高級車ポルシェの購入に最適なパワーローンとは?特徴を徹底解説!
高級車のひとつであるポルシェを購入したいと考えているものの、価格が高いために購入をあきらめている方もいるのではないでしょうか。経済的な負担を軽減しつつポルシェを購入する際に役立つのが、残価設定型ローンの「パワーローン」です。
この記事では、ポルシェのパワーローンの特徴や仕組みなどを詳しくご紹介します。パワーローンを利用すれば、念願のポルシェに手が届くかもしれません。今回ご紹介するポイントをおさえておけば、よりお得にポルシェを購入できるでしょう。
※目次※
3. パワーローンでポルシェを購入する場合のシミュレーション
・ポルシェのパワーローンは残価設定型ローンのひとつ。支払い金額を減らしたい人におすすめ
・残価率が高い車種を選ぶとよりお得に購入ができる!発売されて間もない車種を狙って見積もりを取る際は残価率を要チェック!
・さらにお得にポルシェを購入したいなら中古車がおすすめ。認定中古車はパワーローンを利用可能
ポルシェにはローンサポートがある!
ポルシェには「パワーローン」「オートローン」「リース」の3種類の購入サポートがあります。実際にローンを組むことを検討する場合、パワーローンとオートローンのどちらにするかで迷うかもしれません。
パワーローンは残価設定型ローンなので、車両価格から据置価格を差し引いた金額をローンで支払います。一方でオートローンは、車両価格の全額をローンで支払うものです。
金銭的な負担を減らしつつポルシェを購入したい場合は、パワーローンがおすすめといえるでしょう。ポルシェのパワーローンについて詳しくご説明するので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
ポルシェの購入に利用できるパワーローンとは?
まずはポルシェのパワーローンの特徴や、金利・支払い方法などの重要なポイントをチェックしていきましょう。オートローンとの違いも詳しくご紹介します。パワーローンを利用してポルシェをより安く購入したいと考えている人は、システムについてしっかりと把握しておくことが大切です。
パワーローンの特徴
ポルシェのパワーローンはあらかじめ据置価格として一定の金額を設定し、車両価格から据置価格を差し引いた価格分のローンを組みます。ポルシェによると、36回払いでパワーローンを利用した場合の据置価格は約40%です。月々の支払金額を大幅に削減するのに役立つでしょう。
据置価格として設定した金額は、最終支払いの後に再びローンを組んで返済できます。ほかにも新たな車を購入するという選択肢もあるため、状況に応じて最適なほうを選びましょう。
パワーローンの金利
ポルシェのパワーローンの金利は、実質年率2.9%~3.9%です。ほかの輸入車ディーラーが提供している残価設定型ローンの金利よりも、やや高めなのが特徴といえるでしょう。
ポルシェは車両価格が高いこともあり、パワーローンを利用しても金利がかさみがちです。キャンペーンでパワーローンの金利が通常より下がることもあるため、お得に購入したい方はキャンペーンが行われているかどうかもチェックすることをおすすめします。
パワーローンの残価率
パワーローンの残価率は、ポルシェ公式サイトによると36回払いの場合で約40%です。しかしあくまでもこの数値は目安であり、実際の残価率は車種によって異なります。
人気が高い車は3年~5年後の市場価値も高いと予想できるため、残価率も高くなるでしょう。残価率はローン終了後の市場価値によって決まるという性質上、基本的に発売時期が新しく人気が高い車ほど残価率が高くなります。
残価率が高ければローンで支払う金額が少なくなるため、より購入しやすくなるでしょう。パワーローンを利用する際には、残価率にも注目することが大切です。
パワーローンの支払い回数
パワーローンの支払い回数は、36回・48回・60回の3種類から選択ができます。ポルシェは車両価格そのものが高いため、最短でも36回払い(3年)です。
ポルシェは人気が高く、車両価値が下がりにくい車のひとつといえます。したがって、事故を起こしたり水没したりするなどのアクシデントがない限り、あらかじめ設定されている据置価格を割り込む可能性は少ないでしょう。自分が支払える金額や残価率などを考慮して、最適な支払い回数を選択することが大切です。
パワーローンの支払い方法
パワーローンとは、車両価格から据置価格を差し引いた金額を支払い回数で指定した回数で分割して支払う方法です。据置価格については以下の方法のいずれかで支払います。
- ・ローン終了後に一括精算する
- ・ポルシェを売却し、売却代金で充当する
- ・再度ローンを組む
