中古車でディーゼル車を買うなら?輸入車と国産車の安い車種をご紹介!
近年外車のディーゼルモデルが人気を集めています。車を運転される方なら一度は外車に憧れ、購入を検討されることもあるでしょう。
ただし、外車に関しての知識がなく、どのような車を選べば良いのかわからないという悩みもあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では外車のディーゼルモデルに関する市場の状況や、おすすめの車種などを詳しくご紹介します。
外車のディーゼルモデルに関する知識を得る情報収集の一環として、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・ディーゼル車は、ガソリンではなく「軽油」を燃料として走る車を指す。ガソリンエンジンよりも効率的!
・ディーゼルエンジンはパワフルかつ燃料費が安いというメリットがある。一方で車体価格の高さやハンドリング、エンジン音などのデメリットも!
・安いディーゼル車を中古車でお探しの方はネクステージへ!豊富な在庫からこだわりの1台が選べる!
そもそもディーゼル車って?エンジンの仕組みをおさらい
ディーゼル車は、ガソリンではなく「軽油」を燃料として走る車を指します。ガソリン車のように、燃料に人工的に引火をするのではなく、燃料を自然燃焼させることでエンジンを動かします。
こちらの項目では、ディーゼル車の概要を解説します。ディーゼルエンジンの構造を詳しく見ていくので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ディーゼルエンジンは軽油を使用
ディーゼルエンジン最大の特徴は、燃料として軽油を使用していることです。次の項目でも触れますが、排気量を大きくすることができるため、馬力・トルクが優れています。
軽油は、ガソリンなどと同じく、原油を原料として作られています。ガソリンとは沸点が異なり、おおよそ240℃〜350℃になっています。そのため常温常圧ではなく、高温高圧の状況下で燃焼するため、より高いパワーを発揮することが可能です。
ガソリンエンジンよりも効率的
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンは、エンジンの燃焼構造に違いがあります。先ほども触れたように、軽油とガソリンには沸点の違いがあり、軽油の方が高温高圧の状況下で燃焼します。そのため、プラグの火花で引火させるガソリン車に対して、ディーゼル車は燃焼室内自体を高温にします。
ディーゼル車は、高音になった燃焼室内に、燃料を噴射する形で燃焼させます。そのため、燃料自体に引火させるガソリン車よりも、効率良く燃焼することができます。エンジンを回すために必要な燃料が少なくなるので、大型車に用いられることが多いです。
クリーンディーゼルとの違いって?
以前のディーゼルエンジンは、黒煙を上げたり匂いがきついといった悪いイメージがありました。しかし各メーカーの企業努力によって、ヨーロッパの排ガス規制をクリアする、クリーンディーゼルエンジンが開発されました。
クリーンディーゼルは、従来のディーゼルに比べて、振動が小さかったり黒煙がほぼ発生しないなどのメリットがあります。またエンジン音も小さく、アクセルへの反応や燃費も良いとされています。
ディーゼル車のメリット・デメリットって?
