シボレーカマロにかかる維持費はどのくらい?比較したいおすすめ車種も紹介
シボレーはアメリカを代表するゼネラルモーターが販売するブランドです。シボレーの中でも、歴史が長く高い人気を誇ったカマロに憧れる方も多いのではないでしょうか。カマロは2ドアのスポーツクーペでモータースポーツの場でも活躍しました。
そんな憧れの一台ですが、購入した後の維持費が気になるところです。実際にシボレーカマロを1年間維持した際にかかる費用をシミュレーションして紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・シボレーカマロの魅力はドライバー中心のコックピット設計にあり。スポーツカーらしい油温計も標準装備している
・カマロの維持費が予算オーバーの場合は、同ブランドのキャプティパなら維持費を抑えることができる
・シボレーカマロや輸入クーペをお得に手に入れたい場合は中古車がおすすめ。ネクステージなら輸入車の保証も充実している!
シボレーカマロとは?
カマロが誕生する以前はフォードのマスタングが同ポジションとして人気を誇っていましたが、マスタングを超える大ヒットとなりました。まだスポーツカーの文化が少なかった時代に生まれたカマロは、街でも乗ることができるスポーツカーとしてで世界中が注目した一台です。この項目では、特徴やスペック、魅力について解説します。
シボレーカマロの特徴
シボレーカマロはアメリカで生まれた、クーペスタイルのスペシャルカーです。初めてカマロが誕生したのは今から56年前の1967年に遡ります。カマロの特徴はスポーティーなボディに大排気量のエンジンが搭載されていることで、ハイスペック車の誕生に世界が注目しました。
また、カマロは発売当初からアメリカでモータースポーツに参加し、その人気に拍車がかかりました。
シボレーカマロのスペック
現行モデルのシボレーカマロの基本スペックを紹介します。コンバーチブルグレードをはじめとする全3グレード展開ですが、ここではベースグレードの「COUPE LT RS」のスペックをまとめました。
ボディサイズ |
4,785×1,900×1,345mm |
車両重量 |
1,560kg |
乗車定員 |
4名 |
エンジン型式 |
直列4気筒 DOHC VVT (インタークーラー/ ターボチャージャー付) |
排気量 |
1,998cc |
最高出力 |
202 kW(275ps)/5,500rpm |
最大トルク |
400N・m/3,000〜4,000rpm |
上記基本スペックを紹介しましたが、ベースグレードでも最大トルクは400N・mとハイパワーであることが分かります。
シボレーカマロの魅力
シボレーカマロのヒットが続くのには理由があります。カマロの一番の魅力はドライバーファーストな構造であることです。ドライバーが適切なドライビングポジションを取れるよう、ステアリング位置の調整だけではなく、フットペダルやシフトレバーの位置さえも入念に設計されています。
また、構造だけでなく便利な機能も充実しており、8インチのディスプレイ上にはエンジン油温や水温のメーターも表示されるため、必要な情報を瞬時に入手可能です。
シボレーカマロにかかる維持費
シボレーの中でも代表的なカマロは、一度所有してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、輸入車のスポーツカーとなれば気になるのが維持費です。ここでは、ガソリン代をはじめ税金やメンテナンスにかかる費用を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
燃料代
シボレーカマロを動かすのに必要不可欠なのは燃料です。しかし、カタログや公式情報には、燃料消費率についての記載はありません。ここでは、「ハイオク単価160円」「燃費約6.5km/L」「年間1万km走行」と仮定した上で年間の維持費をシミュレーションしてみましょう。
必要なガソリンの量 |
10,000km÷6.5km=約1,538L |
年間のガソリン代 |
1,538L×160円=24万6,080円 |
上記のように、日常生活をカマロ一台で賄おうとすると、燃料代だけでも大きな出費になることが分かります。
税金
続いて、自動車を維持する上で確実に必要な税金がどのくらいかかるか確認しましょう。自動車に定期的に課される税金は「自動車税」と「自動車重量税」です。
自動車税は、年式や排気量によって変動します。下記は、令和元年10月1日以降に初回新規登録の場合における税額です。
2,000cc |
3万6,000円 |
3,600cc |
6万5,500円 |
自動車重量税は、重量ごとに決められており、毎年ではなく車検の際にまとめて支払うのが一般的です。1,560kg~1,710kgに該当するカマロは初回車検で4万9,200円、その後の継続車検で3万2,800円となっています。よって、1年あたりの税額は1万6,400円です。(2023年3月時点の情報です)
保険料
自動車の保険には強制保険と呼ばれる「自賠責保険」と任意保険と呼ばれる「自動車保険」があります。
自賠責保険は必ず加入が必要な保険であり、料金は「自家用乗用車」であれば一律です。通常1か月多くかけるため継続車検では25か月で1万8,160円、1年あたり約9,000円程度ということになります。
任意保険は強制的に加入が必要なものではありませんが、対物賠償や対人賠償が含まれますので必ず加入しましょう。任意保険料は年齢や等級によっても大きく変動し、さらに車両保険や条件をプラスすると金額は高くなります。一度、希望の条件でシミュレーションや見積りをもらってみるのがおすすめです。
車検費用
続いて押さえておきたいのは車検費用です。新車登録から3年、以降2年ごとに受ける必要があります。車検基本料をはじめとする非法定費用の他、上記で解説した「自動車重量税」「自賠責保険料」に加え「印紙代」を含む法定費用が必要です。
法定費用はどのお店に依頼しても一律ですが、非法定費用は依頼するお店によって変動します。民間工場だと車検基本費用は比較的リーズナブルですが、より安心感を求める方は専門知識や機械をそろえた正規ディーラーに任せるのもひとつの方法です。
メンテナンス費用
車の安全性を高め、長く乗るためにはメンテナンスもしっかり行いましょう。必須とも言えるメンテナンス内容は「エンジンオイル交換」と「タイヤ交換」です。
エンジンオイルの交換は、車の種類や使用状況によっても異なるため、取扱説明書で確認をします。トヨタが推奨している情報によると、ガソリンターボ車は標準使用で5,000km毎もしくは6か月、シビアコンディションの場合は半分の3,000km毎もしくは3か月です。しかし、あくまでも国産車の場合であるため早め早めの交換を心がけましょう。
続いて、カマロの純正タイヤはダンロップのLe Mansを装着しています。このタイヤは4本の価格が15万5,000円で、さらに取り付け費用が1万円前後必要です。2年に一度タイヤ交換を行うとすれば年間換算でかかる費用は7万7,500円ということになります。
シボレーの他のモデルとの維持費の違いは?
