シボレー カマロの種類とは?進化の歴史や歴代モデルの特徴をご紹介
1967年に登場して以来、アメリカはもちろん世界的にファンを魅了してきたのがシボレー・カマロです。アメリカンマッスルカーそのものの出で立ちとエンジンサウンドは、日本国内でも人気を集めてきて、2代目から正規輸入されてきました。現行モデルの6代目もゼネラルモーターズが正規販売しているので、新車を購入できます。一方で中古車は流通量が少ないため探すのに苦労します。豊富な在庫を持っているネクステージなら中古車探しに役立つかもしれません。
※目次※
6. おしゃれなスポーツカーの中古車探しはネクステージにおまかせ
・アメリカを代表するスポーツカーとして人気を得ているシボレー・カマロ
・シボレー・カマロは日本国内でもゼネラルモーターズが正規に販売している
・流通量が少ないシボレー・カマロの中古車を見つけるならネクステージへ
シボレー カマロってどんな車なの?
アメリカを代表するスポーツカーの一台といえるのがシボレーのカマロになります。1967年に初代のカマロが登場して以来、5回のフルモデルチェンジを経て現行モデルで6代目となります。
2000年代に入ると一時モデルが途切れていた期間がありますが、それでもアメリカンマッスルカーへの支持は厚く再び発売されました。アメリカをはじめとして全世界で50年以上に渡って愛されているモデルです。
シボレーのスポーツカー
アメリカのビッグ3と呼ばれる自動車メーカ-のゼネラルモーターズのブランドが「シボレー」になります。ピックアップトラックやSUVなどのラインアップの中にスポーツカーの「カマロ」があり、1967年から続いているカマロは同ブランドを代表するモデルとなっています。
シボレー(Chevrolet)自体もフランス語に由来しますが、カマロも友人を意味する古いフランス語が語源となっているそうです。2016年から発売されている現行モデルは6代目で、歴史と伝統を受け継いでいます。
大排気エンジンならではのパワフルな走り
カマロといえば日本車にはない6.2LV型8気筒の大排気量エンジンだという印象をお持ちの方もおられるかもしれません。どのジャンルでもビックサイズが多いアメリカ発らしい自動車です。思いのままに走ることができるトランスミッション・サスペンションなどのシャシー&システムなどを搭載し、なおかつ軽量ボディが俊敏でダイナミックな走りへとつながっています。
1.7tの総重量の車体にも関わらず足の指に軽く力を入れるだけで力強く加速するパワフルで余裕のある走りはアメリカフリーウェイで大活躍していることでしょう。日本にも快い加速エンジン音や軽快な走りに魅了されている方が多いに違いありません。
シボレー カマロの種類とは?進化の歴史
先行して発売され大ヒットとなったライバルのフォード・マスタングを打ち負かすために生産されたのがカマロでした。初代は1967年に発売が始まり、現行モデルで6代目となります。
初代と5代目以外は10年にわたって販売されていて、その時代にあった最新のエンジンや電子デバイスが採用されています。
1967年:初代カマロ
1964年に発売するやいなやすぐにベストセラーとなったフォード・マスタングを打倒するために開発し販売されたのが初代カマロでした。初代は1967年から1970年の3年間のみの生産でしたが、毎年20万台以上のセールスを記録しました。それでも先行して発売していたマスタングの販売台数を越すことはできませんでした。
1970年:2代目カマロ
2代目のカマロは1970年から1981年までの12年間にわたって販売されました。プラットフォームは初代から受け継ぎましたが、ハンドリングは磨き上げられ操縦安定性も引き上げられています。外観は大きなフロントバンパ-が特徴てきで、流麗なリアスタイルも人気となりました。オイルショックや排ガス規制によりエンジンのバリエーションが増えたモデルでもあります。
1982年:3代目カマロ
3代目カマロも2代目と同じく10年以上にわたって生産されたモデルでした。ボディサイズは2代目より全長、全幅ともに小さくし空力を意識したデザインに仕上げています。フロントの角目4灯のヘッドライトが特徴的で、リアは2代目と同じ流麗なフォルムとなっています。初めて電子デバイスが採用された世代で、一部のモデルはインジェクションの燃料噴射となっています。
1993年:4代目カマロ
1993年から2003年まで発売されていたのが4代目のカマロとなります。3代目のデザインを生かしながらも、丸みを帯びた流麗なスタイルに進化しました。デザインを担当したのは日本を代表するプロダクトデザイナーの奥山清行氏です。エンジンはV型6気筒の3.4Lと伝統的なOHV式のV型8気筒5.7Lでした。後に3.4Lは3.8Lに排気量アップしています。2003年に生産を終了し、販売台数の減少などの影響により2009年までモデルが途絶えることになりました。
2009年:5代目カマロ
