ピンクのフィアット500がかわいい!数量限定の特別仕様車を紹介
フィアット500は1957年のデビュー以来、長年にわたり愛されてきた人気のコンパクトカーです。2024年には惜しくも日本向けの生産終了を遂げました。中には、個性的なピンクカラーのフィアット500に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
ピンクカラーを設定したモデルには「ピンク!」「フィオーレ・ローザ」「イレジスティービレ」があります。
本記事では、フィアット500のピンクカラーを設定したモデルの詳細やルパン三世とコラボした最後の特別仕様車も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
※目次※
1.フィアット500 ピンクカラーの限定モデル「500 PINK!」
2.フィアット500 ピンクカラーの限定モデル「500 フィオーレ・ローザ」
3.フィアット500 ピンクカラーの限定モデル「500 イレジスティービレ」
4.フィアット500は2024年をもって日本向けの生産終了を発表
5.フィアット500 ピンクカラーの限定モデルを狙うなら「500 イレジスティービレ」
・フィアット500 ピンクカラーの限定モデルには「500 PINK!」「500 フィオーレ・ローザ」「500 イレジスティービレ」がある。
・フィアット500は2024年をもって生産が終了し、在庫がなくなり次第500モデルの販売終了となる。
・フィアット500 ピンクカラーの限定モデルは「500 イレジスティービレ」が狙い目。
フィアット500ピンクカラーの限定モデル「500 PINK!」
フィアット500にピンクカラーが設定されたモデルのひとつが「ピンク!」です。2009年に世界で600台のみ限定生産されたこの特別仕様車には、鮮やかなピンクが魅力の限定色「ローザ・ローザ」が採用されています。
ここでは、「ピンク!」の概要や限定色のピンク「ローザ・ローザ」について解説します。
世界で600台のみ限定生産された特別仕様車
フィアット500の特別仕様車として登場した「500 PINK!」は、世界的に高い注目を集めた限定モデルです。2009年に世界600台限定で発売され、日本では50台のみが税込238万円で販売されました。
ベースとなったのは上級グレードのフィアット500の1.2Lモデル「8V ラウンジ」です。ATモード付きの5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を搭載しており、3ドア、右ハンドル仕様の限定モデルとなっています。
鮮やかなピンクが魅力の限定色「ローザ・ローザ」
フィアット500 PINK!は、鮮やかな「ローザ・ローザ」と呼ばれるショッキングピンクのボディカラーが特徴です。内装にもダッシュボードやオリジナルフロアマットなど、随所にピンクがあしらわれ華やかな仕様となっています。
さらに、通常グレードでは選べない電動タイプのサンルーフも特別装備として用意され、快適に開放感あふれるドライブを楽しめるのも魅力といえるでしょう。
フィアット500ピンクカラーの限定モデル「500 フィオーレ・ローザ」
2013年2月、フィアット500の特別仕様車に春の訪れを感じさせる「500 フィオーレ・ローザ」が発売されました。イタリア語で「ピンクの花」を意味するフィオーレ・ローザは、メタリックの淡いピンクが特徴的な150台の数量限定モデルです。
直列2気筒0.9L マルチエア ターボエンジン、ATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を搭載した「ツインエア ポップ」をベース車両としています。価格は、ベース車両と同額の220万円に設定されました。
ファブリックシートには(アイボリー/グレー)が採用され、外装の柔らかな雰囲気と調和したインテリアが特徴です。
フィアット500ピンクカラーの限定モデル「500 イレジスティービレ」
フィアット500の特別仕様車「500 イレジスティービレ」は、上品さとキュートさの両方を持ち合わせた魅力的なモデルです。イレジスティービレはイタリア語で「あらがえない」という意味を持ち、それを納得させるほどの美しさを持っているといえるでしょう。
500シリーズでは初採用となる「ピンクグレー」のボディカラーが特徴で、500は185台限定、500Cは75台限定で販売されました。ベース車両は「500 / 500C ツインエア ラウンジ」です。
エレガントなホイールデザインや上品さ漂うダイヤモンドステッチのシートなど、洗練されたデザインで多くの注目を集めました。
フィアット500は2024年をもって日本向けの生産終了を発表
フィアット500は2024年をもって日本向けの生産終了が発表され、今一度注目している方も多いのではないでしょうか。これまでにさまざまなコラボレーションモデルが誕生しましたが、中でも「500 Barbie」はピンクが好きな方にとって知っておきたいモデルです。
ここでは、ピンクの内外装が特徴的な「500 Barbie」、最後の特別仕様車となるアニメ「ルパン三世」とのコラボレーションモデル「500/500C スペシャルエディション」の概要を解説します。
フィアット「500 Barbie(バービー)」
フィアット500は、2009年に着せ替え人形でおなじみのバービーを手がけるMattel社とコラボレーションした特別モデルを制作しました。このバービーモデルは発売50周年を迎えるバービーを祝うもので、市販化には至りませんでしたが大きな話題を呼びました。
ピンクのボディカラーは超微細アルミニウムがほのかに光り、インストルメントパネルやドアトリム、シートにはボディ同色の鮮やかなピンクカラーが採用されています。
フィアット「500/500C スペシャルエディション」
アニメ「ルパン三世」と深い関係を持つフィアット500が、最後の特別仕様車に設定した「500/500Cスペシャルエディション」は要注目です。この特別仕様車のため特別にデザインされた、ルパン三世をモチーフにした特別装備が随所に施されています。
特別装備は、ルパン三世をモチーフにしたバッジやリアガラスデカール、刺繍入りフロアマットなどが一例です。惜しくも日本向けの生産が終了したフィアット500ですが、このモデルは多くのファンの心に残る特別な一台となることでしょう。
フィアット500 ピンクカラーの限定モデルを狙うなら「500 イレジスティービレ」
フィアット500 ピンクカラーの限定モデルを狙うなら、比較的年式の新しい「500 イレジスティービレ」を狙うのがおすすめです。数量が限られているため、流通量は少ないものの、走行距離が3万km~5万km程度の車両がいくつか出回っています。
予算を抑えてフィアット500 ピンクカラーの限定モデルに乗りたいという方は「500 フィオーレ・ローザ」を狙うのも良いでしょう。こちらも流通量は多くありませんがいくつか出回っており、50万円~100万円ほどで購入できます。
2024年11月時点でネクステージにおける在庫はありません。購入を希望している方は、定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。
(参考:『500(FIAT)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
フィアット500にピンクカラーが設定されたモデルには「ピンク!」「フィオーレ・ローザ」「イレジスティービレ」があります。どれも数量限定であるため、流通量は少ないもの中古車市場にはいくつかの車両が出回っています。
フィアット500のピンクカラーは希少ですので、購入を希望している方は在庫がなくならないうちにチェックしてみてはいかがでしょうか。
【この記事の執筆者】
松田 莉乃
過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。
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