シトロエンの歴史とは?魅力や8つのラインアップを総チェック
シトロエンはフランスの自動車メーカーです。2022年7月現在ではグループPSAとフィアット・クライスラー・オートモビールズの合併によって誕生したステランティスに所属しています。
日本国内でも見かけることがあるシトロエンですが、会社のルーツまでは知らないという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、シトロエンの歴史や現在のラインアップについてご紹介します。新車販売価格や中古車販売価格も紹介していますので、購入をお考えの方は参考にしてください。
※目次※
・シトロエンは先進の技術を積極的に取り入れてきた自動車メーカー。2010年には100%電気自動車の販売もしている
・現在ではコンパクトカー・SUV・ミニバンなど8つのラインアップで販売を展開している
・シトロエンをお得に手に入れるにはこだわり品質の車が揃っているネクステージの中古車がおすすめ!
シトロエンの歴史を掘り下げよう
現在ではプジョーと並ぶフランスの大手自動車メーカーとして知られていますが、スタートは小さな工場です。
ターゲットを絞った販売戦略・最新の技術・画期的な広告戦略を用いて、順調に企業を拡大してきました。現在では電気自動車やハイブリッド車などの販売もしています。ここでは、シトロエンの歴史について詳しく見ていきましょう。
1919年に設立された自動車メーカー
シトロエンの始まりは1919年のパリです。創業者であるアンドレ・シトロエンが、モールという自動車メーカーでの成功体験を元に自動車工場を建設しました。
シトロエンのターゲットは小型車です。棟時のヨーロッパでは小型の実用車が少なかったため、大量生産した小型車を安い価格で販売するという目標を立てました。
シトロエンが発売した最初のモデル「タイプA」は大人気を博します。最高速度は65km/hでしたが、発売からわずか2年で1万台が生産されたのです。
1955年には「DS」を発表
順調なスタートを切ったシトロエンは、積極的な経営を続けます。1925年にはエッフェル塔を用いた宣伝広告をしたり、1926年には従業員を3万1,000人にまで増やしたりしました。
1935年にはアンドレ・シトロエンがこの世を去りましたが、新しいCEOによって経営は引き継がれます。
1955年のパリモーターショーでは先進の技術を取り入れた「DS」が発表され、わずか1日で1万2,000台の受注を記録しました。気体バネや高圧オイルなどの技術を積極的に取り入れており、高性能でデザイン性の高いモデルを次々に開発します。
2010年にはシトロエン初の電気自動車を販売
シトロエンは新しい技術をいち早く取り入れており、1990年には電気自動車の開発に取り組みます。パリモーターショーでは電気自動車のC15とC25を展示しており、ユーザーやマスコミからの注目を集めました。
2010年のブリュッセルモーターショーでは100%電気自動車である「C-ゼロ」の発売を開始しています。
「C-ゼロ」は2020年に生産を終了しました。しかし、現在でも電気自動車やプライグインハイブリッド車の開発や生産は続けられており、多くのユーザーからの支持を得ています。
シトロエンの2つの魅力とは?
