プジョー 3008の新型が欧州で発表!日本での最新グレードもチェックしよう
プジョー 3008の新型が欧州で発表されました。日本での発売はいつになるのか、最新グレードはどんなものか、気になる方もいるのではないでしょうか。
今回はプジョー 3008の新型モデルや日本における最新グレード、現行モデルの詳細を紹介します。本記事を読むことで「プジョー 3008がどんな車か」「自分に合ったモデルはどれか」明確にできるでしょう。購入を検討している方は中古車市場も含めて、ぜひ参考にしてください。
※目次※
2.日本ではプジョー 3008に特別仕様車「クロスシティ」が追加!
4.プジョー 3008の燃費をディーゼル車とガソリン車で比較!
・欧州でプジョー 3008の改良新型モデルが発表!装備内容や日本での発売時期を確認しよう!
・日本で発売されている最新モデル。特別仕様車「クロスシティ」の詳細を確認しよう!他の現行モデルもチェック!
・プジョー 3008を買うならディーゼル車とガソリン車どっち?中古車で買う際の注意点も紹介!
プジョー 3008の改良新型モデルが欧州で発表
2020年9月、プジョー 3008の改良新型モデルが欧州で発表されました。まずこの項目で、今回のマイナーチェンジでどのような変更がなされたのか、また日本ではいつ発売されるのかといった詳細をみていきましょう。
エクステリアの変更
エクステリアに関しては、主にフロント回りが大きく変更されました。ヘッドランプに縦に長く伸びるデイタイムランニングライトが追加された他、ヘッドランプの下のフィンまで伸びたフレームレスフロントグリルが装備されています。
また、ボンネット先端にモデル名のエンブレムやフロントバンパーにサイドスクープとトレッドプレートが装備されるなど、よりスポーティさが際立つデザインとなりました。
i-Cockpitのバージョンアップ
インテリアにはバージョンアップされた最新の「i-Cockpit」が搭載されました。日本の現行モデルでも8インチだったデジタルメータークラスターのディスプレイが、12.3インチにサイズアップした上に視認性の高いデジタルパネルが採用されています。
タッチスクリーンにも夜間の歩行者や障害物を検知する危険警告機能が新たに加わり、より優れた機能性、安全性を有していると言えるでしょう。
パワーユニットの変更
パワートレインに関して、現在日本で販売されているのは1.6Lピュアテックと2.0L BlueHDiの2種類ですが、今回のマイナーチェンジで1.2L・1.6Lピュアテック ガソリンエンジンと1.5L BlueHDi ティーゼルエンジンの3種類に変更されました。各エンジンの最大出力と最大トルクを以下の表で確認してください。
|
1.2Lピュアテック |
1.6Lピュアテック |
1.5L BlueHDi |
最大出力 |
130hp/5000rpm |
180hp/5500rpm |
130hp/3750rpm |
最大トルク |
23.5kgm/1750rpm |
25.5kgm/1650rpm |
30.6kgm/1750rpm |
(2021年1月時点の情報です)
プラグインハイブリッドの追加
プジョー 3008の改良新型モデルには「3008ハイブリッド 225e」「3008ハイブリッド4 300e」という2種類のPHVが追加されました。それぞれ蓄電容量が13.2kWhに容量アップしており燃費、環境性能に優れています。
またプジョーは2023年までに全ラインナップに電動モデルを設定する計画です。今回の改良はその先駆けといえるでしょう。
日本での販売はまだ未定
欧州では2020年末に販売が開始されています。「プジョー 3008新型モデルの日本での販売はいつなのか」と気になる方もいるでしょう。しかし日本での販売時期はまだ正確に発表されていません。日本では2021年中頃という話もありますが現状、未定のままです。
日本ではプジョー 3008に特別仕様車「クロスシティ」が追加!
