フィアットグループってどんな企業?特徴や傘下の会社を紹介します!
フィアットはイタリアを拠点に一大勢力を築く自動車グループです。アルファロメオやジープなど複数の有名メーカーを傘下に引き入れており、現在も多くの個性的な車を世に出しています。フィアットグループの全容が気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フィアットグループに興味がある人のためにグループの特徴や系列メーカーについてご紹介します。これを読めばイタリアの主要勢力である自動車グループの魅力がわかるでしょう。
※目次※
・フィアットグループは一大複合企業グループ。自動車部門の特徴的な走りのルーツはどこにあるのかを学ぼう!
・フィアットには500シリーズやPandaなど個性的な車種がある。それぞれの特徴やスペックなどを知ろう
・グループにはイタリアのアルファロメオやアバルト、アメリカのSUVメーカーであるクライスラー・ジープも入っており、それぞれが特有の個性をもっている
フィアットグループとは?
フィアットはイタリアで一大勢力を築く複合企業グループです。自動車メーカーというイメージが強い人もいるでしょうが、実際は鉄道、船舶、金融など多くのジャンルを手掛け、イタリア国内で大きな影響力があります。
この章では、複合企業グループとしてのフィアットの特徴を紹介します。これを読めばイタリア随一である企業の全体像がつかめるでしょう。
フィアットグループの特徴
フィアットグループ最大の特徴は、手掛けているジャンルの広さです。自動車に限らず、電車、飛行機、船などあらゆる乗りものを作っています。金融やマスコミ業界にも進出しており、イタリアのビジネス業界で強大な力を誇っています。
1899年にトリノで事業が始まって以来、第一次世界大戦で軍用車や飛行機など複数のジャンルで生産を行ったことが、現在の複合企業に成長したきっかけとされています。
2014年にはアメリカのクライスラーグループを買収し、2019年にはフランスのプジョー、シトロエンなどが入るPSAとの合併を行っています。フィアットの自動車業界における影響力は高まっており、今後の活動に注目したいところです。
FCAイタリーに社名変更
2014年12月16日、自動車グループとしてのフィアットは「FCAイタリー」に社名をあらためています。クライスラーグループとの経営統合がきっかけです。フィアットは社名変更の理由として、過去の歴史を尊重しながらも未来に向けたグローバルな戦略の展開と述べました。
2つの国の大手自動車グループが海を越えて手を組み「FCA」という看板を掲げることで、メーカーと足並みをそろえる意図が見てとれます。
FCAイタリーからは、自動車製造においても提携の強さを感じ取れます。たとえば2015年発売のフィアット・500Xとクライスラー側のジープ・レネゲードは共通のプラットフォームを使っています。お互いの協力関係を強くアピールしながらも、世界中のユーザーを魅了する意気込みが感じられるでしょう。
フィアットが手掛けている代表的な車種
フィアットは500シリーズをはじめ、愛嬌のある乗用車を複数ヒットさせています。日本でもフィアットの個性ある車は長年人気を誇っており、中古車市場でも多くのフィアット車が見られます。独特な魅力に魅せられて実際にドライブしてみたいと考える人もいるでしょう。
この章ではフィアットが製造・販売してきた代表的な車種をピックアップしました。これを読めば同メーカーが世に出してきた名車が確認できます。
フィアット 500
中古価格 |
159.9万円 |
新車価格 |
200万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
3,570×1,625×1,515mm |
ホイールベース |
2,300mm |
トランスミッション |
5AT |
排気量 |
900cc |
燃費(JC08モード) |
24.0km/L |
車両重量 |
1,040kg |
500は別名「チンクエチェント」と呼ばれ、世界中のドライバーから親しまれてきました。全長4m未満のボディサイズなので、入り組んだ路地裏などもスムーズに進みやすいところも魅力です。輸入車のエントリーモデルとして注目する人も多くいるでしょう。
フィアット 500C
中古価格 |
198.9万円 |
新車価格 |
266万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
3,570×1,625×1,505mm |
ホイールベース |
2,300mm |
トランスミッション |
5AT |
排気量 |
1200cc |
燃費(JC08モード) |
19.4km/L |
車両重量 |
1,030kg |
伝統シリーズにおける発展バージョンのひとつです。Cは「カブリオレ(Cabriolet)」の頭文字であり、こちらはフィアット500のキャンバストップバージョンです。都会の風を感じながらドライブしたい人に理想的な一台でしょう。
