最高級車ベントレーコンチネンタルとは?歴史や現行ラインアップを紹介!
英国が誇る高級車「ベントレーコンチネンタル」は、クーペやカブリオレモデルなどさまざまなモデルを世界中で展開してきました。1952年のデビュー以来、革新的な技術と洗練されたデザインで名声を博しています。
格式高い車であることは知っていても、ベントレーコンチネンタルの歴史やモデルごとの特徴を深く知らないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ベントレーコンチネンタルの歴史や現行モデル、最新の売買相場を紹介します。輸入車購入のポイントも紹介しますので、車の購入・買い替えにお役立てください。
※目次※
・ベントレーコンチネンタルは、洗練されたデザインと卓越したパフォーマンスを兼ね備えたグランツーリスモ。
・1952年から70年以上続く人気車で、多くのファンから支持されている。
・ベントレーコンチネンタルなどの輸入車は、輸入車正規ディーラーでもあるネクステージで探そう。
英国の最高級車ベントレーコンチネンタルとは?
ベントレーコンチネンタルは、洗練されたデザインと卓越したパフォーマンスを持つ英国の最高級車です。高級車市場においても特別な地位を確立しており、その魅力は世界中の自動車愛好家から高く評価されています。
はじめに、ベントレーコンチネンタルの概要と、これまでの歴史を見てみましょう。
欧州の高性能グランツーリスモ
ベントレーコンチネンタルの「コンチネンタル」は、英語で「欧州大陸の」「大陸風の」といった意味を持ちます。
欧州という意味を持ちながらも、最初にコンチネンタルの名が付けられたのは米国の高級ブランド「リンカーン」のコンチネンタルです。リンカーン コンチネンタルは欧州デザインを取り入れた高級セダンとして、1939年に発売されました。
リンカーン コンチネンタルが発売される少し前に、英国のロールス・ロイスがコンチネンタルのサブネームを付けたグランドツアラーを発売します。同時期の1931年、ロールス・ロイスはベントレーを吸収し、兄弟車を生み出すパートナーとなりました。
1952年にロールス・ロイス シルバードーンのベントレー版として、コンチネンタルの冠を付けた「Rタイプ コンチネンタル」が発売されます。
ベントレーコンチネンタルこれまでの歴史
1952年に登場した「Rタイプ コンチネンタル」は、2ドアクーペと2ドアコンバーチブルの2種類です。当時のベントレーとロールス・ロイスの中でハイパフォーマンスを誇る、4.6L 直列6気筒エンジンを搭載しています。
1991年には、6.75L V8ターボエンジンを搭載した「コンチネンタルR」が発売されました。ロールス・ロイスの傘下にありながら、独自のボディ・エンジンを搭載したハイパフォーマンスモデルです。
2003年には、現在ラインアップしている「コンチネンタルGT」が発売されます。当時のコンチネンタルGTに搭載されているのは、6.0L W12ツインターボエンジンです。
2006年にコンバーチブルの「コンチネンタルGTC」が追加され、2010年と2017年にモデルチェンジが行われました。
(参考:『ベントレーの歴史を振り返る!気になる現行ラインアップの価格は?|新車・中古車の【ネクステージ】』)
リンカーンコンチネンタルとの違い
英国製の高級グランツーリスモであるベントレー コンチネンタルは、スポーツ性能と豪華さを両立させています。一方のリンカーン コンチネンタルは、米国の伝統的なラグジュアリーさと快適な乗り心地を重視する車です。
4代目リンカーン コンチネンタルは米国大統領専用車のベースにもなっており、多くのセレブから愛されていました。大きな特徴は、米国車らしいロングボディ、スタイリッシュな観音扉、7.0L V8エンジンです。
2002年の9代目でリンカーン コンチネンタルは生産が終了しましたが、2017年に10代目が復活しています。しかし、10代目のリンカーンコンチネンタルも2020年末に生産が終了し、歴史に幕を閉じました。
(参考:『コンチネンタル 型式:ABA-BFCVA(ベントレー)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ベントレーコンチネンタルの燃費と価格【GTシリーズ】
ベントレーコンチネンタルGTシリーズは、英国の伝統的なクラフトマンシップと現代の技術が見事に融合した車です。
高性能ながらも洗練されたデザインで、豪華な内装と圧倒的な走行性能を誇ります。ここでは、GTシリーズのラインアップとモデルごとのスペック、中古車の相場を見てみましょう。
ラインアップとスペック
コンチネンタルGTには、中核となる「GT」をはじめ6種類のモデルがラインアップしています。それぞれのスペックと新車価格は以下の通りです。
