VWのSUVティグアンの魅力とは?新型での進化点や中古相場も解説
ティグアンはVW(フォルクスワーゲン)が日本で発売しているSUVのひとつで、絶大な人気を誇るベルトセラーです。ミドルサイズのため荷物の積載量も多く、エクステリアやインテリアの高級感あるデザインも人気の理由でしょう。
この記事では、ティグアンの魅力と2021年にアップデートした新型の進化点、さらには中古車の相場も解説します。ライバル車の中古車相場も紹介するので参考にしてください。
※目次※
・ティグアンはVWのSUVの中で一番大きくパワーのあるモデル
・2021年のアップデートで、快適性・利便性・安全性の全てを進化
・ティグアンを含め高性能SUVを購入するならネクステージで探してみよう
ティグアンはVWのベストセラーSUV
VWのティグアンは本場ドイツで人気ナンバーワンを誇り、2020年4月の時点で生産台数が累計600台に達したベストセラーSUVです。精かんなフロントマスクとアクティブでパワフルなエンジン、高いドライブ性能が特徴のため、総合的に見ても性能の高いSUVとして人気があります。
現行の2代目モデルは2017年1月に発売したものです。一部改良や仕様変更を行い進化を続け、2021年にフルモデルチェンジも行っています。
ポジショニングは正統派SUV
日本で販売しているVWのSUVは3種類です。「T-Cross」は実用性の高いモデル、「T-Roc」はデザイン性の高いモデル、そして「ティグアン(Tiguan)」は総合的に優れた機能を持つ正統派モデルに分類しています。
ドイツではスモールサイズのSUVとして販売していますが、日本では3列7人乗りのミドルサイズクラスの大きさです。国産車だと「トヨタ RAV4」や「日産 エクストレイル」と同じクラスに分けられます。
2021年5月に新型へ
初代ティグアンは2008年に日本に導入したモデルです。2012年にマイナーチェンジを行い、2017年には現行の2代目のモデルを発売しました。2021年5月12日に4年ぶりのマイナーチェンジを行い、デザインの刷新とパワートレインの強化、最新のドライビングシステムの採用などさまざまな点を進化しています。
マイナーチェンジ前であっても総合的に優れたモデルでしたが、新型も安全性・快適性・利便性の面でさらに魅力的に進化を遂げました。また、VWのSUVとして初めてのスポーツグレード「R」を追加することで選択肢も増えています。
10月には価格改定
2021年5月に新型を発売したばかりのティグアンですが、2021年10月1日付で価格改定を行いました。ティグアンだけではなくVWの一部モデルとグレード、オプションの価格を変更しています。
この価格改定は原材料の価格上昇に伴うものです。改定対象モデル平均で約1.5%の上昇が見られます。ティグアンの場合は6~10万程度の値上げです。
SUVのティグアンにある3つの魅力
ティグアンにはSUVならではの優れた走破性や大容量の荷室はもちろん、高級感のあるデザインや安全性能の高さで都会でも運転しやすいという魅力があります。そこで、SUVティグアンの魅力として最も注目する点をチェックしましょう。
風格のあるフォルム
ティグアンのエクステリアは、SUV特有の精悍なフロントマスクとVWならではの独特の高級感を出すデザインが特徴です。アウトドアにも都会にも馴染む力強さとスタイリッシュなフォルムが魅力のひとつに挙げられます。
モデルチェンジや改良によってデザインは少しずつ変わっていますが、どのモデルであってもSUVの力強さとVWの風格のあるフォルムは変わりません。これが発売当初から愛され続けている理由にもなっているのではないでしょうか。
上質な乗り心地
デザインだけで車を選ぶと性能面での不安が残りますが、ティグアンの安定性や乗り心地は申し分ないほど優れています。VWの車は高いボディ剛性と支えるサスペンションとのバランスが良いことが特徴です。
ミドルサイズクラスのSUVにしては比較的ステアリングが軽く、最小回転半径も5.4mのためスムーズな取り回しを行うことができます。また、衝撃を抑えるという意味でのサスペンションが悪路での衝撃をある程度吸収してくれるため、乗り心地も充分です。
高い安心性能
VWは「オールイン・セーフティ」という安全思想を掲げ、予防安全・衝突安全・二次被害防止の高い性能を実現しています。予防面ではアクティブクルーズコントロールやブライングスポットディティクションなど、ドライバーの運転を支援するシステムでの安全確保が特徴です。
万が一の事故の際にも乗員を守るためのボディの剛性や、エアバックの採用による衝突での安全も充分あります。さらには、事故が起きた後の被害を抑えるブレーキシステムやシグナルなど、安全性能が高いことも魅力です。
SUVの新型ティグアンと旧モデルの違い
2021年5月に新型を発売したティグアンですが、旧モデルからは安全性・快適性・利便性全ての面で進化を遂げています。グレードのほかに車体サイズやパワートレイン、快適性の高いインテリアや安全性の高い運転システムなど、大きく分けると違いは5つです。
グレード構成
2017年の2代目モデルとアップデートした新型ティグアンでは、グレードの変更と追加を行っています。旧モデルのグレードは6種類です。価格は2018年8月の一部改良により2017年発売当初より変更があります。また、2018年8月29日にはディーゼルエンジンのモデルも発売しました。
・TSI コンフォートライン 363万6,000円
・TSI ハイライン 449万円
・TSI R-Line 479万円
・TDI 4MOTIONコンフォートライン 408万6,000円
・TDI 4MOTIONハイライン 494万円
・TDI 4MOTION R-Line 524万円
新型ティグアンのグレードは下記の通りです。名称変更のほかに特別仕様車の発売や新たなグレードを追加しています。
・TSI アクティブ 413万9,000円
・TSI エレガンス 491万1,000円
・TSI R-Line 511万4,000円
・TSI ファーストエディション(特別仕様車) 524万9,000円
・R 695万1,000円
(2021年10月時点での情報です)
デザインとサイズ
新型ティグアンは全長が15mm伸びて4,515mmに変化していますが、他の全幅や全高、ホイールサイズは変わりありません。旧モデルと変わらないSUVらしいスクエアフォルムで室内空間の広さを保っています。
デザインではフロントのLEDヘッドランプ採用やラジエーターグリルの拡大などが変更点です。力強く印象的なデザインへと進化しています。
