フィアットの魅力が丸わかり!カーラインアップを詳しく紹介
フィアットはイタリアのトリノに本社を置く自動車メーカーです。「500」や「パンダ」などのコンパクトサイズのモデルを販売しており、新車価格も安く設定されていると魅力があります。おしゃれで機能的なフィアットのモデルを詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フィアットの基本スペックや魅力についてご紹介します。お得に手に入れるためのコツも紹介していますので、購入を計画している方は参考にしてください。
※目次※
・フィアットはイタリアの自動車メーカー。現在ではステランティスグループとして魅力的なモデルを販売している
・フィアットを購入する際には維持費のチェックや定期的なメンテナンスが大切。慎重な車選びをすれば希望の1台が見つかる
・フィアットをお得に手に入れたいなら中古車がおすすめ。ネクステージは在庫数と品質に強みがあるので車選びがしやすい
フィアットの誕生から現在までをチェック
フィアットは100年以上の歴史を誇ります。経営危機を迎えた時期もありましたが、現在では世界的なグループを形成するまでに発展を遂げました。イタリア国内でのフィアットの事業は自動車製造をはじめ、造船業や金融業と多岐に及びます。
ここでは、フィアットの歴史について振り返っておきましょう。3つの項目に分けて歴史をご紹介します。
1899年に誕生したイタリアの自動車メーカー
フィアットが設立されたのは1899年です。FIATという企業名はトリノ自動車製造会社の頭文字から取られています。
フィアットの初代社長はジョバンニ・アニエッリです。取締役の一人でもありましたが、社長に就任するとすぐに会社を解散させました。経営権を掌握した後に再びフィアットを創設したのです。
ジョバンニ・アニエッリは企業拡大のために自動車工場を建設しました。トリノ市のリンゴット地区にある自動車工場はヨーロッパ最大規模の大きさを誇り、屋上にはテストコースも設けられています。
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イタリアのトップ自動車メーカーに成長
第一次世界大戦の際には兵器・軍用自動車・船舶・飛行機などを製造して、国内最大の自動車メーカーへと成長しました。イタリア国内での影響力を強めたフィアットはアメリカや日本への輸出を開始します。
順調な経営を続けていたフィアットでしたが、1970年代になると経営不振に陥りました。
しかし、フェラーリやマセラティの経営再建の実績を残したルカ・コンデーロ・モンテゼーモロとセルジオ・マルキオンネを経営陣に招き、再びイタリアのトップ自動車メーカーへと返り咲いたのです。
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2022年に会社の統合を行っている
2000年代に入ると世界有数のグループ企業として成長を遂げます。2000年~2005年にはアメリカの大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズと資本提携を結びました。
2014年にはアメリカの大手自動車メーカーであるクライスラーグループ、2019年にはフランスのプジョーやシトロエン、アメリカのゼネラルモーターズブランドを所有していたグループPSAを買収します。
フィアットグループは会社の統合を積極的に行っており、2022年には「ステランティス」という名称で新たなグループを発足させました。
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フィアットの特徴を押さえておこう
車を購入する際には自動車メーカーの特徴を把握しておきましょう。自動車メーカーごとにモデルのコンセプトやターゲットが異なるからです。
フィアットでは、他の自動車メーカーとは一線を画したデザインやサイズを採用しています。ここでは、フィアットの特徴や一部のモデルに搭載したデュアロジックの機能について詳しく見ていきましょう。
個性的で使い勝手に優れたデザイン
フィアットの特徴のひとつはサイズです。コンパクトに設計されており、街乗りの運転ではストレスを感じさせない走りが可能でしょう。
もうひとつの特徴はデザインです。丸みを帯びたデザインになっており、さまざまなシーンで強い存在感を与えられるでしょう。インテリアにもこだわりを持っており、機能性とデザイン性を兼ね備えています。
フィアットなら毎日の通勤や送迎、週末や休日のドライブなど、さまざまな用途で使えるでしょう。
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ATとMTの魅力を兼ね備えたギアチェンジ
フィアットではデュアロジックと呼ばれるミッションを採用しているモデルがあります。マニュアル車に似た構造ですが、違いは自動変速モードを採用していることです。