ディーゼル車は、燃料費・エンジン構造・加速の面で大きなメリットを持っていますが、一方で価格・ハンドリング・快適性の面でいくつかのデメリットがあります。
ポイントになってくるのは、「エンジン構造が頑丈であること」です。こちらの項目では、ディーゼル車のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
【メリット1】燃料費が安い
ディーゼル車に使用する軽油は、基本的にガソリンよりも価格が安く設定されています。これは軽油にかかる税金がガソリンよりも安いためです。具体的な数値としては、レギュラーガソリンに比べて、1リッターあたり20円程度価格が低くなっています。
そのため、ディーゼル車は、燃料費が安いというメリットがあります。「ディーゼルエンジンの燃焼効率が、ガソリンエンジンよりも高い」という先ほどの話もあわせれば、より燃料費の安さが分かるでしょう。
【メリット2】エンジンがタフ
ディーゼルエンジンの構造でも解説したように、燃料室内を高温高圧にする都合上、常に高温に耐える必要があります。そのため、エンジンが大きな爆発力に耐えられる構造になっており、非常に頑丈であるというメリットがあります。
中古車市場では、走行距離が10万kmを超えてしまうと、ユーザーに避けられることが多いです。しかしディーゼル車の中には、走行距離が30万kmを超えても、中古車市場で取引されるケースがあります。エンジンに対する信頼性は折り紙付きです。
【メリット3】重い荷物を積んだ車でも加速できる
クリーンディーゼルではない、従来のディーゼルエンジンが搭載されるのは、トラックなど大きな車体を持った車がほとんどでした。これは、ディーゼルエンジンに「大きなトルク」を発生させる力があったからです。
トルクとは、車を加速させる力を指します。トルクが大きければ大きいほど、加速するための力が強いので、重い荷物を持った状態でも快適に走行できます。このような理由で、トラックのような「大きな荷物を積む」車に、ディーゼルエンジンが搭載されていました。
【デメリット1】車体価格が比較的高め
ディーゼル車は、車体価格が比較的高いというデメリットがあります。なぜ価格が高くなってしまうかというと、製造コストが高いからです。ディーゼルエンジンは、高温高圧の状態に耐え続けられる構造であり、非常に頑丈に造られています。
そうなれば、当然そのようなディーゼルエンジンを作るために、多大なコストが必要になってきます。エンジンの高コスト化が、そのまま車体価格に反映されることになるため、新車価格・中古車価格ともに高くなります。
【デメリット2】ハンドリングが悪い
ディーゼル車のデメリットとしてよく挙げられるのが、ハンドリングの悪さです。エンジンが頑丈な造りになっているため、ディーゼル車は、基本的に車体の重量が大きくなっています。
また多くの国産車は、車両の前側にエンジンが搭載されているので、エンジンの重量がそのままハンドリングに影響を及ぼすことになります。従来のディーゼルエンジンは、現行のクリーンディーゼルエンジンに比べてさらに大型であるため、よりハンドリングが悪くなってしまいます。
振動を感じやすくエンジン音がうるさい
従来のディーゼル車は「振動が大きい」「エンジン音がうるさい」と言われていました。ディーゼルエンジンにあまり馴染みがない場合は、バスに乗っている時をイメージすると分かりやすくなります。バスの振動によって身体が揺れ、なおかつ「エンジン音がうるさい」と感じる人が多いでしょう。
しかしクリーンディーゼルエンジンは、振動やエンジン音を極力抑えた構造になっています。従来のディーゼルエンジンと言えば、トラックなどに搭載されるのが普通でした。しかし現代のクリーンディーゼルエンジンは、普通乗用車にも搭載されています。
> ディーゼル車のメリットについてさらに知りたい方はこちら!
中古車で探せる安いディーゼル車5選【輸入車編】
輸入車や外車と言えば、「何となく高い」というイメージを持っている人も多いでしょう。輸入車のクリーンディーゼルエンジンのモデルとなれば、とても高額になってしまうように見えます。
しかし、車種をしっかりと選ぶことで、安いディーゼル車を購入できます。こちらの項目では、比較的安価で購入できるディーゼル車(輸入車)を5つ紹介します。
プジョー 308
プジョー 308は2016年にディーゼルモデルが加わり、1.6Lターボと2Lターボの2種類が用意されました。走行性能が大きな特徴で、カーブの多い道でもスムーズに走ることができます。プジョー 308のスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
プジョー 308 |
サイズ |
全長4,275mm×全幅1,805mm×全高1,470mm |
エンジン |
直列4気筒DOHCターボ (ディーゼル) |
燃費 |
20.1km/L~21.0km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
118万9,000円~259万9,000円 |
ボルボ V40