パワートレイン
旧モデルのエンジンは1.4L直4ターボ(1.4TSI)を搭載していましたが、新型では新開発の1.4L直4ターボ(1.5TSI)エンジンへの変更で、よりパワフルで燃料消費量を抑制できるようになりました。またディーゼルエンジンの設定がなくなり、トランスミッションも6速DCTから7速DCTへと変更しています。
また高性能のスポーツモデル「R」グレードは、2.0TSIエンジンの採用と高トルクに対応できる7速DCTを搭載しているため、車の運転が好きな方には特におすすめのモデルです。
コネクテッドカー化
新型ティグアンは、常時コネクテッドのインフォメントシステムを採用しています。
オンラインサービス「We Connect」に合わせることで、最新の道路状況や渋滞状況を把握することが可能です。また、専用のアプリを使用すれば、窓の閉め忘れや車両の駐車位置の確認もできるほか、施錠や開錠もスマートフォンで操作できます。
空調面では運転席と助手席、後席の3ゾーンで独立調整の自動内気循環機能付きのフルオートエアコンを採用しており、快適な室内空間を過ごせることも魅力です。
先進運転支援システム
新型ティグアンは同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」を搭載しています。旧モデルの渋滞時追従支援システムを進化させたもので、よりサポート力が強く、ドライバーの疲労軽減に役立つシステムです。
さらには万が一の事態に対応できるシステムも搭載しているため、ドライバー・乗員ともに安心して乗車できる車に進化しています。
SUVのティグアンの賢い購入方法
VWのティグアンは、SUVとして優れた性能と使いやすさを誇るだけではなく、都会にも馴染む高級感が特徴の車です。
海外メーカーの車ということもあり価格が少し高めであるため、なかなか購入に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、ティグアンの賢い購入方法についてご紹介します。
モデルチェンジ後の中古車を狙う
ティグアンを新車で安く購入したい場合は、モデルチェンジ前の時期を狙うのがおすすめです。しかし、それよりもお得に購入したい場合は、モデルチェンジ後の中古車を狙いましょう。
モデルチェンジによって重要な変更が行われたり、どうしても欲しい性能が追加されたりしたのでなければ、旧モデルであっても充分に満足のいく車両を手に入れることができます。
今ある車を高く買い取ってもらう
乗り換えをする場合は、現在の愛車をいかに高く買い取ってもらうかがポイントです。新車購入ならディーラーで下取りをしてもらう方法がありますが、純粋な下取り額が分かりにくく損をすることもあります。
モデルチェンジ後の中古車を狙うのであれば、中古車販売店で買取を申し込みましょう。中古車販売店なら装備やオプションの有無、市場人気などでも査定してくれるため、ディーラーよりも高い価格で買い取ってもらえる傾向にあります。
SUVのティグアンとライバル車の中古車相場を見てみよう
ティグアンは中古車を狙うことで新車よりもかなりお得に購入することができますが、実際の中古車相場はどのくらいなのでしょうか。ライバル車である「アウディ Q3」や「トヨタ ハリアー」「日産 エクストレイル」の中古車相場も紹介するので、比較して購入の参考にしてください。
ティグアンの中古車相場
ティグアンの中古車は、2018年以降発売の「ハイライン」グレードのモデルであれば280万円程度の価格で購入できます。価格相場はグレードの違いやオプションの有無によっても異なりますが、ティグアンは優れた運転支援システムと安全性能、快適性の高さを誇るため、かなりお得に購入できるでしょう。
時期によっても車両の品揃えは異なるので、自分に合うグレードや価格の車両を探してみてください。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『ティグアン(フォルクスワーゲン)』)
アウディ Q3の中古車相場
アウディが販売するQ3は、基本的なスペックがティグアンと似ている車です。精かんなエクステリアはもちろん、力強いパワートレインや安全性能の高さも魅力があります。ネクステージで購入できる中古車相場は約118万~236万円です。
日本では2代目モデルを2020年に発売しているため、中古車ではあまり見かけません。しかし、初代モデルであっても新型ティグアンに匹敵するパワートレインを搭載しているため、狙い目の車両です。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『Q3(アウディ)』)
トヨタ ハリアーの中古車相場
ハリアーは、美しくエレガントなエクステリアと上質な空間を造り出すインテリアを特徴とした、新しいスタイルのSUVです。デザインだけではなく、走破性の高さや燃費の良さ、運転のしやすさにもこだわりがあり、高い人気を誇っています。
中古車相場は約50万~470万円と幅広く、年式の古い車両であれば100万円以下です。ネクステージでは登録済みの未使用車も取り扱っているので探してみてください。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『ハリアー(トヨタ)』)
日産 エクストレイルの中古車相場
日産のエクストレイルは先進技術を搭載した運転システムと悪路での走破性に優れたSUVです。ティグアンよりサイズが少し大きめで、防水シート採用や大容量のラゲッジスペースなど、よりアウトドアに適した性能を持っています。
中古車相場は約50万~300万円です。ネクステージでは2021年モデルの未使用車も取り扱っています。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『エクストレイル(日産)』)
人気SUVティグアンの中古車ならネクステージがおすすめ
中古車販売店ネクステージでは、国産車だけではなく輸入車の販売も行っています。品揃えも豊富で、数多くの在庫から気に入る車両をお探しください。
全ての車に対して徹底的な品質管理と点検を行っているため、ティグアンのような輸入車であっても安心してご購入いただけるでしょう。
また、ネクステージの買取は自社での販売力に自信があるため、他社よりも高い買取価格を目指してご提示できます。Webサイトから査定申し込みも行っているため、お気軽にお申し込みください。
PR輸入車SUVが勢揃い
ディフェンダー