シトロエンは先進の技術を積極的に取り入れており、ユーザーのニーズに応えたサービスを提供しています。
シトロエンの持つ技術はトランスミッションやアプリケーションにも生かされており、機能性や実用性を兼ね備えた魅力的なモデルを生産しているのです。ここでは、シトロエンの2つの魅力について詳しく見ていきましょう。
先進技術を取り入れたトランスミッション
シトロエンの魅力のひとつは最新のテクノロジーです。動力部分に取り入れられており、現在のモデルでは先進のトランスミッションを搭載しています。
シトロエンのトランスミッションはEAT8とEAT6です。EAT8は燃費性能を意識しており、EAT6と比較すると最大で7%の燃料消費を削減できます。
EAT6では滑らかで素早いギアチェンジを可能です。ダイナミックな走りを楽しめる「スポーツ」とグリップ力を強化した「スノー」のセッティングが用意されており、シーンに合わせた走りを楽しめます。
アプリを活用した便利なサービス
シトロエンのもうひとつの魅力はアプリケーションを用いたサービスです。「マイシトロエン」と呼ばれるアプリを提供しており、愛車に関する情報を素早くキャッチできます。
走行距離や燃費消費量をアプリ上で管理できるため、毎月の維持費の計算がしやすいでしょう。
「マイシトロエン」では、メンテナンス記録の管理も可能です。必要な情報を入力しておけば、次回のメンテナンスの時期を通知します。アプリ上で車に関する情報を管理できるため、快適なカーライフを送りやすいでしょう。
シトロエンのラインアップを総チェック
シトロエンでは8つのラインアップとなっています。ガソリンモデル・ディーゼルモデル・電気自動車・プライグインハイブリッド車などのモデルがあるため、ライフスタイルに合わせて好みのモデルを選べるでしょう。
ここでは、全8モデルの基本スペックをご紹介します。シトロエンのモデルの購入を検討している方は参考にしてください。
C3
C3はBセグメントに属するコンパクトカーです。2002年の発売を開始して以来、200万台以上の販売を記録しています。
グレードは「フィール」と「シャイン」の2種類です。シャインにはバックカメラやブラインドスポットモニターなどの安全装備が標準で搭載しています。
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フィール |
シャイン |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,995mm×1,750mm×1,495mm |
3,995mm×1,750mm×1,495mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCエンジン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCエンジン |
総排気量 |
1,199cc |
1,199cc |
最高出力 |
81kW |
81kW |
最大トルク |
205N・m |
205N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
17.2km/L |
17.2km/L |
新車販売価格 |
260万6,000円~ |
285万6,000円~ |
ネクステージでの中古車販売価格 |
36万9,000円~226万9,000円 |
(2022年7月現在)
(参考:『C3(シトロエン)の中古車一覧』)
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今注目のシトロエン C3歴代モデルとは!個性が光るコンパクトカーを解説
C3エアクロス
C3エアクロスはBセグメントに属するSUVです。サイズはコンパクトですが高い走破性が備わっており、悪路や雪道でも滑らかに走れます。
パワートレインはガソリンとディーゼルの2種類です。また、ディーゼルには特別仕様車の「Debut Edition」もあります。
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シャイン |
シャインBlue HDi |
シャインパック |
シャインパックBlue HDi |
Blue HDi Debut Edition |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,160mm×1,765mm×1,630mm |
3,995mm×1,750mm×1,495mm |
4,160mm×1,765mm×1,630mm |
4,160mm×1,765mm×1,630mm |
4,160mm×1,765mm×1,630mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
総排気量 |
1,199cc |
1,498cc |
1,199cc |
1,498cc |
1,498cc |
最高出力 |
96kW |
88kW |
96kW |
88kW |
88kW |
最大トルク |
230N・m |
300N・m |
230N・m |
300N・m |
300N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
12.9km/L |
18.0km/L |
12.9km/L |
18.0km/L |
18.0km/L |
新車販売価格 |
320万7,000円~ |
329万2,000円~ |
347万5,000円~ |
355万4,000円~ |
361万5,000円~ |
ネクステージでの中古車販売価格 |
189万9,000円~229万9,000円 |
(2022年7月現在)
C4
C4はCセグメントに属するコンパクトカーです。アドバンストコンフォートシートを搭載しており、長時間の運転でも快適に過ごせます。シャインにはガソリンモデルとディーゼルモデルからの選択が可能です。