フィアット 500X
中古価格 |
204.9万円 |
新車価格 |
299万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
4,270×1,795×1,625mm |
ホイールベース |
2,570mm |
トランスミッション |
9AT |
排気量 |
1400cc |
燃費(JC08モード) |
13.1km/L |
車両重量 |
1,460kg |
こちらはSUVスタイルです。500Xは発売に合わせて新開発を受けたターボエンジンのおかげで、従来のフィアットとは違うパワフルな走りを堪能できます。メーカー特有の個性とSUVのかっこよさがドッキングしたおすすめの車です。
愛嬌とかっこよさを両立したデザインで、街乗りSUVの選択肢に加わったフィアット車に注目しましょう。
フィアット Panda
中古価格 |
195.9万円 |
新車価格 |
224万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
3,685×1,670×1,615mm |
ホイールベース |
2,300mm |
トランスミッション |
6MT |
排気量 |
900cc |
燃費(JC08モード) |
15.5km/L |
車両重量 |
1,130kg |
フィアットにはPandaという名車もあります。こちらもデビューから約40年にわたって愛され続けており、もうひとつの伝統的な車という位置づけです。500よりも広い車内空間に注目しましょう。
フィアット傘下のグループ企業
フィアットは100年以上の歴史において、数多くの自動車メーカーをグループに引き入れてきました。アルファロメオやアバルトなどさまざまなメーカーと協力を行いながら、イタリア随一の自動車グループとして現在も活躍中です。
これまでフィアットグループに仲間入りしたメーカーは、顧客にわかりやすい個性をアピールしているものが多数あります。ここからは同グループでの活動を経験している自動車会社を紹介します。
アルファロメオ
イタリアの高級車メーカーのアルファロメオを紹介します。このメーカーは1986年に経営改善を目的としてフィアットグループに入りました。新体制後はスポーティな走りとおしゃれな見た目を両立させた乗用車を数多く輩出しています。個性的ながらもゴージャスな魅力をもつアルファロメオの特徴に迫ります。
ラグジュアリーな魅力アルファロメオ
アルファロメオはイタリア車の中でプレミアムなスタンスをとっています。中央にある三角のフロントグリルが特徴的で、コーポレートの赤が印象に残っている人も多いでしょう。セダン、コンパクトカー、SUVなどラグジュアリーな魅力を放つモデルを幅広く世に出しています。
アルファロメオには特徴的な見た目に限らず、力強い走りでドライバーをうならせる車もあります。F1やツーリングカーなどレースでの活躍実績も十分で、世界的なネームバリューを誇っています。
アルファロメオ ジュリア
中古価格 |
698.9万円 |
新車価格 |
589万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
4,635×1,865×1,435mm |
ホイールベース |
2,820mm |
トランスミッション |
8AT |
排気量 |
2,900cc |
燃費(JC08モード) |
不明 |
車両重量 |
1,710kg |
ジュリアはアルファロメオのハイパフォーマンスセダンとして世界中で話題を振りまいています。ステアリングへの反応がスムーズで、力強い走りをストレスフリーで味わえることが魅力です。
アルファロメオ ジュリエッタ
中古価格 |
148.9万円 |
新車価格 |
399万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
4,350×1,800×1,460mm |
ホイールベース |
2,635mm |
トランスミッション |
6AT |
排気量 |
1,400cc |
燃費(JC08モード) |
15.6km/L |
車両重量 |
1,400kg |
ジュリエッタはアルファロメオのハッチバック部門を代表する車です。ハンドリング性能に優れており、都会や山道など場所を問わずにスムーズなドライブが楽しめます。
クライスラー・ジープ
ジープはクライスラーグループのSUV部門を担っており、2014年にフィアットグループ入りを果たしました。チェロキーやラングラーなど伝統的な四輪駆動モデルを長きにわたりヒットさせています。オフロードでの力強い走りがメーカーの特色で、日本でも根強く人気です。この章ではジープの魅力と代表車種を紹介することで、メーカーの特徴に迫ります。
SUVの先駆者ジープ
