プジョーのラインアップ一覧!現行モデルや歴代車種の魅力を見てみよう
しなやかな足回りが特徴のプジョーは、狭い日本の道路でも華麗な走りを見せてくれます。洗練されたデザインや力強い走りを見て、「1度はプジョーに乗ってみたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、プジョーの購入を検討していてラインアップが気になっている方に向けて、モデルの特徴や中古車購入のメリットなどを解説します。具体的な価格情報(2021年11月時点)もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・プジョーの特徴は、猫脚と呼ばれるしなやかな足回りや快適なシート、スポーティな車体!
・プジョーの現行ラインアップは、ディーゼルエンジンやプラグインハイブリットのモデルも多く、環境性能・燃費性能に優れている!
・プジョーをお得に手に入れたいなら中古車がおすすめ。ネクステージなら歴代ラインアップからお気に入りの1台が選べる!
ラインアップが豊富な「プジョー」とは?
まずはプジョーのメーカーについてご紹介します。フランスで創業したプジョーには、どのような特徴があるのでしょうか。その歴史を知ると、プジョーの車により興味が湧いてくるでしょう。プジョーといえば、エンブレムも有名です。どのような理由でエンブレムが採用されたのか、その由来についても解説します。
プジョーについて
プジョーは本社がフランスの自動車メーカーです。アルファベットだとPEUGEOTと表記します。量産自動車メーカーのなかでは、最も古いメーカーです。多くの国でプジョーの支社があり、中東やロシアを含むアジアだと、支店がある国や地域の数は30におよびます。
プジョーの車名の付け方も特徴的です。1929年以降の車は、3桁の数字で真ん中が数字の0でした。このルールは2004年まで続き、それ以降はMPVやSUV系の車の名前は数字4桁になりました。
現在はまた新たなルールが採用されています。ひとつ目の数字で車の大きさを示し、真ん中はいつも0か00、右側の数字は1か8のみになりました。「1」は新興国を対象にした車で、「8」はプジョーの主力となる車種であることを表します。
プジョーとシトロエンの歴史
プジョーはその歴史において、シトロエンという企業と深い関係をもってきました。プジョーのグループ企業はその社名を2016年まで「PSA プジョー・シトロエン」としていたほどです。
プジョーとシトロエンの歴史は、プジョーが経営状態のよくなかったシトロエンを吸収合併したことで始まります。シトロエンももともと量産自動車を販売していた自動車メーカーです。シトロエンを吸収合併することで、プジョーはフランスで規模の一番大きい自動車メーカーになりました。
プジョーのエンブレムの由来
プジョーのエンブレムといえば、立ち上がったライオンが印象的です。しかし、プジョーのエンブレムのデザインはこれまで何度か変わっています。歩くライオンや彫刻型のライオン、ライオンの横顔などです。
このように、デザインは変わってもライオンをエンブレムに取り入れることは変わっていません。プジョーのエンブレムの由来については有名な説があります。プジョーゆかりの地であるフランシュ・コンテ地方ではライオンが守り神でした。
また、プジョーはもともと製鉄業を営み刃やミルを使用していたので、鋭い歯をもつライオンにあやかりたいという気持ちもあったのでしょう。その結果として、長い間ライオンをモチーフにしたエンブレムを使い続けています。
新車で買えるプジョーのラインアップ
コンパクトタイプである208や、SUVタイプの2008など、プジョーには様々なラインアップがあります。それぞれの特徴や新車価格を確認することで、車選びに大きく役立てられるでしょう。
ここでは新車で買えるプジョーのラインアップを紹介し、それぞれのスペックや新車価格を解説します。プジョーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
208
208は、プジョーの中でも入門に最適なコンパクトカーです。ガソリン車とEVから選べ、特にEVは維持費の面で優れています。バッテリー容量80%までの急速充電にかかる時間は約50分で、EVであれば380kmの航続距離を誇ります。
EV車であるe-208には高効率電動モーターが採用されており、最高出力100kW、最大トルク260Nmとなっています。208の新車価格は、255万7,000円〜435万8,000円です。グレードにもよりますが、EV車の方が、ガソリン車よりも価格が高くなっています。
2008
2008はプジョーが初めて手がけた車で、SUVらしいタフな走りが魅力です。新開発のCMPモジュラープラットフォームにより、208と同じく、ガソリンエンジンと電動モーターの2つのパワーユニットを選択できます。
