右ハンドルの外車が増えているのはなぜ?ウインカーが左にある理由も解説!
従来は「外車=左ハンドル」のイメージが根強かったものの、昨今では右ハンドルの人気が急速に高まっています。「右ハンドルの会社が増えている理由を知りたい」「右ハンドルと左ハンドルの違いを知りたい」と考えている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、外車の購入を検討している方に向けて、右ハンドルの外車が増えている理由やメリットなどを解説します。ハンドルとウインカーの関係など、周辺情報も取り扱いますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・左ハンドルの外車の割合は1割以下。ほとんどの人が右ハンドルの外車に乗っている!
・外車の多くはハイオク指定になっている。また部品を輸入しなければならない都合上、国産車に比べて維持費が高くなる傾向にある!
・右ハンドルの外車を購入するならネクステージまで。幅広い選択肢からお気に入りの1台を選べる!
外車の右ハンドル仕様の人気が上昇中
外車と言えば左ハンドルのイメージも強いですが、昨今では右ハンドル仕様の需要が高まっています。なぜ右ハンドルの人気が高まっているのか、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、左ハンドルの外車はどれくらいいるのか、また外車の右ハンドルがなぜ増えているのかについて解説します。
外車の左ハンドルの割合は1割以下
「せっかく外車を買うなら左ハンドルを選びたい」という方もいますが、近年の日本では右ハンドルの需要が高まっています。外車のうち5%~10%は右ハンドルです。メーカーが発表する車のなかには仕様を選択できるものもありますが、左ハンドルを販売しないケースも少なくありません。
右ハンドルが増えた理由として「左ハンドルは規制の対象である」という意見が見られます。ただし、これは誤情報でありハンドルの位置は関係ありません。あくまでも日本の適合基準を満たしているかどうかで判断されます。
外車の右ハンドルが増えた理由
外車の右ハンドルが増えた理由は、「運転のしやすさ」です。一昔前は「外車と言えば左ハンドル」のイメージが強く、珍しさを示す意味でも好まれていました。しかし現代では、見た目や珍しさよりも、利便性が重視されるようになっています。
日本は左側通行になっているため、右側からの視点を基準にした方が、運転しやすくなります。ほかにも、駐車料金の支払いやドライブスルーを利用する際も、やはり右ハンドルの方が便利です。
右ハンドルでは味わえない外車の左ハンドルのメリット
右ハンドルの需要が高まっている昨今ですが、左ハンドルならではのメリットもあります。当然ではありますが、左に寄せる運転をする際は、左ハンドルの方が便利です。
ステータス性など、「左ハンドルであること」を重視する人も多いのではないでしょうか。ここでは、外車の左ハンドルのメリットを、2つピックアップして紹介します。
外車ならではのステータス性
左ハンドルのメリットは、やはりステータスの高さやかっこよさを実感できる点でしょう。左ハンドルの外車は減っているものの、ハンドルの位置にこだわりをもつ方も多く存在します。助手席の乗り心地も右ハンドルとは異なるため、同乗者も珍しさやかっこよさを感じられることはメリットといえます。
かつての外車に左ハンドルが多かったことから、「いつか左ハンドルの外車に乗りたい」と考える方もいます。コックピットから見える景色にも特別感があるため、ひと味違う乗り心地を楽しめるでしょう。
左側に寄せるときの運転しやすさ
左側通行の道路を運転する際は少し不便に感じますが、左ハンドルが役に立つシーンもあります。たとえば、左側に寄せて停車したい場合、運転席からは左側の様子を明確に確認できません。左ハンドルであれば直接目視で確認できるため、ギリギリまで寄せやすくなるでしょう。
幅が狭い道路で対向車とすれ違う際には、「どのくらいまで左に寄るべきかわからない」というケースがあります。こういったシーンでも、左側を確認しやすいためスムーズに通過できるでしょう。
右ハンドルだと感じない外車の左ハンドルのデメリット
左ハンドルの外車の購入を考えている方は、デメリットを理解しておくことも大切です。「今まで国産車に乗っていた」「左ハンドルの経験がない」といった場合は、事故やトラブルのリスクも考慮しなければなりません。
魅力的なメリットのみで決めるのではなく、注意すべきポイントもしっかり押さえておきましょう。左ハンドルで考慮すべきデメリットを3つご紹介します。
運転に慣れるまで時間がかかる
