ジープ・レネゲードの内装特集!魅力的なポイントや装備が分かる
ジープ・レネゲードは、ジープの伝統的なデザインを継承した比較的新しいモデルです。内装は機能的であり、上質さを感じさせます。具体的にどのような特徴を持つのか、購入を検討している方は特に気になるポイントでもあります。
そこでこの記事では、ジープ・レネゲードの内装を紹介します。デザインだけでなく、シートの素材や機能など、細かく紹介するので購入を検討している方はぜひチェックしてください。また、3つのライバル車についても触れるので、車種選びに迷っている方も参考になるでしょう。
※目次※
・レネゲードは、本格オフローダーやSUVを専門とするジープ初のスモールSUV
・レネゲードの内装は機能的で、SUVらしさを存分に感じさせるデザインが魅力
・ハイブリッドモデルのレネゲードはドライブモードスイッチを装備し、路面に合わせて走行モードを選択できる
機能性に優れた内装のジープ・レネゲード
内装の特徴を解説する前に、まずジープ・レネゲードの登場時期や基本スペックを紹介します。ジープ・レネゲードの基本情報を押さえておくことで、グレード選びもしやすくなります。また、中古車を検討する際にも役立ちます。
2015年に登場したジープ・レネゲード
レネゲードは、ジープのラインアップの中でもコンパクトなモデルです。登場したのは2015年で、ジープ初のスモールSUVとして注目を集めました。車体は大きくありませんが、高いオフロード性能を有しており、アウトドア利用を得意とするジープの技術が詰まったモデルです。
角が取れたスクエアのシルエットで、ジープの象徴でもある丸目のヘンドランプと7スロットグリル、台形のホイールアーチが印象的です。
2019年にマイナーチェンジされた
ジープ・レネゲードは2019年マイナーチェンジで、デザインが変更されました。まず目につくのはエクステリアの変更点です。フロントバンパーの形状が変わっており、よりSUVらしくなっています。
また、ヘッドランプの内部の形状も変更されており、横長の点灯部分がオシャレです。ハイ・ロービームとフォグランプは、LEDに変更されています。
さらに、エンジン排気量が1.4Lから1.3Lへ小さくなりましたが、ターボチャージャーを搭載することで出力がアップしています。
ジープ・レネゲードは街乗りしゃすいスモールタイプ
ジープ・レネゲードはスモールタイプのSUVです。ボディの寸法やエンジンスペックは以下の通りです。
|
Limited |
Limited 4xe |
Trailhawk 4xe |
全長【mm】 |
4,255 |
4,255 |
4,255 |
全幅【mm】 |
1,805 |
1,805 |
1,805 |
全高【mm】 |
1,695 |
1,695 |
1,725 |
最低地上高【mm】 |
170 |
170 |
210 |
最小回転半径【m】 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
ホイールベース【mm】 |
2,570 |
2,570 |
2,570 |
車両重量【kg】 |
1,440 |
1,790 |
1,860 |
エンジン排気量【cc】 |
1,331 |
1,331 |
1,331 |
エンジン最高出力【kW(PS)/rpm】 |
111(151)/5,500 |
96(131)/5,500 |
132(179)/5,750 |
エンジン最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
270(27.5)/1,850 |
270(27.5)/1,850 |
270(27.5)/1,850 |
フロントモーター最高出力【kW(PS)】 |
- |
33(45) |
33(45) |
フロントモーター最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
- |
53(5.4)/8,000 |
53(5.4)/8,000 |
リヤモーター最高出力【kW(PS)】 |
- |
94(128) |
94(128) |
リヤモーター最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
- |
250(25.5)/2,000 |
250(25.5)/2,000 |
燃料消費率(WLTCモード)【km/L】 |
14.3 |
16.0 |
14.8 |
(2023年8月時点の情報です)
ジープ・レネゲードには3つのタイプがあり、ベースとなるのはガソリンエンジンで前輪駆動のLimitedです。そして、プラグインハイブリッドで4WDのLimited 4xeとTrailhawk 4xeを用意しています。走破性を求めるなら、4WDで高出力のプラグインハイブリッドモデルがおすすめです。
ジープ・レネゲードの内装の注目ポイント
ジープ・レネゲードの内装は、SUVであることを存分に感じさせてくれます。日常的に見て触れる部分だからこそ、購入前に特徴を把握しておくことが大切です。ここでは、ジープ・レネゲードの内装の注目ポイントを4つ紹介します。
力強い内装デザイン
ジープ・レネゲードの内装は、上随所に厚みを持たせたデザインで力強さを感じさせます。インパネ中央の上部に配置されたエアコンルーバーは、ウィンタースポーツで使用するゴーグルをモチーフとしており、アウトドアのイメージを強めてくれる要素です。内装色はブラックに統一され、引き締まった印象を与えます。
コンパクトタイプのSUVですが、後席は窮屈なものではなく、頭上のクリアランスを含め十分な広さを確保しています。
シートは全車レザーを採用
ドライバーや乗員にとって、シートの質感や機能も居心地に関わる重要な要素です。レネゲードでは、全グレードにレザーシートを採用しており、チープな印象はありません。
運転席には8ウェイのパワーシートで、ドライビングポジションを細かく調整できます。また、2ウェイのランバーサポートも装備されているため、長時間の移動でも疲労がたまりにくいでしょう。また、フロントシートには、シートヒーターが全車に装備されています。
ラゲッジスペースの使い勝手は良好
ジープ・レネゲードはラゲッジスペースも十分な容量が確保されており、最大は約1,440Lです。リヤシートは40:20:40分割を採用しているため、荷物の大きさに合わせて荷室スペースをカスタマイズできます。
また、ラゲッジスペースのフロアは高さが調整でき、下降させれば高さのある荷物もスムーズに積め込めます。