7年ぶりに復活したのが2009年に登場した5代目のカマロです。初代を彷彿とさせるアメリカンマッスルカーの出で立ちを意識してデザインされています。分厚いボンネットに小さなキャビンがスポーツカーらしさを強調しています。エンジンは4代目と同じくV6とV8が搭載され、トランスミッションは6速MTと6速ATが組み合わせられました。ボディタイプも4代目同様にクーペとコンバーチブルが用意されています。
2016年:6代目カマロ
5代目の登場からわずか5年でフルモデルチェンジされたのが6代目の現行カマロです。デザインは先代の流れを汲み、フロントまわりがよりスタイリッシュになりました。ただボディの材質などを見直すことで90kg以上の軽量化に成功し、剛性も引き上げています。エンジンは新規開発された直列4気筒2.0Lが搭載されました。伝統的なV8も用意されていて、省燃費性に優れた直列4気筒かマッスルカーらしいV8が選択できます。
日本で新車購入できるシボレー カマロの種類
現行の6代目カマロは国内でもゼネラルモーターズが販売していて、正規にメーカーから購入することができます。ラインアップしているのは3モデルで、クーペが2車種、コンバーチブルが1車種となっています。エントリーモデルとコンバーチブルは直列4気筒の2.0Lターボエンジンで、上位モデルのカマロSSのみV型8気筒の6.2Lが搭載されます。
シボレー・ カマロ LT RS
「シボレー・カマロ LT RS」のボディサイズは全長4,785mm×全幅1,900mm×全高1,345mmで、最高出力275ps(202Kw)・最大トルク40.8kg・m(400N・m)です。大きすぎないボディサイズゆえに取り回しが良く、各所にアルミニウムを使用している軽量ボディが人気の理由かもしれません。
搭載されるエンジンは、直列4気筒DOHCターボで6代目モデルになり初めて2Lモデルが設定されました。FRの8速ATで車体価格は668万円です。決して安くない価格ですが、欧州の同様のスポーツモデルに比べると求めやすいといえます。
シボレー・カマロ SS
「シボレー・カマロ SS」のボディサイズは「LT RS」モデルと同じサイズです。V型8気筒OHVエンジン搭載の総排気量6,168ccですから、最高出力453ps(333Kw)・最大トルク62.9kg・m(617N・m)と圧倒的にパワフルだということにお気づきでしょう。トランスミッションは10速ATで車体価格は848万円です。V8エンジンの迫力のある走りを体感したい方におすすめモデルといえます。
シボレー・カマロ コンバーチブル
オープンカータイプ「シボレー・カマロ コンバーチブル」のボディサイズの全長と全幅は「LT RS」「SS」モデルと同じサイズですが全高が少しだけ高く1,350mmです。「LT RS」と仕様がほぼ同じで、総排気量1,998cc・最高出力275ps(202Kw)・最大トルク40.8kg・m(400N・m)で、トランスミッションは8速ATが採用されています。エンジンは直列4気筒DOHCターボ搭載で、車体価格は778万円です。
シボレー が提供しているカマロ購入時のサービスの種類
シボレーでは車のオーナーが満足のいくカーライフを送ることができるサービスを提供していることも魅力です。その中でもシボレー正規ディーラーでシボレー・カマロを新車購入した全車種が受けられるサービスが幾つかあります。サービスを上手に活用することによって年間の維持費を抑え長く楽しむことができるでしょう。
シボレーコンプリートケアが受けられる
受けることができるサービスのひとつは『コンプリートケア』です。『コンプリートケア』とはトレーニングを受けた経験豊富な専門メカニカルスタッフが高品質で丁寧なメンテナンスサービスを行ってくれるプログラムを指しています。
サポートプログラムの中にはシボレー新車保証・シボレーアシスト24・シボレーメンテナンスケア付帯プログラム・シボレー新車保証延長プログラム等があり、効率的な作業と妥協のないサービスを提供してくれる内容です。
シボレー新車保証
『シボレー新車保証』とは新車登録日から3年間または走行距離6万kmの範囲内で発生した自動車の不具合への対応を保証するサービスです。シボレーの純正部品による修理を行ってくれます。万が一ボディ内側または下側からの腐食による穴あきが発生した場合は走行距離にかかわりなく6年間の保証をしてくれるサービスもあり、シボレーの自信の表れと見ることができるでしょう。
3年間は短いと感じる方のためには『新車保証延長プログラム』も用意されています。これは4~5年目まで保証を延長することができる有償のサービスです。
24時間365日のロードサービス
『シボレーアシスト24』は24時間365日のロードアシスタンスを専門スタッフが対応してくれるサービスを指しています。旅行中の故障や事故トラブルなどもしもの場合に電話できるのは心強いでしょう。
トラブル対処法に関するアドバイス・緊急修理・指定サービス工場へのレッカーなどが含まれています。加えて、車が使用できない場合にはだいたい交通機関や宿泊手配などはかゆいところに手が届くサービスといえるでしょう。入会費や登録費が一切要らないことも安心につながります。
メーカー指定点検整備
