フォルクスワーゲンの基本を総まとめ!魅力とラインアップ
「外国車は高額」と思われがちですが、フォルクスワーゲンは比較的リーズナブルです。外国車未経験ながら「フォルクスワーゲンだったら手に入れられるかも」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フォルクスワーゲンの魅力やラインアップの基本を解説します。フォルクスワーゲンの良さは価格だけではありません。フォルクスワーゲンだからこそ欲しくなるポイントを知り、外国車オーナーへの第一歩を踏み出してください。
※目次※
・戦前に「国民車」メーカーとして出発したフォルクスワーゲンは、今でも「People’s Car」を掲げるリーズナブルな自動車メーカー
・フォルクスワーゲンの魅力は、価格以上の品質!ボディ剛性の強さ、ハンドリング性能の良さ、安全性の高さ、燃費の良さは折り紙付き
・新車・中古車共に流通量が豊富で、幅広い選択肢があるのもフォルクスワーゲンの魅力
フォルクスワーゲンはどんな車?
フォルクスワーゲンは日本でもなじみのある外国車です。VとWを組み合わせた特徴的なエンブレムがすぐに思い浮かぶ方も少なくありません。フォルクスワーゲンがこれほど日本で受け入れられているのには、日本人の心をつかむ魅力があるからです。その魅力を、フォルクスワーゲンの歴史と共にたどってみましょう。
ドイツの国民車メーカーから世界の一大メーカーへ
フォルクスワーゲンはヨーロッパ最大の自動車メーカーです。本社はドイツにあり、「フォルクスワーゲン」という言葉には「国民車」という意味があります。
第二次世界大戦前夜である1937年に、ヒットラーの命を受け設立されました。当初は一般大衆向けの国民車生産を目的としていましたが、戦時中は軍用車の生産のため国民車の生産はストップしてしまいます。
国有企業として出発したフォルクスワーゲンは、戦後処理や石油危機など歴史に翻弄されながらも、実力派自動車メーカーとしての地位を確立してきました。現在、アウディ、ブガッティ、ベントレー、ポルシェ、ランボルギーニなど名だたるブランドがフォルクスワーゲン傘下です。
有名な車種
フォルクスワーゲンは歴史に名を遺すさまざまな名車を生み出してきました。代表的な車種は「ビートル(フォルクスワーゲン・タイプ1)」です。
戦前に生産が始まり、その後「ニュービートル」「ザ・ビートル」とリバイバルしながら多くのファンを獲得してきました。現在、販売は終了していますが、実に65年もの長きにわたり生産された世界一のロングセラー車です。
他にも、累計販売台数が3,500万台以上を誇る「ゴルフ」や女性人気も高い「ポロ」などがよく知られています。
フォルクスワーゲンの魅力
フォルクスワーゲンはポルシェを傘下に従えており、技術共有や部品供給も行っています。つまり、高い技術力はお墨付きということです。それでいて、より多くの方に提供できる「People’s Car」を掲げた価格設定をしています。フォルクスワーゲンがリーズナブルな車でありながら、高い評価を受けているのはこのためです。
フォルクスワーゲン車には、ボディ剛性の強さ、ハンドリング性能の良さ、安全性の高さ、燃費の良さなどさまざまな特徴があります。リーズナブルでありながら、性能や質には一切の妥協を許さない姿勢こそが、フォルクスワーゲン最大の魅力であると言えるでしょう。
フォルクスワーゲンのラインアップ
フォルクスワーゲンは新車でも200万円台からというリーズナブルな価格設定がされています。モデル数も多く、選ぶ楽しみが広がるのも魅力のひとつです。ここではコンパクトカー、ミニバン、バス、SUV、セダン、ハッチバックとカテゴリ分けし、代表的なラインアップをご紹介します。
フォルクスワーゲンのコンパクトカー
フォルクスワーゲンのコンパクトサイズカーといえば「up!」と「The Beetle」です。しかし、どちらも生産はすでに終了しています。キュートなフォルムとおしゃれなカラーバリエーションが人気です。
車種 |
up! |
The Beetle |
全長(mm) |
3,610 |
4,285 |
全幅(mm) |
1,650 |
1,815~ |
全高(mm) |
1,495 |
1,496 |
最小回転半数(m) |
4.6 |
5 |
燃費(JC08モード) |
22㎞/L |
~18.3㎞/L |
排気量 |
999 |
1,197/1,394/1,984 |
動力システム |
ガソリンエンジン |
ガソリンエンジン |
※2021年11月時点での情報
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フォルクスワーゲンのミニバン