車の状態がよく、売却価格が高い場合は手放すことでプラスになることがあります。売却価格がプラスになった場合は、新たにポルシェを購入する際の車両代金に充当できるため、乗り換えたい人におすすめです。
事故などを起こしたために売却価格が大幅に下がり、売却代金が残価に満たない可能性も考えられます。このような場合は差額を支払う必要があるため、注意が必要です。据置価格を割り込んだ場合は、一括精算や再ローンを組むことも選択肢のひとつとして覚えておきましょう。据置価格分のローンを再度組む場合の期間は、最長で3年です。
オートローンとの違い
ポルシェのオートローンは、支払い回数やボーナスを併用するなどユーザーが支払いプランを選択できます。支払い回数は6回~60回であるため、パワーローンよりも短期間のローンを設定できる点も特徴のひとつです。
残価設定型のパワーローンとは異なり、オートローンは車両代金の全額を支払います。オプションの代金や諸費用もローンで借り入れた場合は、それらの費用も支払わなければなりません。車両代金の全額を支払うという性質上、ローンを完済するとポルシェの所有権は自分のものになります。
パワーローンは据置価格を設定する分、月々の支払金額を大幅に削減できるのがメリットといえるでしょう。ローン終了後に乗り換えようと考えている場合におすすめの方法です。一方でオートローンは、購入したポルシェにできる限り長く乗りたいと考えている人に向いています。
パワーローンでポルシェを購入する場合のシミュレーション
実際にパワーローンでポルシェを購入する場合の返済シミュレーションを見ていきましょう。ポルシェの購入を考えている人は、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。今回は911カレラとマカンの返済例をチェックしていきましょう。いずれも最長支払い回数である60回の場合を想定したものです。
ポルシェ 911カレラの場合
まずはポルシェ 911カレラ(The new 911 Carrera)の場合でシミュレーションをします。シミュレーションの条件は以下のとおりです。
車両価格 |
1,359万円 |
頭金 |
300万円+諸費用 |
パワーローン元金 |
1,059万円 |
支払い回数 |
60回(5年)/均等支払い |
残価率 |
20% |
据置価格 |
272万円 |
金利 |
実質年率2.9% |
この内容で実際のパワーローンにおける支払い金額を計算してみましょう。月支払い額や支払総額は以下のとおりです。
初回支払額 |
14万994円 |
月支払い額 |
14万994円 |
ボーナス加算 |
0円 |
月支払い額の合計 |
845万9,640円 |
買取時支払い額 |
1,117万9,640円 |
支払総額 |
1,417万9,640円+諸費用 |
ポルシェを買い取る場合に支払うべき金額である1,156万7,817円に頭金を加えると、1,456万7,817円に諸費用をプラスした金額になります。
ポルシェ マカンの場合
ポルシェ マカン(Porsche Macan)でパワーローンを利用した場合のシミュレーションもチェックしていきましょう。マカンの場合の条件は以下のとおりです。
車両価格 |
712万円 |
頭金 |
200万円+諸費用 |
パワーローン元金 |
512万円 |
支払い回数 |
60回(5年)/均等支払い |
残価率 |
20% |
残価設定金額 |
142万円 |
金利 |
実質年率2.9% |
この条件でパワーローンを組んだ場合の支払い金額を計算していきます。ボーナス加算なしの均等割で支払ったときの金額は次のとおりです。
初回支払額 |
6万6,287円 |
月支払い額 |
6万6,287円 |
ボーナス加算 |
0円 |
月支払い額の合計 |
397万7,220円 |
買取時支払い額 |
539万7,220円 |
支払総額 |
739万7,220円+諸費用 |
前述の911カレラと比較をすると、車両価格が安いため比較的手が届きやすい金額だと感じるかもしれません。マカンを買い取る場合に必要な金額は、月支払額の合計に据置価格と頭金を加えた750万6,320円です。
ローンを利用してポルシェを購入する場合のポイント
パワーローンを利用してポルシェを購入する場合は、いくつかのポイントをおさえておくとよりお得に購入が可能です。ここではお得にポルシェを購入したい人にとって、見逃せないポイントを3つご紹介するのでチェックしておきましょう。注目したいワードは「残価率」と「中古車」です。
残価率が高い車を選ぶ