フロントフェイスや高めのボンネットなど、エネルギーに満ちたエクステリアデザインも魅力的です。2008年の新車価格は、306万8,000円〜477万6,000円となっています。
308
308は、バランス良く磨き上げられたハッチバックです。低重心で洗練されたエクステリアや、美しいフルLEDヘッドライトなど、デザイン面のセンスが光っています。I-COCKPITも進化し、新しいドライビング体験が味わえます。
エンジンは、高い環境性能・燃費性能を誇る1.5LBLUEHDiと、より軽量でコンパクトな1.2LPureTechが採用されています。308の新車価格は、296万7,000円〜344万7,000円です。
308 SW
308 SWは、308と同様優れたパフォーマンスを送りつつ、より高機能なラゲッジスペースを確保したスポーツワゴンです。ハッチバックモデルと比べて長いワゴンボディが特徴で、ラゲッジスペースとリヤスペースにゆとりをもたらしています。
普段使いから休日のレジャーまで、様々なシチュエーションで活躍する1台です。308 SWの新車価格は、322万円〜370万円となっています。
3008
3008は、2008と同じくSUVのモデルになっています。ガソリン(1.6L)・ディーゼル(2.0L)・プラグインハイブリット(1.6L+電動モーター)からパワートレインを選択できます。
アドバンスドグリップコントロールが搭載されており、路面状況に合わせて走行モードを切り替えられるなど、SUVらしい機能性に満ちています。3008の新車価格は、402万8,000円〜626万500円です。
508
508は、セダンでもクーペでもない、独特のボディスタイルが特徴の車です。低重心でワイドなエクステリアや、滑らかなルーフラインなど、優れたデザイン性が魅力的です。508 HYBRIDのプラグインハイブリットシステムは、電動モーターとガソリンエンジンの組み合わせで、合計最高出力225psを発揮します。
電動モーターのみの走行も可能なので、環境にも優しい車です。508の新車価格は540万6,000円〜607万8,000円となっています。
508 SW
508 SWは、ファストバックスタイルである508のスポーツワゴンタイプです。おおまかなところは508と同じで、ガソリンとディーゼル2つのエンジンに加え、プラグインハイブリットがラインアップされています。
スポーツクーペのような流麗なスタイルながら、大きなスペースが確保されており、デザインの美しさと使いやすさを見事に両立しています。508 SWの新車価格は、566万4,000円〜633万6,000円です。
5008
5008は、機能性に優れたSUVです。全長4,640mmの存在感は圧倒的で、力強いスタイルと近未来的なデザインを両立しています。2.0LBlueHDiディーゼルエンジンと、1.6LPureTechガソリンエンジンから選択でき、路面状況に合わせた最適な走行が可能です。
シートアレンジも多彩で、様々なシチュエーションに対応可能なのも、大きな魅力でしょう。5008の新車価格は、473万3,000円〜574万1,500円となっています。
RIFTER(リフター)
RIFTER(リフター)は、立体的なデザインが特徴です。垂直なフロントフェイスや、ややスクエアなデザインなど、力強さを感じさせるエクステリアが特徴です。1.5LBlueHDiディーゼルエンジンが搭載されており、最高出力は96kW(130ps)/3,750rpmと高水準になっています。
トランスミッションは8速オートマチックと、まさに最新世代を象徴する1台です。RIFTERの新車価格は、343万4,000円〜365万7,000円となっています。
プジョーの車の長所
次に、プジョーの車の特徴をご紹介します。最初に取り上げるのは、プジョーの車の長所です。プジョーの車にはどのようなおすすめポイントがあり、魅力があるのでしょうか。プジョーの車は見た目がかっこいいだけではなく、機能面もすぐれています。プジョーの車に乗る際にぜひ堪能したいポイントです。
プジョーは「猫足」という足回りが特徴
最初にご紹介するのはプジョーの車がもつ「足回り」です。そのユニークさゆえに、「猫足」と呼ぶこともあります。ユニークな足回りを生み出しているのは、サスペンションとショックアブソーバーです。
サスペンションにはプジョー独自の設定を施してあり、ショックアブソーバーもプジョーの車専用の装置を採用しています。その結果として、地面に吸い付くような接地感があります。乗り心地がソフトで、高い安定性を実現しました。まさに猫足という呼び方にふさわしい足回りです。
ヘッドライトとエアインテイク
プジョーの車は外装も特徴的です。そのなかでも注目に値するのがヘッドライトとエアインテイクでしょう。
1998年から2010年までに発売された車種のヘッドライトは吊り目型なのが特徴でした。同じ期間のエアインテイクはサイズが大きく、全体として大胆な顔つきをイメージさせました。かっこいいエクステリアデザインは、プジョーの車の長所のひとつといえます。
