ルノー トゥインゴはヨーロピアンな内装・外装が魅力!特徴やカラーも紹介
フランスの自動車メーカー「ルノー」から販売されているトゥインゴは、外装だけでなく内装もおしゃれなコンパクトカーです。ボディカラーに合わせた内装カラーをコーディネートしていることもあり、内装デザインの特徴や使い勝手について知りたい方もいるでしょう。
そこでこの記事では、トゥインゴの内装をメインに解説しつつ、歴史や現行型のスペックなどの基本情報を紹介します。トゥインゴのように独自の世界観を持つライバル車にも触れるので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
4.ルノー トゥインゴの内装をよりおしゃれに彩るアクセサリー
・トゥインゴの内装は、丸みを帯びたデザインでコックピットはスポーティに仕上げられている
・外装カラーによって内装カラーが決まり、3つのバリエーションが用意されている
・トゥインゴと同様に、ヨーロピアンな雰囲気が味わえるライバル車も要注目
ルノー トゥインゴはヨーロピアンな内装・外装が魅力の車
トゥインゴのかわいらしいエクステリアに目を引かれ気になった方も多いでしょう。ここでは、トゥインゴの歴史を紹介しつつ、大まかな特徴を解説します。2023年11月時点にラインアップされている3つのモデルとスペックや価格も紹介します。
トゥインゴの歴史
フランス車のトゥインゴは、道幅の狭い日本の道路でも快適に移動できる小柄なボディサイズのコンパクトカーです。初代トゥインゴは1992年に発表され、翌年に販売開始されました。パリの町並みや道路環境にフィットとするよう設計され、パリでは若者が最初に乗る車として定着しています。なお、初代トゥインゴは約14年間も販売された。
2代目が登場したのは2007年です。近代的なデザインとなり、1.2Lターボエンジンを搭載したスポーツモデルのGTも設定されました。日本では右ハンドルが標準仕様として導入されたため、選びやすくなっています。
そして現行モデルの3代目は、2016年9月に日本で販売開始されたものです。FFからRRに駆動方式を変更しつつも、コンセプトは引き継いでいます。
トゥインゴは日常使いしやすいコンパクトカー
3代目トゥインゴは一見3ドアに見えますが、実はリアドアを備えた5ドアです。リアのアウタードアハンドルをうまく隠すことで、すっきりとした印象を持たせています。
トゥインゴの魅力は、そのかわいらしい見た目だけではありません。コンパクトで狭い道でのすれ違いを難なくこなす他、小回り性能の高さもトゥインゴの特長です。これは、RR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトを採用することで実現しました。スペースを取るエンジンやトランスミッションが後方にあるため、フロントタイヤの切れ角を大きくできたのです。
0.9Lのエンジンにはターボチャージャーが搭載されているため、上り坂でもスムーズに走行できます。都市部や住宅街に最適なコンパクトカーといえるでしょう。
3つのモデルがラインアップ
現行型のトゥインゴは、3つのモデルをラインアップしています。ターボチャージャー付きでオートマチックトランスミッションの「INTENS EDC」と、ルーフがオープンになる「INTENS Canbas top EDC」、そして自然吸気エンジンとマニュアルトランスミッションを搭載する「INTENS MT」です。スペックと新車価格は以下をご覧ください。
|
INTENS EDC |
INTENS Canbas top EDC |
INTENS MT |
全長【mm】 |
3,645 |
3,645 |
3,645 |
全幅【mm】 |
1,650 |
1,650 |
1,650 |
全高【mm】 |
1,545 |
1,545 |
1,545 |
ホイールベース【mm】 |
2,490 |
2,490 |
2,490 |
車両重量【kg】 |
1,030 |
1,050 |
960 |
乗車定員【人】 |
4 |
4 |
4 |
最小回転半径【m】 |
4.3 |
4.3 |
4.3 |
エンジン排気量【cc】 |
0.897 |
0.897 |
0.997 |
エンジン最高出力【kW(PS)/rpm】 |
68(92)/5,500 |
68(92)/5,500 |
48(65)/5,300 |
エンジン最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