デュアルペインパノラミックサンルーフを選択すると開放的に
レネゲードには、メーカーオプションとしてデュアルペインパノラミックサンルーフが設定されています。後部座席まで覆われており、乗員全員が開放感を味わえる他、フロント側は電動で開閉が可能です。またサンシェード付きで、こちらもボタンひとつで操作できます。
なお、デュアルペインパノラミックサンルーフは、ガソリンエンジンモデルのLimitedで選択できますが、ハイブリッドモデルでは選べません。
ジープ・レネゲードの内装装備
ここでは、レネゲードのメーターなどコックピットの装備の特徴や、センターに配置されたモニターの機能などを解説します。ドライバーはこれらの特徴や機能を把握しておくことが大切です。購入前にしっかりとチェックすると、乗り始めからスムーズに使いこなせるでしょう。
コックピットの装備
レネゲードのメーター部分には、7インチのディスプレイが採用されており、ステアリングのスイッチで性能などの情報にアクセスできます。ハイブリッドモデルの4xeなら、充電残量やEVモードでの走行可能距離も確認可能です。また、明るさを調整できるため、見やすいでしょう。
操作部のステアリングとシフトノブは、全グレード革巻きとなっており、質感も悪くありません。
スマートフォンとリンクできる8.4インチモニターを搭載
レネゲードの8.4インチモニターは、さまざまな便利機能が備わっています。まず、スマートフォンとのリンクが可能で、Apple CarplayとAndroid Autoに対応しており、電話やメッセージのやり取り、ナビを使用可能です。
また、音声認識システムを搭載しているため、声でナビの目的地設定や車内の温度設定などが可能です。画面はタッチパネルとなっており、スマートフォンと同様の操作感です。シートヒーターのON・OFFもモニターで操作します。
4xeはドライブモードスイッチを装備
レネゲードのハイブリッドモデル「4xe」には、ドライブモードを選択できる機能が備わっています。スイッチはエアコン操作部の下にあり、簡単に切り替え可能です。ドライブモードは、「HYBRID」「ELECTRIC」「E-SAVE」の3つが用意されています。
通常は、エンジンとモーターを使い分けるHYBRIDがおすすめです。静かに走行したい時は、モーターのみで走行するELECTRICを使用すると良いでしょう。そしてバッテリーの残量を残しておきたい場合は、エンジンを積極的に使用するE-SAVEモードに設定します。
充実した安全装備でドライブをサポート
レネゲードは安全装備に関して、グレードにより差別化していません。先進機能を備えた安全装備が全グレードに備わっています。代表的な機能や装備は以下の通りです。
・アドバンストブレーキアシスト
・前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)
・衝突感知オートロック解除(室内灯点灯機能)
・タイヤプレッシャーモニタリングシステム
・LaneSenseTM車線逸脱警報プラス
・ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション
衝突被害の軽減につながる全面衝突警報や自動ブレーキが備わっている他、車線からのはみ出しにも対応しています。また、斜め後方などの死角をカバーするブラインドスポットモニターが標準装備です。
内装も魅力的なジープ・レネゲードのライバル車
ジープ・レネゲードと同クラスのSUVの購入を検討している方もいるでしょう。ここでは、レネゲードのライバル車といえる3つのコンパクトSUVをピックアップし、特徴や魅力を紹介します。
フィアット 500X
レネゲードはジープとフィアットの共同開発により生み出されました。フィアットからも同様のボディを持つモデルが販売されており、それがレネゲードの兄弟車のフィアット 500Xです。こちらはレネゲードと打って変わって丸みを帯びたデザインで、兄弟車であることを感じさせません。
内装の質感も異なり、エアコンルーバーやセンターディスプレイのデザインが異なります。室内空間は、レネゲードよりもシンプルでカジュアルな雰囲気です。
(参考:『500X(フィアット)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
シトロエン C3 エアクロス
シトロエンから販売されているC3 エアクロスも魅力的な1台です。都会になじむオシャレなエクステリアで、先進性を感じさせてくれます。
インテリアはシンプルに装いつつも、随所にシトロエンを感じさせてくれる遊び心満載です。シート素材使いやユニークなアドバンストコンフォートシートが、落ち着きのある車内空間を演出しています。
荷室容量も十分確保されており、リヤシートはスライド機構付きです。そのため、シートバックを倒さずともラゲッジスペースを拡大できます。
(参考:『C3 エアクロス(シトロエン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディ Q2
アウディは、多くのSUVをラインアップしていますが、その中でもコンパクトなのがQ2です。全高が抑えられているため、スタイリッシュな印象を受けます。フロントマスクはワイドかつダイナミックなデザインです。
内装はスポーティーさと未来感をうまく融合させています。レネゲードと同様にリヤシートは40:20:40の分割可倒方式で、荷室の拡張性も良好です。
(参考:『Q2(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気のSUVはネクステージでチェック
現在、多くのSUVモデルが誕生しています。中古車も多く出回っており、ジープ・レネゲードを含め、安く購入できるかもしれません。中古車販売店のネクステージは、豊富な在庫を持っており、質にも配慮している点が強みです。ここでは、ネクステージの魅力を解説します。
SUVの品ぞろえにも力を入れている
ネクステージは200以上ある全国の店舗に在庫があり、その数約3万台です。SUVの品ぞろえも豊富で、国産車だけでなくレネゲードやアウディQ2などの輸入車も取り扱っています。ネクステージのWebサイトでは、車種や年式、ボディタイプやグレードなど条件を絞って在庫車の検索が可能です。
取り寄せにも対応しているので、遠方の店舗に目当ての車がある場合も購入対象になります。リーズナブルな価格で取り寄せられるので、実車確認も可能です。
PR魅力的な輸入車SUVが勢揃い
GLAクラス