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フィール |
シャイン |
シャインBlue HDi |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,375mm×1,800mm×1,530mm |
4,375mm×1,800mm×1,530mm |
4,375mm×1,800mm×1,530mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCエンジン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
総排気量 |
1,199cc |
1,199cc |
1,498cc |
最高出力 |
96kW |
96kW |
96kW |
最大トルク |
230N・m |
230N・m |
300N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
17.7km/L |
17.7km/L |
22.6km/L |
新車販売価格 |
306万8,000円~ |
343万8,000円~ |
365万円~ |
(2022年7月現在)
E-C4
E-C4はC4をベースにした電気自動車でパワートレインには電動モーターを搭載しています。走行中におけるCO2の排出がないため、環境に優しい走りを楽しめるでしょう。
ハイパワーの電動モーターを採用しており、鋭い加速や滑らかな走りが可能です。急速充電に対応しており、約50分でバッテリー容量の80%まで充電できます。
バッテリーはフロア下に取り付けていますが、室内空間はガソリンタイプやディーゼルタイプと変わりません。家族や友人とのドライブでも、広々とした室内空間を確保できます。
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E-C4 |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,375mm×1,800mm×1,530mm |
パワートレイン |
交流同期電動機 |
総電力量 |
50kWh |
最高出力 |
100kW |
最大トルク |
260N・m |
一充電走行距離(WLTCモード) |
405km |
新車販売価格 |
491万8,000円~ |
(2022年7月現在)
C4 スペースツアラー
C4スペースツアラーはCセグメントに属する7人乗りのミニバンです。車内は3列の独立シートを搭載しており、シーンに合わせてシートをアレンジできます。3列目は1列目や2列目よりも高く配置しており、長時間のドライブでも疲れにくいでしょう。
現在はスペースツアラーという名称を用いていますが、2018年までは「ピカソ」という名称を使用していました。
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グランドC4スペースツアラー |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,605mm×1,825mm×1,670mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列3気筒DOHCディーゼルエンジン |
総排気量 |
1,997cc |
最高出力 |
120kW |
最大トルク |
400N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
16.7km/L |
新車販売価格 |
453万6,000円~ |
ネクステージでの中古車販売価格 |
209万7,000円 |
(2022年7月現在)
ベルランゴ
ベルランゴはCセグメントに属するMPVです。スライドドアを採用しており、乗り降りがしやすい設計になっています。ラゲッジスペースの容量は597Lです。シートをアレンジすれば最大で約2,126Lまでの積載が可能です。
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フィール |
シャイン |
シャインXTR パック |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,405mm×1,850mm×1,850mm |
4,405mm×1,850mm×1,850mm |
4,405mm×1,850mm×1,850mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
総排気量 |
1,498cc |
1,498cc |
1,498cc |
最高出力 |
96kW |
96kW |
96kW |
最大トルク |
300N・m |
300N・m |
300N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
18.0km/L |
18.0km/L |
18.0km/L |
新車販売価格 |
306万4,000円~ |
385万4,000円~ |
396万円6,000円~ |
(2022年7月現在)
C5エアクロスSUV
C5エアクロスSUVはCセグメントに属するクロスオーバーSUVです。シトロエン初のSUVで、優れた走破性や最先端のアシスト機能の搭載などの特徴があります。
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シャイン |
シャインBlue HDi |
シャインBlue HDi ナッパレザーパッケージ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,500mm×1,850mm×1,710mm |