シボレーカマロの維持費を紹介しましたが、高いと感じる方もいれば納得の金額だと感じる方もいるでしょう。ここでは、シボレーのカマロ以外の車種について、特徴や維持費の違いを紹介します。シボレーに乗りたいけれどモデルはまだ決めていないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
シボレーアストロの維持費
シボレーアストロは1985年に登場したミニバンです。カマロほどではありませんが歴史が長いシボレーの代表車種と言えます。登場して以来高い実用性の高さから人気を誇っていましたが、2005年に販売が終了してしまい現在は中古でのみ入手可能です。
アストロの排気量は4.3Lと超える大排気量かつ、年式が古いため自動車税は重課となり7万6,500円とかなり高額です。それに加えて実燃費も低い傾向であるため、維持費はカマロよりも高くなります。
シボレーキャプティバの維持費
シボレーキャプティバは、シボレーが現在まで販売している人気SUV車種です。駆動方式は全てのグレードで4WDの設定となっており、高い走破性を持っています。またパーキングアシストやトラフィックアラートなどの先進安全機能も充実しています。
そんなキャプティパですが排気量が2,382ccで2.5L以下の部類となり、年式も新しいため自動車税は4万3,500円です。そして燃費についてはカマロと同等程度といわれています。そのため総合的に年間維持費はあまりカマロと大差はないでしょう。
シボレートレイルブレイザーの維持費
シボレートレイルブレイザーはキャプティパと同じくSUVモデルですが、キャプティパよりもパワーやボディ剛性が強く、よりオフロード向けに仕上げられた一台です。
トレイルブレイザーは4,157ccと大排気量が特徴な車であるため、自動車税は年間で7万5,500円とアストロと同等の税額です。また燃費についてはカマロとあまり変わらないといわれています。
シボレーカマロだけじゃない!人気の高い輸入クーペ3選!
シボレーカマロやシボレーの他モデルの紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。年式が古かったり排気量によって維持費がかさむことがあるため、購入をためらってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここではカマロと同タイプである輸入クーペを3車種紹介します。カマロに興味のある方はぜひご検討ください。
メルセデス・ベンツ Cクラス クーペ
まずおすすめしたい車種は、メルセデス・ベンツ Cクラス クーペです。メルセデス・ベンツは現在日本で一番登録台数の多い輸入車メーカーで、在庫数が多いというメリットがあります。
Cクラスクーペは輸入車の中ではやや小さめのボディサイズで、日本の狭い道路でも気軽に乗る事ができます。気になるパワーですが、排気量1,496ccの156psと控えめです。
スポーツクーペの購入を検討している場合少し物足りなさを感じるかもしれませんが、重量も1,500kg程と軽いので税金が安いという大きなメリットもあります。ネクステージでは、258万9,000円~268万9,000円で取り扱いしています。(2023年3月時点の情報です)
(参考:『Cクラスの中古車一覧』)
ジャガー Fタイプ クーペ
続いておすすめしたい車種が、ジャガーFタイプクーペです。Fタイプクーペは全高が低くロングノーズなデザインが特徴で、スポーツクーペらしい風格が感じられます。エンジンは1,995ccのターボチャージャー4気筒エンジンが採用されており、最大出力は300psです。
ネクステージでは、435万9,000円~999万9,000円で取り扱いしています。(2023年3月時点の情報です)
(参考:『Fタイプの中古車一覧』)
アウディ TT クーペ
最後におすすめするのは、アウディTTクーペです。メカニカルなエクステリアデザインが印象的で、特に鋭い目をしたようなヘッドライトが特徴です。TTクーペの一番の強みはなんと言っても車両重量1,300kgの軽量ボディでしょう。エンジンは1,984ccで最大出力は197psですので、ロングツーリングも快適です。
ネクステージでは、119万9,000円~389万9,000円で取り扱いしています。(2023年3月時点の情報です)
(参考:『TTクーペの中古車一覧』)
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(参考:『全国の在庫を最寄店舗にお取り寄せ!(私たちの強み)』)
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まとめ
今回はシボレーカマロを所有するときの費用から、輸入スポーツクーペの維持費について解説しました。一概に輸入クーペと言っても排気量や重量、年式によって年間維持費は大きく変わります。少しでも維持費を抑えたい場合は、できるだけ年式が新しく排気量の小さい車種を選ぶのがおすすめです。
ネクステージのWebで気になる一台が見つかりましたら、詳細ページよりお問合せいただくとスムーズです。ぜひ一度お問合せください。
▼ライタープロフィール
兵頭 倫果(ひょうどう りんか)
大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。1998年生まれの24歳。
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