プジョー 3008の改良新型モデルの販売は未定ですが、日本では特別仕様車「クロスシティ」が追加されました。特別車ということで、性能に期待している方も多いのではないでしょうか。この項目でクロスシティの装備とスペックを確認していきましょう。
強みは悪路での突破性
特別仕様車クロスシティは、2.0L直列4気筒ターボディーゼルに8速ATを組み合わせたパワートレインです。そこにアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)が加わったことで悪路走破性がさらに強化されました。オンロード、オフロードどちらにも対応できる性能を所持した車です。
充実した装備
クロスシティはアルカンターラ&テップレザーシートやエンブレムなどインテリアやエクステリアも充実しています。また他のモデルでは人気のオプションであったパノラミックサンルーフが標準装備となりました。
内装はグリーンのステッチが施された落ち着いたデザイン、外観は洗練されたスタイリッシュな印象を感じられます。主な装備は以下の表で確認してください。
インテリア |
・アルカンターラ/テップレザーシート ・運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート ・フロントシートヒーター ・グリーンステッチ入りインテリア(シート/ドアトリム/ステアリング) ・アルミペダル ・フロントドアステップガード ・ハンズフリー電動テールゲート ・フロアマット |
エクステリア |
・18インチアロイホイール ・アドバンスドグリップコントロール ・クロームドアミラー ・「CROSSCITY」コンパスロゴ(左右フロントフェンダーエンブレム/左右Bピラーリアドア側ステッカー) ・パノラミックサンルーフ(電動メッシュシェード付き) |
(2021年1月時点の情報です)
基本スペック
以下、プジョー 3008 CROSSCITY BlueHDi のスペック表です。このモデルのパワートレインは2.0Lディーゼルターボエンジンのみ設定されています。
サイズ |
全長4450×全幅1840×全高1630mm |
重量 |
1640kg |
トランスミッション |
8速AT |
エンジン種類 |
2.0L直列4気筒ディーゼルターボ |
最高出力 |
130Kw(177ps)/3750rpm |
最大トルク |
400N・m/2000rpm |
価格 |
482万3,000円 |
(2021年1月時点の情報です)
(参考: 『3008 CROSSCITY BlueHDi (プジョー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
プジョー 3008の現行モデルのグレードと違い
ここでプジョー 3008の現行モデルを確認しておきましょう。クロスシティ以外のプジョー 3008は主に「アリュール」「GTライン」「GT」という3種類のグレードが存在します。これらは基本的にエンジンタイプ以外では装備しか違いはありません。
アリュール
ベースモデルとなる3008 アリュールは通常モデルとLEDパッケージの2つが存在します。どちらもパワートレインはガソリンエンジンです。ベースモデルは受注生産のみで販売されています。
LEDパッケージはフルLEDヘッドライトやLEDフォグライト、スポーティーフロントグリルなどの装備が追加されますので、より充実した装備を求める方に適しているでしょう。以下、アリュールのスペック表です。
|
3008 アリュール |
3008 アリュール LEDパッケージ |
エンジン種類 |
1.6L直列4気筒ターボ |
|
トランスミッション |
8速AT |
|
最高出力 |
130Kw(177ps)/3750rpm |
|
最大トルク |
400N・m/2000rpm |
|
重量(サンルーフ装着時) |
1480kg |
1480kg(1510kg) |
価格 |
377万7,000円 |
396万7,000円 |
(2021年1月時点の情報です)
(参考: 『3008 アリュール(プジョー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
GTライン
GTラインはアリュール LEDパッケージにリアアンダーガーニッシュやハンズフリー電動テールゲートなどの装備が加わったスポーティーパッケージです。
ガソリン・ディーゼル両方の設定があり、ガソリン車は「ファーストクラスパッケージ」ディーゼル車には「パノラミックサンルーフ」をオプションで付けることが可能です。ガソリン車は426万9,500、ディーゼル車は456万8,500円でそれぞれ新車販売されています。
(参考: 『3008 GTライン(プジョー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
GT
GTは、ディーゼルのみ設定のハイパフォーマンスモデルです。運転席メモリー付電動シート&マルチポイントランバーサポートやフロントシートヒーターなどの装備が付く「ファーストクラスパッケージ」とそれに加えて一部シートが人工皮革となる「ファーストクラスパッケージ&ナッパレザーシート」という2つのオプションも存在します。新車価格は464万6,500円です。
(参考: 『3008 GT(プジョー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
プジョー 3008の燃費をディーゼル車とガソリン車で比較!