メルセデス・ベンツ
GLA250 4マチック スポーツ
165.7 万円
GLAクラス

メルセデス・ベンツ
GLA220 4マチック
247.6 万円
GLC

メルセデス・ベンツ
GLC200 スポーツ
249.9 万円
X1

BMW
xDrive 18d xライン
349.2 万円
ディフェンダー

ランドローバー
130X-ダイナミックHSE D300 エアサスペンション装
1,182.6 万円
ディスカバリースポーツ

ランドローバー
ダイナミック HSE P300e
879.9 万円
ディフェンダー

ランドローバー
110S D300 コイルサスペンション装着車
924.7 万円
ディフェンダー

ランドローバー
110X-ダイナミックHSED300エアサスペンション装着車
1,119.9 万円
もっと見る >
※価格は支払総額
質の高さはネクステージの強みのひとつ
ネクステージは、中古車の購入で満足してもらうために、品質管理を徹底しています。修復歴車などの故障率が高い車両は商品から除外しており、傷がある場合はしっかり説明してもらえるため、納得して購入できる点が特徴のひとつです。
また、専門のメカニックがしっかり整備をして納車するため、新たなカーライフをスタートするのにも最適です。
まとめ
ジープ・レネゲードは、力強さを感じさせてくれる内装デザインで、レザーシートを標準装備するなど質感の高さも魅力的な要素です。スマートフォンと接続できるタッチパネルモニターを装備し、ハイブリッドモデルにおいては走行モードを選択できる点も見逃せないポイントといえるでしょう。
ジープ・レネゲードを含めSUVの購入を検討している場合は、ぜひネクステージのWebサイトで検索してみてください。輸入車・国産車に関わらず、多くのモデルの在庫から選べます。
【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