ボルボ V40シリーズは、ガソリン車とディーゼル車の双方のラインナップがあります。V40シリーズの中でも、「V40 D4 Kinetic」「V40 D4 Momentum」「V40 D4 Inscription」の3種が、ディーゼルエンジンを採用しています。ボルボ V40のスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
ボルボ V40 |
サイズ |
全長4,370mm×全幅1,800mm×全高1,440mm |
エンジン |
Drive-Eディーゼルエンジン |
燃費 |
20.0km/L~21.2km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
69万9,000円~209万9,000円 |
BMW 1シリーズ
BMW 1シリーズは、最後のFRコンパクトカーであり、なおかつディーゼルエンジン搭載車です。そのため、中古車市場の中でも、希少性が非常に高いモデルと言えるでしょう。BMW 1シリーズのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
BMW 1シリーズ |
サイズ |
全長4,335mm×全幅1,800mm×全高1,465mm |
エンジン |
直列4気筒DOHCディーゼル |
燃費 |
22.9km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
68万9,000円~219万9,000円 |
MINI クーパーD
MINIクーパーは、MINIを代表する車種であり、輸入車の中でも人気の高い車です。MINIクーパーのディーゼル車は、全部で9種類のラインナップがあります。ハッチバックタイプに加えて、クロカン・SUVタイプのCROSSOVERシリーズなど、豊富な種類から選ぶことが可能です。MINI クーパーDのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
MINI クーパーD |
サイズ |
全長4,015mm×全幅1,725mm×全高1,445mm |
エンジン |
クリーン・ディーゼル・エンジン |
燃費 |
16.4km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
138万7,000円~359万9,000円 |
メルセデス・ベンツ GLE350d
メルセデス・ベンツは、輸入車の中でも屈指のネームバリューを誇っており、車に乗らない方でもその名前を知っているほどです。GLEシリーズは、重厚感あふれるボディと上質な室内空間が特徴です。SUVとクーペのディーゼル車がラインナップされています。メルセデス・ベンツ GLE350dのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
メルセデス・ベンツ GLE350d |
サイズ |
全長4,815mm×全幅1,950mm×全高1,795mm |
エンジン |
クリーンディーゼル「BlueTEC」 |
燃費 |
12.9km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
2021年現在、ネクステージでのお取り扱いはありません |
中古車で探せる安いディーゼル車5選【国産車編】
国産車にも、安価かつ高機能なモデルがいくつかあります。ガソリンエンジンと併売しているモデルも多く、ラインナップの豊富さが大きな特徴です。
こちらの項目では、中古車で安く買えるディーゼル車(国産車)を5つ紹介します。ぜひ車選びの参考にしてみてください。
マツダ デミオ
マツダは、クリーンディーゼル技術「SKYACTIV」を有しており、業界を牽引する存在です。デミオは、運転時の静音性が高く、ハンドリング性能も高水準です。ディーゼル車特有の不快感は一切ありません。マツダ デミオのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
マツダ デミオ |
サイズ |
全長4,065mm×全幅1,695mm×全高1,525mm |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ 直噴ターボ |
燃費 |
24.2km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
9万9,000円~159万7,000円 |
トヨタ ランドクルーザープラド
ランドクルーザープラドは、トヨタから販売されている本格SUVです。SUV特有の悪路走破性はもちろん、過ごしやすい洗練されたインテリアも大きな魅力です。ガソリン車とディーゼル車の両方がラインナップされており、豊富なグレードが特徴と言えます。トヨタ ランドクルーザープラドのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
トヨタ ランドクルーザープラド |
サイズ |
全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,835mm(1,83mm) |
エンジン |
直列4気筒 |
燃費 |
11.2km/L(WLTCモード燃費) |
中古車価格 |
209万9,000円~549万7,000円 |
トヨタ ハイラックス