アメリカの三大自動車グループ「ビッグ3」のひとつにも入るクライスラーの中で、ジープはSUV部門を担うブランドです。荒れ地にも負けないほどの迫力ある走りやワイルドな見た目などで、世界中のユーザーを魅了してきました。
最近は歩行者検知や駐車時のサポートなど安全機能がつくようになり、使い勝手もよくなっています。見た目も現代風に垢ぬけており、親しみやすさを感じる人もいるでしょう。
ジープ チェロキー
中古価格 |
268.9万円 |
新車価格 |
437万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
4,630×1,860×1,725mm |
ホイールベース |
2,720mm |
トランスミッション |
9AT |
排気量 |
3,200cc |
燃費(JC08モード) |
10.5km/L |
車両重量 |
1,880kg |
近年ブームとなっているSUVカテゴリーで、息の長い活躍を続ける車種がチェロキーです。最近はビジュアルにおしゃれな雰囲気が加わり、街乗りとしても違和感がないと考える人もいるでしょう。
ジープ ラングラー
中古価格 |
339.9万円 |
新車価格 |
490万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
4,705×1,880×1,845mm |
ホイールベース |
2,945mm |
トランスミッション |
5AT |
排気量 |
3,600cc |
燃費(JC08モード) |
7.5km/L |
車両重量 |
2,040kg |
伝統的な形をした四輪駆動車ですが、現代でもその個性に魅力を感じる人は多くいます。居室、荷室が広く、乗り降りや荷物の積み下ろしが楽なのもうれしいポイントです。
アバルト
アバルトはフィアット車のチューニングメーカーです。元々はレーシングカー製造業で活躍していましたが1971年にフィアットの傘下に入りました。そのあとは一時活動休止期間もありましたが2007年にブランドとして復活を遂げています。フィアットとは違う個性を押し出したアバルトの世界観に迫ります。
走りにこだわるアバルト
アバルトはフィアット車を中心にしたチューニングカーを手掛けています。サソリをあしらったエンブレムが印象的で、ドレスアップを受けた車も従来のフィアットにはないスペックを発揮しています。
おしゃれを強調するフィアットに対し、アバルトは走りへのこだわりを表現しています。そのため内装もレーシングカーを意識した本格仕様です。小型の乗用車にパワフルな走りを求める人にはおすすめのメーカーでしょう。
アバルト595
中古価格 |
239.9万円 |
新車価格 |
300万円~(メーカー希望小売価格) |
全長×全幅×全高 |
3,660×1,625×1,505mm |
ホイールベース |
2,300mm |
トランスミッション |
5MT |
排気量 |
1,400cc |
燃費(JC08モード) |
13.1km/L |
車両重量 |
1,120kg |
フィアットの伝統車である500をベースにしたチューニングカーです。エンジンもハイグレードに進化しており、ビジュアルもレーシングカーを連想させます。見た目とスペックで走り屋をうならせてくれるでしょう。
アバルト695
中古価格 |
339.9万円 |
新車価格 |
417万円~ |
全長×全幅×全高 |
3,655×1,625×1,500mm |
ホイールベース |
2,300mm |
トランスミッション |
5AT |
排気量 |
1,400cc |
燃費(JC08モード) |
不明 |
車両重量 |
1,120kg |
695は595よりもさらにハイレベルなチューニングを受けています。車が軽々と走れるように後部座席を外してまで重量を減らすなど、レーシングカーさながらの仕上がりです。サーキットで飛ばしたい人におすすめの一台です。
フェラーリやマセラティもフィアットの傘下だった!
フィアットグループにはかつてフェラーリやマセラティも入っていました。高級車のイメージが強い2つのメーカーもフィアットの傘下だったと聞いて驚く人もいるでしょう。
フェラーリは1969年に、マセラティは1993年にフィアットグループの仲間入りを果たしています。しかしフェラーリは2016年1月から独立ブランドとしての運営を始めています。
フィアットはフェラーリやマセラティも含め、イタリアにある多くの自動車メーカーを傘下に引き入れるほどの影響力をもっているということです。
まとめ
フィアットグループは自動車に限らず、電車、船などほかの乗り物の製造を手掛け、メディアや金融などの異業種にも影響力をもつ複合企業です。代表車種の500をはじめ、個性的な車を長きにわたりヒットさせています。
系列メーカーもそれぞれが個性にあふれた車をリリースしているので、フィアットグループの技術を走りで体感してみることもよいでしょう。
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