長年の運転経歴をもっている方でも、スムーズに運転するためには慣れが必要です。右ハンドルで運転していたときの癖を修正しながら運転しなければなりません。ワイパー・方向指示器といったスイッチ操作も反転します。
右折する際には、右ハンドルと違って周囲の状況を認識しにくくなるでしょう。右側へ車線変更したいときにも、後走車の存在や距離感をつかめない可能性もあります。見通しの悪い交差点での走行はとくに注意しなければならないことを理解しておきましょう。
ドライブスルーや駐車場などの支払いが不便
駐車場やドライブスルーを利用する機会が多い方は、右ハンドルに比べて不便に感じるシーンが多くなると考えられます。料金所の設置場所は右側の運転席からやり取りをするシーンを想定しているため、左側から支払うケースはほとんどありません。
助手席に同乗者がいる場合は問題ありませんが、ひとりで運転する際には助手席の窓際まで手を伸ばす必要があります。右ハンドルでは些細な動作ですが、左ハンドルで行うと手間に感じる方も多いといえるでしょう。
乗り降りがしにくい場合もある
歩道側に寄せて停車する場合は、左側の溝やガードレールなどを確認しやすいメリットがあります。しかし、ガードレールのような壁があると乗り降りが困難になるかもしれません。かろうじてドアを開けるスペースがあればよいですが、ボディを傷つけるリスクもあります。
助手席に移って乗り降りすることもできますが、センターコンソールをまたぐ必要があります。体格の大きな方や、引っかかりやすい服装の方は面倒に感じるかもしれません。
「右ハンドルの外車でもウインカーは左」の理由とは?
右ハンドルの外車であっても、ウインカーの位置は、基本的にステアリングの左側となっています。「ハンドルの位置は日本に合わせているのに、ウインカーの位置が逆なのはなぜ?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
ここでは、右ハンドルでもウインカーが左になっている理由や、「右ハンドル右ウインカーはあるのか?」といった問題について解説します。
左ウインカーはISOで規定されている
右ハンドルの外車でも、左ウインカーになっている理由は、国際規格であるISOによって規定されているからです。ISOによれば、「ウインカーは左」「ワイパーは右」と定められており、ハンドルの位置とは関係ありません。
日本が右ウインカーになっているのは、JIS規格で定められているからです。しかしこの右ウインカーは、世界的には珍しいとされています。外車で「右ハンドル・左ウインカー」の組み合わせが多くなっているのは、それが理由です。
右ハンドル右ウインカーという例外もある
外車はハンドルの位置に関わらず、左ウインカーが原則です。しかし、例外として「右ハンドル・右ウインカー」の車種もあります。それがアバルト 124 スパイダーです。
124 スパイダーは、国産メーカーであるマツダの「ロードスター」をベースとしたオープンカーです。アバルトとマツダによる共同開発であり、広島で生産されていることから、JIS規格が適用されています。外車であるのにも関わらず、右ハンドルになっている珍しい例です。
ウインカー以外にも押さえておきたい外車の特徴
ウインカー以外にも押さえておきたい外車の特徴として、「ガソリンの種類」と「維持費」の2つがあります。いずれも、車に長く乗り続けるうえで、見逃せない要素です。
国産車と違う点が多くあるため、事前に知識を整理しておくのが重要です。ここでは、外車で多く使われているガソリンの種類と、維持費の傾向について解説します。
外車の多くはハイオク指定
まず押さえておきたいのが、「外車で多く使われているガソリンの種類はハイオクである」点です。外車のほとんどがハイオク指定になっており、日本のレギュラーガソリンでは、車の性能を十分に発揮できません。
ハイオク指定になっている理由は、「オクタン価」が関係しています。オクタン価とは、ガソリンの自然着火のしにくさを表す指標です。レギュラーガソリンは、ハイオクに比べて自然着火しやすく、ノッキングが起こってしまいます。
国産車よりも維持費が高い傾向にある
外車にかかる維持費ですが、国産車よりも高い傾向にあるため、注意が必要です。理由はいくつかありますが、メンテナンスで修理が必要になった際に、部品を輸入しなければならない点が大きいでしょう。
そもそも外車は、日本で製造されているものではなく、輸入をする必要があります。当然、その外車に使われている部品も輸入品です。もし国内のストックが切れてしまった場合、海外から直接輸入するため、運送費用が高くなります。
ハンドルの位置で査定額は変わる?
