プジョーSUV 2008にディーゼル仕様が登場！旧モデルとの比較も

プジョーのSUV「2008」は、2020年にフルモデルチェンジをして生まれ変わりました。「新型のSUV 2008と、旧型の2008の違いが気になる」といった方は多いのではないでしょうか。

この記事では、プジョー SUV2008に関心を持っている方に向けて、新型SUV 2008の特徴や旧型2008との比較を解説します。また、それぞれの中古車相場やネクステージが独自に行なった「欧州SUVに関するアンケート」についても紹介しますので、ぜひ購入の参考にしてください。

プジョー SUV 2008は、2020年に新型となりました。「新型にはどのような特徴があるのか」と疑問に思っている方もいるでしょう。

ここでは、新型のプジョー SUV 2008の概要を解説します。2023年3月現在のスペック情報もあわせて紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

（参考：『2008（プジョー）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

プジョーのSUV2008が新型にモデルチェンジされたのは2020年です。それまで販売されていた初代とは異なり、SUVらしい外観となっています。特にボンネットやショルダーラインが洗練されており、街中にも映えるスタイルです。

特にボンネットは新型の特徴で、従来モデルと比べて低く長めのラインになっています。プロポーションを重視した設計となっているため、全体的なバランスは良好です。

新世代PEUGEOT i-Cockpitである「3D i-Cockpit」が導入されたことにより、より近未来的なインテリアになったことも大きな特徴です。重要度に応じて情報を立体表示する、直感的なインフォメーションシステムになっています。

またスマートフォンの接続機能である「ミラースクリーン」にも対応しており、Apple Car PlayやMirror Link、Android Autoなどが利用できるのも魅力です。

プジョー SUV 2008の中でも、特にGT Lineは専用オプションが充実しています。シート素材に使用されているのは、本革や最高級人工皮革「アルカンターラ」です。より上質な室内空間を演出します。

また、ルーフは電動で開閉が可能です。GT Lineでは「ダイナミックシート」や「ブラックルーフライニング」「パノラミックサンルーフ」が選択できるため、内装のカスタマイズもできます。

SUVで重要になる要素といえば、ラゲッジスペースです。プジョー SUV 2008は街乗りを意識した車ですが、アウトドアでも利用できるポテンシャルを持っています。

ラゲッジルームには可動式のフロアボードが採用されており、クラス最大級の434 Lです。物を多く積み込めるため、普段の買い物はもちろん、荷物が多くなりがちなアウトドアシーンでも重宝するでしょう。

プジョー SUV 2008にはディーゼル仕様車もあります。特別仕様車もラインアップされているため、それぞれチェックしておきましょう。

ここでは、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの「2008 GT BlueHDi」と、特別仕様車「2008 GT Pack BlueHDi」の特徴や価格を紹介します。なお、価格情報は2023年3月時点のものです。

最高出力は130PS、最大トルクは300N・mです。非常にパワフルなエンジンでありながら、WLTCモード燃費で20.8km/Lと高い燃費性能を実現しています。2008 GT BlueHDiの価格は、440万9,000円です。

特別仕様車の2008 GT Pack BlueHDiは、DV5エンジン仕様のデビューエディションとして登場しました。さまざまなパーツや機能が標準装備されています。

例えば、運転席電動シートやアクティブランバーサポート、パノラミックサンルーフなどです。また2008では初の導入となる、ナッパレザーシート（ブラック）も外せません。2008 GT Pack BlueHDiの価格は、461万4,000円となっています。

ディーゼル仕様車は、オートマチックセレクターの仕様も変更されています。従来のオートマチックセレクターとは異なり、レバーなどを引くのではなく、指先だけで操作できるトグルタイプに変更されました。

トグルタイプのメリットとしては、ストレスフリーな操作が可能になる点です。またレバーを操作するタイプのオートマチックセレクターと比べて、広いスペースを要求しないため、センターコンソールが使いやすくなっています。

オートマチックセレクターの仕様変更により、センターコンソールの収納機能が改善されました。

プジョー 2008の1.2L直3ターボエンジンは、高圧燃料噴射システムにより小排気量ながらパワフルな加速を実現しています。環境性能と走行性能を高いレベルで両立したエンジンといえるでしょう。

さらに、マイナーチェンジでトランスミッションが次世代型6速ATに変わったことで燃焼効率アップ、ボディの軽量化にも成功しました。結果、低燃費も実現しています。

またGTラインにはグリップコントロールが装備されているため、よりSUVらしく、路面に応じて適切な走りをサポートしてくれるでしょう。エンジンスペックの詳細は後の項目で紹介しますので、ぜひそちらも参考にしてください。

プジョー 2008は、低速走行時の自動ブレーキや衝突安全性を高めたボディに加えて、ヒルスタートアシストやバックソナーなど安全装備も充実しています。坂道発進や密集した市街地でも、安心して運転できるでしょう。

インテリアは、最新ではないものの快適な運転操作を実現するi-Cockpit、さらに2018年からシートヒーターとバックアイカメラ、さらにGTラインにはフロントソナーとパークアシストが標準装備として追加されました。

プジョー 2008には特別仕様車が豊富にあります。ベースグレードの「アリュール」をベースにした「クロスシティ」、上級グレードの「GTライン」をベースにした「ブラックパック」「ブラック&ホワイトエディション」の3種類です。