シフトレバーによるマニュアル操作は可能ですが、自動変速モードを使用すればオートマチック車のように変速を任せられます。シーンに応じてデュアロジックのモードを使い分けられるのです。
デュアロジック搭載車にはクラッチが付いていないため、左足を踏み込まずにギアを操作できます。
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現行フィアットのラインアップを確かめておこう
2022年7月時点で販売しているフィアットのモデルは全部で7つです。コンパクトカー・クロスオーバーSUV・トールワゴンなどがあり、好みに合わせてボディタイプを選べます。
ここでは、全モデルの基本情報や特徴について詳しく見ていきましょう。2022年7月時点でのネクステージの中古車販売価格も紹介していますので、購入の際の参考にしてください。
500
フィアット500は「チンクエチュント」と呼びます。2ドアを採用しており、おしゃれでかわいらしいデザインが特徴です。エクステリアには丸型のハロゲンヘッドライトや夜間時でも良好な視界を維持できるバイキセノンヘッドライトを搭載しています。
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500 1.2 CULT |
500 TWINAIR CULT |
500 TWINAIR DOLCEVITA |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,570mm×1,625mm×1,515mm |
3,570mm×1,625mm×1,515mm |
3,570mm×1,625mm×1,515mm |
総排気量 |
1,240cc |
875cc |
875cc |
最高出力 |
51kW |
63kW |
63kW |
最大トルク |
102N・m |
145N・m |
145N・m |
燃費性能(WLTCモード) |
18.0km/L |
19.2km/L |
19.2km/L |
新車販売価格 |
236万円 |
257万円 |
300万円 |
中古車販売価格 |
59万9,000円~249万9,000円 |
(2022年7月現在)
(参考:『500(フィアット)の中古車一覧』)
500e
フィアット500eはモーターを搭載した電気自動車です。42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、付属の充電ケーブルを利用すれば簡単に充電できます。充電プラグ付きの充電器を自宅に設置すれば、いつでも気軽に充電が可能です。最高出力が87kWのパワフルなモーターを搭載しており、快適な走りを楽しめるでしょう。
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500e POP |
500e ICON |
500e OPEN |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,630mm×1,685mm×1,530mm |
3,630mm×1,685mm×1,530mm |
3,630mm×1,685mm×1,530mm |
最高出力 |
87kW |
87kW |
87kW |
最大トルク |
220N・m |
220N・m |
220N・m |
一充電走行距離(WLTCモード) |
335km |
335km |
335km |
新車販売価格 |
450万円 |
485万円 |
495万円 |
(2022年7月現在)
500C
500Cはカブリオレタイプのモデルのことです。電動開閉式のソフトトップを採用しており、開口部分が広くなっています。スイッチを押すだけで簡単にソフトトップの折りたたみが可能です。先進の技術やデザインを取り入れており、快適に走りを楽しみたい方に向いています。
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500C 1.2 CULT |
500C TWINAIR DOLCHEVITA |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,570mm×1,625mm×1,505mm |
3,570mm×1,625mm×1,505mm |
総排気量 |
1,240cc |
875cc |
最高出力 |
51kW |
63kW |
最大トルク |
102N・m |
145N・m |
燃費性能(WLTCモード) |
17.5km/L |
19.2km/L |
新車販売価格 |
305万円 |
310万円 |
中古車販売価格 |
229万9,000円~328万8,000円 |
(2022年7月現在)
(参考:『500C(フィアット)の中古車一覧』)
500Xと500Xクロス
500XはフィアットのSUVモデルです。500は2ドアですが、500Xや500クロスでは4ドアの仕様になっています。
