フォルクスワーゲン Poloの特徴はグレードごとに異なる!歴代モデルも紹介
フォルクスワーゲンのPoloは、欧州をはじめ世界各国のBセグメント市場で高い評価を得ています。1975年の登場から現在の6代目に至るまで、数々の改良が為されてきました。現在のPoloはどのような性能を備えているのでしょうか。
この記事では、フォルクスワーゲンPoloの現行モデルの特徴をグレードごとに解説します。歴代モデルも紹介しますので、Poloの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。さまざまなモデルから自分に合ったPoloを明確にできるでしょう。
※目次※
3.6代目の現行フォルクスワーゲン Poloのグレード別の特徴
5.フォルクスワーゲン Poloの中古車をお得に手に入れよう!
・現行のフォルクスワーゲン Poloは6代目。数々の改良を経て進化した走行性能や安全性能が魅力。
・現行フォルクスワーゲン Poloのグレードは5種類。GTIは走りに特化したスポーティグレード。
・クロスオーバーSUVの要素も取り入れたCross Poloなどの歴代モデルも魅力。中古車で購入するなら実績豊富なネクステージへ。
フォルクスワーゲン Poloの概要
フォルクスワーゲンのPoloは1975年の登場以来、全世界で累計1400万台以上販売されている人気モデルです。Bセグメントを代表するコンパクトカーで、過去にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤーにも選出されています。フォルクスワーゲンの中では、最小モデルの「up!(アップ!)」 よりも大きく、「Golf(ゴルフ)」と比較するとややコンパクトという位置づけです。
(参考:『ポロ(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン poloの歴史
初代Poloは、1975年にハッチバックを採用した5人乗りのコンパクトカーとして誕生しました。1981年にフルモデルチェンジをした2代目Poloは、ボディタイプが増え、スーパーチャージャーを搭載した高性能モデルも登場しています。
1994年にフルモデルチェンジを図った3代目から日本で本格的に導入も始まり、ボディサイズを上げ安全性や剛性が高いパッケージングへと変化しました。2001年にさらにサイズアップした4代目Poloは、ボディ剛性や安全性能がより強固となったモデルです。
2009年に発表された5代目Poloにはパワーと省燃費を両立したTSIエンジンが使われており、環境に優しく安全性が高いモデルを確立しました。2018年に発売された6代目Poloは、MQBプラットフォームの採用により、ボディサイズが3ナンバーへとチェンジしています。
発売開始から現在に至るまで、高い経済性とバランスの良さを保ち続けているのがPoloの特徴といえるでしょう。
フォルクスワーゲン Poloのグレードラインアップ
フォルクスワーゲン Poloには、大きく分けて5種類のグレードがあります。以下にグレード構成とそれぞれの簡単な特徴をまとめました。基本的に下に行くほど性能・装備はグレードアップします。グレードごとの詳細な特徴は後の項目で解説しますので、そちらを参考にしてください。
グレード |
特徴 |
TSI Trendline |
標準的なグレードで、ラインナップの中では価格も安価。 |
TSI Comfortline |
より快適装備が充実したモデル。 |
TSI Highline |
安全性能を中心にさらに強化したモデル。 |
TSI R-Line |
走行性能や足回りを強化したモデル。 リヤ・フロントには専用装備が施されている。 |
GTI |
ほかのグレードとは一線を画したスポーティモデル。 圧倒的な走りを実現。 |
フォルクスワーゲン Poloの中古車の傾向
フォルクスワーゲンのPoloは、使い勝手に優れたコンパクトカーとして世界中で親しまれている存在です。1975年の発売以来、モデルチェンジごとに安全性能や走行性という観点からも、さらなる進化を遂げています。
新車価格は233万4,000円~410万1,500円です。オプションやボディカラーの選択によって価格は変化します。
人気のある車種のため中古車も充実しているのが特徴です。歴史が長いため幅広い年代の商品が流通しています。その中でも5代目以降のPoloは、標準モデルにTSIエンジンが搭載されており、燃費の向上や安全装備の充実が図られました。