135(13.8)/2,500 |
135(13.8)/2,500 |
95(9.7)/4,000 |
燃料消費率(WLTCモード)【km/L】 |
17.4 |
17.4 |
20.7 |
車両本体価格 |
259万円 |
274万円 |
250万円 |
(2023年11月時点の情報です)
現行のトゥインゴはRRを採用しているため、駆動輪のトラクションが優れており、多少荒れた路面でもスムーズに加速します。価格については、新車の本体価格が250万円からとなっており、ネクステージにおける中古車相場は89万9,000円~144万9,000円です。
ルノー トゥインゴの内装における共通の特徴
トゥインゴは、内外装ともにデザイン性が優れています。ヨーロピアンな雰囲気を存分に味わえるフェイスやリアビューが特徴です。インテリアも見ているだけでワクワクするようなデザインとなっており、内外装のカラーコーディネートもポイントです。ここからは、トゥインゴの具体的な内外装の仕様について解説します。
選べる内装カラー・外装カラー
トゥインゴには、3つの内装カラーと4つの外装カラーが設定されています。内装カラーの種類はホワイト系のブランと、赤のルージュ、そしてブラックです。
外装カラーは若干青味を含んだ高級感のあるブラン クオーツ、落ち着いたレッドのルージュ フラム、薄い青色のブルー ドラジェ、そしてグレーのグリ リュネールは灰色の月を表現してカラーです。バックドアに関しては、どの外装カラーでもブラックとなります。
内装カラーは外装カラーごとに設定されています。以下の対応表をご覧ください。ちなみに、MTモデルには内外装ともにルージュが設定されていません。
内装カラー |
外装カラー |
ブランインテリア |
ブラン クオーツ ブルー ドラジェ |
ルージュインテリア |
ルージュ フラム |
ブラックインテリア |
グリ リュネール |
(2023年11月時点の情報です)
おしゃれな内装
トゥインゴの内装は、丸みを帯びたデザインで統一されています。インパネやシフトノブ、ステアリング、エアコン吹き出し口の各トリムには、外装カラーと同色もしくは同系統の色がアクセントとして加わります。
ステアリングホイールは円形ではなく、下側をフラットにしたD型の形状です。シフトノブやその周辺のデザインも相まって、コックピットはスポーティに仕上げられています。メーターについてはシンプルで、見やすさを重視したデザインです。
シートはレザー調の素材とファブリックを組み合わせており、ヘッドレスト一体型が採用されています。リアドアに関しては、ドアを閉めるためのインナーノブが独特な形状となっており、遊び心が感じられるポイントです。
ルノー トゥインゴの内装はグレード間で違いはある?
ルノー トゥインゴの内装の仕様は、グレード間で大きな違いはありません。前席シートヒーターやチルト機能付きのレザーステアリング、7インチタッチスクリーンなど、主要な装備はどのグレードにも備わっています。
異なるのは、キャンバストップに助手席グラブハンドルが設定されていな点と、MTモデルにECOモードがない点です。
ルノー トゥインゴの内装をよりおしゃれに彩るアクセサリー
トゥインゴの内装のアクセサリーで特徴的なのがシートカバーです。豊富な種類からカラーが選べる「PCVレザー」と「部分本革」、そしてユニークなデザインの「千鳥格子」「雲」が用意されています。
前席アームレストについては19色から選択でき、小物入れとしても便利で、使わない時は引き上げられます。シートカバーとアームレストは、内装の雰囲気を大きく変えられるためおすすめです。
他にも、キーイルミネーションやフロアイルミネーション、スピーカーリングなど、ライト類のアクセサリーを装着するとおしゃれ度がアップするでしょう。
ルノー トゥインゴは荷物の多い遠出も問題なし
トゥインゴは小さな車体ですが、十分な容量のラゲージスペースが確保されており、遠出もこなせます。また、安全装備について気になる方もいるでしょう。ここでは、ラゲージスペースの使い勝手や、ドライブする時の安心感につながる装備について解説します。
最大積載容量980Lまで拡大可能
トゥインゴは街乗りメインの使用を想定したコンパクトな車ですが、比較的広めのラゲージスペースが確保されています。通常時の積載容量は174Lで、スーツケースなど大きめの荷物を積載可能です。
