ポルシェ ケイマンにかかる維持費はどのくらい?費用を抑えるポイントも紹介します
スポーツカーの代名詞である「ポルシェ ケイマン」は優れたデザインや性能が高い評価を得ており、今や世界中にたくさんのファンがいます。しかし、ポルシェというと維持費が高額ではないかと懸念している人が多いのではないでしょうか。確かにケイマンは維持費が高くなる傾向にあります。
そこでこの記事では、ケイマンにかかる維持費はどれくらいなのかを維持費が高くなる理由を踏まえながら紹介します。また、維持費を少しでも抑えるにはどのようなことに気をつければ良いのかもあわせてチェックしましょう。
※目次※
・年間維持費は50万円以上かかることが多い。車両の重さや使用頻度などによって費用に差がある
・エンジンオイルやタイヤは高品質なものが必要!必然的に維持費は高額になってしまう
・維持費を抑えるには自分で何でもトライする力が求められる。任意保険なども見直してみよう
ポルシェ ケイマンにかかる維持費の目安
ミッドシップスポーツカーとして魅力あるモデルを発表し続ける「ポルシェ ケイマン」は、年間でどれくらいの維持費がかかるのでしょうか。維持費には税金や保険料、車検を含めた定期メンテナンス料などがあります。「ポルシェ 718 ケイマン」「ポルシェ 981 ケイマン」「ポルシェ 987 ケイマン」それぞれの年間維持費をまずは見ていきましょう。
ポルシェ 718 ケイマンの維持費
「ポルシェ 718 ケイマン」の場合、年間維持費は53万円ほどでしょう。ただし、年間の走行距離やガソリン価格の変動などにより維持費も変化します。そのため、目安としてとらえるとよいでしょう。
- ・自動車税(種別割):3万6,000円
- ・自動車重量税:1万2,300円
- ・自賠責保険料:1万2,915円
- ・任意保険料:8万6,500万円(車両保険付き)
- ・ガソリン代:13万6,364円(ハイオク150円/1L、燃費11km/1Lとして計算、年間1万km走行する場合)
- ・定期メンテナンス代:15万円
- ・駐車場代:9万6,000円(月8,000円として計算)
定期メンテナンス代には車検代やオイル・タイヤなど消耗品の交換代なども含まれています。オーナーによりこの項目の金額には差が出やすく、一概に15万円に収まるとはいいきれません。
ポルシェ 981 ケイマンの維持費
「ポルシェ 981 ケイマン」の場合、年間維持費は51万円ほどでしょう。ただし、使用する頻度や部品の故障などにより維持費が高くなる可能性もあります。あくまで目安として確認すると良いでしょう。
- ・自動車税(種別割):5万円
- ・自動車重量税:1万2,300円
- ・自賠責保険料:1万2,915円
- ・任意保険料:6万8,100円(車両保険付き)
- ・ガソリン代:12万3,000円(ハイオク150円/1L、燃費12.2km/Lとして計算、年間1万km走行する場合)
- ・定期メンテナンス代:15万円
- ・駐車場代:9万6,000円(月8,000円として計算)
定期メンテナンス代を安く抑えるには、車検をどこに依頼するかを考えるとよいでしょう。ディーラーよりも整備工場やガソリンスタンドのほうが、費用を安く済ませられる傾向にあります。
ポルシェ 987 ケイマンの維持費
「ポルシェ 987 ケイマン」の場合、年間維持費は55万円ほどでしょう。ただし、年間の走行距離や使用する頻度が異なれば維持費の増減が起こります。目安として確認するのがおすすめです。
- ・自動車税(種別割):5万円
- ・自動車重量税:1万2,300円
- ・自賠責保険料:1万2,915円
- ・任意保険料:6万9,990円(車両保険付き)
- ・ガソリン代:15万7,894円(ハイオク150円/1L、燃費9.5km/Lとして計算、年間1万km走行する場合)
- ・定期メンテナンス代:15万円
- ・駐車場代:9万6,000円(月8,000円として計算)
燃費の部分でほかの車種と比べて費用がかかるため、ガソリン代を節約するにはどうすればよいか考えることが必要となるでしょう。もともと使用頻度がそれほど高くない方にとっては大きな問題ではありません。
その他のポルシェとの維持費の違い
ケイマンのおおよその維持費が分かったところで、ほかのポルシェの維持費も簡単に見てみましょう。
まずはSUVとして人気を得ている「ポルシェ カイエン」です。カイエンはタイヤの交換だけで30万円程度は必要で、ケイマンよりも定期メンテナンス費がかかります。車体が大きく自動車税(種別割)も高いため、年間維持費は60万円を超えるようです。
続いて高級スポーツカーとしてもおなじみの「ポルシェ911」を見てみましょう。カイエンよりも軽いのですが、タイヤ交換だけで20万円はかかるようです。燃費はよいほうではないためガソリン代も高くなりやすく、年間維持費は50万円程度ですが、なかには100万円を超える場合も珍しくありません。
カイエンと911どちらを見ても、ケイマンのほうが年間維持費は安く抑えられることが分かりました。差が出やすいのは、定期メンテナンス代とガソリン代の2つといえるでしょう。
ポルシェの維持費が高くなる理由
高級車であるポルシェの維持費は高くなる傾向があります。それは、タイヤ交換やオイル交換の費用が高額になるからです。一般の車と比べるとポルシェにはタイヤやオイルといった部品にハイクオリティなものが求められるため、維持費が高額になってしまいます。