プジョー 3008の購入を考えた時、ディーゼル車とガソリン車それぞれの燃費が気になるポイントではないでしょうか。この項目でメーカーが提供するカタログ燃費と使用者の口コミなどからみた実燃費を紹介します。購入する際の目安として、ぜひ参考にしてください。
ディーゼルカタログ燃費と実燃費
プジョー 3008 ディーゼル車のカタログ燃費はWLTCモードで21.2km/L、JC08モードで16.6km/Lです。使用者の口コミやレビューからみた実燃費は約14.9km/Lと考えられます。
(2021年1月時点での情報です)
ガソリンカタログ燃費と実燃費
プジョー 3008 ガソリン車のカタログ燃費はWLTCモードで13.4km/L、JC08モードで15.0km/Lです。使用者の口コミやレビューからみた実燃費は約11.7km/Lでした。
プジョー 3008は欧州車のためハイオクが推奨されています。使用者の中にはレギュラーを使用している方もいるようですが、実燃費はハイオク時の値として覚えておいてください。
(2021年1月時点での情報です)
年間ガソリン代を比較!
年間走行距離を「1万km」ガソリン代を軽油「114円」ハイオク「145円」としたとき、実燃費から算出した年間ガソリン代はディーゼル車 「7万6,510円」ガソリン車「12万3,932円」です。走行距離は人によって様々なので、参考までに覚えておいてください。
(2021年1月時点での情報です)
ガソリンとディーゼルでは税金も変わる
自動車税は車の排気量に応じて高くなります。プジョー 3008 現行モデルはガソリン車が1.6L、ディーゼル車が2.0Lです。どちらも1500cc超~2000ccに該当するため、自動車税は変わりません。1500cc超~2000ccの自動車税は2019年9月30日以前に新車登録された車で3万9,500円、それ以降に登録された車は3万6,000円です。
ただしディーゼル車は環境負荷軽減に応じて税率が決定する環境性能割や、対象車を購入する際のエコカー減税によって税金がお得になります。
(2021年1月時点での情報です)
プジョー 3008を中古車で買うなら?
今回紹介したプジョー 3008の現行モデルを新車で購入するとなると、400万円前後の予算が必要となります。
そのため新車には手が届かないという方もいるのではないでしょうか。そんな方のためにここで中古車市場と中古で買う際のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてください。
現行モデルの中古車相場
クロスシティを含む現行モデルはまだ発売してから日が浅いこともあり、中古でも300万円を超えるものがほとんどです。購入費を抑えたい方にはまだ厳しい価格設定かもしれません。
(2021年1月時点での情報です)
狙い目は2018年以降のモデル
プジョー 3008 現行モデル以外で、狙い目は2018年以降のモデルです。2018年以降、ディーゼル車はトランスミッションに8ATが設定されました。
エネルギー効率が高く走りのスペックも高いうえに、200万円台まで価格を下げて出品されているもの多いです。コストパフォーマンスを重視する方は考えてみてはいかがでしょうか。
燃費重視ならディーゼル車がおすすめ
前述で紹介したように、ガソリン車とディーゼル車では、実燃費がそれぞれ11.7km/L、14.9km/Lと大きく違います。燃料自体の価格も軽油の方が安いためガソリン代も大きく差が出るでしょう。燃費を重視する方にはディーゼル車をおすすめします。
走行距離が少ないものを選ぶ
プジョー 3008はフランス車です。海外では車をメンテナンスと部品交換を繰り返し長期間乗り続ける傾向にあります。一定期間使ったら新車に乗り換える日本とは考え方が異なるため、外車は短い走行距離でメンテナンスが必要となります。中古車で購入する際は走行距離が少ないものを選ぶ方がいいでしょう。
アフターサービスを確認
日本車よりこまめなメンテが必要になる外国車はアフターサービスが重要なポイントです。アフターサービスの内容は販売店で異なるため、購入する際には事前にしっかり確認しておきましょう。
PR良質なプジョーの中古車
まとめ
本記事では欧州で発表された新型モデルをはじめ、プジョー 3008の詳細を解説いたしました。プジョー 3008はしなやかな足回りと走りのパワー、そして上質な存在感で多くの人が憧れる車ではないでしょうか。中古車で購入したいと思った方は、本記事で紹介したポイントを参考にしてください。
また中古車で購入する際は、ネクステージをご利用ください。グレード、年式の幅広さ、車の質にも自信を持って販売している他、今回紹介したプジョー 3008の在庫も揃っております。相談から承っておりますので、ぜひ一度ネクステージにお気軽にご連絡ください。
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