パワートレインでは1.3Lのターボエンジンを搭載しており、滑らかで力強い加速を感じられるでしょう。500Xや500Xクロスにもデュアルクラッチオートマチックトランスミッションを採用しており、軽快なシフトチェンジを楽しめます。
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500X |
500X クロス |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,280mm×1,795mm×1,610mm |
4,280mm×1,795mm×1,610mm |
総排気量 |
1,331cc |
1,331cc |
最高出力 |
111kW |
111kW |
最大トルク |
270N・m |
270N・m |
燃費性能(WLTCモード) |
13.4km/L |
13.4km/L |
新車販売価格 |
342万円 |
387万円 |
中古車販売価格 |
199万9,000円~279万9,000円 |
(2022年7月現在)
(参考:『500X(フィアット)の中古車一覧』)
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500Xスポーツ
500Xスポーツはスポーツ性能を強化したフィアットのSUVモデルです。エクステリアは500をモチーフにしていますが、スタイリッシュなデザインになっています。LEDヘッドライトやリアランプを採用しており、高い機能性も感じられるでしょう。
パワートレインには1.3Lのターボエンジンを搭載しており、アクセルを踏めば力強い加速を楽しめます。
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500X スポーツ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,295mm×1,795mm×1,610mm |
総排気量 |
1,331cc |
最高出力 |
111kW |
最大トルク |
270N・m |
燃費性能(WLTCモード) |
13.4km/L |
新車販売価格 |
391万円 |
(2022年7月現在)
パンダ
パンダはハッチバックタイプのモデルです。直線と曲線を生かしたデザインになっており、シンプルながらも洗練された印象を与えます。パワートレインはツインエアエンジンを搭載しており、エコ性能と加速性を両立させた走りが可能です。
ラゲッジルームは225Lの大容量となっており、買い物のときや大きな荷物を運ぶときに便利でしょう。リアシートを倒せば、870Lまで容量が広がります。
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パンダ EASY |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,655mm×1,645mm×1,550mm |
総排気量 |
875cc |
最高出力 |
63kW |
最大トルク |
145N・m |
燃費性能(WLTCモード) |
16.6km/L |
新車販売価格 |
260万円 |
中古車販売価格 |
179万9,000円 |
(2022年7月現在)
(参考:『パンダ(フィアット)の中古車一覧』)
500Xコンフォート
500Xコンフォートは240台限定のモデルです。500Xをベースにしており、力強い走りを感じられます。週末や休日のロングドライブを楽しみたい方におすすめです。前面衝突警告やアダプティブクルーズコントロールなどの先進の安全装備を搭載しており、万が一のときでも安心でしょう。
ジェラートホワイト・テクノグリーン・シルバーグレーのボディカラーがあり、それぞれ限定80台となっています。
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500X コンフォート |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,280mm×1,795mm×1,610mm |
総排気量 |
1,331cc |
最高出力 |
111kW |
最大トルク |
270N・m |
燃費性能(WLTCモード) |
13.4km/L |
新車販売価格 |
377万円 |
(2022年7月現在)
フィアットを購入する際に押さえておきたいこと
車は人生の中でも高価な買い物になるため、購入の際には慎重な計画が大切です。購入後に思わぬトラブルが発生するケースがあります。年間の維持費やメンテナンス費用などは、購入前に計算しておきましょう。
ここでは、フィアットを購入する際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。充実したカーライフを送るためにもそれぞれのポイントをチェックしておきましょう。
年間の維持費