4,500mm×1,850mm×1,710mm |
4,500mm×1,850mm×1,710mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCディーゼルエンジン |
総排気量 |
1,598cc |
1,997cc |
1,997cc |
最高出力 |
133kW |
130kW |
130kW |
最大トルク |
250N・m |
400N・m |
400N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
15.0km/L |
17.1km/L |
17.1km/L |
新車販売価格 |
436万1,000円~ |
455万8,000円~ |
494万円3,000円~ |
ネクステージでの中古車販売価格 |
299万7,000円~339万9,000円 |
(2022年7月現在)
C5 エアクロスSUV プラグインハイブリッド
C5エアクロスSUV プラグインハイブリッドはガソリンエンジンと電動モーターを搭載したクロスオーバーSUVです。静寂性の高いモーターの走りとガソリンエンジンのパワフルな走りを同時に楽しめます。エレクトリックモードを選択すれば、EVのみの走行も可能です。シーンに合わせてパワートレインを選べます。
|
エアクロスSUV プラグインハイブリッド |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,500mm×1,850mm×1,710mm |
パワートレイン |
ターボチャージャー付き直列4気筒DOHCエンジン・交流同期電動機 |
エンジンの総排気量 |
1,598cc |
エンジンの最高出力 |
133kW |
エンジンの最大トルク |
300N・m |
電動機の最高出力 |
81kW |
電動機の最大トルク |
320N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
12.1km/L |
新車販売価格 |
571万2,000円~ |
(2022年7月現在)
シトロエンをお得に購入するなら中古車がおすすめ
車を購入する際の選択肢は新車と中古車の2つです。車の購入を控えている場合、どちらがよいのか悩むという方もいるのではないでしょうか。
新車には初めてのオーナーになるというメリットがあります。しかし、選択肢や納車までの期間を考慮するなら中古車がおすすめです。ここでは、中古車が持つ2つの魅力をご紹介します。
さまざまな選択肢の中から自分好みの1台を見つけられる
新車は購入する場合、販売中のモデルの中から選択します。現在のシトロエンのラインアップは8つのため、限られた選択肢の中から選ばなければなりません。一方で中古車の場合、生産終了したモデルの購入が可能です。選択肢が広がるため、好みの1台を選びやすいでしょう。
新車は販売価格が決まっているため、予算に合わせてモデルを選ばなければなりません。一方で中古車なら、同じモデルでも走行距離や年式で価格が変わります。新車では手の届かないモデルでも、中古車なら手に入れやすいでしょう。
納車までのスピードが速い
新車を購入する際には、顧客と販売店で契約を交わした後に注文します。多くのモデルが受注生産となっており、完成するまでは手元に届きません。また、最近では世界的な半導体不足が続いており、生産が遅れる傾向にあります。購入を希望しても、納車までの待ち時間が長くなる場合もあるでしょう。
中古車の場合は店舗で販売している車両を購入します。生産の必要はなく、手続きを済ませれば納車が可能です。早い納車を希望する方は中古車の購入を検討しましょう。
中古のシトロエンを手に入れるならネクステージにおまかせ
車は人生における高価な買い物のひとつです。シトロエンの中古車を購入する場合も、納得の1台を選びたいのではないでしょうか。
輸入車を取り扱う中古車販売店は全国にありますが、品質や価格は販売店によって異なります。トラブルを避けるためにも、販売店は慎重に選びましょう。ここでは、ネクステージの2つの強みを詳しく解説します。
価格以上の品質にこだわった車両をご提供
中古車を購入する際にはできるだけ多くの選択肢の中から選びたいものです。また、品質にこだわりを持っている中古車販売店で車選びをしたいのではないでしょうか。
ネクステージでは専任のバイヤーを配置し徹底的な調査を実施しており、さまざまなカラーやグレードの売れ筋モデルを取りそろえているので、目当ての車に出会いやすい環境があります。メーター改ざん車・修復歴車・水没車などの粗悪な車両は事前に排除しているため、購入後のトラブルも回避しやすい環境をご用意しています。
充実の保証で購入後のカーライフに備えよう
中古車を購入する際には保証が大切です。新車にはメーカー保証が付いていますが、中古車の保証は販売店ごとに内容が異なります。中古車を購入する際には、充実した保証を用意している店舗で購入するようにしましょう。
ネクステージでは無料保証を全車に付帯しており、購入後にトラブルが発生した場合でも安心です。輸入車の保証期間は1カ月で走行距離に関する制限はありません。33機構318項目を対象にしている有料保証も用意しており、安心して新しいカーライフをスタートできます。
まとめ
フランスのパリで設立したシトロエンは、最新技術の導入と効果的な広告戦略で世界進出を果たしました。現在では8つのグレードを生産しており、機能性とデザイン性に優れたモデルを販売しています。
シトロエンをお得に購入するには中古車がおすすめです。ネクステージでは価格以上の品質と充実した保証に強みを持っており、幅広く取り扱っている車両から好みの車選びができる環境を用意しています。シトロエンの中古車をお探しの方はネクステージをご利用ください。
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