現行モデルでも引き続き使用されているTSIシリーズは、中古車市場でも人気です。2010年6月以降に販売されたモデルにはTSIエンジンが使われています。10年落ちの型であっても、上級グレードのモデルであればさまざまな特別装備が備え付けられているという点でもおすすめです。
(2021年12月時点の情報です)
現行フォルクスワーゲン Poloの特徴
現行のフォルクスワーゲン Poloは6代目になっており、モデルチェンジを経て様々な進化を遂げました。
こちらの項目では、フォルクスワーゲン Poloのエクステリア・インテリアや、走行性能、安全性能について詳しく解説します。
エクステリア
フォルクスワーゲン Poloのエクステリアは、シンプルでありながらどことなく洗練されているのが特徴です。従来のものより少し大きくなりましたが、それでもコンパクト感溢れる見た目になっています。
ティグアンやアルテオンなどの流れを汲んだ「次世代型デザイン」が採用されており、スポーティなフォルムが魅力的です。ボンネットの2本のラインや新しいフロントバンパーなど、見所たっぷりのエクステリアになっています。個性的な車を望んでいる人にはたまらないデザインでしょう。
インテリア
シンプルかつ飽きのこないインテリアデザインも、フォルクスワーゲン Poloの魅力です。現行のPoloは、ホイールベースを拡大したことにより、余裕のある室内空間が生まれました。一人の運転はもちろん、友人・家族とのお出かけなど、様々なシチュエーションで快適なドライブができます。
またホイールベースの拡大は、ゆとりのある室内空間だけでなく、ラゲッジスペースの確保にも繋がりました。「あともうちょっとラゲッジスペースが広ければ良いのに…」という声に応えるインテリアになっています。
走行性能
フォルクスワーゲン Poloは、走行性能にも優れている車として知られています。ティグアンやアルテオンにも使用されている次世代プラットフォーム「MQB」によって、軽量かつ高剛性のボディを手に入れ、軽快な走りを実現しました。高速道路での走行でも、車体がふらつきにくく、安定した走行が可能になっています。
新開発エンジンである1.5L TSI Evoエンジンは、1.5Lとは思えない力強い走行性能です。低燃費と排出ガスの削減にも貢献します。軽量化と効率化を両立した1.0L型のエンジンもあり、様々なカスタマイズが可能です。
安全性能
フォルクスワーゲンの車の特徴としてよく挙げられるのは、安全性能に優れているという点です。予防安全・衝突安全・二次被害防止の3つのステージで安全機能を配置し、総合的に車やドライバーを守ることをコンセプトとしています。
緊急ブレーキである「プリクラッシュブレーキシステム "Front Assist"」や、後方の死角を検知する「ブラインドスポットディテクション」など、搭載されている安全異能はさまざまです。
6代目の現行フォルクスワーゲン Poloのグレード別の特徴
現行のフォルクスワーゲン Poloは、エクステリア・インテリアだけでなく、走行性能や安全性能にも優れています。
6代目のフォルクスワーゲン Poloには、主に5つのグレードがあり、それぞれが独自の強みを有し魅力的です。こちらの項目では、フォルクスワーゲン Poloのグレード別の特徴を解説します。
TSI Trendline
Polo TSI Trendlineは、エントリーモデルに相当するグレードであり、Poloを身近に感じられる1台です。先ほどもご紹介した「プリクラッシュブレーキシステム "Front Assist"」や、アクティブボンネットなどの装備を搭載しています。
その他にもデイタイムランニングライト、ダークティンテッドガラスも標準装備であり、基本的な性能は抜群です。新車の車両本体価格(税込)は、233万4,000円となっています。
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TSI Comfortline
Polo TSI Comfortlineは、その名前の通り、より快適性が追求されたグレードです。車庫入れなど難しい駐車に役立つ「Rear Assist」と、設定温度のカスタマイズ性が高い「2ゾーンフルオートエアコンディショナー」を標準装備しています。
他にもオプションで様々な機能をつけることができ、まさにフォルクスワーゲン Poloの進化をじっくりと感じられるグレードです。新車の車両本体価格(税込)は、263万9,000円となっています。
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TSI Highline
