のパサートCCは、プレミアムサルーンとして開発されました。車名につけられている「CC」とは「コンフォート・クーペ」を意味しており、実用性や快適性を追求したクーペスタイルのセダンです。4ドアセンターピラー付きハードトップクーペと呼ぶ方も多くいます。
排気量1,984~3,598cc、FF・4WD駆動、フロア6AT、乗車人数4・5名という設計です。パサートのボディサイズよりひと回り大きくなっています。大きく異なるのは全高サイズで、パサートは1,470mmに対し、パサートCCは1,425mmと低い車高が特徴です。
フォルクスワーゲンのセダンを少しでも安く買う方法
フォルクスワーゲンにラインアップされているセダンは、輸入車カテゴリの中では手が届きやすい価格設定となっています。しかし、いざ購入する際には、できるだけ支払総額を抑えたいと思うのではないでしょうか。購入前に考慮できる点を解説します。
現在所有している車を高値で売却する
車選びの際に、予算に合わせて車体価格が安い車を探す方法が一般的です。加えて、手持ち資金を少しでも増やす方法も検討できます。方法のひとつは、現在所有している車を高値で売却する方法です。
所有している車の車種・グレード・年式・人気度によっては、思ったより高値で売却できるケースがあります。買取相場を公開している中古車販売店で、査定をしてもらいましょう。純粋かつ高額買取をしてもらうために、複数社で相見積もりをしてもらうことをおすすめします。
中古車購入を検討する
自分好みのセダンをお得に購入したい場合は、中古車購入という選択肢も検討できます。中古車市場には、新車同様の新型モデル未使用車から生産終了した希少モデルまで、流通している車種は多種多様です。
購入価格を抑えられることはもちろん、タイミングによっては現在では手に入りにくいモデルをお得に入手できます。良質な中古車を購入するためには、輸入車を扱っている中古車専門店や認定中古車店での購入がおすすめです。
フォルクスワーゲンのセダンをお探しならネクステージへ!
大手中古車販売店として実績があるネクステージでは、常に良質な車のみを取り扱っています。全国に展開している店舗には豊富な在庫を数多くそろえており、どなたでも条件に合った好みの車を「探しやすく・選びやすい」と感じていただくことがモットーです。
フォルクスワーゲンをはじめとした正規輸入車専門店でもあります。セダンを含む認定中古車も取り扱っているため、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
街中でもよく見かけるフォルクスワーゲンは、人気車種のゴルフに加え、セダンの質感も高く評価されています。最新機能を数多く搭載した現行モデルとクラッシックな雰囲気の生産終了モデルを比較することは、自分の好みを見極めるうえでも役立つのではないでしょうか。
ネクステージでは、すべてのお客様に満足して車選びをしていただく「お客様ファースト」が理念です。輸入車購入に関する疑問点や不安点など、いつでもご相談いただけます。お気軽にご利用ください。
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