しかし、2010年に創立200周年となり、新たなデザインが取り入れられました。現在のデザインの特徴はシンプルさで、こちらも人気があります。
快適性を重視したシート
プジョーの車は乗り心地も抜群です。快適性を重視したシートを採用し、長い時間運転しても疲れにくいように配慮しています。シートは少し硬めで、ホールド感があるのが特徴です。足回りがしなやかなので、さらに快適さがアップしています。
プジョーが乗り心地にこだわるのは、ヨーロッパの自動車メーカーであることが関係しています。ただ単に座った瞬間に心地よさを感じるだけでなく、長時間のドライブに耐える快適性を備えているのがヨーロッパの車の特徴です。
スポーティーなイメージ
全体的にスポーティーなイメージを与えるのが、プジョーの車の長所です。プジョーの車はモータースポーツの影響を受けているので、デザインがスポーティーになるのも自然なことでしょう。
具体的には1980年代以降、プジョーはラリーに参加してきました。優勝した経験も多く、スポーティーなコンパクトカーが大勢の人に興奮をもたらしています。最近では、モータースポーツを意識して設計や開発を行っているので、よりスポーティーな車が増えています。
ラインアップが豊富なプジョーの短所
プジョーの車の長所を知ると、ますます乗りたいと思うのではないでしょうか。しかし、その前にプジョーの車の短所を知ることも大切です。プジョーの車を購入する前に知っておきたい、車の短所をご紹介します。短所を知ってもなおプジョーの車に乗りたいと思うなら、プジョーの車にすでに強い思い入れがあるに違いありません。
4WDモデルがない
ひとつ目に紹介するプジョーの車の短所は、そのラインナップです。プジョーには4WDモデルの車がありません。SUV 2008やSUV 3008などのSUVモデルを販売していますが、そのすべては前輪駆動(FF)モデルです。
雪が頻繁に振ったり積もったりするエリアで運転することが多い場合、4WDのパワフルさが必要です。また、アウトドアが好きな方も4WDを選ぶ傾向にあるでしょう。4WDがないことで、立地や利用シーンが限られるのがデメリットです。
インテリアが簡素的
プジョーの車のインテリアデザインも短所のひとつです。プジョーは、車のデザインをとても簡素に統一しています。車は移動手段に過ぎないから、デザインは重視しないという方であれば問題ありません。しかし、いわゆる高級車で見るような優雅なインテリアは見つけられません。
この点は、プジョーの本社があるフランスの考え方が反映されているのでしょう。フランスの方たちは、車が単なる移動の道具に過ぎず合理的でシンプルなデザインで十分と考えています。
もちろん、車の乗り心地は快適で、運転に不自由さを感じることはありません。しかし、購入時や乗車時に受ける印象もとてもシンプルです。
正規ディーラーの数が少ない
車の購入前に検討しておきたい点として、正規ディーラーに関することがあります。車が故障した際などに正規ディーラーが少ないと、純正品を使って修理ができなくなります。また、車の購入時に正規ディーラーから買いたいという方もいることでしょう。
しかし、プジョーは正規ディーラーの数が多くありません。販売台数が日本車やほかの外国車に比べると少ないため、正規ディーラーの数が限られています。正規ディーラーを重視する方は、購入前に正規ディーラーの場所をチェックする必要があります
プジョーの車がおすすめの人
プジョーの車の長所や短所、現行車の特徴を踏まえたうえで、プジョーの車がおすすめの人とはどのような方でしょうか。どのような方にプジョーの車に乗ってほしいか、という具体的な情報をご紹介します。
今まで自覚がなかった人でも、自分も当てはまることに気づくかもしれません。プジョーと自分との相性をチェックしてみましょう。
快適な乗り心地の車がよい人
プジョーとほかのメーカーとの差は、何といってもその快適な乗り心地です。猫足とさえ呼べる足回りが安定していて、柔らかな乗り心地を体感できます。そのためプジョーの車をおすすめしたいのは、乗心地にこだわり、快適な乗り心地の車を求めている方です。
座席の硬さが適度で、疲れにくいシートを搭載しているのもプジョーの車の特徴です。柔らかいシートだと、長時間運転していると疲れてしまいます。普段長時間運転する機会が多い方には、プジョーの車がおすすめです。
スタイリッシュなコンパクトカーに乗りたい人
プジョーの車は、その見た目とサイズにも魅力があふれています。車のサイズが小型や中型のモデルが多く、どれもコンパクトです。スポーティーなデザインもプジョーの車の魅力なので、スタイリッシュにまとめられたコンパクトカーに乗れます。
コンパクトカーだからといっても、走行能力はサイズの可愛らしさとは裏腹です。モータースポーツで得た知識と技術を生かし、走る楽しみを感じられる仕様になっています。街中をスムーズに走る姿も、見る人にスタイリッシュな印象を与えるでしょう。
プジョーの歴代ラインアップも魅力的な車種が多い!