1つ目のポイントは維持費です。フィアットを所有したときの主な維持費として自動車税・重量税・自賠責保険料・車検費用・燃料費・駐車場代・任意保険料などがあります。また、フィアットはハイオクガソリン仕様になっており、レギュラーガソリン仕様の車両よりも燃料代がかかりやすいでしょう。
500Cを所有した場合のおおよその年間維持費は10万円前後です。SUVモデルの500Xについても、総排気量や車両重量に差がないので500Cと同等の維持費がかかると予想できます。
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定期的なメンテナンス
車を所有する際には定期的なメンテナンスが欠かせません。放っておくと重大な事故を引き起こす恐れがあるため、忘れないようにしましょう。
メンテナンスでは気候の変動に対する注意が必要です。日本は夏と冬の寒暖差が激しく、ゴム製品が劣化しやすい傾向にあります。ワイパーや窓枠などは定期的にチェックしておきましょう。
また、メンテナンスする際には走行距離のチェックが必要です。5万kmごとにメンテナンスしておけば比較的良好なな状態を保ちやすくできます。
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自分に合ったモデルの選び方
ライフスタイルによって必要となる車が異なるため、慎重に車選びをしましょう。フィアット500の中からお気に入りの1台を選ぶときのポイントは以下の4つです。
・カラーやデザイン
・主要装備
・総排気量
・乗り心地
フィアット500はグレードによって総排気量が異なります。排気量の大きいグレードは加速性や走行性があるため、小旅行やロングドライブで使用する方におすすめです。
ただし、500の中には低排気量ながらも出力の高いモデルがあるため、最高出力や最大トルクなどもチェックしておきましょう。
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フィアットをお得に手に入れるためのコツ
フィアットは輸入車の中では新車販売価格が安い傾向にありますが、国産車と比べると割高です。初期費用を抑えたい方は中古車の購入を検討しましょう。
中古車は車両ごとに車検の時期が異なります。車検が残っている車両を選ぶなら、購入後の費用を抑えられるでしょう。
車のパーツは徐々に劣化します。メンテナンスが行き届いていない車両を購入すると、パーツの交換や修理の費用がかかる恐れがあるでしょう。メンテナンスをしている車両を選べば費用を抑えられます。
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フィアットの中古車を購入するならネクステージへ
フィアットの中古車を購入する場合、はじめに販売店選びをしましょう。中古車の品質は車両ごとに異なっており、カーライフに大きな影響を与えることもあるからです。希望の1台を見つけるためにも、慎重に販売店を見極めましょう。
高品質の中古車をお探しの方はネクステージにお任せください。ここでは、ネクステージの2つの強みをご紹介します。
圧倒的な在庫数で輸入車の取り扱いも豊富
ネクステージの強みのひとつは豊富な在庫数です。2022年7月時点で約3万台の車両を用意しており、フィアットの中古車も多数そろえています。
全国に200以上の店舗がありますが、ネクステージでは他店にある在庫の取り寄せが可能です。遠方の店舗に保管している在庫の取り寄せも承っており、気軽に車探しができます。
Webサイトでは全国にある在庫の検索が可能です。メーカー・車種・グレードなどの条件を絞ることも可能なため、ライフスタイルに合わせた1台を見つけられます。
トラブルリスクの高い車を排除した品質管理
ネクステージのもうひとつの強みは品質の高さです。販売している車の品質はネクステージ独自のこだわりで選定を行った車両のみを取り扱っているため、車の知識が少ない方であっても車選びがしやすい環境をご用意しています。
中古車販売店は店舗ごとに品質管理が異なるため、フィアットなどの輸入車を取り扱っている店舗の中には、修復歴車や水没車を販売しているケースも考えられます。
修復歴車は骨格部分にダメージを抱えていることがあり、走行に支障が出る場合もあるでしょう。水害によるダメージを受けた水没車は、エンジン機構に関するトラブルが起こる危険性があります。ネクステージでは品質に問題のある修復歴車や水没車を事前に排除しているので、ぜひ不安の少ない中古車選びをご体感ください。
まとめ
フィアットはイタリアの自動車メーカーで、500やパンダなどのおしゃれで機能的なコンパクトカーを生産しています。2022年7月時点では7つのモデルを販売しており、ライフスタイルに合わせた車選びが可能です。
フィアットの中古車を購入する場合、信頼の置ける店舗を利用しましょう。ネクステージでは高品質のフィアットの在庫が多数あり、予算や好みに合わせて希望の1台を選べます。フィアットの中古車をお探しの方はネクステージをご利用ください。
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