クロスシティは、アリュールをベースにバックアイカメラやグリップコントロール＆16インチ4シーズンタイヤなど、装備内容がより充実しています。ボディカラーは全5色設定されました。

ブラックパックはGTラインをベースとして、インテリア、エクステリア各所にブラックの装備が施されたモデルです。よりスタイリッシュな印象を感じられるでしょう。

ブラック&ホワイトエディションには、ペルラネラブラックとパールホワイトの2色がボディカラーとして設定されました。GTラインベースに装備が追加されている他、17インチの専用ホイールが2種類用意されています。

特別仕様車は通常モデルよりもさらにSUVらしい装備が整っているので、気になる方はチェックしてみましょう。

以下はプジョー 2008のスペック表です。2008はSUV 2008とエンジン種類は同じですが、トランスミッションや仕様が異なります。ぜひ新型のスペックと比較しながらご覧ください。

GTラインはスポーティーモデルですが、アリュールとスペックに違いはありません。その代わり、内外装や装備に違いがあります。

例えば、シートのステッチやグリップコントロールが追加される他、ボディーカラーのラインアップが変わる、オールシーズンタイヤが装着されるなどです。

下表は、2008とSUV 2008それぞれのボディサイズです。SUV 2008のほうがワイドで大きくなっている一方で、全高は1,550mmと立体駐車場にも対応したサイズとなっています。

（2023年3月時点の情報です）

下表はそれぞれのラゲッジスペースの容量です。SUV 2008のほうが大幅に広く設計されています。最大積載時の容量は、リアシートを完全に倒したときの値です。

（2023年3月時点の情報です）

下表は、プジョー 2008とSUV 2008のカタログ燃費と実燃費です。カタログ燃費と違い、使用者レビューには実燃費は2008が優れているという声がありました。

以下、カタログ燃費（JC08モード）を基にしたそれぞれの年間ガソリン代です。今回は「年間走行距離 1万km」「ガソリン代 174円（ハイオク）」で計算しています。燃費は個人の使用環境やガソリン価格で変化するため、参考までにご覧ください。

（2023年3月時点の情報です）

SUV 2008に追加されたEVモデルは電気充電を動力とするため、この項目で別にみていきましょう。EV車では、一充電当たりの航続距離が燃費に変わる指標となります。以下、SUV e-2008の航続距離と充電時間です。

充電時間は充電設備や外気温によるバッテリー温度で変化し、電気料金は契約している電気会社プランによって異なります。

（2023年3月時点の情報です）

（2023年3月時点の情報です）

ここで、EV車を購入する際の注意点を紹介します。EV車は、自宅もしくは公共施設に設置された充電器で電力を供給しなくてはなりません。そのため、自宅に充電装置が設置できるのか、近隣に充電施設がどれだけあるかといった点が重要となります。

EV車はガソリン車に比べて航続距離が短い他、充電にも時間が必要です。EV車の普及に伴い充電環境が整っていくかもしれませんが、購入時点の充電環境は事前にしっかり確認しておきましょう。

プジョー SUV 2008は、現状中古車市場にそれほど流通していない状況です。中古車で購入する場合は、SUV 2008ではなく、2008が中心になるでしょう。

ここでは、新型であるSUV 2008と、旧型である2008の中古車相場を解説します。なお、中古車価格は全て2023年3月時点のものです。

SUV 2008は2020年9月に販売開始されましたが、2023年3月時点での中古車市場への流通はほとんどありません。今後増えていく可能性はありますが、現時点で購入するのであれば、2008が基本になるでしょう。

現在ネクステージで取り扱っている新型は、279万7,000円の1台のみです。2021年式で、走行距離は1万7,000kmと、とても状態の良い1台となっています。

ネクステージで取り扱うプジョー 2008の中古車価格は、69万9,000円~139万7,000円です。年式が古かったり、走行距離が長かったりする車であれば、100万円以内で購入できるモデルも少なくありません。

2020年に新型が発売された影響もあり、全体的に安価で入手できます。予算は100万円前後でもよいですが、200万円ほど確保しておくと選択肢も広がるでしょう。

ネクステージは全国に店舗を展開しており、豊富な在庫を取りそろえています。輸入車も多く取り扱っているため、プジョーのSUVを探している人にもおすすめです。

ネクステージは、事故車や修復歴車のようなトラブルの多い車両は一切取り扱っておりません。良質な中古車のみそろえていますので、初めて中古車を購入するお客様でも安心して車を探せる環境が整っています。

他店舗に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能です。国産車・輸入車問わず充実した保証を用意していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

プジョー2008は、SUV 2008に生まれ変わり内外装が大きく変化しました。また、旧型にはないディーゼルモデルとEVモデルも加わり、選択肢も増えています。2008をお得に手に入れたい場合は、中古車がおすすめです。新型SUV 2008は市場に多く流通していないため、旧型の2008が中心となるでしょう。

中古車販売業者を選ぶ際は、信頼できる大手業者がおすすめです。全国200店舗以上展開しているネクステージは、幅広い在庫からお気に入りの1台が探せるだけでなく保証も充実しています。Webサイトから全国3万台の在庫を閲覧・問い合わせができますので、お気軽にご利用ください。