続いては、プジョーがこれまで発売してきた歴代の車をご紹介します。プジョーのファンに人気の車でプジョーの歴史を作り上げてきた名車です。車によってはスペックやデザインが特徴的なものがありますので、注目ポイントをご紹介します。歴代の車について知ることで、プジョー愛がさらに強まるでしょう。
プジョー 205
プジョーを愛する方のなかで、強い思い入れをもつ人が多いモデルです。エクステリアはシャープな印象を与え、埋め込まれたフォグランプや黒のフェンダーとBピラーがアクセントになっていました。インテリアは赤と黒でおしゃれにまとめられています。プジョー 205シリーズの車は世界ラリー選手権でも何度も優勝し、その名をとどろかせました。
プジョー 205 GTI
プジョー 205のなかでも、プジョー 205 GTIは記憶に残る車種といえます。偶然グレード名がフォルクスワーゲン・ゴルフ一緒になったのも話題になりました。
スペックは、1989年型の場合5速MTです。車体重量が880kgで、スポーツコンパクトカーと呼ぶにふさわしい大きさです。エンジンの総排気量は1,904ccですが、最高出力が6,000回転毎分と、現在の車に引けを取りません。
プジョー 206
プジョー 206は、1998年から2012年まで販売されていました。総販売台数が600万台以上のヒットモデルでした。全体的なデザインの雰囲気が変わり、吊り目型のヘッドライトも新しく導入されたデザインです。
注目すべきなのは、2000年から2002年にかけて世界ラリー選手権で連続優勝を達成したことです。そのため、プジョー 206の人気にさらに拍車をかけました。
プジョー 306
プジョー 306の一番の特徴は、その美しさです。バランスのいいデザインを評価して、フランスの貴婦人と呼ぶことさえあります。プジョーの車の特徴であるシンプルさはありますが、細部にちりばめられたおしゃれ感を感じられるでしょう。足回りも猫足を採用していているので、安定しています。乗心地がよく、長時間ドライブを楽しめます。
プジョー 406 クーペ
プジョー 406シリーズにはセダンやブレークモデルもありますが、それらの追加モデルとして発売されたのが、プジョー 406 クーペです。デザインと製造を行ったのは、ピニンファリーナです。見た目の美しさから、世界で最も美しいクーペという呼び名もありました。
大きさはミドルサイズで、運転のしやすさとおしゃれなインテリアゆえに女性にもファンがいました。
豊富なラインアップからお得なプジョーを見つけよう!
ここまでプジョーの現行ラインナップや、歴代モデルを紹介していきました。現行モデルもかなり魅力的ですが、お得にプジョーを手に入れたい場合は、中古車の購入がおすすめです。
中古車であれば、車を安く購入できるだけでなく、歴代モデルも候補として選べます。ここでは、プジョーの中古車市場や、ネクステージのサービスを紹介します。
プジョーの中古車市場
プジョーの全体的な中古車相場は、69万9,000円〜379万9,000円(2021年11月時点)となっています。
おすすめの車両としては、以下のようなものがあります。
モデル |
5008GT |
中古車価格 |
379万9,000円 |
年式 |
2019年式 |
走行距離 |
3.7万Km |
車検 |
2022年10月 |
モデル |
308アリュール |
中古車価格 |
199万9,000円 |
年式 |
2019年式 |
走行距離 |
1.2万Km |
車検 |
無し |
モデル |
208GTi |
中古車価格 |
179万9,000円 |
年式 |
2016年式 |
走行距離 |
4.2万Km |
車検 |
無し |
こちらは、現行ラインアップにはない208GTiです。ネクステージは、歴代モデルの選択肢も豊富です。
ネクステージなら輸入車の保証もある
中古車販売のネクステージは、全国に店舗を展開しており、たくさんの在庫からお気に入りの1台を選べます。プジョーのラインアップも豊富なので、お気に入りの歴代モデルを探してみてください。
輸入車を中古で買う時に注意したいのが、「保証が付いているかどうか」です。ネクステージには、輸入車の保証も用意されているため、初めて輸入車を購入するお客様でも安心してご利用いただけます。ぜひ、ネクステージをご検討ください。
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※価格は支払総額
まとめ
プジョーは、世界でも歴史のある自動車メーカーです。ライオンのロゴや猫足と呼べる足回りなど、さまざまな魅力があります。もちろん、短所もありますので、その点も考慮して購入を検討するといいでしょう。
プジョーを購入したいなら、ぜひネクステージをご利用ください。今回ご紹介した現行車のモデルやそれ以外のモデルも在庫があります。外車にも保証サービスを付けることができるので、正規ディーラーの数が少ないプジョーでもメンテンナスが可能です。資金や手続きに関してもサポートしますので、安心してネクステージにご相談ください。
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