|
GT |
GT S |
アズール |
マリナー |
スピード |
スピード エディション12 |
エンジン 種類 |
4.0L V8気筒ツインターボ |
6.0L W12 ツインターボ |
||||
排気量 (cc) |
3,996 |
5,950 |
||||
トランスミッション |
8DCT |
|||||
WLTPモード 燃費 (L/100km) |
12.1 |
13.7 |
- |
|||
全長 (mm) |
4,880 |
4,850 |
||||
全幅 (mm) |
1,965 |
2,187 |
||||
全高 (mm) |
1,405 |
|||||
新車価格 (税込み) |
3,005万2,000円 |
3,392万4,000円 |
3,615万7,000円 |
3,968万8,000円 |
3,842万3,000円 |
4,106万3,000円 |
GTは快適性・パワーが調和したモデル、GT Sはスポーティーなスタイリングが特徴です。アズールとマリナーは共にラグジュアリーモデルとなり、マリナーがGTシリーズ最高峰に君臨します。
スピードとスピードエディション12は、共にパフォーマンスモデルです。
(参考:『ベントレー コンチネンタルGTとは?3代目のシリーズ展開や魅力をご紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古車相場をチェック!
2024年4月現在、ネクステージではベントレー コンチネンタルGTは在庫がありません。代わりとして、ベントレー コンチネンタルGT同等モデルのマセラティ「クアトロポルテ」の中古車相場を紹介します。
モデル名 |
中古車価(税込み) |
モデナ |
1,430万円~1,589万9,000円 |
グランスポーツ |
884万9,000円 |
S グランスポーツ |
934万9,000円 |
GT S グランスポーツ |
1,819万9,000円~1,842万9,000円 |
ベースグレード |
1,104万9,000円 |
(参考:『クアトロポルテ(マセラティ)の中古車一覧覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ベントレーコンチネンタルの燃費と価格【GTCシリーズ】
ベントレー コンチネンタルGTCは、コンチネンタルGTのカブリオレ(オープントップ)バージョンです。GTがクーペモデルであるのに対し、GTCは屋根を開けて風を感じながら走行できる設計が特徴です。
ここでは、GTCシリーズのラインアップとモデルごとのスペック、中古車相場を紹介します。
ラインアップとスペック
コンチネンタルGTCには、ベンチマークの「GTC」をはじめ6種類のモデルがラインアップしています。それぞれのスペックと新車価格は以下の通りです。
|
GTC |
GTC S |
アズール |
マリナー |
スピード |
スピードエディション12 |
エンジン 種類 |
4.0L V8気筒ツインターボ |
6.0L W12 ツインターボ |
||||
排気量 (cc) |
3,996 |
5,950 |
||||
トランスミッション |
8DCT |
|||||
WLTPモード燃費 (L/100km) |
12.5 |
14.1 |
- |
|||
全長 (mm) |
4,880 |
4,850 |
||||
全幅 (mm) |
1,965 |
2,187 |
||||
全高 (mm) |
1,400 |
1,399 |
||||
新車価格 (税込み) |
3,292万3,000円 |
3,718万円 |
3,946万8,000円 |
4,205万3,000円 |
4,221万8,000円 |
4,472万6,000円 |
モデルごとの特徴は、コンチネンタルGTと変わりません。コンチネンタルGTと同様の高性能と豪華さを備えながら、オープントップの醍醐味を味わえます。
中古車相場をチェック!
2024年4月現在、ネクステージではベントレーコンチネンタルGTCの取り扱いはありません。代わりとして、ベントレーコンチネンタルGTC同等モデルのBMW「4シリーズ 420iカブリオレ」の中古車相場を紹介します。
ベントレーコンチネンタルGTC同様、BMW 4シリーズ 420iカブリオレも中古車市場への流通は多くありません。カブリオレを購入したいという方は、在庫情報を小まめにチェックしましょう。
モデル |
中古車価格帯 |
420iカブリオレ |
607万9,000円 |
(参考:『4シリーズ(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ベントレーコンチネンタルの買取相場は?
