フォルクスワーゲンの車は高い?輸入車にかかる維持費や安く購入するコツ
フォルクスワーゲンの車を検討しているものの、金額が高くて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。フォルクスワーゲンは値段が高めに設定されています。その理由は主に4つです。ただ、高い金額でそのまま購入するよりも、なるべく安く購入したい思いもあるでしょう。
そこでこの記事ではフォルクスワーゲンが高い理由や、安く購入するコツを解説します。人気車種も紹介しますので、フォルクスワーゲンの車を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・フォルクスワーゲンの金額設定が高い理由は「スペック性能が高い」「ブランドイメージが強い」「保証代」「輸送代」によるため
・輸入車であるため車や部品の輸送費がかさみ、維持費が高くなる傾向がある
・安く購入したいなら「決算期を狙う」「中古車を検討する」「新古車が流通するモデルチェンジの機会を狙う」といった戦略が効果的!
フォルクスワーゲンは日本の国産車に比べて高い?
フォルクスワーゲンの車は、日本の国産車と比較すると値段設定が高めです。国内で生産するよりも輸送コストが高いことも理由のひとつでしょう。
またフォルクスワーゲンは創設からの自社モデルのほかに、アウディやポルシェなどの高級ブランドを傘下にもつ巨大な高級車ブランドに成長しました。このブランドイメージが強いことも価格高騰の理由です。
ただし、フォルクスワーゲンの車には幅広い選択肢があります。消費者のニーズに合わせて新しいモデルの開発が進められていますので、型落ちするモデルの流通もあります。そのため、自分の予算に合ったモデルを探すことができるのも、巨大グループの魅力です。
フォルクスワーゲンの車が高い理由
海外から輸送しているためコストがかかることも、フォルクスワーゲンの車が高い理由です。そのほかにも、いくつか値段が高い理由があります。輸送代に加えて、スペック性が高い、ブランドイメージの強さ、保証代といった4つの観点からフォルクスワーゲンの車が高い理由をご紹介します。
スペック性能が高いから
フォルクスワーゲンの車が高い理由は、スペック性能が高いからです。エンジンの性能や最新技術を駆使しています。2ゾーンフルオートエアコンディショナー、リヤビューカメラ、マルチファンクションステアリングなど快適な装備を備えているため、価格も高くなる傾向にあります。
安全面のスペックから見ても、「TSIコンフォートライン マイスター」「TSIハイライン マイスター」から駐車支援システムや衝突軽減ブレーキといった装備があります。快適で安全に乗れる環境づくりがなされている、高スペックの車であるため価格もほかの車よりも高くなります。
ブランドイメージの強さ
フォルクスワーゲンはブランドイメージが高いため価格競争に陥りづらく、金額が高くなります。一般的に、ブランドイメージが弱いとほかの車と比較されて価値が下がるでしょう。
しかし、フォルクスワーゲンは独自ブランドと性能が強く結びついたイメージがあるので、他の車と比較されません。フォルクスワーゲンにしかない技術のファンによる需要が、価格競争に陥らずにいる状況を支えています。
保証代
フォルクスワーゲンを購入するときには、保証代もかかります。新車を購入するとウォルフィサポートに加入でき、クラスによって3万円~30万円近くかかります。中古車で購入した場合はウォルフィサポートに加入できません。中古車販売店などの保証に加入して万が一に備えることになります。
せっかく購入したフォルクスワーゲンの車に安心して乗るために、保証期間を延長するプログラムがウォルフィサポートです。フォルクスワーゲンに本来ついている保証もあるため、保証代で価格が高くなることも覚えておきましょう。
輸送代
フォルクスワーゲンは海外から輸送してくる必要があるため、輸送代がかかります。車本体も含め、修理用の部品も海外から取り寄せる必要があります。日本国内で生産している車だと、生産から販売まで全て国内で完結できるでしょう。故障で修理が必要になっても国内の工場から部品を取り寄せ、すぐに対応できます。
しかし外車だと部品の規格が日本製と異なるため、海外から輸送するコストがかさみやすいのです。そのため、販売金額も高めに設定されています。
フォルクスワーゲンの車に高い維持費が発生する理由
フォルクスワーゲンの車で費用が発生するのは、購入時だけではありません。購入後にも費用がかかるという特徴があります。車を健全に使用し、維持していくためには費用がかかります。国産の車でも維持費はかかりますが、外車ならではの費用が高くなる原因に注目しましょう。
修理に必要な部品も輸入品だから
フォルクスワーゲンの車を使っていて修理が必要になると、部品を調達する必要があります。国産の部品であればすぐに取り寄せられますが、外車となると備品やパーツも輸入品です。海外から取り寄せるための輸送費がかさみ、国産車の修理よりもコストが高くなるデメリットがあります。
もちろん、保証サービスを利用する手段もあります。保証サービスを利用することで万が一の場合でも費用を軽減できる可能性が高くなるでしょう。しかし、コストがかさみやすいことには違いないため、修理が必要にならないように普段から大切に使用するように意識しましょう。
ハイオク燃料であることがあるから
フォルクスワーゲンの車のような輸入車は、ハイオク燃料であるケースがあります。基本的には、全ての車種がハイオク燃料を使用しています。ゴルフやザ・ビートルといった車種もハイオクです。
ハイオク燃料の場合はレギュラーガソリンではなく、ハイオクを給油しなければなりません。レギュラーガソリンよりもリッターあたりの価格が10円~15円高いため、給油のたびにコストがかさみます。
万が一ハイオク車にレギュラーガソリンを給油すると、機能が著しく低下するリスクがあります。異音が発生したり、燃費が悪化したり、故障の原因になったりと危険です。燃料を安くするために故障させては、修理費のほうが高くつくでしょう。