長年乗っていると自然と消耗するようなパーツの交換だけでも、数万円かかってしまうことが通常です。たとえば、タイヤ交換するだけでも4本交換すれば数十万円はかかります。また、定期的に行う必要があるオイル交換も1回につき数万円と高額です。それらが蓄積された結果、年間維持費も高くなる仕組みになっています。
ポルシェ ケイマンの維持費を抑えるポイント
「ポルシェ ケイマン」の維持費を少しでも抑えたいと考える方は、「自分にできることから改善する」のがおすすめです。たとえば、「燃費を減らすような車の乗り方に変える」「オイル交換を自分でする」「任意保険を見直す」といったことが挙げられます。ここからは、それぞれのポイントについて簡単に確認しましょう。
ガソリン代を考えて選ぶ
「ポルシェ ケイマン」の購入を検討している場合、仮に年間1万km走るとなればガソリン代もそれなりにかかってしまいます。維持費の中でも高い割合を占めるガソリン代は、燃費を考えた運転を意識することで節約できます。
車種に合ったタイヤ選びや、こまめな空気圧の調整で燃費を向上させることもガソリン代の節約につながりやすいといえるでしょう。
オイル交換費用を抑える
走行距離が5,000kmを超えると「そろそろオイル交換の時期」と感じる方も多いのではないでしょうか。オイル交換は専門店などに依頼すると、安い場合でも3万円ほどかかります。
この費用を節約するには「自分でオイル交換をする」のがおすすめです。オイル交換の方法はインターネットの動画サイトなどでも簡単に確認できます。オイルもネットショップで気軽に購入できるため、車に詳しい方は考えてみるとよいでしょう。
任意保険の見直しをする
車両本体価格が高額になるため、もしものときに備えて任意保険に加入しておきたいところです。任意保険の支払い費用を少しでも抑えるためには、細かい部分に目を向けて任意保険の見直しを行いましょう。
車両保険を付けるかどうかで金額を大幅に下げることも可能です。ほかにも、運転者年齢制限を無制限にしている場合は、一定の年齢以上に設定すると保険料の節約につながります。
ポルシェ ケイマンの車の特徴
「ポルシェ ケイマン」にはどのような特徴があるのでしょうか。スポーツクーペとしても名を馳せている車だけあって、その性能や特性にはほかにはない魅力があります。ここからは、「ポルシェ 718 ケイマン」「ポルシェ 981 ケイマン」「ポルシェ 987 ケイマン」について解説します。
ポルシェ 718 ケイマン
2L4気筒ターボエンジンを搭載した「ポルシェ 718 ケイマン」は、2シータースポーツクーペとして力強い乗り心地を実現した車です。洗練された外装にマッチしたスムーズな加速は運転する楽しみを高めます。エンジンをターボ化したのには力強さを高める目的と、環境に優しい車を作るためという2つの理由がありました。
内装は、ステアリングホイール越しに見える3連丸型メータや直感的に操作できるスイッチ類など、機能的でありながらもスタイリッシュな仕上がりです。安全性もさらに高められました。「マルチコリジョンブレーキシステム」は事故直後に自動でブレーキをかける機能で、二次衝突の危険を軽減します。
ポルシェ 981 ケイマン
ミッドシップスポーツカーとしての位置づけの「ポルシェ 981 ケイマン」ですが、2020年3月現在は中古車でしか手に入らない車となりました。
燃費を向上させるためにアイドリングストップ機能と電動式パワステを装備したことにより、「ポルシェ 987 ケイマン」と比較して13%の燃費向上を実現しました。これは大きな進化だといえるでしょう。
また、水平対向6気筒エンジンを搭載しており、全体的にパワーも向上しています。重量は「ポルシェ 987 ケイマン」と比較すると50kg~70kgも軽くなっています。
ポルシェ 987 ケイマン
中古車の流通数も充実しており価格も手ごろなためポルシェに憧れている方にとってはおすすめの車だといえるでしょう。こちらも、購入するとなれば新車ではなく中古車となります。
販売時期が2005年~2012年と古いため、経年劣化するパーツの交換なども含め故障の可能性は高いのは否めません。とはいえ、初期費用を安く抑えたい場合にはうってつけといえるでしょう。内装も外装も、ポルシェのよさを十分に感じられる1台です。
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まとめ
「ポルシェ ケイマン」の年間維持費は最低でも50万円はかかります。タイヤなど交換が必要なパーツは高品質なものが求められるため、維持費も高額になることは頭に入れておきましょう。車の使用頻度やガソリン価格、走行距離の変化によっても維持費の幅は広がります。場合によってはそれ以上かかる可能性も十分あると考えてよいでしょう。
維持費を抑えるには、使用頻度を下げたりオイル交換を自分で行ったりと自ら動く必要があります。手ごろな価格で確かな品質の中古車を購入したい方は、安心して車を購入できる仕組みを取り入れているネクステージへ、ぜひ一度ご相談ください。
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