フォルクスワーゲン ティグアンを徹底解剖!現モデルのスペックや価格は?
2007年にドイツで誕生したフォルクスワーゲン ティグアンは、発売開始以来好調に販売台数を伸ばしています。昨今のSUV人気が拍車をかけ、ドイツをはじめヨーロッパ市場においてベストセラーSUVと評される人気です。
日本市場では、2008年に初代ティグアンが発売開始されました。2017年フルモデルチェンジした2代目が現行モデルです。2021年にはビッグマイナーチェンジが施されました。改良後モデルのグレードや特徴についてご紹介します。
※目次※
6.フォルクスワーゲン ティグアンのライバル車なら手に入る!
・ティグアンとはフォルクスワーゲンのコンパクトSUVで安定した人気を誇っている
・2021年にマイナーチェンジしたティグアンは静粛性や乗り心地など高級感が増している
・新たなグレードティグアンRは専用エンジンや内外装などでスポーティさが強調されている
フォルクスワーゲンの新型ティグアンに乗ろう!
世界的に人気が高いSUV車の中で、安定した人気車種のひとつはフォルクスワーゲン ティグアンです。ミドルサイズのFF駆動SUVで、オフロードよりも街乗りメインで使い勝手がよいという特徴があります。
2008年に日本で発売開始後、2017年にフルモデルチェンジした2代目が発表されました。2021年に現行モデル2代目ティグアンにビッグマイナーチェンジを施し、新型として認識されています。改良後ティグアンの特徴について調べてみましょう。
(参考:『ティグアン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ティグアンについて
フォルクスワーゲンはSUVを発売するに際し、トラ(Tiger)の力強さと、イグアナ(Iguana)の粘り強さを掛け合わせたティグアン(Tiguan)という車名を発表しました。安定感があるシャープなエクステリアや動きがスムーズでスポーティな走りが、車名のイメージどおりです。
フォルクスワーゲン公式サイトによると、ティグアンは本国ドイツでSUV登録台数No.1を記録しています。直線的で角ばったデザインで、視認性や街中での取り回しが良い運転しやすい車です。
最新のマイナーチェンジについて
現行モデルティグアンは2017年モデルの2代目ですが、2021年5月21日にマイナーチェンジモデルを発売開始しました。今回はデザイン、パワートレイン、コネクティビティなど、全面的に改良されたビッグマイナーチェンジです。
フロントデザインはより精かんさを増し、高級感あふれる洗練された印象を受けます。先進運転支援システムなどの最新テクノロジーが搭載されるなど、マイナーチェンジながらも新型と呼べるティグアンに生まれ変わりました。
フォルクスワーゲン ティグアンのグレード
新型ティグアンのグレードは4種類用意されています。自分の好みや用途などの希望条件をはっきりさせてグレードを選択しましょう。グレードの種類や価格、主なスペックについてご紹介します。
グレード一覧と価格
用意されているグレード別の価格は、下記表を参考にしてください。各グレードには、フォルクスワーゲン純正インフォメントシステム、モバイルオンラインサービス、運転支援システムなどの便利機能搭載です。オプションパッケージの選択により、同じグレードでも価格に差があります。
グレード |
新車価格 |
TSI Active |
413万9,000円~429万3,000円 |
TSI Elegance |
491万1,000円~519万7,000円 |
TSI R-Line |
511万4,000円~590万6,000円 |
R |
695万1,000円 |
(2021年12月時点での情報です)
ティグアンの主要諸元
4種類あるグレードの中から、まず3種類TSI Active・TSI Elegance・TSI R-Lineの基本的なスペックをご紹介します。スペック自体にさほど違いはなく、トリムやタイヤ・アルミホイールの種類・サイズが大きな相違点です。
グレード |
TSI Active |
TSI Elegance |
TSI R-Line |
全長×全幅×全高 (mm) |
4,515×1,840×1,675 |
4,520×1,860×1,675 |
|
エンジン |
1.5L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ) |
||
WLTCモード燃費 |
14.3km/L |
||
タイヤ |
215/65 R17 |
235/55 R18 |
255/45 R19 |
ティグアンRの主要諸元
2021年5月のマイナーチェンジに伴い、新たにRグレードが追加されました。ほかのグレードと異なり、エンジン排気量が大きい4WDのハイパワーモデルです。ヨーコントロールが可能なアダプティブシャシーコントロール(DCC)が標準搭載されています。
グレード |
R |
全長×全幅×全高(mm) |
4,520×1,860×1,675 |
エンジン |
2.0L直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ(4バルブ) |
WLTCモード燃費 |
10.8km/L |
タイヤ |
255/35 R21 |
フォルクスワーゲン ティグアンの特徴を見てみよう!