Polo TSI Highlineは、細かなところがアップグレードされており、満足感の高い1台です。全車速追従機能や、キーを使わずにエンジンを始動させる「Keyless Access」などを標準装備しています。
デジタルメータークラスターの「Active Info Display」などの装備もオプションでつけることが可能です。新車の車両本体価格(税込)は、289万2,000円となっています。
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TSI R-Line
Polo TSI R-Lineは、走行性能を強化したスポーティモデルです。これまでのグレードは1.0Lエンジンでしたが、TSI R-Lineには直列4気筒1.5Lターボエンジンが搭載されています。最高出力150PSの力強い走りを実感できるでしょう。
前後ともにディスク式ブレーキになったため、ブレーキの制動力もアップしました。さらに、標準装備の「電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”」により高速コーナリング時に内輪の空転を抑制し、車体を安定させます。
また、17インチアルミホイールのほか、フロント・リヤバンパー、リヤスポイラー、サイドスカートなどはR-Line専用の装備です。性能だけでなく見た目にもスポーティで上質な雰囲気を感じられます。新車の車両本体価格(税込)は、315万5,000円です。
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GTI
Polo GTIは、スポーティーモデルの最上級グレードです。TSI R-Lineと同じく前後ともにディスク式ブレーキで、パワーユニットには2.0Lの直列4気筒ターボエンジン(最高出力200PS)が搭載されました。さらにエネルギー効率の高い新たな燃焼方式「ミラーサイクル」を採用しているため高い燃費性能も実現しています。
LEDの光をより明るく照らすフロントグリルの赤いライン、スポーク部のGTIロゴや赤いステッチなど、内外装の専用デザインも魅力的です。見た目にもほかのグレードと異なるスタイリッシュな雰囲気を演出しています。新車の車両本体価格(税込)は、375万5,000円です。
(2021年12月時点の情報です)
魅力的な歴代フォルクスワーゲン Poloもチェック!
前述の現行モデルに限らず、歴代フォルクスワーゲン Poloにも魅力的な車は豊富です。クロスオーバーSUVの要素を取り入れた「Cross Polo」や、軽量化した限定モデル「Bluemotion」などは、現行モデルにもないメリットを備えています。以下から魅力的な歴代モデルをピックアップして見ていきましょう。
Cross Poloはハッチバックタイプで荷物を載せやすい
「Polo Cross Polo」は、5代目PoloにSUVの要素をプラスしたシリーズです。バンパーやルーフレールに特徴のあるクロスオーバータイプですが、コンパクトカーらしいやや小ぶりなサイズ感で、使い勝手の良さが光る仕様となっています。
ベースモデルより全高が30mmアップし視界が広がりますが、立体駐車場にはおさまる高さなので街中の運転にも邪魔になりません。ベース部分は従来モデルと同じで、1.2リッターターボエンジンが搭載されています。7速DSGと組み合わせて走るので、モード燃費は先代よりも進化しており、21.9km/Lです。
Polo Cross Poloは、後部座席が可倒式となっており広々と使えます。都会的なエクステリアながら、荷物をたくさん載せてお出かけできるのも魅力のひとつかもしれません。
Originalはポロの生産40周年記念モデル
「Polo Original」は、フォルクスワーゲンPoloの生産40周年記念モデルです。ボディカラーは2色あり、初代Poloをイメージしたオレンジ色のメタリックカラーが話題となりました。
シートやハンドルなどのインテリアにも記念仕様車ならではの工夫が込められています。特にシート部分は千鳥格子のファブリックとレザレットのコンビネーションでクラシカルな印象を与えているのが特徴です。ベースとなるのは「TSI Highline」シリーズで、Polo Original だけの16インチアルミホイールをはじめ専用装備も充実しています。
国内で販売されたのは限定500台となっており、フォルクスワーゲンPoloの歴史の中でも非常に貴重なシリーズといえるでしょう。
Bluemotionは限定モデルで燃費性能に優れている
「Polo Bluemotion」は、2015年9月に発売された日本向けの限定モデルです。販売されたのは限定300台で、ボディカラーはピュアホワイト1色のみとなっています。