保険の内容によっては高い費用がかかるため
外車は保険料が高いイメージがあるかもしれません。ただ、外車だから保険料が高いわけではありません。自動車保険料自体は外車でも国産車でも変わりません。型式別料率クラスによって決まります。事故が多い車の保険料は高く、事故が少ない車の保険料は安い傾向にあります。リスクの高さによって型式別料率クラスも変わるのです。
外車は国産車よりもクラスの数字が高い傾向にあり、保険料も高くなりがちです。クラスが高い保険に該当すると、維持費としての保険料も高くなる可能性があります。
車検費用が輸入車だと割高
輸入車は車検費用が割高になる傾向があります。車検費用は大きく分けると税金と整備費用の2種類です。税金は輸入車だから高くなるわけではありません。中でも自動車重量税は国産かどうかではなく、その車の重量によって異なります。
外車の車検費用が高くなる主な理由は、整備費用にあります。整備費用とは研修代や土地代・部品代に分かれますが、注目すべきは部品代です。外車の場合、整備に必要な部品は海外から輸送してもらう必要があります。国産自動車にはないコストがかさむため、金額が高くなるのです。
フォルクスワーゲンの車を安く購入するコツ
比較的高めの金額設定になっているフォルクスワーゲンの車を検討している方の多くは、可能な限り安く購入したいと思うでしょう。外車で費用が高くなりやすいフォルクスワーゲンの車を安く購入するためのコツを3つご紹介します。お得に購入するコツを把握し、予算内に収められるようにしましょう。
中古車の購入を検討すること
購入金額を安く済ませるためのポイントは、中古車の購入を検討することです。新車だとどうしても金額が高くなりがちです。車に限らず、どんな商品でも新しいものは高くなります。一方、中古車となると金額は新車よりも大きく下がります。
中古車販売店によって細かい金額は異なりますが、50万円~100万円近く安い金額で済ませることも可能です。新車だと約300万円の金額でも中古だと半額近くまで下がるケースもあります。予算に収まる可能性が高くなるため、一度中古車価格も確認しましょう。
販売店の決算期を狙うこと
決算期は安く購入するチャンスの時期です。各販売店は売り上げや件数の目標を達成するために、価格を下げやすくなります。決算のタイミングで価格交渉をすると、安くしてもらえる可能性が上がるでしょう。
中古車の場合はほかの店舗の金額もメモしておくと、強気で価格交渉に挑めます。フォルクスワーゲンの車をできるだけ安い金額で入手するために、タイミングも重要視しましょう。3月や9月といった決算期を狙って行動すると、満足できる金額で手に入れられる確率が高くなります。
モデルチェンジの機会を狙うこと
モデルチェンジの時期も安く購入できるチャンスです。多くの車が一定のタイミングでモデルチェンジを行います。モデルチェンジが近いと、型落ちを狙って安く購入できるかもしれません。また、モデルチェンジの時期は店頭にあったディスプレー用の車や試乗用の車が中古車市場に出回ってきます。
これらは、ディーラーが所有していたものなので新車と変わりない状態です。モデルチェンジの時期は、このような新古車・未使用車を入手できるチャンスでもあります。
フォルクスワーゲンの人気車種3選
予算に収める手がかりをご紹介したところで、ここからはフォルクスワーゲンの中でも人気のモデルを紹介します。すでに検討中の車がある方も、まだ決めてはいないという方も以下で紹介する人気車を確認して、購入の参考にしてみましょう。
ゴルフ
ゴルフはフォルクスワーゲンの中でも歴史ある車です。1974年に初代が発売され、40年以上世界中で愛されてきました。7世代目のゴルフでは経済性とパワフルなエンジンを搭載し、最新技術も兼ね備えています。
コモンレール式燃料噴射システムと可動式ガイドベーン付ターボチャージャー、デュアルサーキットEGRシステムを採用して、パワフルでかつ環境にもよいディーゼルエンジンとなっています。新車価格では約250万円~400万円、中古車では約100万円~200万円です。
ザ・ビートル
ザ・ビートルには、6種類のラインアップがあります。カラフルなバリエーションなため、選ぶのが楽しいモデルです。2019年に生産を終了し、日本での販売も終わりが近づいています。
新車で購入しようとすると約250万~400万円の金額設定となっています。中古車の場合は約120万円~200万円で購入できるでしょう。生産終了のため今後は希少性が上がり金額も高くなるかもしれません。ザ・ビートルを検討している方は、今のうちに自分だけの愛車を手に入れましょう。
ポロ
スタイリッシュなデザインで、高い居住性とユーティリティを実現した車がポロです。新型タイプはボディを左右それぞれ3.25cmサイズアップし、ラゲージスペースは71Lも大きくなりバージョンアップしました。キーを操作せずにドアロックの作動や解除、エンジン始動・停止が行えるスマートエントリー&スタートシステムを導入しています。
新車では約260万円~300万円、中古車だと約100万円~180万円で購入できます。フォルクスワーゲンの車種の中では比較的安めの金額設定になっていますが、予算が合わない方は中古車も検討してみましょう。
まとめ
フォルクスワーゲンが高い理由や人気車種、安く購入する方法についてご紹介してきました。フォルクスワーゲンは高めの金額設定であるため、予算が合わない方は中古車を検討してみてもよいでしょう。また、決算のタイミングに合わせて購入を検討する方法もあります。
中古車を購入する場合は、車の状態にも注意しましょう。状態が悪い中古車を買うと後々費用がかさみ、結果的に当初の予算を超える可能性もあります。
ネクステージでは、厳密な品質管理を徹底しています。輸入車の保険も用意していますので、安心して購入していただけます。フォルクスワーゲンの購入を検討している方は、ネクステージにご相談ください。
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