フォルクスワーゲンのミニバンは「Sharan」です。大容量の荷物を積み込んで出かけるアウトドアにぴったりマッチします。走りがパワフルなフォルクスワーゲン自慢のクリーンディーゼルエンジン車がおすすめです。
車種 |
Sharan |
全長(mm) |
4,855 |
全幅(mm) |
1,910 |
全高(mm) |
1,750 |
最小回転半数(m) |
5.8 |
燃費(WLTCモード) |
~14㎞/L |
排気量 |
1,968/1,394 |
新車価格 |
432万5,000円~ |
動力システム |
ガソリンエンジン/クリーンディーゼルエンジン |
※2021年11月時点での情報
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フォルクスワーゲンのバス
「ワーゲンバス」として親しまれている「Transporter」は、丸みのあるフォルムが印象的なワンボックスバンです。1950年から販売を開始し、何度もモデルチェンジを繰り返しながら、多くのファンを獲得してきました。特に1992年まで販売されていた各モデルにはフロントノーズがなく、愛嬌のあるノスタルジックな雰囲気が魅力のデザインです。
日本では新車の正規販売はすでに中止されていますが、海外では第7世代モデルが発表されており、再び国内輸入が始まるのではないかと多くのファンが注目しています。
フォルクスワーゲンのSUV
フォルクスワーゲンのSUVは走りの力強さに重点を置いており、2021年11月時点で新車販売されているのは、ガソリンエンジン車かクリーンディーゼルエンジン車のみです。外観はそれぞれ異なるため、街乗り中心かアウトドア派かなど、ドライビングスタイルに合わせて選べます。
車種 |
T-Cross |
T-Roc |
The new Tiguan |
全長(mm) |
4,115~ |
4,240~ |
4,515~ |
全幅(mm) |
1,760 |
1,825 |
1,840~ |
全高(mm) |
1,580 |
1,590 |
1,675 |
最小回転半数(m) |
5.1 |
5.0 |
5.4 |
燃費(WLTCモード) |
16.9㎞/L |
18.6㎞/L |
14.3㎞/L |
排気量 |
999 |
1,497/1,968 |
1,497/1,984 |
新車価格 |
286万7,000円~ |
355万0,000円~ |
413万9,000円~ |
動力システム |
ガソリンエンジン |
ガソリンエンジン /クリーンディーゼルエンジン |
ガソリンエンジン |
※2021年11月時点での情報
フォルクスワーゲンのセダン
フォルクスワーゲンのセダンには、スマートでスタイリッシュな「Passat」とさらに上質感を高めた「Arteon」があります。現行モデルの他に中古車としての流通も多いため、予算と好みに合わせたチョイスが可能です。
車種 |
The new Passat |
The new Arteon |
全長(mm) |
4,790 |
4,870 |
全幅(mm) |
1,830 |
1,875 |
全高(mm) |
1,470 |
1,445 |
最小回転半数(m) |
5.4 |
5.5 |
燃費(WLTCモード) |
15.1㎞/L |
~11.8㎞/L |
排気量 |
1,497/1,968 |
1,984 |
新車価格 |
436万4,000円~ |
576万4,000円~ |
動力システム |
ガソリンエンジン/ クリーンディーゼルエンジン |
ガソリンエンジン |
※2021年11月時点での情報
フォルクスワーゲンのハッチバック
「Polo」と「Golf」は扱いやすいコンパクトなサイズ感と充実の装備が人気のハッチバックです。現行型の「Golf」はマイルドハイブリッドシステム(HV)のみのラインアップですので、ガソリン車が欲しいのであれば中古車という選択肢になるでしょう。
車種 |
Polo |
The new Golf |
全長(mm) |
4,060~ |
4,295 |
全幅(mm) |
1,750 |
1,790 |
全高(mm) |
1,450 |
1,475 |
最小回転半数(m) |
5.1 |
5.1 |
燃費(WLTCモード) |
16.8㎞/L |
~18.6㎞/L |
排気量 |
999 |
999/1,497 |
新車価格 |
233万4,000円~ |
295万9,000円~ |
動力システム |
ガソリンエンジン |
HV |
※2021年11月時点での情報
フォルクスワーゲンと比較されるのは?