パワーローンは車両価格から据置価格を差し引いた金額を支払うという性質上、据置価格が高い車ほどお得に車を購入できます。据置価格を決める重要な要素は残価率です。残価率が高い車は据置価格が高くなるため、なるべく残価率が高い車を選ぶことをおすすめします。
ポルシェの残価率の目安は36回払いで40%、48回払いで30%、60回払いで20%です。これより高く設定されている車はお得だといえるでしょう。
人気が高い車種ほど残価率が高く設定されるため、お得に購入したいならポルシェの中でも人気のある車を優先的にチェックすることをおすすめします。パワーローンの見積もりを取る際には、残価率の数値は要確認です。
新車は発売されたばかりの車を優先して選ぶ
残価率は発売時期が新しい車ほど高くなる傾向があります。したがって、より残価率が高い車は発売されたばかりの車です。
パワーローンを利用してポルシェを購入することを検討している場合、残価率が高い発売されたばかりの新車をチェックしてみることをおすすめします。発売から間もない車を優先的に探せば、お得に購入できるものを見つけやすくなるでしょう。
ポルシェは据置価格を下回る可能性が低いため、発売から間もない車種のなかから残価率がより高いものを選べば、金銭面の負担を大幅に軽減できる可能性があります。パワーローン終了後に車を売却することを考えている人にとっては、見逃せないポイントでしょう。
中古車の購入も検討する
より安くポルシェを購入したいと考えている人は、ローンで中古車を購入することを検討してみてはいかがでしょうか。ポルシェを新車で購入すると、最も安い718ケイマンでも692万円です。しかし、中古車であれば300万円台の車も多数存在しています。新車にこだわらない場合は、中古車を選んでローンを組んでもよいでしょう。
中古車を購入する際は、質の高い中古車販売店を選ぶことも大切です。ポルシェの中古車を購入しようと考えている人は、ぜひネクステージをご利用ください。全国各地にある中古車を最寄りの店舗に取り寄せるサービスも行っているので、たくさんの車から好きな車を選択できます。
ポルシェの購入に関するQ&A
実際にポルシェを購入する際に、疑問に感じがちなポイントを3つチェックしていきましょう。ここでご紹介するポイントは、ローンを組むのに必要な年収・中古車購入時に利用できるローン・リースのメリットやデメリットです。いずれも重要なポイントなので、購入を決断する前にしっかりチェックしておきましょう。
Q.ポルシェのローンを組むのに必要な年収は?
購入したいポルシェのグレードや、用意できる頭金によってローンを組むのに必要な年収は異なります。毎月の支出状況によっては、年収が1,000万円あっても購入するのが難しいこともあるでしょう。
事前にしっかりとシミュレーションをして、無理なく購入できるかどうかを判断することが大切です。シミュレーションをした内容で購入するのが難しいと判断した場合は、グレードを下げたり頭金を増やしたりすることをおすすめします。
Q.中古でも残価設定ローンは利用できる?
残価設定ローンは、新車を購入する場合にのみ利用できるのが原則です。したがって、一般的な中古車を購入する場合は利用できません。中古車を購入する場合は、中古車販売店や銀行が提供するローンを利用することになるでしょう。
ただしポルシェ認定中古車を購入する場合は、パワーローンを利用できます。ローンを組みたい場合は、ポルシェ認定中古車を探すのがおすすめです。
Q.ポルシェをリースで利用するのはあり?
購入する際にこだわりがない場合は、リースで利用するという選択肢も検討してみましょう。リースを利用すれば、毎月一定金額を支払うことによってポルシェに乗れます。月額料金の中には各種税金や車検費用・保険料などが含まれているため、ランニングコストがどの程度かかるのかがわかりやすくなるでしょう。
ローンと違って頭金も不要なので、初期費用を削減できるというメリットもあります。ポルシェが自分のものにならないというデメリットはあるものの、自己所有にこだわらない場合は有力な選択肢のひとつでしょう。
まとめ
高級車として知られているポルシェを、パワーローンで購入する方法についてご紹介しました。残価率の高い車種をパワーローンで購入すれば、お得になることを理解できたでしょう。しかし、パワーローンを利用してもポルシェに手が届かないという人もいるかもしれません。そのような場合は中古車を検討することをおすすめします。
ネクステージではポルシェの中古車も取り扱っているため、予算に限りがある方はぜひご相談ください。探していたポルシェを手が届く価格で購入できる可能性があります。
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