2024(R6)
130X-ダイナミックHSE D300 エアサスペンション装
ディスカバリースポーツ

2024(R6)
ダイナミック HSE P300e
ディフェンダー

2024(R6)
110X-ダイナミックHSED300エアサスペンション装着車
ディスカバリースポーツ

2017(H29)
HSE
ジープ・ラングラーアンリミテッド

2018(H30)
アルティテュード
ジープ・グランドチェロキー

2017(H29)
アルティテュード
Eペイス

2020(R2)
チェッカーフラッグエディション 250PS
ジープ・ラングラーアンリミテッド

2021(R3)
サハラ スカイワンタッチパワートップ
もっと見る >
まとめ
VWのティグアンは2021年のアップデートにより、さらに快適で利便性の高い車に進化しています。都会的な高級感を持ちつつもSUV本来のアクティブな性能も持ち合わせているため、高い人気を誇る車です。
新型と旧型では、パワートレインをはじめ異なる点が多くあります。なかでも、燃費性や経済性の高いディーゼルエンジンは旧型でしか購入ができません。
ティグアンはもちろん、ライバル車も含め中古車であればお得に購入することが可能です。ネクステージでは豊富な品揃えと安心の保証、高価買取を実施しています。買い替えをご検討の方は、お気軽にネクステージにご相談ください。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