フォルクスワーゲンは価格がリーズナブルということもあり、国産車とよく比較されます。ここでは比較されやすい車種との共通点や違いをご紹介します。
車選びには、価格や性能だけでなく、実用性やデザイン性、乗り心地などさまざまな情報が必要です。フォルクスワーゲンと比較する中から、自分が車に求めるものがはっきりしてくるかもしれません。
「ゴルフ」VS「カローラ」
トヨタのカローラは、全世界で販売されている人気車種です。日本国内で販売されているものは、日本の道路事情に合わせてややコンパクトなサイズとなっています。
新車価格はゴルフが295万9,000円~、カローラは193万6,000円からと一見安そうですが、ゴルフはHV仕様のみです。同じHVタイプで比べるとカローラは275万円~となり、購入価格には大差がありません。
燃費で言うと、ゴルフが18.6㎞/Lなのに対し、カローラのHVタイプが25.6㎞/Lと圧勝です。ゴルフはマイルドハイブリッドなので、カローラの本格的なハイブリッドシステムとでは燃費に差が出てしまいます。
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「T-Cross」VS「ロッキー」
コンパクトSUVのダイハツ「ロッキー」は、「T-Cross」と同じくらいのサイズです。走行性能についてはT-Crossのほうがよりハイレベルです。
ロッキーはエンジンの回転数が3,000rpmを超えると、振動や騒音がやや気になるという報告もあります。対するT-Crossは振動や騒音を抑えた設計です。操作に対し正確に反応するハンドリングと快適な乗り心地が両立しています。ロッキーは乗用域での運転のしやすさには定評があり、街乗りには申し分ありません。
「ゴルフ」VS「MINI」
フォルクスワーゲンの「ゴルフ」とBMWの「MINI」は、日本の輸入販売台数で長年トップ争いを繰り広げてきたライバル車です。どちらも伝統を受け継いだ独特なボディスタイルで価格もリーズナブルと、共通点が多くあります。
車作りの方向性は全く異なっており、MINIは個性を重視し楽しさや面白さを演出しているのに対し、ゴルフが重視するのは視認性や操作性、質感です。MINIは機敏な操舵感が楽しめる設計になっていますが、ゴルフは高速走行時の安心感と扱いやすさを大切に開発されています。
フォルクスワーゲンの中古車
フォルクスワーゲンは日本販売の歴史も長く、実績も上げていますので、新車も中古車も良質なものが豊富に流通しています。ディーラーネットワークやパーツの供給体制も盤石なため、中古車でも安心して所有できるでしょう。
限られた予算で手に入れたいのであれば、中古車がおすすめです。中古車であれば、これぞフォルクスワーゲンという「ゴルフ」や「ポロ」も安く手に入ります。現行型の中古車も流通しており、新車よりはかなりお得です。
なお、「ビートル」のようにすでに新車の生産が終了している車種については、気に入った中古車が見つかった場合に迷う時間はあまりないかもしれません。
フォルクスワーゲン購入で迷ったらネクステージへ!
「国民車」としてスタートしたフォルクスワーゲンは、「外国車は未経験」という方にも最適です。フォルクスワーゲンの購入をお考えであれば、ぜひネクステージをご利用ください。ネクステージにはフォルクスワーゲンの正規販売店や正規輸入車専門店があり、確かな品質の商品だけをご提供しています。
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いろいろな車と比較したいのであればネクステージへ
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まとめ
フォルクスワーゲンはドイツの「国民車」メーカーから世界の一大企業へと躍進を果たした自動車メーカーです。安全性を筆頭に、操作性や燃費など、実用面での評価が高いことでも知られています。価格もリーズナブルでもあるため、「外国車は初めて」という方にも最適です。
フォルクスワーゲンの新車や中古車をお考えであれば、フォルクスワーゲン正規ディーラーを運営するネクステージをぜひご利用ください。良質の商品、しっかりとした保証、万全のアフターサービスで満足の1台をきっと手に入れられます。