エンジンには1リッター3気筒ターボを搭載しており、モード燃費は23.4km/Lを計測したことでも話題となったモデルです。3気筒エンジンにありがちな振動や音の大きさは感じられず、足回りも柔らかく感じるという評判も聞かれました。
車両重量はベースモデルよりも30kg分軽量化されており、軽快な走りが可能となります。空気抵抗を抑えるために専用のバンパーやアルミホイールが据え付けられているのも特徴です。狭い道の運転もスイスイとこなせるコンパクトカーとして実力を発揮するモデルではないでしょうか。
TSI comfortlineは小回りが利いて加速性も申し分なし
「Polo TSI comfortline」は、2014年8月にマイナーチェンジされたシリーズです。外観も直線的なラインを取り入れたことでシャープさが加わり、これまでのPoloと比較するとクラス感のあるデザインとなっています。
エンジンはこれまでと同様1.2リッターターボを採用していますが、最高出力が105psから90psに引き下げられているのも特徴です。しかし、出力が下がったことでスムーズな走りが妨げられるということはなく、モード燃費も前モデルよりおよそ5%も向上しています。
パワーダウンしたとはいえ、7速DCTや直噴ターボにより、加速性も十分です。ボディはこれまでのモデルから変わらずコンパクトな佇まいで、小回りが利くのもポイントといえるでしょう。
Blue GTは燃費よし!走行性能よし!のコンパクトカー
「Polo Blue GT」は、燃費向上と動力性能の高さを兼ね備えたモデルとして、Poloファミリーの仲間入りを果たしました。「ゴルフTSIハイライン」と同じパワートレインや、内外装に施されたGTI風のデザインが特徴です。
ブルーモーション テクノロジーというフォルクスワーゲン独自の環境燃費技術や気筒休止システムが採用されており、モード燃費21.3km/Lを達成しています。
やや硬いと感じるくらいのしっかりとした足回りで、ステアリングも軽く走る楽しさを実感できるのが特徴です。アクセルを強く踏まなくても加速力があり、操縦感覚が良いという声も多くあります。
また、室内は静粛性能が高く、走行中の乗り心地も抜群です。低燃費を叶える性能や安定した走行性能を持ちながら、全長4mにおさまるコンパクトボディで使い勝手の良さが際立つモデルとなっています。
フォルクスワーゲン Poloの中古車をお得に手に入れよう!
フォルクスワーゲン poloは、輸入車の中では比較的お手頃な価格で手に入れられる車ですが、「もっと安くpoloを購入したい」と考えている方も多いでしょう。
こちらの項目では、フォルクスワーゲンpoloの中古車相場や、中古車販売のネクステージについてご紹介します。
フォルクスワーゲン Poloの中古車相場
フォルクスワーゲン Poloは、歴代モデルも総じて評価が高く、中古車市場でも人気の車種になっています。2021年12月時点での中古車相場は、約40万円~160万円です。
低価格で買えるものに関しては、2011年式や2012年式等、年式が古いものが多くなっています。年式が新しくなり、装備が多くなるほど値段は上がっていく傾向にあり、上限である160万円の車は2019年式です。
ネクステージで探してみよう!
全国に店舗を展開する中古車販売店ネクステージは、フォルクスワーゲン Poloも含めて圧倒的な在庫を扱っています。正規輸入車ディーラーも行っているため、フォルクスワーゲンに関する知識も豊富です。
事故車や修復歴車を一切取り扱っていないため、初めて中古車を購入するというお客様でも、安心してご利用いただけます。
全国の在庫はWebページで閲覧可能です。保管場所が遠方であってもお近くの店舗にお取り寄せ可能なため、幅広い選択肢から購入できます。気になった車があればそのまま簡単にWEBフォームから問い合わせできるため、ぜひお気軽にご利用ください。
まとめ
フォルクスワーゲン Poloはデザイン性や走行性能などあらゆる面で優れた車です。運転しやすいコンパクトなサイズ感や、充実した安全機能で初心者の方にも適しています。しかし、233万4,000円~が新車価格であるため、予算的に購入できない方もいるでしょう。
価格を抑えてフォルクスワーゲン Poloを購入したい方は、ネクステージの中古車をご検討ください。ネクステージでは価格・品質・サービスすべてに自信を持って営業しています。Webページから簡単に問い合わせ可能なため、お好みの一台をお探しください。
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