新型と呼ばれるほど、全体的にモデルチェンジしたティグアンの特徴はどのようなものでしょうか。内外装や走行・安全性能など、代表的な改良点をご紹介します。
内装と外装
外装で改良されたのは、LEDヘッドライト採用などフロントマスクデザインです。モデルチェンジ前と比較すると、よりスポーティさを味わえるワイド&ローフォルムになっています。全長サイズが若干長くなりました。
内装は、全面液晶メーターパネルや大型センターディスプレイ採用など、数々の最新装備が搭載された先進のデジタルコックピットが特徴です。視認性に優れているため、運転ストレスを軽減できます。
乗り心地と走行性能
フォルクスワーゲンは、販売車種において常に乗る人の心地よさを追及しています。今回の新型ティグアンも同様です。市街地または山岳地などどこに住んでいるとしても、あらゆるシーンで気持ちよく走れることを目指しています。居住空間が広く、後席シートヒーターをはじめ充実した高級装備が魅力です。
エンジンは、従来は1.4Lエンジンでしたが、新設計1.5LのTSIターボエンジンに変更されました。7速トランスミッション採用です。刷新されたパワートレインにより、低速から中速域でのトルク特性が変化した印象があるとの声が聞かれます。
安全性能
新型ティグアンは、トラベルアシスト・レーンキープアシスタンスなどの最新安全装備がポイントです。スイッチひとつで簡単に起動できるなど、さらに実用性が向上しました。また、ドライバーをモニターする機能も搭載されています。
たとえば、ドライバーの異変を感じると警告を発したり、ドライバーが運転不可の場合は自動的に同一車線内で停止したりする安全機能です。万が一の場合に備えた安全装備は、安心してカーライフを楽しむうえで役立ちます。
インテリジェンス機能
ティグアンのTSI Elegance・TSI R-Line・Rには、モバイルオンラインサービス「We Connect」が標準装備されています。フォルクスワーゲン純正インフォメントシステム「Discover Pro」と常に連携した、最先端のネットワーク技術のインテリジェンス機能です。TSI Activeではオプション設定ができます。
スマートフォンにWe Connectアプリをダウンロードしておけば、遠隔操作でのドアロック開閉や検索した目的地情報について車のナビゲーションへの送信が可能です。
フォルクスワーゲン ティグアンRとは?
モデルチェンジに伴い、ティグアンにRグレードが新たに追加されました。同時に、ビッグマイナーチェンジした新型デビューを記念して、特別仕様車も発表されています。特別仕様車やティグアンRの特徴についてご紹介しますので、グレード選びの参考にしてください。
2021年発売の特別限定車
2021年5月フォルクスワーゲンは、デビュー記念特別仕様車としてThe new Tiguan TSI First Editionを発表しました。専用色ボディカラーのジンジャーブラウンメタリックがラインアップに加わっています。
レザーシート・ウッドパネルなど内装の色合いは、上品な落ち着いた雰囲気が魅力です。より洗練された印象を与え、圧倒的な存在感を感じられます。
R専用エンジンの特徴
ティグアンRには、ほかのグレードとは異なる専用エンジンが搭載されています。2.0L直列4気筒ガソリンターボに、トルクスプリッター付フルタイム4WDシステム「4MOTION」をチューニングしており、最高出力は320PSです。SUVモデルながら、0~100km/L加速はわずか4.9秒という快速記録をたたきだしており、スポーティな走りを体感できます。
ハイパフォーマンスを極限まで追求しているフォルクスワーゲンの意気込みが感じられる車です。
R専用の内外装
エクステリアデザインからは「R」という称号どおり、洗練された個性的な美しさを感じられます。走りの楽しさを追求した、情熱と躍動感あふれるスタイリングです。あえて低めに設計された最低地上高や大型の冷却用エアダクト、大径サイズのタイヤ&ホイールが印象に残ります。
インテリアデザインで目を引くのは、レザー表皮のスポーティシートです。背もたれには「R」独特のレタリング刺しゅうがあります。ティグアンの中で特別な存在感を味わえるグレードです。
フォルクスワーゲン ティグアンは中古車で買える?