トヨタ ハイラックスは、デッキがある特徴的なエクステリアデザインになっています。積載性が非常に高く、デッキスペースには最大500kgの荷物を積むことができます。トヨタ ハイラックスのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
トヨタ ハイラックス |
サイズ |
全長5,340mm×全幅1,855mm×全高1,800mm |
エンジン |
直列4気筒 |
燃費 |
13.6km/L(WLTCモード燃費) |
中古車価格 |
109万9,000円~442万8,000円 |
三菱 デリカD:5
デリカD:5は、悪路でもしっかりと走行できる頑丈なボディと、長距離ドライブにも耐える安定性が大きな特徴です。3列シートを採用しており、合計8人まで乗車できます。シートアレンジによって、多彩なスペースを確保することも可能です。三菱 デリカD:5のスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
三菱 デリカD:5 |
サイズ |
全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mm |
エンジン |
直列4気筒DOHC 16バルブ |
燃費 |
13.6km/L(JC08モード燃費) |
中古車価格 |
45万7,000円~429万9,000円 |
マツダ アテンザセダン
先ほどデミオを紹介しましたが、アテンザセダンも同じくクリーンディーゼルエンジンを搭載しています。走行性能はもちろん、上質なインテリアも特徴的で、運転する楽しみを存分に味わえる車です。マツダ アテンザセダンのスペックや中古車価格は以下のようになります。
車種名 |
マツダ アテンザセダン |
サイズ |
全長4,865mm×全幅1,840mm×全高1,450mm |
エンジン |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
燃費 |
17.8km/L(WLTCモード燃費) |
中古車価格 |
159万9,000円~199万9,000円 |
安いディーゼル車を中古車でお探しの方はネクステージへ!
ネクステージは年間販売台数13万台以上を誇り、全国の拠点には随時3万台の在庫があります。年式やグレードなど様々な条件で探せるため、お客様こだわりの1台をお選びいただけます。また事故車や修復歴車のような、トラブルの多い車両は一切取り扱っていないため、初めての方でも安心してご利用いただけます。
ネクステージは、車の販売だけではなく、買取・車検・整備も請け負っております。アフターサポートも充実しており、販売する中古車に無料・有料保証を付帯しています。初めて中古車に乗る時は、何かと不安があるでしょう。お客様のカーライフを総合的にサポートするネクステージをぜひご検討ください。
PR輸入車ディーゼルモデル
まとめ
中古車で安いディーゼル車を探している方に向けて、ディーゼル車の概要や、安いディーゼル車の車種などを解説していきました。各メーカーの企業努力によって、クリーンディーゼルエンジンが誕生し、普通乗用車にも多く搭載されています。今回ご紹介したラインナップを参考に、自分に合った車を探してみてください。
ディーゼル車を安く購入したい場合は、中古車がおすすめです。中古車販売のネクステージは、全国に店舗を展開しており、クリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルも多く取り扱っています。安いディーゼル車を探している方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q.ディーゼルエンジンは何年乗れる?
A.ディーゼルエンジンは、適切なメンテナンスを施すなら20万km以上の走行が可能です。ただし、高い圧縮比によるエンジンへの負荷が大きいため、頻繁な停車と発進を伴う環境では劣化が早まる傾向があります。 燃焼時に発生するススがオイルを汚すため、長寿命を保つためにはガソリン車よりも早めのエンジンオイル交換が必要です。
Q.ディーゼル車はあと何年乗れる?
A.ディーゼル車は、日本政府の温室効果ガス排出ゼロ目標に基づくと、2050年までの走行は可能です。ディーゼル車は燃費の良さや燃料の安さ、スムーズな加速など魅力的な特徴がある一方で、高いメンテナンス費用や自動車税、規制強化による新車販売の縮小傾向などのデメリットもあります。 また、エンジンオイルの管理をより頻繁に行う必要があるため、個人のニーズや使用環境に応じてエンジンタイプを選ぶことも必要です。
Q.ディーゼル車が利用できなくなるまであと何年?
A.ディーゼル車の将来について、日本政府は段階的な規制強化を計画しています。近い将来、エコカー減税の対象からディーゼル車が除外される予定です。その後、数年以内に新車販売が電動車のみに限定される方針が示されており、ディーゼル車とガソリン車の新車販売が禁止される可能性があります。 長期的に見ると、今世紀半ばまでに温室効果ガスの排出を0にする目標が掲げられており、ディーゼル車の利用自体が禁止される可能性が高いでしょう。
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