コンチネンタルGT、コンチネンタルGTCともに高級車のため、買取実績も一般的な輸入車に比べ多くありません。
ネクステージでは、2024年4月時点で3件の取引実績があります。それぞれの年式・走行距離・買取価格は以下の通りです。
モデル |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
GT |
2008年式 |
4万5,804km |
346万7,000円 |
GT マリーナ パッケージ |
2013年式 |
2万515km |
691万8,000円 |
コンバーチブル |
2014年式 |
4万6,230km |
697万9,000円 |
(参考:『コンチネンタル(ベントレー車)の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ベントレーコンチネンタルなど輸入車を買うには?
ベントレー コンチネンタルは根強い人気があるものの、高級車のため中古車市場への流通は多くありません。しかし、現在は日本国内での販売実績が増えているため、今後流通量が増える可能性もあります。
ここでは、ベントレーの2023年販売台数、輸入車を購入するポイントを見てみましょう。
2023年の日本では約700台を販売
2023年、ベントレーは日本市場で堅調な成績を維持し、合計で719台の自動車を販売しました。モデル別の販売構成比で最も高い31%を占めたのが、コンチネンタルGTです。
コンチネンタルGTはベントレーのラインアップの中でも特に高い人気を誇り、その魅力が幅広い顧客層に認められています。日本では3年連続で販売台数が伸びているため、今後の中古車市場への流通が期待できるでしょう。
正規輸入車がおすすめ
ベントレーコンチネンタルは、正規輸入車・並行輸入車の2つの輸入ルートがあります。正規輸入車と並行輸入車どちらでもベントレーコンチネンタルを購入できますが、長期的に見ると正規輸入車での購入がおすすめです。
正規輸入車は保証やサポート体制が整っており、専門知識のあるメカニックが配置されています。万が一トラブルが起こっても、安心して任せられることが魅力です。
また、認定中古車であれば新車同様のきめ細やかなサポートが受けられます。正規ディーラーでの購入であれば、中古車であっても一定基準を満たした車両の購入が可能です。
並行輸入車は正規輸入車に比べ初期費用を抑えられますが、メンテナンス費用が高額になるケースもあるため注意しましょう。
輸入車はネクステージで探そう!
ネクステージでは、中古車販売だけではなく、輸入車の正規ディーラーとしての事業も展開しています。新車はもちろん、一定基準をクリアした認定中古車の購入も可能です。
ネクステージのWebサイトでは、全国に200店舗にある3万台の在庫を一度に確認できます。ベントレーをはじめとした輸入車をお探しの方は、ぜひネクステージをご利用ください。
良質な車が豊富な在庫から選べる
ネクステージは輸入車の正規ディーラー事業も行っており、最新の輸入車を幅広く取りそろえています。正規ディーラー運営ブランドは以下の通りです。
・フォルクスワーゲン
・アウディ
・ボルボ
・マセラティ
・ジャガー
・ランドローバー
・ビーワイディーオート(BYD)
正規ディーラー店では、新車・中古車の販売だけでなくメンテナンスや車検も対応しています。中古車には各ディーラーの保証基準が適用されるため、購入後も安心です。
充実した中古輸入車への保証をご用意
ネクステージでは、輸入車購入時の不安を軽減するため、1か月間の走行距離無制限保証を無料で提供しています。
より安心を求める方には、有料の保証付きメンテナンスパック「サービスサポート」がおすすめです。サービスサポートには、無料点検やオイル交換、ロードサービスなどが付帯しています。
サービスサポートは、正規ディーラー店で購入した認定中古車はご加入いただけません。また、電気自動車など一部対象外の車もあるため、詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください。
まとめ
ベントレー コンチネンタルは、デザイン性・走行性能・環境性能・安全性能を兼ね備えたグランツーリスモです。現在は、クーペスタイルの「コンチネンタルGT」と、カブリオレの「コンチネンタルGTC」がラインアップしています。
高級車であることから中古車市場への流通が少なく、購入しづらいのが現状です。しかし、日本国内での販売台数が伸びているため、今後に期待しましょう。
ベントレーをはじめとした輸入車は、正規ディーラー事業も展開するネクステージにご相談ください。豊富な在庫の中から、希望条件に合った1台を見つけられるようお手伝いをいたします。
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