ひと味異なるSUVに乗りたいと思う方であれば、ティグアンの魅力に引かれるのではないでしょうか。ティグアンの新車価格は、国産SUV車と比較すると若干高めの印象を受けます。中古車市場に目を向けるのは選択肢のひとつです。
中古車の数は少ない
ティグアンの中古車市場における流通台数は、全体的に少ない傾向です。2021年マイナーチェンジ後の新型ティグアンは、Rだけでなく全グレードにおいてあまり流通していません。タイミングがよければ、登録済未使用車が販売されているケースがあります。今後の中古車市場動向をこまめにチェックしましょう。
ネクステージなら出会える可能性が広がる
全国180か所に店舗展開している大手中古車販売店ネクステージでは、国産車から輸入車に至るまでさまざまな車を豊富に取り揃えています。
車種別に専任の熟練バイヤーを配置しており、売れ筋モデルのバリエーション豊富な在庫が特徴です。全国的に流通台数が少なく探しにくい中古車を見つけやすいというメリットがあります。
SUVなどボディタイプから簡単に探せますし、気になった車は全国店舗より最寄り店舗まで取り寄せて実車確認が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
フォルクスワーゲン ティグアンのライバル車なら手に入る!
探すタイミングによっては、残念ながら目当てのティグアンがネクステージで売り切れているケースがあるかもしれません。そのような場合は、ライバル車を検討してみるのはいかがでしょうか。ライバル車にあたる代表的な車は下記の3車種です。
BMW X1
BMWのクロスオーバーX1は、スポーティなデザインでアグレッシブな走りを体感できる車です。2009年にデビューし、2015年にフルモデルチェンジされた2台目が現行モデルとなっています。
通常、X1のようなクロスオーバー車はSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)にカテゴリー分けしますが、BMWではSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という定義です。よりアクティブ&スポーティなドライブを目指しているBMWの発想と言えます。現在の中古車相場は、本体価格84.9万円~418.9万円です。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『X1(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
MAZDA CX-5
MAZDA CX-5は、2012年以降販売されているクロスオーバーSUVです。ガソリンモデルとディーゼルエンジンモデルがあります。ディーゼルモデルは燃費性能が高いため、ガソリン代が高い昨今注目されているメリットです。
パワフルな走行性能ながらも静粛性に優れています。室内空間の広さや高い視点の運転席などが人気の理由です。現在の中古車相場は、本体価格65.9万円~347.9万円となっています。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『CX-5(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 エクストレイル
ミドルクラス国産SUV車として安定した人気を誇っているのは、日産のエクストレイルです。2000年に登場して以来、約20年もの間幅広い世代の人たちから愛されています。アウトドアから街乗りまであらゆるシーンで活躍していますが、中でもアウトドアの醍醐味を楽しめるさまざまな機能の搭載が魅力です。
豊富なグレードラインアップから自分の好みや用途に合わせて選べます。日産プレミアムスポーツブランド「AUTECH」、グレードやNISMOパフォーマンスパッケージなども人気です。現在の中古車相場は、本体価格42.8万円~309.9万円となっています。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
車の購入は大きなお買い物です。譲れない希望条件などをきちんと把握して、納得のいく購入をしましょう。モデルチェンジの改良点が希望条件と合うかチェックできます。新車にこだわらなければ、モデルチェンジ前の中古車の購入も検討できる選択肢のひとつです。
ネクステージには、フォルクスワーゲンの正規ディーラーがあります。ティグアンをはじめ、気になるフォルクスワーゲン車をお探しの際はぜひご利用ください。そのほか、あらゆるジャンルの車を豊富に取り揃えています。お気軽にご相談ください。
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