車を長く快適に乗るためには定期的なメンテナンスが必要ですが『シボレーメンテナンスケア付帯プログラム』は助かるでしょう。メーカー指定点検整備とメンテナンスがパッケージされたプログラムで新車登録日から3年間または走行距離6万kmまで適用されます。法定12か月点検・オイル交換・エンジンエアフィルター等が含まれていますので、常に車のベストな状態をキープするのに役立つでしょう。
オーナー専用のスマホサイトも提供
シボレーでは「myChevrolet」というオーナー専用ウェブサイトも提供しています。「HOME」「アカウント」「サービス」「メッセージボックス」「オーナーガイド」の5つのメニュータブをいつでもどこでもスマホで見ることができるのは便利です。
このサイトでは車の登録番号などの必要な車両情報をひと目で確認することができます。サイトの5つのタブを上手に活用することにより、アシスト24への緊急連絡や担当の正規ディーラーへの連絡など必要な時にすぐに行うことができるでしょう。登録するには正規ディーラーでの設定が必要です。
シボレー カマロの中古車を探してみよう
ゼネラルモーターズが日本国内で新車を販売しているといっても、シボレー・カマロの登録台数は非常に少なくなっています。従って中古車市場でも見つけるのが難しい一台です。正規販売店で認定中古車を見つけるのがアフターサービスも含めて心強いですが、流通量の少ないカマロなので、手に入れたい場合は幅広く情報を得る必要があります。
中古車の流通は少ない
中古車販売店で売られている車は販売店ごとに程度の差が大きいのが実情です。輸入車の場合は正規ディーラーの認定中古車を探すのが手段のひとつとして挙げられます。気になったシボレー・カマロの中古車を見つけたら、その販売元が正規の販売店かどうかを確認してみましょう。正規販売店でなくても知識が豊富な中古車販売店なら心配ないでしょう。
中古車のルートを確認しよう
中古車輸入車の販売ルートには、正規ディーラー店の認定中古車と専業店販売の中古輸入車の2種類があります。現在日本で販売されている輸入車は正規ディーラーによる正規輸入車ですので、販売店で正規に販売されている中古車は認定中古車となります。
しかしオークション等で流れてくる中古輸入車はディーラーの手を通しておらず、その分価格が低く抑えられているかもしれません。価格は低いものの消耗品の交換や点検等が行われていないと、後々かかるメンテナンス費用が膨大になるというデメリットがあります。きちんとメンテナンスが行われていたことが証明されている認定中古車を購入するようにしましょう。
おしゃれなスポーツカーの中古車探しはネクステージにおまかせ
ネクステージでは全国で3万台を超える在庫車を持っているので、希少車でも見つけられる可能性があります。正規輸入車のみを取り扱っている「ユニバース」も全国に展開していて、質の高い輸入車を展示、販売しています。
扱っている車は正規輸入車なので車両の状態が分かりやすく、輸入車だからコンディションが不安という心配を払拭しています。
選択肢の幅を広げられる
ネクステージでは全国200店舗の在庫かお気に入りの車を探すことができます。カマロのような希少車は全国どこの中古車販売店でも探すことが難しいですが、タイミングによっては在庫していることもあります。
ネクステージの正規輸入車を取り扱っているユニバースでは、ディーラーが販売している正規の車両だけを販売して、在庫数は日本一を誇ります。中古車の購入を検討しているなら、近隣のネクステージを訪れてみてください。
低年式車もサポートが受けられる
ネクステージでは販売している輸入車には、走行距離無制限で1か月の無料保証が付帯しています。また有償保証の「サービスサポート」を用意していて、初年度登録から13年未満かつ走行距離が10万km以下の場合に加入することが可能です。
サービスサポートは33機構318項目の保証が受けられ、エンジンやトランスミッション、電装系など大きなトラブルにも対応しています。サービスサポートには、無料のエンジンオイル交換やロードサービスも組み込まれていています。
まとめ
初代から50年にわたり伝統と歴史を持っているシボレー・カマロは、日本でも多くのファンがいます。アメ車に乗る機会はそれほど多くないですが、乗ってみると欧州車や日本車とは異なる魅力があります。やはり希少なモデルに乗っていると所有している満足感も得られますし、愛着も沸くはずです。
カマロにかかわらず素性のはっきりした中古の輸入車を探しているなら、正規輸入車のみを扱う専門店を持つネクステージに相談してみましょう。
▼ライタープロフィール
真鍋裕行
出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作(雑誌、Web、アプリetc)に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターや PRも積極的に携わる。
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