左ハンドルに人気が集まった時代は、右ハンドルに比べて高額で取り引きされる傾向がありました。右ハンドルの需要が高まっている現代において、査定額はどのように変わっているのでしょうか。中古車の外車を購入したい方や、リセールバリューを重視する方にとっては重要なポイントです。ハンドルの位置による査定額の差について解説します。
右ハンドルのほうが査定額が高い
査定額は中古車市場での需要にも左右されるため、現代では右ハンドルのほうが高く売れる傾向にあるといえるでしょう。中古車市場で外車を求める方も「右ハンドルのほうがよい」というケースが多いためです。
走行距離や年式などが同じ条件の外車を販売した場合、ハンドルの位置の観点では右ハンドルのほうが購入されやすいといわれています。「右ハンドルの外車がほしい」とこだわる方が減っているだけでなく、左ハンドルに苦手意識をもつ方が多いことも査定額に影響しているといえます。
左ハンドルは査定額が高くなる可能性もある
左ハンドルのモデルがレアカーとして人気を集めている場合は、高額査定につながる可能性もあります。大衆向けのモデルでも、左ハンドルの流通が少なければ右ハンドルよりも高い価値がつくかもしれません。
また、海外に再販売する業者は、左ハンドルを理由に高額で買い取るケースがあります。車の人気だけでなく、業者によって査定額が異なる点を理解することが大切です。
リセールバリューを決める要素はハンドルの位置に限らないため、「高く売りたいから」という理由で左ハンドルを買う必要はありません。日本の道路には右ハンドルのほうが適しているため、特別なこだわりがない方は右ハンドルのほうが便利に乗りこなせるでしょう。
右ハンドルの外車を購入するならネクステージへ!
右ハンドルの外車を中古車で買う場合は、購入後のトラブルを避けるためにも、なるべく信頼できる大手業者を利用しましょう。特に輸入車となれば、購入費用が高額になりやすいため、なおさら注意が必要になります。
ネクステージは、正規輸入車ディーラーを行っており、外車の取り扱いも豊富です。最後に、ネクステージのサービスを紹介します。
ネクステージなら全国の豊富な在庫から選べる
ネクステージは、全国に200店舗以上を展開しており、総在庫数3万台を誇ります。輸入車の取り扱いも豊富です。年式やグレードなどさまざまな条件を設定できますので、お気に入りの1台を探してみてください。
気になる在庫が他店舗にある場合は、最寄りの店舗へのお取り寄せもできます。ネクステージの公式Webサイトでも全国の在庫を検索でき、そのまま見積もり依頼も可能です。購入を検討している商品の詳細ページから、お気軽にお問い合わせください。
正規輸入車ディーラーも行っている
ネクステージは、正規輸入車ディーラーを行っており、全国各地にショールームを展開しています。取り扱っているメーカーは「フォルクスワーゲン」「アウディ」「ボルボ」「マセラティ」「ジャガー」「ランドローバー」です。
店舗によってさまざまなキャンペーンやイベントを展開しており、内容によっては、購入サポートや特別低金利などの豪華な特典をご利用いただけます。検討しているメーカーがございましたら、お近くのショールームまでお越しください。
まとめ
従来は左ハンドルが高い人気を誇っていましたが、段々と右ハンドルの需要が高まっています。最終的には「好み」で決めてしまってもよいですが、特にこだわりがないのであれば、利便性の高い右ハンドルがおすすめです。
外車を購入したいと考えている方は、ネクステージで販売する車から選んでみてはいかがでしょうか。正規輸入車ディーラー事業を行っており、中古車の品揃えも豊富です。Webサイトから在庫検索や見積もり依頼もできますので、お気軽にお問い合わせください。
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