そして左右のリアシートを倒すと、980Lまで積載容量を拡大できます。リアシートは5:5分割となっており、3名乗車しつつ積載容量を拡張することも可能です。
事故リスクを抑える安全装備が備わっている
長距離走行する際、安全装備や支援機能が備わっていると、安心感が高まります。トゥインゴでは、70km/h以上で作動する車線逸脱警報と、タイヤ空気圧警報が標準装備です。ただし、自動ブレーキシステムや誤発進抑制機能などの先進安全装備は設定されていません。
サポート機能に関しては、5%以上の勾配で発進時に作動するヒルスタートアシストや、駐車時に後方の障害物を検知するバックソナーが装備されています。
ルノー トゥインゴと比較検討したいライバル車種3選
フランス車には、トゥインゴ以外にもおしゃれなモデルがあります。ここではシトロエンと、ルノーから販売されている2つのコンパクトカーの特徴を紹介するので、車選びの参考にしてください。新車価格や中古車相場にも要注目です。
シトロエン C3
トゥインゴと同じくフランス車のシトロエン C3は、個性的なデザインのコンパクトカーです。SUVを強くイメージさせつつ遊び心あふれるデザインで、切れ長のLEDデイタイムランプとスクエア形状のヘッドランプが印象的に映るでしょう。ボディサイズは幅と長さがトゥインゴよりも一回り大きく、一方で全高は抑えられています。
インテリアはエクステリアと統一感があり、2つのアクセントカラーが用意されています。居心地の良さと高揚感を同時に味わえるデザインが魅力的です。シトロエンC3の新車価格は311万7,000円からで、ネクステージにおける中古車相場は164万8,000円~164万9,000円となっています。
(2023年11月時点の情報です)
(参考:『C3(シトロエン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
プジョー 208
ルノーやシトロエンと同じく、フランスの自動車メーカーのプジョーからも魅力的なコンパクトカーが販売されており、208はトゥインゴやC3のライバル車といえるでしょう。エクステリアはワイドなプロポーションで、走行安定性の高さがうかがえます。ヘッドランプから内側に伸びるLEDデイライトが特に個性的です。
インテリアは、小径のステアリングホイールと3D表示のデジタル―メーターにより、スポーティかつ先進的な印象を受けます。ハザードランプなどの操作部にトグルスイッチが採用している点が特徴的なポイントです。
プジョー208の新車価格は318万3,000~512万4,000円で、ネクステージにおける中古車相場は109万9,000円~177万円となっています。
(2023年11月時点の情報です)
(参考:『208(プジョー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
プジョー 308
208よりも大きめの車種が欲しい場合は、プジョー308がおすすめです。エクステリアで特徴的なLEDデイライトは208と共通する部分ですが、横長のマトリックスLEDヘッドライトと存在感のあるプジョーのエンブレムがワンランク上の車であることを示しています。
インテリアは208と同様にスポーティで、メーターは視認性に優れており、10インチのセンターディスプレイが先進性を感じさせます。センターコンソールはドライバーを包み込むようにデザインされており、ドリンクホルダーの使い勝手が良好です。
308の新車価格は339万8,000円~533万1,000円で、ネクステージにおける中古車相場は114万9,000円~254万9,000円となっています。
(2023年11月時点の情報です)
(参考:『308(プジョー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
ルノー トゥインゴは、街乗りに最適化されたコンパクトカーです。デザイン性が優れており、内装の質感もエクステリアに対して見劣りしません。外装カラーによってアクセントカラーを設定している点が特徴的です。
フランス車で見た目や内装に特徴がる車は、ルノー トゥインゴだけでありません。シトロエンC3やプジョー208・308などにも目を向け自分の好みにぴったりの車種を探してみましょう。
【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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